2020/02/18
療養の旅・・・ネパールへ?(笑)
ほぼ休みなくTritonのツアーからファンキーはんと大村はんのツアーを1ヶ月以上廻り、
頚椎症性神経根症とやらを患ったので、悩んだ挙句やはり暖かい所へということで、とりあえずクレジットカードのボーナスポイントでカンボジアのプノンペンへと向かった。
そこで発覚!!アホなのか!!ワシはアホなのか!!!
何も考えずに取ったチケットが香港経由!(>_<)
カンボジアは緩いとしても、コロナ騒ぎによって他の国に行く時にこの渡航歴が影響するかも知れないので2万ポイント使ってキャンセル!!ホーチミン経由を取り直したのである・・・(涙)
とりあえず着いたその日は寝るだけ寝て、地元プノンペンで「ゴッドハンド」と呼ばれてる鍼灸師がいるというので訪ねてみた・・・
その後ついでに東屋ホテルのフットマッサージに行って療養初日は終了!!
治りそうな予感・・・
2日目は中国人SPA!!
やはり温めると肩に良い・・・
この日は部屋を追い出されるかもという騒ぎもあったが、
ぶっちしてそのまま夜バスでシャムリアップへ〜
安宿に泊まってSPAを検索してたら、何とカンボジア伝統医療に「チュポン」というのがあるらしく、試してみた!!
これ最高!!
1000円ぐらいしか違わないんだからこのホテルにすればよかった・・・と後悔しつつ、こんなカオスな場所で足裏マッサージ!!
そして夜にはハードロックカフェでドラムを叩く!!
曲がそんなにハードな曲ではないので「ひょっとして全快?」などと思ってしまうが、油断は大敵である・・・
陸路で国境越え〜4日目は1日かけて移動で終わる・・・
5日目は「湯の森温泉」に行って1日肩を温めていたが・・・
その後が濃ゆかった!!
まずは地元の日本人バンドのリハーサル見学!!
夜はタイ在住日本人バンドのリハがあると言うので見学に〜 叩かんよ〜見学よ〜(笑) - Spherical Image - RICOH THETA
もちろん練習の邪魔をしては悪いので叩きはしない・・・
そしてみんなでメシ!!
中国にはもう当分行けないかもなので中華を堪能!!
在バンコクの日本人の皆様と中華なう!! 本場の中華はもう当分食いに行けんからなぁ・・・シミジミ - Spherical Image - RICOH THETA
なのだが、ここからJazzシンガーのミミさんと、「駐妻」こと多田ひとみさんが合流!!
ミミさん曰く、今日は夜中の12時からこちらの「渡辺貞夫」みたいなレジェンドサックス奏者のライブがあるらしい・・・
夜中の12時からって・・・(笑)
そしたら駐妻がすかさず、
「じゃあそれまでRock Pub行きましょうよ!!ドラム叩けるかも知れませんよ!!」
いや、別に無理して叩きたくはないのだが・・・(笑)
というわけで「Rock Pub」という名前のロックパブ!!
今やタイのメタルボーカルとしても名高い通称「駐妻」に連れられて、Rock Pubという名のロックパブ!!(笑) - Spherical Image - RICOH THETA
駐妻は出演バンドや従業員とは顔見知りらしく、
あれやこれやという間にステージに上げられて歌を歌う・・・
この駐妻然としたルックスから目ぇ剥いてシャウトを繰り出す所が個人的には非常にツボなのだが、
あの中国ロックの創始者崔健(Cui Jian)もバンコクに来て彼女を歌を聞いて
「こいつは何者じゃ!!」
と驚いたという話である・・・
当然ながら私もステージに上げられてハイウェイスター!!
肩の具合をみるために、敢えて全力で叩いてみる・・・
やはり左肩を庇っているような動きがあり、イアンペイス系のドラムは無理だと判断し、途中からジョンボーナム、コージーパウウェル系に切り替える。
安易に治っているなどと過信するのは危険だということがわかった。
3月からのX.Y.Z.→Aのツアー、イアンペイス系がダメならジョンボーナム系でというわけにはいかない。
何せ「ファンキー末吉系」、しかもファンキー末吉が命がけで叩いて初めて叩けるドラムなのである・・・
過信せずに養生養生・・・
そして今度はJazzの老舗の店であるSaxophone Pub!!
次は老舗のJAZZ倶楽部!! pic.twitter.com/hy5G52aWN9
— FunkySueyoshi (@FunkySueyoshi) February 17, 2020
何度も何度もバンコクには来ているが、こんな店があったとは知らなかった・・・
しかもバンドはどのメンバーも非常にレベルが高い。
レジェンドと呼ばれるサックスの人は、言っちゃ悪いけど男前でもなくずんぐりむっくりなおっさん(失礼)、しかしその演奏を食い入るように聞きいる若者たち。
特に最前列の若い美女たちがまるでアイドルを見るようにJazzを聞いている姿に思わず目頭が熱くなった。
日本のJazz界にこんなシチュエーションあるか?
日本では美女は美女でそれにふさわしい(笑)流行音楽を追いかけ、
Jazzだメタルだは、やっぱそれを大好きであるマニアックな女性が追いかける。
ウィジュアル系ロックや、イケメン美人Jazzミュージシャンならともかく、
このずんぐりむっくりなおっさん(失礼)よ!!(笑)
このレジェンドは、若い美女が普通なら追っかけるであろうルックスとかの魅力ではなく(ホント度々失礼!!)、純粋に自分の音楽の力だけでこの美女たちをメロメロにしている。
そこに私は涙するのだ・・・
そもそもが、こんな真夜中のライブがこんな「普通の」若者たちで満席になるということ自体が凄いことではないか・・・
「ワシ・・・ここで箱バンする・・・」
ミミさんにそう言って困らせたりした・・・
ミミさんが呼び出されて歌った後、私も呼び出されてステージに上がる。
そしてドラムソロ!!
Jazzなら肩は全く大丈夫やな・・・(笑)
ドラム近影!!
そしてミミさんの知り合いの日本人ピアニスト!!
名を「山野友佳子」というらしい・・・
「あんたもバンコク住んでるの?」
と聞くと・・・
「いえ、トランジットで・・・明日にはネパールです」
ネパール?!(◎_◎;)
実は寧夏で知り合ったネパール人のバンドにこの時、
「ネパールにおいでよ!!一緒にツアーをしようと誘われてたのだ・・・
しかしその後カトマンズ大地震が起こり、この話は流れている・・・
聞けば彼女はネパールで1週間ほどツアーらしい・・・
行くのかワシ?追っかけてネパールまで行くのか?(笑)
こんなチャンスでもなければネパールなんて一生行くことないからなぁ・・・うーむ・・・