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2014/11/02

JASRAC問題江川ほーじんの戦い方

周りがわさわさと騒がしいので見てみたら、江川ほーじんがどえらいことをやり出した!(◎_◎;)

これ・・・江川ほーじんブログ「革命前夜」

まず、江川ほーじんという人間はワシの知る限り「血の気が多い」とか「好戦的」とかいうイメージしかないが、
本人が大人になったのか周りのブレインが素晴らしいのか、
何とびっくりするほどのこのやり方!!

これはもう「戦う」とかいうレベルではない!!
本来ならばJASRACが当然構築せねばならないシステムを、
このいちベーシストが代わりに構築してしまったという話である(凄)

今まで数多くのミュージシャンが、
「ライブハウスで自分の曲を演奏して印税もらったことがないんだよな」
と言って来たが、
この入力システムにちゃんと演奏曲目を入力していればそれがちゃんと既成事実として証明出来る。

支援の会のページの説明によると、
バックに弁護士の先生がついていて、録音さえしていればそれを証拠にその「当然もらうべきお金」を取り返すお手伝いまでしてくれるらしいではないか(驚)。

ワシが最初にJASRACと面談した時に、
「過去にライブハウスで演奏した著作権料を遡って支払うシステムはない」
とはっきり言われた
が、
全てのミュージシャンが「ほらもらってないよ」と言いだしたら、本当に遡って分配するシステムを構築せねばならなくなって来るかも知れない。

「ライブハウスで演奏されたすべての曲を特定するのは利用者にとっても大きな負担となるため」
という理由の下に
「誰にも公開しないモニター店で誰にも公開しないサンプリング結果に基づいて分配しますよ」
と言ってる現状のシステムが、
そもそも「大きな負担になんかなりませんよ」ということになれば、その「包括契約」自体が崩壊してしまうかも知れない。

まさに「革命」・・・

現在その文化庁のお役人さんが言う「曲の特定」とかいう行為は、
演奏者がJASRACの楽曲検索ページを見て自分が演奏した楽曲の作曲者などを調べ、
それをJASRACが指定した用紙に「手書き」で書き込んで、
それをJASRACは職員が「手打ち」でそれを入力して集計しているのであるが、
そもそもJASRACがそこにこの入力システムさえ導入すれば「大きな負担」もへったくれもないのだ。

まだJASRACと契約してないライブハウスは、
予め毎日の演奏曲目を入力しておけば、実際に自分とこが支払うべき金額がいくらであるか、
そして大事なのは分配されるべき相手までが一目瞭然と言う。

江川ほーじんの後ろにいる弁護団の先生が「訴訟を起こされた時に有利」と言うんならきっとそうなのだろう。

JASRACも今までみたいに
「席数がいくつで面積がいくつだから毎月いくら支払いなさい」
とも言えなくなるかも知れん・・・

現在包括契約で支払っているライブハウスも、
その額が実は高過ぎやしないかも一目瞭然と言うので料金の見直しにもいいかも知れんな。

それよりこれ、データを印字やメール送信出来るとしたらかなり便利やなぁ・・・

最近ひとりドラムでアマチュアバンドイベントなんかに出ると、
PA用に一枚、照明用に一枚、まあJASRAC用に書かされた店はまだないが、
曲順って結構何回も手書きで書かないかんのよね・・・

スマホでちょちょいと入力したらそれで済むではないか・・・(便利)

何より現在Live Bar X.Y.Z.→Aの出演者が毎回毎回手書きで書いている曲目リストがスマホで入力出来ることになったらそれはそれでみんな助かるなぁ・・・

12月1日のベータ版公開を楽しみに待つとしよう・・・

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