2012/11/17
日中関係ボチボチほとぼりが冷めた?・・・
反日運動の煽りを食って中止になってた全中国ドラムクリニックツアーだが、
ここに来てまたブッキングが始まったようだ・・・
11月30日(金)揚州
12月1日(土)寧波
この期間は実は別の中国歌手のツアーで押さえられていたので空いていた。
その歌手の仕事は反日も何も関係なく、
「ギャラが高過ぎる」
と言ってドタキャンされたのだが、
まあワシぐらいのギャラは北京の一流ミュージシャンはみんな取っているので、
要はその程度の仕事だったのだろうとあきらめていたのだ。
実際北京の十八大(中国共産党第18回全国代表大会)が終わるまでは中国の全てのエンターテイメントの仕事は停滞していたと言って過言ではない。
あの国では政府が突然「ダメ」と言ったらどんな理由であろうと「ダメ」なのだ。
その十大八が終わってからバタバタとブッキングが始まったというのが現実だろう。
空いてたよかった〜(^o^)
反日感情というのは中国国民の中で根強いものがあると言うが、
幸いながらワシは一度も反日感情に遭遇したことはない。
十大八が終わって今は反日デモも禁止だし、
禁止なものを血気盛んにやり遂げる輩はこの国では生きてゆけないからいないだろうし、
まあ万が一この日本人名義のドラムコンサートに反感を持ってる人間がいたとしても、
これを企画した地元の有志達相手に殴り込みをかけようという人間も村社会の地元にはいないだろう。
まあ考えられるとしたら、
許可はしたものの地元政府に、
「厄介なことになったらワシが困るんで中止しておくんなはれ」
と言われることだが、
そうなったら迷わず中止してその地元政府の奢りで飲めばいいだけの話である。
もともとこの活動は「叩く」よりも「飲む」が重要視されている!!(キッパリ)
その証拠に今回も行きは11月29日、帰りは12月3日か4日とアバウトである。
よく地元の人が
「もう帰るのかよ〜観光名所連れて行くからもっと飲もうよ〜」
ということになり結構まともに帰れないのである。
でもそのおかげで振り込みサギにワシの名前を使われて騙されそうになった人や、
そんな「朋友」たちが中国じゅうの至る所にいる。
金のためだと思ったらこんな能率の悪い仕事はないが、
全中国に友達作りに行ってるんだと考えたらこんな素敵な仕事はない。
中国にはワシがもし食えなくなったら食わせてくれるような朋友が至る所にいるのである。
そしてそれは日中関係がどのように変わろうが決して変わらないものなのである。
飲みますか〜飲みますか〜
地元の美味いもん食いますか〜
先日の中国WEEKで飲み過ぎたので、
現在体調を整えるべく酒を抜いているところである(笑)