2011/05/10
手数セッション「絵のないDVD」プログラム
手数セッションのライブ盤をもう予約販売している。

音源も出来上がり、現在最終的なデザインを詰めているところである。
・・・と言ってもデザインに無頓着なワシは、
「まあええようにやって下さい」
とほったらかしである。
「ワシは目で見るセンスが皆無ですさかい」
とメールを回したら、こーぞーさんに大受け!!
「僕もそうかもです。ステージでメイクとかしませんし、
格好を気にせず動きやすい衣装で叩いちゃいます。
ワシらヨシキや真矢、淳士みたいにイメージ作りから入らなアカンかもですよ」
と笑ってた。
とか言いながらデザインはこーぞーさん中心で着々と仕上がり、
あと残すは「絵のないDVD」のプログラムである。
この「絵のないDVD(もっとええネーミングはなかったんかい!!」というのは、
パソコンで再生してそれぞれのプレイヤーのソロトラックを聞くことが出来るという(恐らく)世界初の企画である。
「自分のプレイを裸にされて聞かれてもいい」
という男気のあるプレイヤーのみが実現出来る企画なのであるが、
言うは簡単やるは難しで、
簡単なプログラムでシーケンサーソフトのように、
「ちょこっとソロボタンを押したらそのソロトラックを再生する」
というのをプログラムするのは結構大変である。
プログラムと言えばワシは神戸商科大学管理科学科中退である。
パソコンというもののなかった当時、
「アルゴリズム」なるものを書いて、
「コボル」だの「アセンブラ」だの「フォートラン」だのコンピュータ言語でプログラムし、
パンチカードに穴をあけて入力していた。
すぐに大学を中退したのでもうそんな言語は忘れてしまったが、
次にはAccessというWindowsのソフトにハマってしまい、
今度は「Visual Bassic」という言語で何たらクエリたらを使って、
X.Y.Z.→Aのファンクラブ名簿や印税の分配システムを作ったりしていた。
テレビゲームもやらないワシにとっては、
「プログラム」というのはきっと「ゲーム」だったのであろう。
スキルを蓄えてステージをクリアしてゆく「遊び」だった。
もうそれからも足を洗ったので今更自分でプログラムしようとは思わない。
ワシはSがITの会社をやってると聞いて電話した。
「こんなん出来るか? ほな作っといてや」
と言い残して北京に飛んだ。
可哀想にSは連休返上でFLASHを使って一生懸命プログラムを作ったらしい。
「いやー末吉さんのやりたいことはきっとJAVAの方が実現出来ると思うんですが、
あいにく僕にはそのスキルがないんですよ・・・」
と言うので、
「ほな出来る人探しまひょか!!」
とウィズダムに電話をする。
ワシのブログとか店のHPを作ってくれた会社である。
幸いSの会社に近いので飲みに呼び出す。
遅れてやって来たウィズダム社長は汗をかきながらこう言った。
「出来そうな人、見つかりました!!ちゃんとギャラは飲み代だと伝えましたから」
近々にその人の家を襲撃して、
「頼み込む」という名の「脅し」をかけに行くことになる。
ファンキー末吉と知り合いになると大変である。
とりあえずねぎらいでホルモン!!

強引に巻き込まれた人達の戦いはまだまだ続く・・・

