2020/06/30
ハードロックカフェPhnom Penh
全世界に支店があるハードロックカフェ、
実は飲みに行くことはあってもなかなか演奏しに行くことはない。
飛び入りはしたことがあるが、まあ最近ではカンボジアのシェムリアップ・・・
プノンペンにもあることは知ってたが、まあ一度ランチを食いに行った程度であった・・・
ところがこの飲み会で話題が出た途端!(◎_◎;)
「明後日時間があったらハードロックカフェでドラム叩きませんか?」
という話になった!(◎_◎;)
この場にはこのカジノの御曹司だけでなく、カンボジア中のイベントを仕切っているマレーシア人だとか色々いたので、その場でハードロックカフェに電話してすぐに決まったと言う・・・
ところがハードロックカフェには生ドラムセットがない。
電子ドラムってワシ・・・叩けないのよねぇ・・・
そりゃ最近の電子ドラムはどこのメーカーでも性能はいい。
小さく叩けば小さく叩いた音色が出るし、「表現力」という点では生ドラムに匹敵するものがあるが・・・
問題は大きく叩いた時に、ベロシティー最高値の127で叩いた時にはちゃんと最高値の音色が出る。
機種によっては本当にリムと一緒に叩いた音色も出る。
しかしそれを超えた「根性」という音色がない(>_<)
音楽というのはとかく(ワシの場合だけかも知れんが)、この「根性」の部分で人を感激させたりするもんで、その「根性ボタン」とかがなければ、ワシの場合、顔だけをしかめてて出音は冷静な音色・・・みたいな演奏になってしまう・・・
「生ドラムセットがあったら叩きますよ」
と言ったら、
「どっかから借りられませんか?お金なら出します」
!(◎_◎;)
まあ金出してくれるなら借りられるところはもういっぱい知り合いがいる。
先日ドラムのチューニングをやってやった地元のメタルドラマーBoomBar君に借りることになった。
当日車でドラムセットを持って来てくれる・・・しかし案の定30分遅刻(笑)
会場では「あんたのビデオ流せるよ」ということでX.Y.Z.→Aのビデオ!!
いや〜異国のハードロックカフェでX.Y.Z.→Aが流れるって感激やのう・・・
BoomBar君やっと着いてセッティング〜
いや〜このハードロックカフェは後ろにスクリーンがあるので見栄えがいいのう・・・
演奏開始!!
実はこの日はイヤホントラブルが起こり、1曲目は途中で落としたイヤホンを拾いに行ってるし、3曲目はイヤホン外してクリックなしで伴奏に合わせてたりする・・・
出来としてはそんなにいい出来ではないが、
「アマチュアは一番いい出来で評価されようとするが、プロは一番悪い出来で評価される」
の言葉の通り、私は人前で演奏したのだからこれで仕方ない、酷評であろうがこれで評価されようという感じでアーカイブも残している・・・
ところが会場に来てた人には大受けで、ほとんどの人がスマホで映像を撮っている(笑)
まあこの演奏がカンボジア中に広まるんやなぁ・・・しゃーないなぁ〜・・・(苦笑)
さてこの会場でカンボジアと日本との実は大きな商談がなされていた。
まあ写真に写ってるのはマレーシア人なのであるが・・・(笑)
この旗が気に入ったのでお借りしてパチリ!!
散々奢ってもらい、最後にはこのハードロックカフェのGM(ジェネラルマネージャー)までやって来て一緒に飲む!!
実はこのGM、フランス人なのだがカンボジアの血も入ってるらしく、
Facebookで繋がろうとしたら自分の名前がわからないと言う・・・
自分の名前がわからんことはないじゃろ〜と思ったら、
どうやらその名前をクメール語で打ち込んでいるので自分では検索出来ないと言うのだ。
そこで私がスマホを借りて、クメール語学習2ヶ月の成果を見せてそれを見て読み上げる!!
それを見ながら自分のスマホにクメール語で打ち込む!!
それを見てGM大盛り上がり!!・・・
中国でもそうだが、その国の言語を勉強するとこんな色んなところで地元の人を掴んだり出来るのな・・・
大盛り上がりで「テキーラを飲もう」ということになる!(◎_◎;)
しゃーないなぁ〜・・・イッキ!!(>_<)
というわけでこのGMとも仲良くなり、
「今度はちゃんとプロモーションするから是非もう一度やってくれ」
ええよ〜
「バンドはないのか?バンドがあったら是非バンドでも演奏してくれ〜」
ええよ〜作るし〜(笑)
何やらこの国でもどうやら食っていけそうな気が・・・(笑)
それだけではない。
ここで商談をやっていたカンボジア人の実業家、この人は喜んだ喜んだ・・
カンボジアで私でも知っている街角でよく見るチェーン店とかをいくつも経営している大実業家である。
実はお隣の高級ワインセラーも(これも街角でよく見る)も経営していて、
「明日は試飲パーティーがあるので是非来て下さい」
!(◎_◎;)
普段いいワインなど飲む機会はないので場違いながらのこのことやって来た・・・
もうね・・・社交界(>_<)
白人ばっかで、どっかのレストランのオーナーやらどっかの社長やらそんなんばっか・・・
英語で片っ端から紹介される・・・
「この人はねぇ・・・昨日ハードロックカフェでドラム叩いたんだけどそれはそれは凄い人なんですよ」
(>_<)
あのう・・・ワシ・・・別にドラム叩いただけで、大きな会社経営してるわけでもないし、こんなええワインいつも飲んでるわけでもない・・・(>_<)
ただ酒なんで頑張って飲ませてもらったが(笑)実はワインの味の違いなんかもようわからんのよ〜・・・
いや、でもここ数日での実感!!
この国ってドラムが上手いだけでなんとか生きていけるかも・・・(笑)
ベトナムとの国境の街バベットにFunkyスタジオを作る話も進行中・・・はてさてどうなりますことやら・・・
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