2013/02/09
ライブとはドラムを調達するところから始まるのだ!!
タイはバンコクにやって来て発覚!!
誰もドラムセットを用意してなかった!!!
まあこんなことは中国ではよくある話である。
何も「どうしてもドラム叩けなかったら死ぬ」というほど大切なことではない。
叩けなければそのまま飲めばいいだけの話なのよ〜ん・・・
というわけで、着いた九州酒場「勝」でそんな話をしながら飲んでいたら、
たまたま飲みに来ていた現地の日本人の御一行が、
「それならば私が何とかしましょう」
とドラムを手配してくれることになった。
そして当日である今日の16時、
店に行ってみるとその時の田村さんという方が来てくれていた。
「ドラムセット来るんですか?」
不安そうに聞くワシに田村さんは自信ありげに答えた。
「来ますとも!!」
トラックが横付けされてドラムが運び込まれる!!
(その時の様子はこちら↓)
バスドラに書かれている名前を見るとNATSUKI SHINICHIさんという方のドラムセットらしい。
オケを再生するベースアンプもちゃんとあったし、
ツインペダルは新品のものを用意してくれていた。
ところがここで問題発生!!
どうもこのペダルはタイ製らしく、
ドラムセットのYAMAHAのバスドラにはうまくハマらないのだ。
ネジを外したりいろいろ工夫してやっとハマったので、
持って来てくれた現地の人には帰ってもらい、
あとは自分でセッティングをする。
まずはチューニング!!
タムのヘッドに貼られているミュートのガムテープなどをはがし、
上のタムからひとつひとつチューニングするのだが、
最後のフロアタムまで来てヘッドが破れていることが発覚!!
剥がしたガムテープをそこに貼って何とかチューニング。
しかしこの段階で店にお客さんが入って来た。
現地の若い女の子を連れている(羨)
これでは音を出すわけにはいかないので、
まあ「ドラムはある!!オケは出る!!」だけで十分である!!
問題は普通に酒を飲みに来たお客さんが、
「ウルサイやないかい!!」
と怒っても困るので、店の人にはくれぐれも
「8時から大きな音が出ますのでそれでもよければ」
と伝えてもらう。
あとは警察か近隣の人が怒鳴り込んで来るまで演奏出来る。
回線はそんなによくないが何とか配信出来そうなので、
本日2月9日(土)日本時間夜10時よりこちらで配信致します!!
警察や近隣の人が怒鳴り込んで来た瞬間に中止しますので、
おヒマな方は10時ちょうどにこちらをご覧下さい。
バンコク在住の方は20時までに九州酒場「勝」においで下さい〜!!
(写真はドラムの手配で疲れ果てているTAKARA HOMEの田村さん)