2011/12/29
全中国ドラムクリニックツアー2011年 湖南省「岳陽」2日目
午前中はホテルでかなりの量の仕事をこなした。
この日と次の日の午前中に仕事を全部こなしてなければその後数日間何も出来なくなるのだから世の中うまく出来ている。
昼飯は魚の大鍋!!
なんとこの大鍋はテーブルにがっちり固定されている。
洗う時はどうするのかとまず思うが、
従業員がオタマとタワシを持って来て、
水をかけてはタワシで擦り、
それをオタマで掬ってはバケツに捨てながら器用に洗っていた。
なぜ鍋がテーブルに固定されているかと言うと、
このテーブル自体が炉になっていて、
ストーブのように薪をくべてその直火で鍋が焚かれるというわけだ。
そのため、この鍋とテーブルは完璧に密閉されてなければならず、
煙はテーブルとつながった壁を経て外に流れてゆく。
見事なほど店内には煙は流れない。
見事なもんだと腹鼓〜
腹も叩いてドラムも叩く〜
いや〜田舎に行くほど人は集まるねぇ〜
ドラムクリニックなんて別に何百人の人に見せる代物ではないと思うのだが・・・
今回難儀だったのはお決まりのサイン会。
いつもはPearl製品の宣伝も兼ねて大きなポスターにサインをしてたのだが、
今回は日本から大量に仕入れたというファンキー末吉モデルのスティック。
スティックってサインするの大変なのよねぇ・・・
聞けば中国のPearl担当のShaが最初にこのパール倶楽部というシステムを作ったのがこの街、
つまりこの街のパール倶楽部の張老師がやった一番最初の冒険が今の中国でのパール楽器の全ての基盤となっているというわけだ。
Shaはきっとこのファンキー末吉モデルのスティックを中国で販売したいんだな。
だからまず最初にここで実験してみてそれから国内生産に着手しようとしてるのではないかと想像する。
かくしてこの日も「平和に」終わりゆく・・・
ファンキー末吉ひとりドラムツアーの軌跡(こちら)