2009/06/29
新全中国ドラムクリニックツアーその1、東北地方吉林省「吉林」
全中国ドラムクリニックツアーが再開した。
去年だけの企画だと言ってたのに再開するということは、
きっと評判がよかったということだろう。
嬉しい話である。
しょっぱなは、去年もしょっぱなに行った東北地方、
その中でも一番酒を飲んだと言ってもよい吉林である。
ワシはLive Bar X.Y.Z.→AでのJazzライブを終え、
目黒ライブステイションでのXYZのライブを終え、
そのまま店にゆーぞーさんのライブを見に行ったのがいけなかった。
結局朝まで飲みに行って、ほぼ朝そのまま飛行機に乗る羽目になってしまった。
吉林に一番違い飛行場は「長春」。
運良く毎週日曜日には成田から直行便が飛んでいるということで
この無茶なスケジュールが実現してしまったというわけである。
午後3時には空港に着いたのだが、
新型インフルエンザの検査が思いのほか厳重で、
結局入国出来たのは午後4時だった。
迎えの車に飛び乗って聞いてみた。
「今日は何時開演なの?」
「6時からだよ」
「ふーん、じゃあ空港からはどのぐらいで着く?」
「そうだなあ・・・だいたい2時間ぐらいかなあ・・・」
間に合わんやん!!!
着いてみたらそこはどでかいコンサート会場であった。
垂れ幕にはご丁寧に
「日本のドラム大先生、Funky末吉のVision演奏会」
と書かれている。
もう既に「クリニック」のレベルではないんですけど・・・
一昨日は八王子のLive Barで10数人、
昨日は目黒のライブハウスで百数十人を集めてドラムを叩いてた人間が、
次の日にはドラムひとりで千人クラスの会場を満杯にしてるのだからよくわからない。
終わったらまたサイン会。
この人数が全員ステージにあがって写真を撮ったりサインをしたりするんだから大変である。
この日はさすがにへとへとで、酒もあんまし飲まずにバタンQ(死語)。
次の日は地元のみんなが手ぐすね引いて待っている。
前回も行った、あの美しい湖の畔で酒を飲むのだ。
そのために「スケジュールは絶対に二日間空けておいてくれ」と頼まれている。
ドラム一日、酒一日というわけである。
ほどほどに飲んで、次の日は北京でレコーディングである。
ファンキー末吉ひとりドラムツアーの軌跡(こちら)