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2023年3月22日

全中国ドラムクリニックツアー2023年河南省固始

数日前のドラム講師のためのクリニックに続いて、ヤオヤオ君がツアーの合間にブッキングしたドラムスクールでのクリニック〜!!

ここに「安徽省だか河南省だか」と書いたのは、ヤオヤオ君からは「河南省信阳(XinYang)」だと聞いていたのに、列車は「金寨(JinZhai)」という安徽省の駅なのだ・・・

前日布衣のツアー「浙江省杭州临平大剧院」でのライブが終わった後、もうすぐ会場を出てホテルに帰ろうかという時にヤオヤオ君から電話があった。

「Funkyさん〜ツインペダル持って来て下さい〜こちらのん壊れてて結局用意出来なかったんです〜」

機材トラックに積み込む前でよかった〜・・・
積み込んでたらもうアウトやったからな・・・

しかしこれが、中にプログラムを再生する機材とかも入っててむっちゃ重い(>_<)

着いた「金寨(JinZhai)」っつう駅がまた田舎の小さな駅なのでエスカレーターがない(>_<)
片手にスーツケース、片手にこの重たいツインペダルケース持って階段を降りる(涙)

駅に迎えに来たのはこの時の老師・・・ああ、君んとこの仕事やったのね(笑)

「本番は何時から?」
聞いてみると「14時から」って、もう12時半なんですけど君んとこまで車でどのぐらい時間かかるの?・・・

「1時間ぐらいで着きますよ」
って会場着いてドラムのチューニングせないかんしむっちゃギリギリやん!(◎_◎;)

現場でいるスタッフと連絡を取って「じゃあ30分後にずらします」ってまあ今回は色々緩いんやな(笑)

「着いたら何ぴとたりともワシに話しかけるな!!ご飯まだですか?も含む!!写真一緒に撮ってくれませんかも含む!!そうじゃないと間に合わんからな!!」
とくれぐれも言っておく・・・

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降りた駅は「金寨(JinZhai)」これは安徽省。
今から向かう「固始(GuShi)」という場所は河南省、この標識の「叶集(YeJi))」という場所は安徽省。
どうやらこのは安徽省と河南省が接する辺りで、今から行くところは河南省の「信阳(XinYang)」という「市」の中の「固始県」らしい・・・

中国の「市」は日本のイメージの「市」よりはるかに大きく、それこそ日本の「県」ぐらいに当たる。
それに比べて中国の「県」は言うならば「市」の中の「郡」みたいな感じだろうか・・・

よっぽど田舎に来たなと思ったら、この固始県だけで人口180万人、福岡より大きいと言うのだからびっくりしてしまう・・・

会場に着いた・・・

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一階の部屋に通されて、「じゃあFunkyさん、ちょっと休んで下さい」ってあーた!!それじゃぁ間に合わんじゃろ!!(怒)

というわけで荷物も全部持って3階へ〜もう生徒さん入って待ってるし(>_<)

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すみませんがドラムのセッティングするまで一度出て行ってもらえませんか〜
ここでまた写真会みたいになったらセッティングどころじゃない(>_<)

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大急ぎでセッティング〜・・・ってこういうところ垂れ幕だけは立派なのよねぇ〜(>_<)

クリニック開始!!

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しかし前の方の子供を中心にすると後の大人が飽きるし、
後の大人を中心にすると前の方の子供が飽きるし・・・

まあ2回に分けて、後半はちょっと難しいことも交えながら無事終了!!

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滞在時間2時間で仕事終わってもーた(笑)
でもここからが長いのよねぇ〜・・・飲み会!!

5時半にロビー集合ということで、民家を改造したレストランへ〜

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そして部屋に通され、待つこと1時間半(>_<)・・・今回は何かと仕切りが悪い(涙)

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固始という名前は色んなところで、特にレストランの看板に書かれているのをよく見るのだが、ここの鶏と鹅(ガチョウ)が有名らしい・・・

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ガチョウ

これを食うのか!(◎_◎;)

固始鸡

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固始鹅

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外にいるガチョウはもう年寄りなので肉が硬くて食えないらしい・・・
その他、鍋料理が並ぶ・・・

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聞けば、この鍋料理というのはお隣の安徽省の料理法らしいのだが、すぐ近くなので食文化も似ているとのこと・・・

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最後に出て来たこの炒めもんがむっちゃ美味しかった〜!(◎_◎;)

聞けばこの野菜はなんときゅうりの漬物!(◎_◎;)
きゅうりそのものだとシャキシャキと水気が多いけど、これはよく出て来るきゅうりの醤油漬けみたいなんを更に肉と一緒に炒めとる!!

酒が進む〜(笑)

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というわけで翌朝また列車に乗って布衣のツアーに合流!!
「今回は時間が慌しかったけど次回またゆっくり来て下さい」
って来るでぇ〜!!また呼んでや〜!!!


Posted by ファンキー末吉 at:10:46 | 固定リンク

2023年3月20日

全中国ドラムクリニックツアー2023年江蘇省徐州

いろいろあって布衣のスタッフを辞めてしまったヤオヤオ君、今では引き続き私のスタッフとして、ドラムクリニックとか、今作っているドラム教材とか色々なことをやってくれている・・・

そんな中で彼がブッキングして来たこの仕事、なんと「ドラム講師のためのクリニック」!(◎_◎;)

ドラム教育という点において日本と中国と一番違うのが、日本ではピアノとかバイオリンは「習い事」、ドラムは「遊び」であるのに対して、中国はそういう偏見が全くなく、ドラム教育も立派な「教育」である。

だいたい小さい子供に「楽器何を習いたい?」と聞いたら「バイオリン」とか選ぶだろうか・・・(バイオリン奏者の方すみませんm(_ _)m)

ギターやピアノは音を出してちゃんと音楽をやれるようになるまでのハードルが高いが、ドラムは叩けばすぐに音が出る。
それにステージ上で結構偉そうでかっこいいじゃないの(笑)

ということでドラムを選ぶ子供は多い!!

そもそも子供に習い事をさせようかという家庭は、ドラムセットを買おうとなったところで「iPhone買う値段でドラム買えるのね、ほな買いますか」となってハードルも低い。

そういうわけでこの広い中国で、Pearlというドラムメーカーが(代理店が)作ったPearl倶楽部というドラム教室だけで1000はあるのではないかと思われる。

私はPearlのモニターとして全国のPearl倶楽部をツアーで廻ったりもしている。
(その関連ブログ記事はこちら

ところがこれを見てもらえばわかるが、最近はPearl以外のドラム教室の仕事も多い。

思うに、ドラムメーカーの垣根を取り払った全中国のドラム教室の数は5000は下らないと思う!!ヘタしたら1万ぐらいあるのでは?・・・

私が今まで行ったドラム教室の中で、生徒数が一番多かった教室は2000人!(◎_◎;)
その2000人を教える為にドラム講師は何人必要?!(◎_◎;)

というわけでこの国ではおそらく日本では考えられないぐらいの数のドラム講師が存在しているわけである。

そしてそのドラム教室の中には、全国各地にチェーン展開している教室もあって、今回この「ドラム講師のためのクリニック」を主催した教室は全国では4番目に大きな教室だとヤオヤオ君・・・

何と全国に300もの分校があると言うから驚きである!(◎_◎;)

ちなみに私はまだ一緒に仕事をしたことはないが、九拍という教室は全国一でその分校の数800!(◎_◎;)

中国にてこの「ドラム教育」というものの市場の大きさが日本と比べて桁違いであることがわかるだろう・・・

さて私は前日の山東省聊城というところでのライブを終えて、翌日朝に迎えに来た車に乗って徐州まで〜

4時間ほど車に揺られて会場着!!

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そこには数多くのドラム講師が講義を聞いていた!(◎_◎;)

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昼休みにセッティング〜

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いざ本番!!ダイジェストでこんな感じ・・・

通常子供相手では、

1、デモ演奏
2、8ビート(一応グルーブの話もするがあまり理解されない)
3、16ビート(子供のレベルを見て)
4、ツーバス(子供のレベルを見て)
4、8分の6拍子(その後のSwing関係はカット)
5、ラテンだ7拍子だは説明してもわからんので叩いて終わり

ってな感じなのだが、先生相手だと色々高度なことも伝えられて楽しい〜

終わって打ち上げ〜

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参加した先生たち全員招いて宴会しとるんか!(◎_◎;)

さすがにこの席で飲んでたら死ぬので(笑)主催者側は別室で宴会〜

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「光盘行动(食べ切れるだけ注文しましょう運動)」の中国で、料理に覆い被さって料理置かれるん久しぶりに見たわ(笑)

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こちらでも白酒を飲みます〜

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イッキ!!

実はこの日は3日間あるこの活動の2日目だそうで、前日も夜中の3時まで飲んでたとか・・・!(◎_◎;)

この学校の、このような講師たちへのクリニックはまだまだ全国でいくつかあるようなので、来月また参加させてもらうことになっている・・・

白酒飲めるように鍛えておきます〜(笑)


Posted by ファンキー末吉 at:07:39 | 固定リンク

布衣劇場ツアー2023浙江省杭州临平大剧院

ブログを書くヒマがないのでまだレポート追いついてないが、2日に一度移動して次の日本番というスケジュールの移動日に、他の地方でのドラムクリニックが入っている・・・(>_<)

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その合間に上海で人と会わねばならなかったのだが、上海まで行ってドタキャン(涙)

しゃーないなぁ〜・・・暴飲暴食!!(笑)

スケジュールに「杭州临平大剧院」と書いてあるので、上海から杭州東駅への切符を買っていたら、「杭州東駅じゃないのよ!!そこだと遠いわよ!!临平駅よ!キー!!!」とマネージャー(>_<)

临平って小屋の名前じゃなく街の名前だったのね・・・

なんと会場駅前の公園の中!!(◎_◎;)

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綺麗な会場である・・・

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素敵なオブジェ!(◎_◎;)

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こうして移動日移動日に他の街に行って別の仕事をしているのを「大変だね」と言われるのだが、実のところ・・・楽しい(笑)

「明日が今日と同じじゃない」のが好きでこんなミュージシャン家業をしているのだが、ツアーに出て「毎日ツアー」というのも、「今日も次の街に行って同じ仕事・・・」というのも飽きてしまうのだ・・・

ずっと外も寒かったし、会場の周りを散歩するなんてこともなかったのう・・・(シミジミ)

会場入り口には「今日の公演」・・・今日の演奏を楽しみに客がここから入って来るのかと思ったらまたシミジミ・・・

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この会場の楽屋は小さいのがたくさんあって大部屋がない(もしくは舞台から遠い)ので、この一番歳上であるワシにはひとり部屋が割り当てられる・・・

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なんか今までも、大部屋とVIPルームというのを二つ使えるよ、ということで「Funkyさんはこちらに」と言われるのだが、なんかひとりだけ阻害されてるような気がしていつも大部屋に行ってたのよね〜・・・

しかし今回は自分の荷物が全部ある!!

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ホテルに着いた時みたいに必要なもの全部取り出して並べたら「自分の部屋」みたいで心地良い・・・

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「会場は飲食禁止よ!!持ち込み飲食は食堂行って食べなきゃなんないのよ!キー!!」とマネージャーは言うが、楽屋にはちゃんとミネラルウォーターが置いてあるのだから、飲食の「食」はともかく、飲み物はいいのではないか・・・

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というわけでコーヒーメーカーを取り出してコーヒーを淹れる〜
これが最高!!

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別にコーヒー通でもなんでもないが、この部屋じゅうにコーヒーの香りが充満して・・・っていいよねぇ〜
日本のミュージシャンはスタジオとかで頻繁にコーヒーを飲む機会が多いが、お茶文化の中国ではみんなお茶である。
給湯器がどこにでもあって、自分の水筒をみんな持っててそこに自分のお茶っぱ入れてて、かなり頻繁にお茶を飲んでいる・・・

まあコーヒーよりは健康にいいのかも知れないが、こうして中国の異文化の中にいて、コーヒーの香りが自分を包み込むことによってそこが異文化ではなく自分の空間になるってむっちゃリラックスするよねぇ・・・

このような楽屋には目の前に鏡があって、電気をつけると自分の顔をイヤと言うほど鮮明に映し出すのだが、見れば髭の剃り残しとかあるし、もう電気カミソリではダメなんだな、とカミソリ買ってちゃんと剃り落としたり、洗面道具は荷物に入っているわけで、ちゃんと歯磨きしてからステージに上がったり・・・

整ってステージ!!(笑)

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ライブでは毎回マルチを回して(デジタル時代にこの表現も変だが笑)ライブを録音しているのだが、この日はうっかり前のデータをバックアップして消すのを忘れてて、容量オーバーで終了してしまった(涙)

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ので今回のドラムソロ、その1の部分はiPhoneの音と観客の音を混ぜたもの・・・
その2とその3はマルチで録ってミックスしたもの・・・

まあなんとか頑張っとるな(笑)

終了後はサイン即売会やって・・・ってよく見たらその時だけ現れてワシらをロビーまで案内する会場のスタッフはおるし、

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楽屋に戻ったら、こうしてワシらが出て行った後掃除をするのを待ってるスタッフがいる・・・

この人たち、それ以外って何の仕事やっとるん?(笑)・・・

まあよい、泣いても笑っても(別に泣いたことはないが)ツアーもあと8本!!
このツアーが終わる頃には春が来とるかのう・・・

ちなみにこれは桜ではなく梅だそうです〜(>_<)

Posted by ファンキー末吉 at:05:56 | 固定リンク

2023年3月18日

布衣劇場ツアー2023江蘇省蘇州张家港保利大剧院

前回のロードムービー

この中にスタッフの舞台設営や撤収の模様が映されているが、いや〜ほんとに頭の下がる思いである。

みんな朝9時半に会場に入り、マネージャーの小文はドラムのセッティングどころか、もうドラムマイクのセッティングや角度調整まで出来るようになっている!(◎_◎;)

照明の丁哥も、照明のセッティングや撤収だけでなく、ドラムや音響機器の撤収まで手伝ってくれている・・・

ところで、この中にはあまり見かけないようなスタッフも多数映っている・・・

ヘルメットを被っている人隊は、おそらく臨時雇いの人達であろう・・・
そしてヘルメットを被ってない人達は、おそらく小屋のスタッフ・・・

そう、片付けの時間になると、いきなり小屋のスタッフがわさわさと現れて来る!(◎_◎;)
この会場、こんなに人が働いてるんや・・・ってな感じである。

まあ小屋を貸すだけだとは言っても、この巨大な小屋を毎日掃除したり、ライブ中に客が前に押し寄せて来たりすると、どこから湧いて来たのか背広姿、女性スーツ姿のスタッフが現れて(一応)制止する・・・

軽く見積もっても20人以上、ひょっとしたら50人近くの人がここで働いているのだと思う・・・

そうそう、そもそもがこのアンダーグラウンドバンドの劇場ツアーをブッキングした保利という親会社、こんなに客も入っとらんのにええんか?と毎回思うのだが、この地方の劇場にスケジュールが埋まってないとすると、このたくさんのスタッフが毎日遊んでいることになってしまう・・・

だから今回のツアーは小都市が多い。
大都市はスケジュールを埋めるのが容易なのだろう、この地方都市を廻る演目をブッキングすることは、親会社としては必要なことなのであろうと想像している・・・

専用のバスで駅まで迎えに来てくれたり、かなり大名ツアーのイメージがあるが、劇団とかになるともっと大人数の移動になるのだ。会場がバスを持ってるとしたら、それもスケジュールが埋まってないと毎日遊ばせることになってしまうのだ・・・
だんだんカラクリが読めて来たぞ・・・(笑)

ちなみにこの会社が持っている劇場の数たるや・・・!(◎_◎;)

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そしてこの親会社の保利という会社はとてつもなく大きな会社であった!(◎_◎;)

Wikipedia保利集団

世界500強の中で191位の会社らしい!(◎_◎;)

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今回のツアーには、その親会社から派遣されて来た4人の若いスタッフが同行している。

リーダー格の男性、これはどうやら親会社が発注した、関連会社である設備会社、つまり楽器とかを手配した会社の人間であるらしい・・・が、ドラムにクレーム入れても全く聞く耳を持ってくれない(>_<)

まあ機材を積んだトラックが無事に着いて搬入が始まり、終わったら全部積み終えるのを見て・・・って見てるだけ?(>_<)

残りの3人は・・・若いなと思ったら学生さんが研修に来ているそうな!(◎_◎;)・・・なるほどそれで、ね・・・(笑)

男性ひとりと女性ふたりなのだが、男性はよく消えてしまうのでようわからん(>_<)

女性ふたりは最近になって終演後のサイン即売会をよく手伝ってくれている・・・それはそれで助かるのよ〜
そしてそれが終わったら一緒にステージ上の片付けを手伝ってくれている・・・ってその他の時間は?(笑)

女の子のうちひとりはこの前客席の一番前でペンライト振ってたし(>_<)

そしてその女の子がなんと!!「Funky老師〜」と言ってこんなプレゼントをくれた!(◎_◎;)

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若い娘の目には、このおじさんがこんな風に見えるんか?・・・ってかこんなん作ってるヒマあったら仕事せぃよ(笑)

そしてこの日は開演前にロビーでこんなイベントをやっていたらしい・・・

地元のドラム教室の生徒募集イベント・・・関連性がようわからん(>_<)

まあその代わりきっとチケット売ってくれるんやろうな・・・というわけで本番開始!!

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ドラムソロ!!

ロビーで演奏してたドラム教室の生徒なのだろう、この子がちゃんとドラムを聞いて「ニュービー」と言っている!(◎_◎;)

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というわけで泣いても笑ってもツアーはあと9本!!!

Posted by ファンキー末吉 at:12:29 | 固定リンク

2023年3月 5日

布衣劇場ツアー2023内モンゴル自治区フフホト呼和浩特乌兰恰特大剧院

今回のツアー初の2本連続ライブ!!
5時起きで北京北駅へ〜

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北京北駅ってワシ初めてなんか?!(◎_◎;)あまり見覚えがないが・・・
始発駅なのでこんな感じ〜

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列車に乗り込む〜

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内モンゴル自治区の省都(?)のフフホトまでは高速鉄道で2時間半〜
モンゴル自治区に入ると景色がこんなん〜

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モンゴルっつうとこの曲を思い出すのよねぇ〜

この曲のレコーディングエピソードはこちら

着いたら軽くメシ入れて会場行ってセッティングしてサウンドチェックしてそのままライブ〜(笑)

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ドラムソロ!!

さすがに疲れて打ち上げもせず〜翌朝はやっぱり寒い(>_<)

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外にモンゴル特色の地元料理でも食べに行きたかったのだが寒すぎて断念(>_<)
ホテルのバイキング〜・・・なんと!!ちゃんとモンゴルミルクティーが〜!!!

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寒い日にはこれがいいのよ〜
ほんま食文化ってその土地土地によく合ってるよねぇ〜・・・

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モンゴルミルクティーには砂糖の入った甘いバージョンと、塩味のバージョンがあるが、ここではより多く親しまれている塩味バージョン!!
そして雑穀やらチーズやらをお好みでトッピング!!

モンゴル人はヨーグルトも必ず飲みます!!

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ちなみに左側の鍋は、羊の内臓を辛く煮詰めたもの(羊杂碎)!!
朝からこれは・・・(>_<)

昼メシはこれまた名物のシューマイ!!

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広東料理のシューマイとは全く違う!!

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焼き餃子のように、これを多めの油で炒めたやつもある!!

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食後の散歩〜街角の看板にはだいたいモンゴル文字でも表記されている・・・

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ちょうどネットで「中国政府がモンゴル文字を禁止に」というニュースを見たが、このむっちゃ広い内モンゴル自治区の全ての看板からモンゴル文字を全部削除するって現実無理やろ〜(笑)

日本人はとかくステレオタイプの考えをする人が多く、「ゼロか全てか」のように考えてる人が多いように見える・・・

「少数民族を弾圧している」・・・そりゃそういう部分もあるのかも知れないが、全てがそうであるわけではない!!

私の家族のような友人であるLaoLuanは漢族だが、奥さんが回族という少数民族である。
生まれた子供は漢族か回族かを選べるそうで、彼らは子供の民族に回族を選んだ。
少数民族の方が色々優遇政策の恩恵を受けれていいと言うのだ。

「宗教を弾圧している!!」・・・
例えば中国政府は「法輪教」という宗教は徹底的に弾圧している。

聞けば天安門広場で何万人も集まった集会を行い、中止命令を出した瞬間に潮が引くようにいなくなり広場にはゴミひとつ落ちてなかったという状況に、時の指導者「江沢民」が激怒したという噂もある・・・

中国政府にとって、中国共産党の言うことを聞かないもの、そして中国共産党以外で大きなリーダーシップを取るような人間は絶対に許せないのだ。

ヤクザ映画に出て来る
「ヤクザはね、ナメられちゃぁ生きてゆけないんですよ」
という台詞を思い出す・・・

ただその宗教弾圧は、中国全土の全ての宗教において行われているわけではない。
街中には至る所にイスラム寺院があるし、キリスト教の教会もよく見る。

ところが日本のマスコミや、それを見る人たちは全くそのような事実は知らないか、もしくはそういうものから目を背けようとしている。

反日デモの時にも書いたが、日本人を殴っている映像を撮ったカメラマンがそれを日本のニュース番組で流す、しかしそれを止めようとしている中国人の映像は決して撮らない。
例え撮ったとしてもテレビ局は決してそれを流さない。

「わかりにくいから」である。

その昔、女子十二楽坊が日本で流行っている時に、中国でNHKの電話インタビューを受けた。

「中国では今や大人気なんでしょ?」
「いや、まだまだ知ってる人は少ないですねぇ〜現在では日本だけで売れてる状況でしょう」
「あの人たちは中国では第一線の一流ミュージシャンなんでしょ?」
「いや、学生に毛が生えたような程度ですよ」

そのインタビュアーは最後には怒ってこう言った。
「それじゃあ番組にならないんですよ!!」

知るかそんなこと!!!アホか!!!

私は全てのマスコミがそうだと思ってるし(それもある種のステレオタイプか?)、そのマスコミやSNSを鵜呑みにしてそう考えてる日本人の全ても私はアホだと思う。

そしてそういう人たちは、そのように発言する私を「中国共産党寄りの人間」として叩いて来るのだ・・・
ほんま「アホか!!」である。

誰だって(私は中国人だってそう感じてると思っているが)中国共産党なんて嫌いである。
でも私は(彼らは)その中国共産党が事実上の一党独裁のこの国で暮らしている。

先日のゼロコロナ政策で嫌気をさした多くの日本人が中国を見限って帰国したが、私はまだこの国に残っている。

同じように中国共産党に嫌気がさした中国人はどうする?
1、同じように嫌気がさして祖国を後にする?
2、革命を起こして自分の理想の国を作る?
3、少々のことは我慢して祖国で暮らす?

人によって違うだろう、外国人だってそうである。

私はまだここにいる・・・
イヤな思いをすることも多いけど、まだ中国ロックのために少しでもと貢献している。
日本のロックに貢献した時代もあったけど(笑)、今となってはもう30年以上もこれをやり続けているのだ。・・・

中国共産党が嫌いなら出てゆけ!!出て行かないんだからきっと中国共産党寄りの人間なんだろ!!・・・そんなアホな考え方はこの広い大陸では通用しない!!
いや世界に出たら、そんな考え方など全く通用しないことを知るべきである。

日本人が「少数民族を弾圧している国」と思っている少数民族自治区で、その少数民族の文字だらけの街中で、その少数民族ならではの食い物を食っている・・・

美味いのよ〜これが・・・

あ、そう言えば中国人はこのモンゴル料理を「中華料理の一種」と思っているなぁ(笑)
モンゴルの文化も「中国の文化のひとつ」だと思っている!(◎_◎;)

そう言えば「亜州鼓魂」というソロアルバムを出した時に、私はこのアルバムでは日本のマーケットなど全く気にしてなかったので(だから日本では全く売れてない)、日本語の曲こそ1曲も収録されてないが、中国語とモンゴル語と韓国語で歌う楽曲を収録した。

その時の中国のインタビューで、インタビュアーがこんな発言をしたなぁ・・・
「日本人なのにどうして全て我が国の言語でアルバムを作ったんですか?」

あ、そうかぁ〜モンゴル語もモンゴル共和国(この国では「外モンゴル」と言う)ではなく、中国の内モンゴル自治区の「方言」だし、韓国語(在日韓国人に歌ってもらったので、ここではそう言うが)も、中国の朝鮮族自治区の「方言」なのな・・・

だからそのうち「外モンゴルも中国!!」とか「朝鮮半島も中国!!」とか言い出さんかのう((((;゚Д゚)))))))

世界平和を祈るぞ〜・・・

Posted by ファンキー末吉 at:05:55 | 固定リンク