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2020年7月10日

タカシの人生が終わった日

カンボジアで大きな仕事が舞い込んで来たので、当分はそれに忙殺されるだろうと、クメール語学校のスケジュールまで変更している・・・

クライアントは色んな中国系の知り合いを紹介してくれるのだが、
今日はどこぞのカジノのオーナーを紹介してくれた。

その人のカジノなのかそうでないのか、
まあ一行はプノンペンにひとつだけあるカジノへと向かう・・・

ここから向こうは写真禁止なので文章だけで頑張って伝えようと努力はするが、
とにかくこのグランドフロアーは庶民のための「普通カジノ」、
ここから上はどうやら「VIPカジノ」らしい・・・

そう言えばオーストラリアでカジノに連れてってもらった時には、入り口でパスポートチェックや、VIPカジノに入るにはそれ専用のパスが必要であったが、ここは手荷物検査をしたぐらいで全く何もチェックをしない。

このメンバーの中に誰か「顔パス」の人間がいるのだ。
そうでなければそもそもカンボジア人が入ってはいけないカジノにタカシが入れるわけがない・・・

そうそう、だからタカシがこの前連れて来た田舎から出て来たばかりの女の子も連れて来たのだ。
「こんな経験めったに出来るもんじゃないからね」

この娘・・・

そしたら彼らがこんなことを言う。
誰かこの中で運のいい人いる?ちょっと座って遊んで行ったら〜

そう、めったに出来ないことだから、それは私も言おうと思ってた。
1ドルや10ドルだったら出してやるから、ちょっと遊んで記念にすればよい・・・

私は彼女の肩を押してそこに座らせた。
トランプを使った胴元との一騎打ちのゲームである。

ルールはわからない・・・だがテーブルの上に賭ける部分が書かれていて、その勝負がどのようになるのかによって賭ける場所が違うようだ・・・

見れば全てに中国語が書かれている・・・

そしてミニマムベット・・・つまり最低賭け額がこのテーブルでは50ドル((((;゚Д゚)))))))

彼らはこのテーブルに100ドル札をぽんと投げた。
胴元はそれをすぐさまチップに変えた。

チップが4枚・・・つまり1枚が25ドルである!(◎_◎;)

女の子はそれを4枚全部言われるままにひとつの枠の中に置いた。
「おいおい、それって100ドル全部賭けてることになるんやで!!!」

言うが早いか胴元がカードを配るのが早いか、その100ドルはあっと言う間に胴元の元に消えた!(◎_◎;)

この娘の1ヶ月の収入がほんの数秒で消えてしまったのだ!(◎_◎;)

一行は何も気にすることなく笑いながら次のテーブルに進んだ・・・
そしてこう言うのだ・・・

「次は誰が遊ぶ?」

私が遊んでも仕方がないのでタカシをそこに座らせる。
そして彼らは今度は100ドル札を3枚ぽんとテーブルに置いた・・・

別の色のチップが今度3枚出て来て、タカシは言われるままにそれをひとつの枠の中に置いた。
そして同じようにすぐさまカードが配られ、今度はそのチップが倍になって戻って来た!(◎_◎;)

ご一行は笑いながらそれを現金に変えて、200ドルは手元に、そして100ドルをタカシに渡した・・・

つまりタカシは自分の1ヶ月の収入を数秒で稼いだことになるのだ!(◎_◎;)

その上には最低賭け金が1000ドルのVIPカジノもあるらしいが、一行はそこで終わりにして外に出た。


そしてタカシにこう言った。
「あ、駐車場代2ドル、お前が払っといて」

その100ドルから払えと言うことだろう、
でも100ドル札で払うわけにはいかないので、タカシは自分の持ってるリエルで支払う。

「お前、このままその金持って行ったら人生終わるぞ!!今日はお世話になった人(ワシも含む)にパーっとご馳走して今日全部使っちまうんだ!!そうしないとお前の人生は終わる!!」

1日働いて3ドルしかもらえない人間が、その1ヶ月分より多い金を一瞬で手にしたら人生なんてそれだけで終わってしまう・・・

タカシもそれは知ってるのだろう、「HIBACHIに行きましょう」・・・
オスカーが閉まってる間バイトでお世話になった土井さんの店でそれを全部使って、ついでに土井さんにもいっぱい飲んでもらって恩返しをしようということだ。


その女の子も一緒に来たが、見た感じ何も動じている様子はない。

そりゃそうだ。彼女にとったら全然知らない人の金が自分を通して数秒で消えていっただけのことである。
でもタカシは違う。1ヶ月分の収入が現実にその手元にあるのだ・・・

6年ぶりにタバコを吸う・・・

そしてお勘定・・・本当は100ドルでは足りなかったが、私がそっとその足りない分を出した。

ちなみにカジノからここまでのトゥクトゥクは暴利を貪って5ドルとか言うのでケンカしてたら、それはタカシが払った。
同様に100ドル札で払うわけにはいかないので自分のリエルで払った。

帰りのトゥクトゥクは私が払った。
たかだか2ドルである。さすがに今日いっぱい散在したタカシはもう金がないだろう・・・

「すみません、20ドル貸してもらえませんか?明日電気代とかいろいろ払わなきゃならないんで・・・」

結局私もいろいろ散財したことになるが、いやここで泡銭が手元に残る方が恐ろしい。

「わかってるんです。この金が入ったからってまた博打に行ったら、今度はこの額だけじゃなくて全財産なくなってしまうんです。もう二度と博打はしません」

結局こいつも手元から数日分の収入であるリエルを使っている・・・

思えばあの人たちも酷なことをする・・・
ヘタしたらこいつ一人の人生が終わってしまってたのだ・・・

朝起きてメッセージを見たら、タカシはどっかに飲みに行ったようだ・・・
また明日金を借りに来るだろう(笑)

でもいいように考えたらこういうことではないだろうか・・・

この若者の人生が終わるかどうかはこの若者次第である。
それを100ドル出して確かめてるのではないか・・・

これで終わるようだったらそこまでの人間である。
それを乗り越えられるようだったら見込みがある。

そんなことではあるまいか・・・

勝ったのがタカシでよかった。
もしこの女の子が勝ってたら彼女の人生はいったいどのように変わってしまっただろう・・・

田舎から出て来て1週間、動画に写ってるあの素朴な女の子が、今では立派なバーの女に成長している・・・

誰かがこんなことを言った。

男は金を持ったら悪くなる。
女は悪くならないと金を持てない。

二人とも頑張れ!!今日のことは一夜の夢・・・追いかけても消えてしまう夢だったのだ・・・

それがわかる人間だけがいつか自分の夢のところに行ける・・・

そしてタカシは今日きっとオスカーをクビになるだろう。
人員削減で誰かひとりが切られるだろうと言う時に無断欠勤をしたのだから・・・

この日が本当に「タカシの人生が終わった日」になるのか、それともこれをきっかけに大きく羽ばたくことになるのかはこいつ次第である・・・

Posted by ファンキー末吉 at:02:52 | 固定リンク

2020年6月30日

ハードロックカフェPhnom Penh

全世界に支店があるハードロックカフェ
実は飲みに行くことはあってもなかなか演奏しに行くことはない。

飛び入りはしたことがあるが、まあ最近ではカンボジアのシェムリアップ・・・

プノンペンにもあることは知ってたが、まあ一度ランチを食いに行った程度であった・・・

ところがこの飲み会で話題が出た途端!(◎_◎;)

「明後日時間があったらハードロックカフェでドラム叩きませんか?」
という話になった!(◎_◎;)

この場にはこのカジノの御曹司だけでなく、カンボジア中のイベントを仕切っているマレーシア人だとか色々いたので、その場でハードロックカフェに電話してすぐに決まったと言う・・・

ところがハードロックカフェには生ドラムセットがない。
電子ドラムってワシ・・・叩けないのよねぇ・・・

そりゃ最近の電子ドラムはどこのメーカーでも性能はいい。
小さく叩けば小さく叩いた音色が出るし、「表現力」という点では生ドラムに匹敵するものがあるが・・・

問題は大きく叩いた時に、ベロシティー最高値の127で叩いた時にはちゃんと最高値の音色が出る。
機種によっては本当にリムと一緒に叩いた音色も出る。

しかしそれを超えた「根性」という音色がない(>_<)

音楽というのはとかく(ワシの場合だけかも知れんが)、この「根性」の部分で人を感激させたりするもんで、その「根性ボタン」とかがなければ、ワシの場合、顔だけをしかめてて出音は冷静な音色・・・みたいな演奏になってしまう・・・

「生ドラムセットがあったら叩きますよ」
と言ったら、
「どっかから借りられませんか?お金なら出します」

!(◎_◎;)

まあ金出してくれるなら借りられるところはもういっぱい知り合いがいる。
先日ドラムのチューニングをやってやった地元のメタルドラマーBoomBar君に借りることになった。

当日車でドラムセットを持って来てくれる・・・しかし案の定30分遅刻(笑)

会場では「あんたのビデオ流せるよ」ということでX.Y.Z.→Aのビデオ!!

いや〜異国のハードロックカフェでX.Y.Z.→Aが流れるって感激やのう・・・

BoomBar君やっと着いてセッティング〜

いや〜このハードロックカフェは後ろにスクリーンがあるので見栄えがいいのう・・・

演奏開始!!

実はこの日はイヤホントラブルが起こり、1曲目は途中で落としたイヤホンを拾いに行ってるし、3曲目はイヤホン外してクリックなしで伴奏に合わせてたりする・・・

出来としてはそんなにいい出来ではないが、
「アマチュアは一番いい出来で評価されようとするが、プロは一番悪い出来で評価される」
の言葉の通り、私は人前で演奏したのだからこれで仕方ない、酷評であろうがこれで評価されようという感じでアーカイブも残している・・・

ところが会場に来てた人には大受けで、ほとんどの人がスマホで映像を撮っている(笑)
まあこの演奏がカンボジア中に広まるんやなぁ・・・しゃーないなぁ〜・・・(苦笑)

さてこの会場でカンボジアと日本との実は大きな商談がなされていた。

まあ写真に写ってるのはマレーシア人なのであるが・・・(笑)
この旗が気に入ったのでお借りしてパチリ!!

散々奢ってもらい、最後にはこのハードロックカフェのGM(ジェネラルマネージャー)までやって来て一緒に飲む!!

実はこのGM、フランス人なのだがカンボジアの血も入ってるらしく、
Facebookで繋がろうとしたら自分の名前がわからないと言う・・・

自分の名前がわからんことはないじゃろ〜と思ったら、
どうやらその名前をクメール語で打ち込んでいるので自分では検索出来ないと言うのだ。

そこで私がスマホを借りて、クメール語学習2ヶ月の成果を見せてそれを見て読み上げる!!
それを見ながら自分のスマホにクメール語で打ち込む!!
それを見てGM大盛り上がり!!・・・

中国でもそうだが、その国の言語を勉強するとこんな色んなところで地元の人を掴んだり出来るのな・・・

大盛り上がりで「テキーラを飲もう」ということになる!(◎_◎;)

しゃーないなぁ〜・・・イッキ!!(>_<)

というわけでこのGMとも仲良くなり、
「今度はちゃんとプロモーションするから是非もう一度やってくれ」
ええよ〜
「バンドはないのか?バンドがあったら是非バンドでも演奏してくれ〜」
ええよ〜作るし〜(笑)

何やらこの国でもどうやら食っていけそうな気が・・・(笑)

それだけではない。
ここで商談をやっていたカンボジア人の実業家、この人は喜んだ喜んだ・・

カンボジアで私でも知っている街角でよく見るチェーン店とかをいくつも経営している大実業家である。
実はお隣の高級ワインセラーも(これも街角でよく見る)も経営していて、
「明日は試飲パーティーがあるので是非来て下さい」

!(◎_◎;)

普段いいワインなど飲む機会はないので場違いながらのこのことやって来た・・・

もうね・・・社交界(>_<)

白人ばっかで、どっかのレストランのオーナーやらどっかの社長やらそんなんばっか・・・
英語で片っ端から紹介される・・・

「この人はねぇ・・・昨日ハードロックカフェでドラム叩いたんだけどそれはそれは凄い人なんですよ」

(>_<)

あのう・・・ワシ・・・別にドラム叩いただけで、大きな会社経営してるわけでもないし、こんなええワインいつも飲んでるわけでもない・・・(>_<)

ただ酒なんで頑張って飲ませてもらったが(笑)実はワインの味の違いなんかもようわからんのよ〜・・・

いや、でもここ数日での実感!!

この国ってドラムが上手いだけでなんとか生きていけるかも・・・(笑)

ベトナムとの国境の街バベットにFunkyスタジオを作る話も進行中・・・はてさてどうなりますことやら・・・


Posted by ファンキー末吉 at:07:26 | 固定リンク

2020年6月10日

オーバーステイ?!(◎_◎;)

いつもの如く早起きして予習して、
学校へ向かう道すがらバイクがエンストして動かなくなった(>_<)

まあ400ドルで買ったバイクやからしゃーないなぁ〜・・・

Amazonカフェに停めてあとはタカシに任す!!

トゥクトゥクで学校まで行ってる時にふと思い出した。
このバイクレンタル屋が格安でバイクをレンタルしているではないか・・・

ここはバイクのレンタルだけでなく、外貨の両替や日本との間の送金、そしてカンボジアのビザ関係まで手広くやっているらしいので一度行ってみたかったのだ。

壊れた自分のバイクはいつ直るかわからんし、
何よりもう一台あればタカシをHIBACHIまで送って行かなくて済む(笑)

しかもひと月借りて最安10ドルっつうんやから安過ぎ!!(◎_◎;)

学校終わってからその場所に着いた。
噂通りの関西人の面白いご兄弟が運営されておられる・・・

そのお二人が、私が預けたパスポートをチェックしてたら突然こんなことを言い出した。

「ファンキーさん、2ヶ月前にVISAの期限が切れてます。
オーバーステイですよ。

んなはずはない!!
カンボジア政府はコロナの影響で帰国出来ない外国人のためにVISAが自動延長されるシステムを発表したではないか!!

「あ、あれ観光VISAだけなんです。ファンキーさんのはビジネスVISAなんで対象になりません」

!(◎_◎;)

VISAが切れてるっつうことは不法滞在?・・・
入国管理局の怖いおっさん(知らんけど)に逮捕されてそのまま強制送還?
そして今後入国禁止??・・・

まあどこの国でもオーバーステイはしたことがないのでどんな目に合うやらわからんが・・・

その辺はここに人はプロなので色々教えてくれる・・・

「一回だけ有効なVISAを発行されて、数日以内に出国して下さいという場合もありますが・・・」

んな!!(>_<)・・・このご時世にこの国から放り出されたらワシどこ行けばええの?
どこ行っても2週間の隔離、またここに戻って来ても2週間の隔離・・・

しかも今日発表されたその料金!!!

もうね、ただでさえ飛行機代高くて買えないのに、こんな金取られたんじゃおちおち出国もしてられない(>_<)

「なんとかなりませんか?こんなご時世に外に放り出されちゃぁ絶対露頭に迷います!!(涙)」
と頼んでみる。

「いや、方法はありますよ。まず詫び状っつうのを書くんです」

国相手に「詫び状」って(笑)・・・

「それで10ドル罰金払ったらVISAを延長してくれます」

10ドルなんて安いもんやん!!

「オーバーステイ一日ごとに10ドルですよ」

!(◎_◎;)・・・
2ヶ月オーバーステイしとるっつうことはざっと600ドル!!!!(◎_◎;)

(号泣)・・・でもしゃーない(>_<)もし行くとこなくて日本に帰ったとしても飛行機代やら何よりも成田から公共交通機関使わずに八王子まで帰れってどないすんの?
レンタカーやら色々手を施しても(それって借りてもどうやって返すの?自主隔離せないかんのに)どの道絶対に600ドル以上の金はかかる(>_<)

書類に色々書き込んでもらって、
詫び状も雛形があるらしいので書いてもらって(笑)
さあ後はこのお二人に任せるしかない!!

久保さん、よろしくお願い致しますm(_ _)m

Posted by ファンキー末吉 at:18:37 | 固定リンク

2020年5月21日

学びの窓

90年に中国に初めて行って、翌年から足げに北京に通うようになった頃、投宿先を北京戯劇学院という学校の留学生寮にしてた頃があった。

時には学生たちと一緒に授業を受けた。
先生は高老子(Gao LaoShi)と言ってちょっと年配の女性の先生であった。

私は中国語を独学で勉強し始めた頃で、その授業が面白くて一生懸命授業を受けていた。
先生にとっても興味のある生徒だったのかとても可愛がってくれて、数年後に卒業生の案内で北京でのJazzライブに来てくれたことがあった。

もうかなりの高齢だと思うがお元気だろうか・・・

そんなこんなでここカンボジアで、「どうせヒマなら学校に通いたい」と思った次第である。

前妻(中国人)の母が高齢にも関わらず日本語を勉強していて、
「中国人は為政者が変わる度に何もかもを奪われて持っていかれてしまう。知識だけは何があっても持っていかれない。だから死ぬまで勉強を続けるんですよ」
と聞いて感激したことがある。

まあ中国語はもう30年使って生きてきてるわけだから不自由なく・・・というわけにはいかないがまあ普通に使って生活は出来る。

ところが問題なのは英語!!
何せカンボジアの若い衆タカシに話していて、全然伝わらないと思ったら英語ではなくいつの間にやら中国語になってたりするんだから始末に追えない(笑)

海外で暮らすなら必須とばかりまず英語学校に申し込んだ。
そしてカンボジアの言語であるクメール語・・・

中国語は話せるようになって世界中どこに行っても役に立ったりして助かるのだが、
このどう聞いても難解なクメール語と来たら、同じだけ苦労して習得してもこの国民のたかだか一千万人ぐらいにしか通じないのだ(>_<)

「オンラインでお試し」みたいのがあったので申し込んでみた・・・

いやね、無理!!(>_<)

難しいのは覚悟の上だけど、否が応でも絶対に逃げられないところに押し込まれて勉強するのではなく、周りは騒がしいわ全く集中出来ない状況で1時間はちと辛い・・・途中で「先生〜もう疲れたのでこの辺で」と早退させてもらったほどである(>_<)

残念ながらこれは断念して英語に賭けようと思ってたら、コロナによってあらゆる学校が閉鎖!(◎_◎;)
英語もオンラインでの授業になるということで「無理!!」ということでキャンセルした・・・


それから数週間経って、英語はまだ開校していないがクメール語の学校はマンツーマンだが授業が始まるというので申し込んで来た。

いや〜学びの窓・・・楽しみ・・・

思えば大学も中退してるから大学受験以来ちゃんと勉強したことがないのだ。
一生懸命ちゃんと勉強しようと心に決めて学費を払った・・・

先生は美人だがちょっとキツい(>_<)

ちょっと発音が違うと「NO!!」と言ってペンでノートをペシペシ叩く・・・

いやね、それでも予めちょっと勉強しててよかった・・・
いきなりこれやったら絶対について行けんかったぞ〜

まず発音!!このFacebookで見つけた動画を見て欲しい・・・

コココチョチョチョ・・・全部一緒やん!!(笑)

人から送ってもらった教材(これがむっちゃ役に立つ!!)で調べてみるに、どうやら中国語と同じく有気音と無気音があるらしい・・・

李香蘭の父が娘の口の前にちり紙を垂らして「これが揺れないように"チー"と言うのだ!!」というアレですな。
その辺は中国語と同じなのだが、中国語の場合は無気音の"チー"とそれが濁った"ジー"は当たらずとも遠からずなのでまあ適当に混ぜて使っているが、クメール語には「無気音の"Ta"を表す文字もあれば、それが濁った"Da"もあるので、まあその辺注意かなぐらいで勉強を進める・・・

そして有気音と無気音以上に難しいのが「A子音」と「O子音」・・・
同じ「コー」でも、口を大きく開ける「コー」と、あまり開けずに発音する「コー」があって、それぞれに有気音無気音があるので4種類。
更に喉の奥から鼻に抜けて発音する「ンゴー」みたいなのでK行は5種類。

これも中国語には末尾音で「n」と「ng」があるので、その「ng」が子音になったのねということで理解!!

次のC行はオンラインお試し授業ではさっぱりわからなかったが「チョー」と読むらしい。
気がついたら中国語の巻舌音「cho」にになってしまっているが、まあ別にペンペン叩かれないのでとりあえずはそれで覚えてゆく・・・


ちょっと話が逸れるが、日本語の五十音にはあまり体系立ってない部分があってよろしくない。
「あ」行は母音として「か」行は喉から音を出す「舌根音」、これはよい。
次の「さ」行も上下の歯茎を閉じてその上下の歯の境界の裏側に舌を押し付けて発音する「舌歯音」でこれもよい。

ところが次の「た」行が問題である。
「た」は歯茎に舌先をつける「舌尖音」なのだから、それで並べるとしたら「たティトゥてと」が正しい。
(Ta Ti Tu Te To)
「ち」という発音は「Chi」なのだから、上下の歯茎を閉じ、その上下の歯の境界の裏側に舌を押し付けて発音する「舌歯音」で、本来なら「ちゃちちゅちぇちょ」の行に入れてしかるべきである。
(Cha Chi Chu Che Cho・・・はてさてそうなると「つ」はどの行に入れるべきか・・・)

まあ考えるにうちの母親などが「ピーティーエー」が言えずに「ピーチーエー」と言ってたので、外来語で入って来たこれらの舌尖音は昔の日本語にはない発音だったのだろう。

クメール語はそういうのがなく、まだ体形立っているので、日本語学習に比べたらまだわかりやすいと言えよう・・・

例文が出て来るとなかなか楽しい・・・

この教室はSpeakingの教室ではなく、ちゃんと文字からやるカリキュラムなので、例文と言っても日常で頻繁に使うものが出て来るわけではない。
覚えた文字を使って出来る例文なのだから、「私の自転車を乗らないで」とか、まあ今後この国で使う事があるのやらないのやら(笑)

しかし、中国語を独学で習得した私が常々思っていた事は、
「お前ら学校で習った人たちはやっぱ強いわ〜ワシなんか普段使う単語しか知らんから、知らん単語が出て来た時には知ってる単語の使い回し能力だけで会話しとる・・・やっぱ使わん単語をどれだけ勉強したかっつうのは後で強いな」
という事である。

最初に出て来たクメール語の「喉」「ブレスレット」「自転車」という単語は一生忘れんな・・・どれもきっと一生使わんけど(笑)

このクメール文字というのはその国の言葉を表すのによく出来ている。
(というかどの文字でもそうなのだが)

北朝鮮によく行ってた時にはハングル文字にも挑戦したが(あえなく撃沈)、あれもよく出来ている。
要は「アルファベット」みたいな「発音を表す記号」だと思えばよい。

例えばこんな単語を習った・・・「គីឡូក្រាម

パーツを集めると・・・
(KのA子音無気音)」
(I)」
(LのA子音、母音がない場合は"O"がつく))」
(KのO子音、Gと読んでもよい)」
(Rが足文字に変化)」
(A)」
(M)」

並べると・・・KILOGRAMつまり「キログラム」である!!(◎_◎;)

日本語もそうだが、この「表音文字」というのは外来語を取り入れる時に便利である。
中国語は全て漢字なので「表意文字」つまり音ではなく意味を表す文字なので当て字が大変!!

コカコーラ→「可口可乐(KeKouKeLe:カーコウカーラー)」漢字には意味が生まれるので「口にもよく楽しい」という字を当てるのにどれだけ苦労したかが伺われる。

ちなみにマイケルジャクソンはもう漢字の意味を捨てて完全に当て字で「迈克尔杰克逊(MaiKeErJieKeXun:マイカーアルジエカーシュン)」(笑)

いや〜ご苦労様です〜この頃からクメール語がだんだん好きになって来た私です・・・

さて文字が増えて来ると似たものが多すぎて混乱する(>_<)

A子音の「(c)」と「(th)」や「(th O子音)」と「(ph)」なんてもうさっぱり区別出来んぞ(涙)

しかしそれを言うなら外国人が「ち」と「さ」や、「ソ」と「ン」などを覚えるのと一緒で、文字を覚えるっつう事はそういうことやと思って頑張るしかない・・・・

もうこの頃になるともうパソコンに打てるようにならんとどうしようもなくなって来たので、パソコンにクメール語をインストールしてこのクメール語キーボードを見ながら打つべし!!

パソコンで打てるようになると辞書も引けるし色々便利!!
指が覚えてくれると書くより早いが、でもまあ覚えるにはやっぱちゃんと紙に書いた方がいいらしい・・・

10日目

単語帳もゲットしてそれに進出単語を全部書き入れるだけで休日が一日飛ぶ(>_<)
更にはノートをデジタル化!!
こうすれば携帯ででもすぐに復習が出来る・・・

そして3週目になって来ると母音の数・・・しかも複合母音が多くてもうさっぱり覚えられん(>_<)

気がついたら3つの母音のカタカナ表記を覚えるだけで丸2日間かかっとる・・・!(◎_◎;)
これはもうクメール語を拒絶しとるんやな。
中国語でもあった・・・というか今でも時々そうなるが、簡単な中国語でさえもう耳に入って来なくなるのだ・・・

週末にちょっと休みを入れるのと共に家庭教師(笑)を呼ぶことにした!!

一度HIBACHIでお会いした樋口先生!!
メコン大学でクメール語を教えてらっしゃるという凄い人である!!

聞くところによるとカンボジアの先生の給料はそれはそれは安いらしく、
この大学の募集要項を見ると月150ドル!(◎_◎;)

まあこの先生が果たしてその値段かどうかはわからんが、それが10倍になることはなかろうから
薄給であることは間違いなかろう・・・

ということでせめて肉でも振る舞わせて頂く!!

私は学校では日本人のくせに英語でクメール語を教わっているので、間違っても学校の先生に質問など出来ない(笑)・・・質問出来たとしても答えが英語で帰って来るのでどの道わからないのである(>_<)

中国語を勉強してる時に、必ずしもネイティブのスピーカーから教わるのがいいというわけではないということを知った。

例えば中国語で「雨」という単語は「Yu(ユィー)」と発音するが、これは実は「ウ」の口で「イ」と言うのだ。
他にも「刺」という単語は「ツー」、しかしこれは「イ」の口で「ツー」と言うのだ。「ウ」の口で「ツー」と言うと「酢」になってしまう・・・

こういう説明はネイティブには決して出来ない。
ネイティブは元々喋れているのだから逆にどうしてそれが喋れないかがわからない。

「Yuよ!!Yu!!違う!!Yu!!何で出来ないの?!!刺よ!!刺!!それだと酢でしょ!!バカじゃないの!!」by最初の嫁(涙)

だからこうして日本人の先生に教わるのは非常に役に立つのだ。

「ああそれはね、口をあまり開けずに喉の奥から発音するんですよ」
とか、一番役に立ったのは、
「ああそれね、O子音は口を大きく開けないのでA子音のように"カエ"と言いたいんだけど口が大きく開けないと"ケ"になっちゃうんですよね」

これがもう目からうんこ・・・いや目からウロコ!!
もうね、O子音の発音は今は覚えない!!A子音だけ覚えて、O子音が出て来たら口を大きく開けずにモゴモゴ言う!!(笑)

ここでかなり心がリフレッシュされて学びの窓ももう4週目!!
子音が全部と母音がほとんど出て来たが、ここに来てA子音をO子音に変化させる記号と、その逆のO子音をA子音に変化させる記号!(◎_◎;)

もうどうにでもしてくれ(>_<)・・・学びの窓はまだまだ続く・・・
そしてまだ喋れません(笑)


Posted by ファンキー末吉 at:18:29 | 固定リンク

2020年5月 3日

カンボジア大阪東京3元中継生ライブ大成功!!

おそらく世界初やろうな(知らんけど)
今回はカンボジアと大阪のみならず、東京とも繋いで3箇所で同時セッション!!

今日友人を介して知り合いのとあるミュージシャンから「どうして音が遅れないんですか」と質問が来た。

直接聞きなさい!!(笑)

説明しておきます。
日本のミュージシャンの皆さま、このシステムだと音が遅れず、遠隔地から同時にセッションして配信することが出来ますぞ!!

まずメインのシステムはこのヤマハのNETDUETTO!!
こちらから無料でDL出来ます)

これをまずパソコンにインストールします。
そして大事なのはそのパソコンをLANケーブルで有線でネットに繋ぐこと!!

昨日テストでやってみた時に、どうしても音が遅れるということで、ブルースハープの西村ヒロさん、その場でLANケーブル買いに行ったもんな・・・(笑)

ところが最近のMACとか差込口はType-Cしか付いてない(>_<)
私も今日苦労してカンボジアでこの変換アダプターをゲットしました!!

日本国内においては、双方が有線LANで接続すれば、このNETDUETOはなかなか遅延を感じさせない素晴らしいソフトです!
(どうして10年間もベータ版のままなのか不思議・・・)

これで日本同士音のみの同時セッションはもう可能!!

NETDUETOの設定は、まあ5Gとか実現化したら別だろうが、現状では
「基本音質設定」を「帯域優先」、
その右の音質は「低(11/12kHz)」「高圧縮」「1ch」が無難であろう。

さて、セッションするにもどのように相手に音を送るかですが、
とりあえずイヤホンは使わないとスピーカーから出た音をマイクで拾ってループしてしまうことが多い。

音を繋いでセッションをするためにはやはりオーディオインターフェイスをパソコンに繋いで、そこに楽器の音を打ち込むのがよろし。

上の写真の左側に入力出力の設定があるのでそれをインターフェイスに変えてやる必要がある。
入力をインターフェイスから、出力をイヤホンからという設定も可能。
パソコンによってはイヤホンを挿しても自動的にイヤホンに変更してくれずスピーカーのままということもあるので、この設定はいちいちチェックのほどを!!


さて、音のやり取りはここまで、これで音のセッションは出来るが、映像はまた別のソフトを使ってやらねばなりません。

オンライン会議ソフト「ZOOM」や、「LINE LIVE」など色々方法はあるけど、
ここでは「ZOOM」のやり方をご紹介しておきましょう。

まず、パソコンはNETDUETTOで使われているので、新たにスマホかもう一台のパソコンでネット配信する必要がある。

NETDUETTOの音をスピーカーから出して、それをスマホやもう一台のマイクで拾って音を出すなら何も設定は要らないが、やはりいい音で配信しようと思ったら、もう一台をパソコンにして、そこにLINE入力でNETDUETTOの音を繋ぎたいもの・・・

そこで、これは私のやった例としてご紹介しておきますが、
カンボジアと日本という、NETDUETTOを使っても音が遅れる場合のやり方として参考にして下さい。

まずどうやっても音が遅れる場合、音を「送り側」と「受け側」に分けます。
今回の場合、「送り側」は大阪のザビエル大村、「受け側」がカンボジアの私となります。

まず送り側はインターフェイス経由でギターの音をパソコンにぶっ込んでNETDUETTOでカンボジアに送る。
そしてカンボジアでは「受け側」としてまた別のセッティングをします。

一台のパソコンにNETDUETTOをインストールして、そこのマイク入力はオフ、またはガイドのためにうっすらと返しておく。
(ここで既に音が遅れているため、大きく返すとギターが影響されてうまく弾けない)

つまりネットの遅延のために「相互方向のセッション」を放棄したわけですな。
こちらはNETDUETTOで受け取った音をパソコンのイヤホン出力からインターフェイスに繋ぎ、
(それゆえ、NETDUETTOの出力をイヤホンに設定する必要あり)
そのインターフェイスにマイクも繋ぎ、ギターの音と自分の声はインターフェイス上でミックスをして直接ZOOMに出力。

つまり、送り側ではインターフェイスはNETDUETTOがインストールされたパソコンに繋ぐけど、受け側ではZOOMで配信する方のパソコンに繋ぐわけです。

ZOOMは立ち上げると入力ソースを選べるところがあります。

ここの入力出力を共にインターフェイスに設定すれば、
私としてはギターの音と自分の声、そしてZOOMのお喋りをインターフェイスに接続したヘッドホンで聞くということになり、配信の音はこれのみ!!
つまり、ZOOM、そしてそれに連動して配信するYouTubeやFacebook等は私のZOOMの音だけを聞いている形になるわけですな。
そして大阪のザビエル大村のZOOMの音はミュートしておきます。
(そうでないとZOOMから聞こえるギターの音と、私の送っているNETDUETTO経由のギターの音で遅延が生じて二重に聞こえる)

ちなみに、私の方でパソコンのアウトからインターフェイスに繋ぐケーブルの問題ですが、ステレオケーブルで無理やりインターフェイスのMONO入力に繋いだ私の場合、NETDUETTOの音がインターフェイスに入力されないというトラブルが起きましたが、NETDUETTOのパンを左に寄せてやれば解決。

これで成功したセッションのレポートがこちら!!

今回はこれに大阪ー東京の相互方向セッションを加えて3元中継に成功したわけです。

そのダイジェスト映像
(フルバージョンはこちら

日本同士だと遅延も少なく、完全に相互方向のセッションが可能ですので是非お試しあれ!!

日本同士の場合、このまま私がいない状態

なお、Facebook同時配信、YouTube同時配信はZOOMの有料会員オプションです。
他の映像配信の方法も色々あると思いますので研究してみて下さい〜

では日本のミュージシャンの皆さま、世界に先駆けて遠隔地セッションをやりながらコロナを乗り切ろう!!


ps.このシステムを構築するために私も大村も少々散財を致しました。
「このシステムええわ〜というお方は少々投げ銭して頂けると助かります〜

ファンキー末吉
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【店番】418 【預金種目】普通預金
【口座番号】6081830

Posted by ファンキー末吉 at:04:49 | 固定リンク

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