
2022年6月24日
布衣2022年ツアー江蘇省蘇州
前日の南京ではライブ終わって打ち上げ行かずに洗濯!!
実は無錫の暴飲暴食で2kg太ったのよ〜(涙)
(65kg台は色なし、66kgは黄色で注意、67kg越したらピンクで危険)
というわけで夜は部屋でバナナとか食べて酒も飲まず健康的に寝た・・・
ところが蘇州に着いたら思い出した〜ここは中国でも珍しいひとつの通りに日本食が密集している日本食ストリートがあるのよ〜(>_<)
「ラーメン食べましょうよ〜」と言うヤオヤオ君の誘いを強い意志で断りながら会場入り!!
蘇州の小屋がまたデカい!!
16時まで昼の部が入ってて、入り時間の16時半に行ってもまだライブ後のサイン会やっとる・・・
うちと違ってファン若い女の子ばっか!!(笑)
ドラムはチューニングしていいということなのでやってたら、サイン会終わってドラマーが上がってきて黙々と片付け始めた・・・
「お前中国でドラム叩いてワシのことも知らんのか!!」と(冗談で)イジメてやろうかと思ったら、ヤオヤオ君に「老師が小屋のスネアじゃ良くないと思ったら僕の使って下さい」って隣に本人がおるんやからワシに言えよ!!怖かったのか?怖かったのだな!!(笑)
「え?でもそれ使ったら君帰れないじゃない」と言ったら、横から小屋の人が「いいんですよこいつ、夜は何もないですから。勉強させてやって下さい」ってお前が言うなよ(笑)
というわけでまず小屋のスネアを黙々とチューニングしてみてふと見るとスネアも彼ももうおらん!(◎_◎;)おーい!!!
というわけでセッティング完了!!
ライブ開始!!
ドラムソロ〜!!!
この日のスペシャルだったことは、ヒット曲である羊肉麺の時に、2番でいきなりLaoWuがセンターから外れてベースのマイクで歌い始めたかと思ったら、ライブハウスのオーナーがステージに上がって来て残りを歌ったということ!(◎_◎;)
いや〜こんな飛び入りなら大歓迎やな〜
前回みたいに呼ばれもしないのに客が勝手にステージ上がって来て歌ったりよりは(笑)
打ち上げは小屋でやるそうで〜
助かるのよなぁ〜そういうの・・・時間が節約出来て良い!!
客席に円卓広げて打ち上げ〜!!
オーナーから、今日の対バンのドラマーを紹介される!(◎_◎;)
怖かったのか恥ずかしかったのか消えてしまっていたが、実はずーっとここにいたのね(笑)
見ればオーナーがむっちゃ可愛がっている・・・
南京のバンドらしいけど、昼間にこの小屋を満杯に出来るって凄いぞ!!
ライブハウスがそんな地元のバンドを育てているなんて、中国にもやっとライブハウス文化が根付いて来たな、と日本のライブハウス世代の私はそう思うと嬉しくなってしまった・・・
頑張れよ!若いドラマー!!
「お前もな!!」と言って欲しかったが、始終緊張しっぱなしであった・・・(笑)
さて翌日は移動日、日式ラーメンを食いたくて仕方のないヤオヤオ君と二人で単独行動をして、日本人街のラーメン屋さんに入った!!
写真
ヤオヤオ君が前回ひとりで入ってむっちゃ美味しかったんですと!!
オススメの醤油ラーメン!!
この低温調理のチャーシューば絶品!!
ついでに餃子も〜
日式羽付き餃子最高!!
移動日なのでビールを頂きます!!
でも値段を見ると結構高い!(◎_◎;)
火山肉ラーメンって円高やから2000円近くするやん!!(◎_◎;)
まあ金を出して美味しいラーメンが食えるならそれで・・・
日本人のいない銀川では絶対食えんし〜・・・
帰ろうと思ったのだが、昔ここ蘇州でひとりドラムをブッキングしてくれたチャッピーさんに、ご挨拶がてらメッセージを送ったら、何やら近所にむっちゃ美味しい蕎麦屋があるらしい!(◎_◎;)
李さんという美人店長がいるらしく、それならお顔を拝みに行こうとハシゴ!!
蕎麦なんて食うのむっちゃ久しぶり!!(涙)
むっちゃ美味かった〜!!!
評判のうなぎも美味しかった〜(涙)
ちなみに私は蕎麦焼酎の蕎麦湯割りを飲みました〜
十数年ぶり!!(涙)
写真
というわけで体重は・・・・(涙)
ツアーは続く・・・
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2022年6月22日
布衣2022年ツアー江蘇省南京
無錫から南京までは高速鉄道で1時間!!近い!!
・・・いや〜助かるのよねぇ〜書き入れ時の週末はどうしても乗り打ち(移動してその日にライブ)になるので、移動距離が長いとむっちゃ疲れる(>_<)
私のような年寄りは早起きだが、みんな基本的に音楽関係者は朝寝坊なので、少しでも長く寝かせてあげようということで、スタッフの入り時間(ドラマーはチューニングもあるのでスタッフと同じ入り時間)に合わせて、着いて昼メシ食ったら(場合によっては飯食わずに)すぐ会場入りするような時間に着くように移動スケジュールが組まれている。
必然的に、移動日でもない限り、昼メシは手っ取り早く食べれて簡単なモノを食べるのだが、この日は違った!!
小屋が昼の部もブッキングしていて、4時半入りじゃないと会場に入れないのだ。
悪いことにホテルも2時にならなければ部屋に入れない・・・
しゃーないなぁ〜出て来るのに時間がかかるけど「烤鱼(KaoYu)」食いますか〜
この「烤鱼(KaoYu)」という魚の食べ方、今でこそ全中国で大人気の料理なのだが、10年ぐらい前にはさすがの食い道楽の私も知らなかった。
初めて食べたのは湖北省の恩施(EnShi)というところ。
この仕事で行ったのよね〜
野外でむっちゃ暑くって、ステージ降りてイベントが終わるまで待つのに、楽屋もないので友人の奥野龍太郎と一緒にステージ裏にある小さなローカルの食堂に飛び込んだ。
そこで隣の人が食べてたのがこれである。
「何コレ?頼んでみるか?」
魚をまず皮がカリカリになるまで焼いて、それを辛いタレで煮込むのでむっちゃ時間がかかる・・・
冷えたビールを飲みながら待つ・・・
実は料理が出て来た頃には既に酔っ払ってたのだろう、この辛さにやられて、
「何コレ?むっちゃ飛ぶやん!!」
湖北省も辛い料理で有名である。
お隣の重慶も辛い料理で有名である。
そんな中で外国人など滅多に来ないローカルな食堂で、遠慮のない地元民の味が出て来たんだから辛さで飛んでしまったのだろう・・・
話が大きく逸れてしまったが、そんな料理を普通ライブの前に食べたりはしないが、ホテルに入れるまで2時間もあるのだ。
料理が出て来るのが遅くっても構わないということで久しぶりに食った〜
2時にホテルに入って4時まで爆睡!!(笑)
その後会場入り〜!!
週末金土日は毎週3連チャンなので南京に乗り打ち〜 中国にはMAOとモダンスカイという2大ライブハウス系列店があるけど、それを除いて単体では機材もスタッフもむっちゃちゃんとしてる小屋です〜デカい(>_<) 2階にも立ち見で客を入れる変わった構造なんだけど満杯になると目の前客ばっかりになって壮観!! というわけで今回もソールドアウトですと!!\(^o^)/ 録音用のパソコン台があるのもありがたい〜 - Spherical Image - RICOH THETA
中国にはMAOとモダンスカイという2大ライブハウス系列店があるけど、それを除いて単体では機材もスタッフもむっちゃちゃんとしてる小屋!!
実は引っ越すかなんかで、この日はこの小屋の最後のライブだったようで・・・
2階席に立ち見で客が入るという、ステージから客席をみたらずらりと客が立っているという不思議な作りの小屋だったのに残念やのう〜・・・
ちなみにこの日はソールドアウト!!
満パンの壮観な客席が見れそうである・・・
セッティング完了〜!!
実は最近気付いたのだが、オープンハンドになってから、小屋のライドを借りて左側にもライドをセッティングするのだが、通常のハイハットはシャフトが長いので、どうしてもその上に被さるようにライドをセッティングするととても高くなる。
左が高く右が低いようなセッティングになるのであまり気に入ってなかったのよねぇ〜
自分のドラムだったらシャフトを短く切ってやれば済むのだが、人の楽器を勝手に切るわけにもいかん・・・
かと言って切ったのを持ち歩いても、メーカーによってシャフトの太さが違ったりするのよねぇ〜(>_<)
ところがこのようにちょっと後にずらしてやって、このシャフトに左側からライドを叩けば解決する!!(◎_◎;)
ライドを叩いていた左手で前のクラッシュを叩く時には、よいしょとシャフトを跨いで叩かねばならないけど、小屋にクラッシュとシンバルスタンドがあれば左にももう一枚セッティングすれば解決する・・・
小屋にもよるけど、これがツアーのデフォルトやな!!
小屋によってはシンバルスタンドやドラムセットすらボロボロだったりするが、この小屋はちゃんとメンテされてるし、シンバルのフェルトやネジなどちゃんと全部揃っている(それが当たり前?笑)
スタッフも機敏で、何か足りないものがあるとキビキビと動いて探してくれる・・・(日本ではそれが当たり前(笑))
この小屋がなくなるのではなく引っ越すのであって欲しいのう〜
また引っ越してからもお世話になりたい〜!!
というわけでこの小屋最後のライブ!!
ドラムソロが凄い熱狂的でびっくり!(◎_◎;)
ちょっと解説すると、まず最初のドラムソロは绿韭菜という曲の後に付けたドラムソロで、またこのテンポ104というのが、16分音符だと遅すぎるし32分音符だと速すぎる。
じゃあ6連符かと言うと、3連系のフレーズってあまり在庫がないのよねぇ〜
というわけで在庫を増やす為に、速度系のドラマーがよく使う、フロアタム3発→左手からスネア3発→右手からロータム3発→左手からハイタム3発というフレーズを組み込んでみた。(30秒辺りから)
速度系のドラマーはこれをそのまま繰り返したりするのだが、104のテンポだとそれほど速度を誇示するほど速くもない(>_<)
そこで自分らしく、上記4つの8分音符の次にスネアを8分音符で入れて5拍フレーズにしてみた。
ところがこの曲のシーケンスは曲中と全く同じものを使っているため、26秒のブレイク(これもウケてるなぁ(驚))の後はAメロ部分・・・この曲は民謡なので小節数がイレギュラーで、ここって実は5小節なのよねぇ〜
3小節Emの後に2小節B7、この2小節は必ず盛り上がる鉄板フレーズになったタムとシンバルを組み合わせた6連となるのだが、この新しい5拍フレーズ、5拍フレーズってただでさえ見失い易いのに3小節で収めるっつうことが出来てなくて、実は1小節早くその決めフレーズに入ってる(>_<)
もっとシーケンスを大きく聞いていればよかったのだが、その1小節ズレて叩いていることに気づかずに次の同じ部分でスティックを落としてしまう・・・(53秒辺り)
実はこの前にもトリロクトゥルクーがやってた5拍フレーズ(スネアのRllrrLに続いてタム回し6連+8分の5拍)をやってるのだが、このフレーズは慣れているのでちゃんと3小節に収まっている。
自信持って違う3小節を叩いているわけだが(笑)スティックを落としたことによってシーケンスが耳に飛び込んで来て、スティック拾いながら小節数を修正してると言う・・・
まあ言わんかったらわからんか・・・そんな裏話でした・・・
続いてドラムソロのための曲に続くのですが(1分40秒辺り)、この元ネタ(笑)は言わずと知れたツェッペリンのモビーディック!!
これですな
実はこの1コーラスの後にはベースソロとギターソロも入っているのですが割愛して(スマン)そのままドラムソロ〜・・・(2分14秒辺り)
って何しようかなと思ったのですが、やっぱグランドファンクのドンブリューワーでしょ!!
昔大好きでよくこのビデオは見てたのだが、実際に自分でこんなん叩いたのん初めて(笑)
実は若い衆にこの映像を見せたら「まんまやないですか!!」と突っ込まれたのだが、そもそも中国でグランドファンク知ってる人があんましおらん。
このビデオが流行ってた頃、この客席でおる人誰もまだ生まれとらん(笑)
というわけで中国人むっちゃ新鮮に聞こえるんやろうなぁ・・・
まあ中国でなくても、草食系男子が増えている日本でもドンブリューワーみたいなこんなパワードラム叩く若い衆おらんやろうからなぁ・・・
というわけで40年同じドラムソロをやっとるドンブリューワーに敬意を表してフロアタムを叩きながら立ち上がってみる(2分34秒辺り)
彼のんと比べると立ち上がるのんがモタついてるなぁ(笑)
まあライブを続けるうちにスピーディーになるやろ・・・ってずっとこれやるんかい!!(笑)・・・やるでしょ〜
実はこのフリーのドラムソロは、導入部分こそドンブリューワーですが、ほんまにやりたいことは、3分18秒辺りからの6連でツーバスを踏みながら上でポリリズムの色んなフレーズを叩くというもの・・・
ところがひとりで練習してた時には色んなフレーズ試してたんやけど、いざ本番になったら全く出て来ん!!(>_<)
常々「練習と本番とは全く違う」と言って来たが、まず本番は練習ん時みたいに冷静じゃない(笑)
頭真っ白になってる状態で出て来るフレーズが本当に身体に入っているフレーズで、そんなフレーズって実は本番でしか生まれて来んのよねぇ〜
かと言って、客を煽ってなんぼのロックドラムソロなわけで、あまりテクニカルに走ると客が冷めてしまう・・・難しいところですが、この部分がツアー中にどれだけ進化してゆくかが楽しみです。
さてどうシメようかと考えてたのですが、3分45秒からのように3連符の4つ取りロール込みから乱れ叩きになってシメるのが良さそうですな。
本当はやりたかったのはこれもドンブリューワーネタですが、次のドラムソロ6分辺りからのフロア→タム→バスドラの3連を叩きながら叫ぶやつ!!
これを速くして終わろうと思ってたのだが、この曲のドラムソロも変化がなかったので、既に鉄板ネタとなってしまったこれは現状ではこの曲に持って来ようと思ってます〜
問題はこの叫んで一番盛り上がったところからどうシメるかですなぁ〜・・・
一番ええとこでまたスティック落としとるし〜(>_<)
本当はこのままテンポを速くしてゆくのがいいのだが、ドラムソロ4種類、ひとつはシーケンスに合わせたミドルテンポ、次にフリーソロの3連系、そしてこのテンポをキープした16系と来てる中で、この曲もフリーテンポにしていいものかどうか悩みどころである・・・
そして4つ目のアンコール(6分38秒)ではプロレス系と言うかおアホ系と言うか(笑)しかしこのスタイルのドラムソロをやるドラマーって中国どころか世界にもおらんからなぁ〜・・・時々「これでええんやろか」と悩む時もあるけど(笑)まあこれは死ぬまでやらなあかんなと覚悟を決めてます〜
7分13秒からの叩いては煽る叩いては煽るのは鉄板ネタとして揺るぎなく、7分52秒からのだんだん速くしてゆくのももう変えられんでしょう。
問題はその次のツーバスに持ってゆくまでの部分(8分18秒から)をどう構築するか・・・まあこれも本番で色々やってから作り上げてゆこうと思います〜
9分12秒からのツーバスを踏みながらの上下分離ネタ!!(これはJazzではサンバの足を踏みながらやります)進軍ラッパフレーズから歌舞伎ネタはもう変えられん(笑)
この上下分離はその昔森山威男さんというJazzドラマーのライブを見に行ってそこで初めて見たのだけれども、ある日突然出来るようになったので、このような笑えるネタにしているところが自分らしい(笑)・・・というわけでこれも死ぬまでやりましょう!!
というわけで今回のツアー4つのドラムソロをどのように考えて構築しているかを詳しく説明しました〜
ちなみにこの4つのドラムソロ、毎回全部・・・ということはあと50回やることとなります〜はてさてどのように進化してゆくやら・・・お楽しみに!!
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2022年6月14日
布衣2022年ツアー山東省潍坊
2022年の前半ツアーはとりあえず2本やって一度帰って来たのだが、ここから108日の55本続くツアーが始まると言う・・・
まあ途中銀川公演の時に帰って来るとは言っても、まあざっと2ヶ月は帰れないわけだからということで〜
冷蔵庫を空にする!!(笑)
いやこの部屋はLaoWuのお母さんが住んでたとかで、私のために住まわせて下さってるわけで、「長い留守の時は総電源を切っておきなさい」と言われたらしゃーないなぁ〜・・・
そしてパッキング!!
毎回毎回「前の日やればええやん!!」と思うのだけれどもどうしても出来ん(>_<)
きっとパッキングした時点でもう旅に出てる感じになって、大事なもの(っつうか自分の全て)が入ったトランク見ながらよう寝んのよなぁ・・・
というわけで毎回当日の朝にパッキングするのだが、当然ながらいつも何か忘れてゆく(>_<)
まあパソコンとかよっぽど大事なものじゃなければどこ行っても買えるからのう〜
というわけで出発!!
初日の移動日12時間強!!・・・てシビれるのう(笑)
きっと前回コロナのために飛行機が欠航になって8回取り直したということがあったので、比較的安全な陸路にしたのだろう。
ワシ以外全員爆睡!!(笑)
「无时不工作(仕事してない時がない」(笑)
着いたらさすがに疲れているのだが、名物の鶏炒めを食わねばならん!!
ぐっすり寝ていざ出陣!!
4年前に来た時は小さなパブ見たいな会場だったが、今回の会場はデカい!(◎_◎;)
楽屋も広い!(◎_◎;)
ドラムはYAMAHAのいいセット!!
今回はヤオヤオ君が
「運ぶの重いからシンバル一枚減らして下さい」
と言うので、小屋にたくさんあったジルジャンばっかになってしまった〜
珍しくチャイナがあったので左にもセッティングしてみた〜今日は左手が忙しい(笑)
このセットで昨日のドラムソロ!!
まあテクニカルな部分もあるけど、今回のテーマは40年全くブレないグランドファンクのドンブリューワー!!
ネットで見て感激したのよねぇ〜
ワシが若い頃見て感激した40年前の彼のドラムソロ!!
そしてネットで見つけた今のドラムソロ!!
同じやん!(◎_◎;)
いや〜40年同じことするってやっぱ凄いで(涙)
というわけで彼に敬意を払って、ドンブリューワースタイルのソロ!!
若い衆にドンブリューワーのドラムソロ聞かせたら、
「Funkyさんの今やってるのってこれと同じじゃないですか!!」
と言われた(笑)
同じですけど何か〜?(笑)
いや、こういうのは下の世代に伝えていかないかん!!
何せ彼がこのドラムソロを始めた時には布衣の客席にいる人は誰もまだ生まれてなかったんやし〜・・・
でも本当はバスドラ3連符に乗っけて色々ポリリズムを使った変態フレーズをしようと思ってたんだけど、このようなロックライブでは結局体力モノしかウケへんのよなぁ〜
まあツアー中に色々育ってゆくでしょう!!
この前に叩く绿韭菜のドラムソロがFacebookでは結構人気なようだ・・・
テンポ104って・・・16分音符では遅すぎるし32分音符ではちょっとしんどいテンポ。
3連符で構築するって結構難しいんやけど、32音符を使ったり、3連符の5拍フレーズなど結構テクニカルなフレーズを使ったりしてもウケず、やっぱ単純なタム3連符左右シンバルが一番ウケる(笑)
まあとどのつまり「芸」ですからな、お客さんに喜んでもらってナンボですm(_ _)m
ドラムソロ3は、ドンブリューワーのように叩きながら「Take you higher」とか叫ぶわけにはいかんので、崔健の「好嘞!!」を叫んでみたらウケた!(◎_◎;)
ドラムカメラのマイクでも叫んでんのか叫んでないのか聞こえんのに、あんな遠い客席では聞こえるんやなぁ・・・毎回やろっ(笑)
そして最後のはもうネタやな(笑)
この、足と手を分離して、手で全く別のことを叩くというこの「ネタ」は、Jazzをやり始めてからもう30年近くはやっとるやろ〜
(Jazzではサンバのリズムを踏みながら、ロックではツーバスを踏みながら進軍ラッパのフレーズを叩く)
これも時々「毎回こんなんでええんやろか」と悩むこともあったけど、ドンブリューワーさんを見てもう悩まん!!
あと10年続けたら40年!!・・・死ぬまでやりまひょ〜
というわけで4本のドラムソロ!!
ライブもむっちゃ盛り上がりました〜!!
打ち上げは小屋のオーナーが奢ってくれた〜
何やら音楽好きが集まりそうなビヤガーデン!!(笑)
いっぱいモニュメントがある〜
山東省の青島ビールの生ビール!!
フルーティーでむっちゃ上手い!!
戻ってから洗濯〜・・・これがツアーで一番大変なBig Jobなのよ〜(涙)
これをサボると翌日Tシャツが発酵していくら洗っても匂いが落ちなくなるのよ〜・・・
ところでこの潍坊(WeiFang)という街は凧で有名なのだとか・・・
「凧に関する思い出」とかインタビューされたけど全く思い出がなかった(>_<)
すまんのう〜・・・
ロードムービー
Posted by ファンキー末吉 at:18:46 | 固定リンク
2022年6月13日
布衣2022年ツアー初日遼寧省大連
待ちに待ったツアーが始まった〜!!!!
とりあえずは2本やって一度戻って55本!!
なんで土曜日空いてんの〜?
元々は河北省の秦皇島だったのだが、コロナでまだ営業出来てないらしい・・・
ってか大連(遼寧省)〜秦皇島(河北省)〜フフホト(内モンゴル)を移動日なしで乗り打ちって大変やったやろ〜
なくなって土曜日が移動日になってラッキーやな〜・・・って後にやっぱ大変だったのだが(>_<)
元々ツアーは1ヶ月前には始まってた予定で、それが中国のゼロコロナ政策のおかげで中止になってたものだから、ある小屋はそのままのスケジュールで、ある小屋は組み直して空いているところに再ブッキングするので、まあ今回移動が大変なのがあるのは仕方ないと言えよう・・・ライブが出来るだけラッキーである(感謝)
まずは寧夏回族自治区の銀川から遼寧省大連への移動日なのだが、この移動はまず陝西省の西安まで高速鉄道(3時間ちょい)で行って、そこから飛行機で大連まで〜
6時に駅集合なのだが、どうしても荷物のパッキングは前日にようやらん(>_<)
5時起きでパッキング〜絶対何か忘れもんがある〜(>_<)
駅まではタクシーですぐ!!
マッサージしながらみんなの来るのを待つ!!
中国は色んな駅とかにマッサージ機があって便利なのよ〜
乗車!!
まあ西安までは何も問題なく映画一本見れば着いたのだが・・・
着いてすぐまたPCR検査!(◎_◎;)
実はここからが大変!!
西安に入るために銀川でもPCR検査を受けてたのだが、
実は街によってはそこに入るのに2回PCR検査を受けなければならないのだ!!(◎_◎;)
・・・つまりツアー中毎日PCR検査(>_<)
そして西安の空港では
「携帯を電源オフ、もしくは機内モードにしなさい!!キー!!」
とマネージャー・・・
携帯の位置情報で個人の行動を全て国家が監視している国である。
たかだか乗り換えで数時間通過しただけの街に「滞在した」とされて、またとばっちり隔離でもされたら大ごとだからである。
しかし上有政策下有对策(上に政策あれば下に対策あり)とはよく言ったものだ・・・
大連に着いたらまたPCRチェック(>_<)
そして大連の健康管理アプリをダウンロードして個人情報を入力せねばならないのだが、それが例によってまた外国人に対応していない(涙)
ホンマこの国のゼロコロナ政策、もちろん中国人にとっても大変なのだが、ITの先端技術で少しでも人民の手間を減らそうっつうのが、軒並み外国人には使えないのだから悲しくなる(涙)
ところがやはり上有政策下有对策(上に政策あれば下に対策あり)、実はこのアプリをダウンロードして手続きをした最終画面はこれ!!
多くの健康管理アプリは、最終画面を出した時間が表示されたり、その時間が刻々と動いていてスクショを撮れないようにしてたり、
ところがそうするといちいちアプリを開いて最終画面まで行ってからそれを見せるために長蛇の列が出来てしまう。
それを避けるためにご丁寧に「この画面のスクショを撮って見せて下さい」と書かれている。
つまり私のようにアプリをダウンロード出来てない人も、この画像さえ誰かから送って貰えばノーチェックでそこを通れるということである(笑)
ということで無事大連に入れて海鮮!!!
いや〜内陸の銀川にいると海鮮なんか食べる機会ないのよ〜(涙)
次の日はすき家!!
ランチはみんなで食其家!!全中国でかなりのチェーン店を持つ「すき家」なのであるが、残念ながら日本人が10人しかいない銀川にはない(>_<)牛丼なんか数年ぶりに食った~鰻も~(って去年もツアーで食ったか(笑))
— FunkySueyoshi (@FunkySueyoshi) May 27, 2022
すき家はこちらではもうファミレスです pic.twitter.com/pvz7Q6K7IP
おでん!!
おでん(関東煮)もあったが昨日ローソンで買って食ったのよ~
— FunkySueyoshi (@FunkySueyoshi) May 27, 2022
でもこのソーセージ、きっと豚肉やな・・・寧夏では「汉餐(漢民族の料理)」と書かれてない場合は基本ハラール。その他の街では「清真」と書かれてるのがハラール。回族にはやっぱ寧夏が住み易かろう〜 https://t.co/b7vNqBv2DG pic.twitter.com/CeBQRl932U
銀川と違って日本人が多い街最高!!
さてとセッティング〜
写真は自粛しますが、実は会場入りの前にPCR検査に行って(毎日やるのよ〜涙)帰りにうんこ踏んづけた(>_<)
いや、踏んづけたと言っても不思議なことに、素足にホテルのサンダル履いてたのだけれども、その踵とサンダルの間に何故かうんこが〜!(◎_◎;)なんでここにスポッとうんこが入るわけ?(>_<)
まあ靴下履いてなくてよかったっつうか、靴じゃなくてよかったっつうか、「うんこだけに運が付いてよかったよかった」とみんなに中国語で言えなかった私は同情だけされて気分が滅入る(笑)
ドラム叩いてスッキリしますか〜!!
さてと、セッティング開始〜!!
— FunkySueyoshi (@FunkySueyoshi) May 27, 2022
写真は自粛しますが、実は会場入りの前にPCR検査に行って(毎日やるのよ〜涙)帰りにうんこ踏んづけた(>_<)
いや、踏んづけたと言っても不思議なことに、素足にホテルのサンダル履いてたのだけれども、その踵とサンダルの間に何故かうんこが〜!(◎_◎;)なんでここに pic.twitter.com/nzg2ptIqHu
いざステージへ!!!
ステージ写真
ロードムービー
この日のドラムソロ!!
今回から1ステージにドラムソロ4本!!
派手な曲がいっぱいあったらよかろうということで新しくドラムソロのための曲を書き下ろしたのよ〜ツェッペリンのモビーディックのような曲でグランドファンクのドンブリューワーのようなソロをする〜って客席おそらくまだ誰も生まれてないし〜(笑)
さてここからが実は大変!!
なんと予定されていたフライトが軒並みキャンセル!!
チケットを8回取り直して、やっと取れたのが翌日朝一番の瀋陽発のフライト!!
ところが瀋陽まで行く足がない。
これに乗れなければあわや次の内モンゴルフフホトのライブは中止になってしまうのだ!(◎_◎;)
たったひとつの方法として、乗り捨てのレンタカーを借りて終演後に飛び出しで瀋陽まで走り、そのまま空港で乗り捨ててフライトに飛び乗るというもの!(◎_◎;)
2台に分乗して機材を詰め込む!!
ボーカルがバンドのために一番働くバンド!!(笑)
運転手も君だ〜(笑)
明け方にやっと瀋陽空港に着く〜
ギリギリで登場〜!!
もうね・・・へとへと(>_<)
ツアーでドラム叩くのは何の辛いこともないが、この移動はさすがにキツい!!
もうゼロコロナ政策やめれ〜(涙)