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2021年9月28日

頑張れ手数王!!

多くのミュージシャン達と同じく、私もこの書き込みを見てショックを受けている・・・

私がこよなく愛する打楽器奏者の江川ゲンタ君もこんなコメントを寄せている・・・

かく言う私もそうだ、
こーぞーさんがいたから自分は手数系に走らなかった、いや「走れなかった」。

音楽は「数字」ではないので、ホッピー神山の「音楽王」であろうが、私の「亜州鼓王」であろうが、「違うよ、この人の方が・・・」と言われても、所詮は「好き嫌い」が決定するものなので比べようがない。

ところが「手数」は文字通り「数字」である。
オリンピックの記録と同じように明確に比べられるものである。

その名をつけた、すなわちそれを背負って生きて来た彼の生き様にまず敬服である・・・

まあ会うとそれなりに「ライバル意識」もあるし照れもあるし、今までこんなことを素直に口に出すことが出来んかったが、多くのドラマーが私のように彼に対してコンプレックスを抱いて生きて来たのであろうと想像する。

私の場合、彼には敵わない手足の速さを、自分の叩ける範囲でなるだけ速く聞こえるようなフレーズばっか編み出して来て今に至る(笑)

それでも手足はもっと速く動いた方が「楽しい」ので、「何とかならんか?」と努力もしないまま今に至るのだが(笑)、
作曲やアレンジ仕事をしてる時に時々こんなことが頭をよぎることがある・・・

「こんな他所ごとやってる暇あったらもっとドラム練習してた方がええんとちゃうん!!」

いつの間にやら、ドラムではない音楽の仕事で時間を割かれていることを「言い訳」にしてますます練習しなくなる(>_<)

「こんなことせずにドラムだけやってたら俺はもっと上手いでぇ」・・・こんなの全くもって「言い訳」でしかない(涙)

でもドラムの進歩を犠牲にして他の音楽仕事をやって来たのだとしたら、実はそのおかげで今があるのも事実である。
前述のゲンタ君もそうだろうが、私もプロデュース業を数多くやって来たおかげで非常に音楽的なドラムが叩けるようになったと言える。

今中国という異国でドラム叩いてメシが食えているのはこれがあるからである。
こーぞーさんとは違う「私の人生」を生きて来た・・・

よくこーぞーさんとはドラムバトルをしたが、意地の悪いあいつ(笑)は、私のソロの後には決まって私の叩いたフレーズを模して手数を入れる・・・

「自分の土俵」に誘っているのである・・・
その手に乗って崩壊したことも一度や二度ではないので、今ではそんな誘いには乗らずになるだけ「こちらの土俵」で戦おうと頑張って来た!!

おかげで「音の大きさでは誰にも負けん!!」とか、「一発のスネアでロック魂を表現する」とか、「ドラムソロはプロレス技」とか、わけのわからん「自分の土俵」をたくさん確立して来た(笑)

昔、楽屋で交わした彼との会話・・・
「なあこーぞーさん、今の若いドラマーでええドラマーって誰?」
「いや、おらんで〜俺ら59年生まれから下にはもう誰もおらん!!」

一歳年上ではあるがひぐっつぁんを始め、クドーちゃんやマッドさん、日本のロック界を築いて来た数々の個性的なドラマーが生まれた背景には、多かれ少なかれ菅沼孝三という存在があったからこそ「それ以外の方向性」を模索して確立して来たからではあるまいか・・・

彼のことを書いた昔のブログ記事があった・・・菅沼孝三考

そう、ソンゴの叩き方を教わったのはあの日清パワーステーションでの楽屋であった・・・

教わって彼はすぐにステージで叩いてたが、私はそれを人前で叩くのに数年かっかっている(>_<)

ブログ記事:ラテン叩いてみた(Orquesta De La Luz:SoySincera)

これを左手メインで叩くのに1ヶ月半かかっている(>_<)

でもこーぞーさんがおらへんかったら一生こんなリズムを叩くことはなかったやろうと思うぞ・・・

私の生まれ故郷の田舎町では、レコードにJazzもRockも区別がなく、「歌謡曲」と「その他」だったので、私自身も別にジャンルに関係なく何でも叩いて来たが、中国人にこんなことを聞かれたことがある。

「日本のドラマーってみんなFunkyさんみたいにJazzもRockも叩くんですか?」
「いや、菅沼孝三ぐらいやで〜あとはRockに特化した素晴らしいドラマーとJazzに特化した素晴らしいドラマーと、Fusionに特化した素晴らしいドラマーと・・・でもそれぞれが他のことはするのはあんまり見ることないなぁ・・・」

なので、こんな私がドラムに関して「モノを聞ける」のは実はこーぞーさんだけだったのかも知れない・・・
彼からは色んなことを教わった・・・

そんな彼が今病魔と戦っている(>_<)

でもまあ癌のステージ4で余命宣告されて、それでも復帰してる人もいっぱいいるからな。
復帰したら今度はもっと心の垣根を下げて、聞きたいことを素直にいっぱい聞こうと思う。

それと最近になってやっとやり始めた「基礎練習」とやらをやってるといつも思うことがある。

こんなほんまに辛い作業を、50年以上ずーっとやって来た男がおる・・・
それは本当に驚愕に値する彼の人生である!!

あんたがおったから避けて来た道を、遅ればせながらもう一回歩み直すから、あんたが復活したら今度こそあんたの土俵でバトルしようや・・・

待ってるで〜

その時は、いつか話した「中国でのヤマハvsパールの戦い」やろうや〜
商売敵である二つの会社が一緒になって、それぞれの製品をワシらの戦いに乗っけて宣伝する・・・おもろいなぁ〜やろやろ!!言うてたやろ〜
お互い背中にヤマハとパールの看板背負って、二人で全中国廻ろうや〜!!

あんたの土俵では今から始めてあんたに叶うレベルにまで行くかわからんけど、精一杯腕磨いて準備しとくでぇ〜

復活、心待ちに待ってるからな〜!!

59年生まれのドラマー仲間より、長き友情と尊敬の念を込めて

Posted by ファンキー末吉 at:11:08 | 固定リンク

2021年9月26日

2ヶ月で10kg近く痩せたワケ:東洋医学は凄いのう〜

(注:中国にいる方はVPNを通さないと写真が見れません)

最初に断っておくが、私はダイエットなどに全く興味がない!!

昔、芸能界とやらにいた時に、事務所などから「痩せろ」と言われたら、
「あんた達は俺のどこがよくって契約してるん?ルックスなん?ドラムが上手ければそれでええんとちゃうん!!」
といつも大反発していた。

ところが今回、思い立って上海の中国医学の先生(日本人)を訪ねて行ったのには理由がある。
実は1年ほど前からアレルギーに悩まされていたのだ・・・


ファンキー末吉ブログ「アレルギーとの戦い」:

カンボジアの気候や食べ物、水などが合わなかったからアレルギーが出たのかと思ったのだが、中国に帰って来てからもまたアレルギー!!(>_<)


ファンキー末吉ブログ「アレルギーとの(最後の?)戦い」:

西洋医学の病院で検査をしたのだが、アレルギー値を示すという「lgE」とやらはむっちゃ高いのだが、ところが何が原因なのかさっぱりわからない(>_<)

花粉や食物やホコリなど代表的なものはカンボジアでも中国でも検査したが、どれも原因に当たらない!(◎_◎;)

思い起こしてみても、アレルギーを起こした時にはいつも同じ何かを食べたり飲んだりしていたわけでもない。
埃やダニなど共通な状況も何もなく発作が起こるので原因がわからないのだ・・・(>_<)

病院で、アレルギーを抑える薬をもらい、それを飲めば発作は治るのでいいっちゃいいのだが、毎朝起きたらそれを飲みながら考える・・・

このまま薬がどんどん効かなくなって最後には薬漬け?・・・((((;゚Д゚)))))))

そこで、
「どうせ毎日飲み続けなければならないのなら、漢方の方がいいのでは?」
と思い立ったわけだ。

西洋医学では「出た症状を緩和する」ということで、そんな薬を処方してくれたり、場合に寄っては悪い部分を手術して取り除いたりと言うが、東洋医学は「原因となっている部分をよくして症状を出なくする」と言うではないか!!

というわけで上海まで飛んで、その中国医学の先生を訪ねて相談しに行ったというわけである・・・


1、診断して病状に合った漢方薬の調合をしてもらう


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この先生とは昔からの知り合いで、「日本人が中国医学を勉強してどうするんだ?」などというある種の「差別」とも戦いながら、もうかなりの長い間この異国の地で中国医学を学び、今では上海で自分の医院を二つも開いているというツワモノである!!!

最初の問診・・・もう数年来の付き合いで気心が知れてるのでリラックスした雰囲気で始まった・・・

脈を取ったりしてどの内臓が弱っているかを診たり、「舌を出して下さい」で「舌が汚れている!!」ってこれが病気と何の関係があるのかと思ったら大ありらしい!(◎_◎;)

「手足が冷えたりしますか?」とか「夜はよく眠れますか?」とか「おしっこはどんな色ですか?」とか色んな質問から、どの内臓が悲鳴をあげているのかを探ってゆくというわけだ・・・

結論としては次のようなもの・・・

長年の暴飲暴食で肝臓や腎臓などが悲鳴をあげている。

心臓も血液を身体全体に隈なく送り続けるのがしんどいので、その結果手足の先まで栄養や潤いを送り届けられない。踵の角質がぼろぼろになったりするのはそのため。

悲鳴をあげてぱんぱんな状態なので、アレルギー反応として何に対してでも身体はすぐに反応する。それが今の状態。

それを治すための漢方薬を調合してくれるのだが、漢方というのは西洋の薬と違って「飲めば治る」というものではない!(>_<)

まずは生活を改善して、内臓等が機能を回復してゆくのを「助ける」ものでしかない。

だからまず、肉とか脂っこいもの中心のその食生活を改善しましょう!!

野菜中心の食生活にして、肉の量がせめて50%ぐらいになれば大丈夫!!

太りすぎているのも内臓に大きな負担がかかるので、1年で6kg程度体重も落ちれば言うことなし!!

そう言えば当時私は人生最高体重を更新していた・・・78.1kg!(◎_◎;)

20210706Arelgen7.jpg

この写真は上海に行く前のツアー時に撮ったもので、その後上海で暴飲暴食の限りを尽くしていたので、問診当時には実は更に増えていたかも知れない・・・(>_<)

なにせ・・・

居酒屋

焼肉

イタリアン

ラーメン

寿司

夜中のラーメン

焼肉

シメの上海名物

この問診の数日でこの食生活である!(>_<)

「この生活を改めなさい!!」ということである・・・
(その数食はこの先生も一緒だったのだが笑)

アレルギーが出なかった時代と出てる時代と何が一番違うかと言うと、それは即ち「体重」だったのである(>_<)

「痩せるために食事制限」と言われれば「アホか」と思うが、「病気治療」と言われれば非常に素直に頷いた・・・

というわけでこうして私の「体質改善生活」が始まったのである・・・


2、体質改善生活開始!!

この7月8日現在で体重はどのぐらいだったかわからんが、とりあえず同じ78.1kgであるとして、「7月8日78.1kgからスタート」としてその後の体重を記録してゆきたいと思う・・・

先生は私の性格とか、暴飲暴食の生活とかよく知っているので、「食事制限とか出来ますか?」とかなり心配そうである(笑)

だから「肉を食うな」ではなく、「せめて50%ぐらいに抑えましょう」。

「痩せろ」ではなく、「年に6kg(ひと月に500g)ぐらいずつ痩せれば大丈夫。

「禁酒」と言っても無理だろうから「ほどほどに」。

「辛いもの」も、まあ「ほどほどに」(笑)

ということにしてくれた・・・

あとはジョギングとかウォーキングとか運動もやった方がいいのだろうけど、きっと「この人には無理」だろうからと、それは言われなかった(笑)
「水分はたくさん摂りましょう」は言われた。
「食事は腹八分目で」・・・これが私にはとても難しい(>_<)

処方して下さった漢方薬とは他に、「益生菌」というのと「益生元」というのを買って飲みなさい、と・・・

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まあ日本語にすれば「乳酸菌」みたいなものなのだろうが、この二つの違いはよくわからない(>_<)
(後で聞いたら乳酸菌と、その餌となる食物繊維のことらしい)
ネットで同じ名前のを買って、ついでにスーパーで「ヤクルト」も探して来て毎日飲むことにする・・・・

ヤクルト

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益生菌

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益生元

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先生から処方された漢方薬はびっくりするほど種類が多く、また漢方そのものが量をたくさん飲むので、毎日寝る前と起きた時にびっくりする量の漢方薬を飲むことになる!(◎_◎;)

味も当然ながら苦いが、朝のコーヒーのつもりでこれは結構苦にならず続きそうだ。

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「野菜中心の生活」と言うので、朝は自炊を始めた・・・

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ご飯の代わりにキャベツの千切りと、オカズは青椒肉絲の肉抜き(笑)
いや、実はこれが日に日にグレードアップして、「娃娃菜」という白菜の小さいのんとかを炒めたり、先生から「セロリがいい」という話を聞いてセロリ炒めを作ったり、他の野菜を炒める時には野菜スティックにしたり、結局気がついたら朝は野菜しか食っとらん!(◎_◎;)

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しかしこの「腹八分目」というのが出来ない私は、結局ふうふう言いながら毎朝野菜で満腹になっている(笑)

家にいるうちはいいが、ドラムクリニックなどに呼ばれて地方に行く時は「接待」でまた食い切れないぐらい料理が並ぶことになるので「野菜中心の食生活」は無理なのでは・・・と思ってたら、中華料理というのは気がつけばどの料理にも結構野菜が入ってたりするのな!!(◎_◎;)

まず各料理の野菜ばかりを先に食って、ひと心地ついたら肉をつまむ・・・
しかしもう野菜で結構満腹なので(笑)肉も以前ほどは多く食べてない・・・50%どころか結構少なくなったのではなかろうか・・・

ところが「腹八分目」どころか、毎回野菜で「満腹」なので、肉を「我慢してる」という実感はない。

初めて中国に来て、当時は貧乏だったロッカー達に「ラムしゃぶ」をご馳走になった時、
「Funky、まず肉を食え!!肉で満腹になったら野菜を食って胃袋の隙間を埋めろ」
と言われてたので、あれから30年全ての料理をそんな食い方しかしていなかった(笑)

この「順番」を変えるだけで、満足感はあまり変わらず、しかも健康になると言うのなら言うことないのではあるまいか〜・・・


3、体重がみるみるうちに落ちてゆく!(◎_◎;)

7月8日から生活改善したということは、1週間で5kg近く体重が落ちている!(◎_◎;)

62年分の宿便が出たのではないかと思われるほどうんこはいっぱい出たが、この時点でこの生活をしてたら「空腹感」というものを一切味わっていない・・・
腹一杯野菜を食っているので「我慢」というものをしてないのだ・・・

そしてここから更に体重が落ちてゆくことになる大きな事件が起こる・・・

時は夏のイベントシーズン、ところがコロナを抑え込んでいた中国でまた患者が発見され、結局夏に予定されてたイベントは全てキャンセルとなってしまった(>_<)

この1ヶ月間、ほっとけば朝から酒飲んだり不健康な生活になってしまい、体質改善どころがアル中で死んでしまうかも知れないので(笑)毎日ドラムの練習をすることにした!!

これがよかったのだろう、体重が更にに落ちてゆく・・・!(◎_◎;)

7月8日から始めたとすると1ヶ月で6kg!(◎_◎;)

漢方薬は1ヶ月分しか処方されてないので、薬を追加する前にWeChatで先生と繋いでリモート問診!!

脈を取ることは出来んが、舌の状況を見てもらったり、身体の状況を色々聞いて次に処方してくれる漢方薬の内容を考えてくれる・・・

そしてその半月後には体重が更に70kgを切った!(◎_◎;)

そしてその2日後には68.8kg!!!(◎_◎;)

どんどん痩せ過ぎてなくなってしまうのではという勢いである(笑)

先生曰く、やっぱドラムの練習がいいのだろう、と・・・
別に汗だくで高速フレーズを練習しているわけではないのだが、ウォーキングで1時間ゆっくり歩くだけでも数百カロリー消費するというので、毎日5、6時間ドラム叩いてたら、その日に食べた分ぐらいのカロリーは消費しているかも・・・ということである。

また、ジョギングとかと違って「自分の好きなこと」をやってるわけで、気がついたら時間が経つのを忘れている!(◎_◎;)

朝起きて漢方薬飲んで、野菜ばっか腹一杯食って、時には気がついたらドラム叩いてて夜まで何も食ってなかったりした。

夜は人に誘われて暴飲暴食したりするのでそれでもいいのだが、時にはドラム叩きながら「腹がへってるのに気づく」時がある(笑)

そんな時のためにお弁当はこれ!!

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特にこの「バナナ」っていうのが意外と腹持ちがいい・・・
小腹が空いたらバナナ食ってドラム叩いて、夕方になったらお誘い受けて暴飲暴食に〜・・・

でも何を食いに行くにしても必ずサラダとか頼んで野菜から食っている。
この現状でストレス一切なし!!

そして7月8日から始めたとして1ヶ月と3週間ほどでついに体重が10kg近く減った!(◎_◎;)

「空腹感」というのを感じたこともなく、「我慢」というものを一切せずにここまで来た・・・

ところが身体というものは正直である。
ここから少し「リバンド」というものが始まるのである・・・


4、少々リバウンド・・・軌道修正

2回目のリモート問診・・・
この頃にはもう、毎日飲んでたアレルギーを抑える薬は3日に一度、ちょうどこの問診の日はその薬を飲む日で、朝起きたらちょうどまたアレルギーが出た。

「アレルギーの範囲は昔と比べてどうですか?」
そう言えばもう昔のように身体全体に出ることもなく、出ても体のどこか一部分にぽつんと出るぐらいである。

舌の汚れ具合もだいぶ良くなったようで、快方に向かっていることは間違いない。
体重の減り具合が激しいことを指摘される。

「痩せてゆくという状態でも肝臓や腎臓は色んなものを処理しなければならないので負担がかかっているのです」
と言われてはっとした。

私の目的はダイエットではなく病気治療である。
痩せるのは結果であって目的ではない!!

あまり簡単に痩せるので面白くなって痩せ過ぎていた〜(>_<)

というわけで軌道修正!!

1、とにかく野菜はいっぱい食べましょう
2、野菜が先、次に肉、最後に主食
3、食べたいモノは身体が欲してるモノだから我慢せずに摂る

ということにした。

自炊の場合、メシを炊くのもめんどくさいので主食こそ摂ってはいないが、青椒肉絲もピーマン多めでちゃんと肉も入れるし、セロリ炒めは海老を入れると美味い!!
その他、娃娃菜なども肉と一緒に炒めると美味しいので一応ひき肉も買って冷蔵庫に入れてある・・・

そして、そもそも私はそんな「毎日飲んでなきゃいられない」ほどの酒飲みでもないし、人に誘われなければ別に飲まなくても構わない。

ライブでドラム叩いてる時にはステージから降りると興奮してるので「飲まなきゃ眠れない」という状況になるけれども、別にドラム練習しててそのような状態になるわけでもなく、やっぱ心地よく疲れてはいるので、夜のお誘いがない時にはさっさと家に帰ってまた野菜炒めて食って飲まずに寝る・・・

酒を飲みたい時には飲むが、飲まなくてよい時にはわざわざ飲まない!!
こんな簡単なことが何故今まで出来なかったのか・・・(笑)

ところがある日、家に帰ってメシ作るのがめんどくさかったので一食抜いた・・・

そしたら次の日からいきなり「空腹感」というのが増した!(◎_◎;)
「肉が食いたい!!」とか今まで思ったことがなかったのは「常に満腹」であったみたいな状況だったのではあるまいか・・・

ここで身体が「空腹感」を思い出した?・・・

よく考えたら、別に主食を抜く必要はなかったのかも知れないが、気がついたら主食はもうほとんど食べてない!(◎_◎;)

そしてここに来て「白飯食いたい」とか主食を欲する欲望がむらむらと湧いて来たのだ・・・

まあ「我慢」が苦手な人間でもあるし、我慢すると続かないのでちょっと軌道修正〜
そんなこんなしてるうちに体重はだんだん横ばいとなり、安定!!

このままゆっくりと1年に6kg、1ヶ月に500gのペースで痩せてゆくのが一番健康的だろうということである・・・


5、ツアーに出て生活がガラッと変わる!!大丈夫か?

やはり「規則正しい生活」というのは全てにおいてよいようだ。
毎日のドラムの練習もいい運動になり、「我慢」もせずにここまで来たが、秋のツアーがもう始まる!!

ツアーに出れば毎日規則正しい生活も難しいし、朝自炊をして野菜を食べるということも難しい(>_<)

そこで朝は現地現地でバナナを買って朝食とすることにした。

あと大事なことは体重計を持ち歩くことである。
毎日何を食べたら何キロになったかとか全部表にしてつけてある。

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ここで生活が変わったら体重にどのような変化が出るのかを見てみようということである・・・

まずツアーでの生活は、ライブのある日と移動日とでは全く変わる。

移動日では鉄道駅とか空港とかで食事になる場合が多く、野菜中心の食事などは難しいので、持ち歩いているバナナかリンゴとかを先に食べ、足りなければみんなが食べてるケンタとかをちょっとつまむ。

夜は移動先の食事になるので、円卓にずらりと並んだ中華の中から野菜を先に食って、次に肉、最後に主食!!

ライブのある日は、乗り打ち(当日入りでそのままライブ)でなければみんなは昼頃起きて来るので朝飯は一緒に食べない。

私は年寄りなので早く目が覚めるので、朝はまた山ほど漢方薬を飲んで、バナナと牛乳で朝食。

牛乳も動物性タンパク質なので本当は豆乳の方がいいのだろうけど、中国の豆乳は砂糖がいっぱい入っててむっちゃ甘いので牛乳にしている。

それにしてもバナナと牛乳って相性ばっちし!!
腹持ちもいいし、一食分としては理想の食事かも知れない・・・

私はその上に、「益生菌」を買った時に付いてきた何やら植物性繊維のサプリみたいなのを牛乳に混ぜて飲む。

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飲んでみたら味が結構好みだったので結局購入して飲んでいるのだが、腹持ちがいいというのもあるけれども、私の場合これを飲むとうんこがいっぱい出る!(◎_◎;)

もうね、人間腹の中にこんなにいっぱいうんこがあるのかというぐらい(笑)

急にもよおすので外出してると危険(笑)なのでこれ飲んで午前中はホテルでゆっくり過ごす。

昼飯はバンドと一緒に満腹になるまで食う。
何故なら私はライブ前には飯を食えないのである。

一度出番前に満腹になるまで飯食って吐いたことがある(>_<)

ロックのドラムというのはある種「スポーツ」と同じような部分があり、どこのアスリートが激しい運動をする前に満腹になるまで飯を食うか?という話である(笑)

アスリートはすぐにエネルギーになる炭水化物とかを摂るという話も聞いたが、このツアーの通しリハーサルの時に、その会場の近くに美味しいパン屋さんがあったのを思い出して久しぶりにそのパンを食った。
甘い菓子パンのようなパンで、甘いのですぐにエネルギーになるかと思ったら、逆に急に眠くなってドラムを叩けない(>_<)

本番でこんな状態になってしまったら終わるので、とりあえず本番前は食べない!!
どうしても腹が減ったら、持ち歩いているバナナかリンゴを食べる。
ほんと、果物って最高の「お弁当」よねぇ・・・

そしてライブが終わったら初めて晩飯!!
中国でのライブは始まるのが8時とか8時半とか遅いので、終わって物販のサイン即売会やって片付けてホテルに帰ったら12時を回ってたりする(>_<)

そこから晩飯なのだから不健康極まりないのは確かである。
ここで食わずに寝たら健康的だしもっと痩せるだろうけど、やはり一食抜くとまたリバウンドが始まるのが怖いので、ここでもやっぱ野菜中心に一食食べておく・・・

表を見てみると、この辺の体重で安定しているのがわかる。

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やはり、カンボジアに行って太ったぶんが一気に痩せ、長年この辺の体重だったところで落ち着いているのかも知れない・・・

アレルギーもそんなに起こらない・・・

西洋医学の薬も、3日に一回がだんだん1週間に一回になり、最後には飲まなくてもアレルギーが出なくなるようになれば「完治」である。

その頃に体重がどのぐらいになってるのかはわからないが、やはり最初に戻って、「痩せる」のが目的ではないということで、自身のベスト体重に落ち着くのがベストであろうと考えている。

完治するまでどのぐらいかかるのかはわからない。
だいたい数十年かけて悪くしたものが、薬飲んだからといってすぐに良くなるわけはない!!

数ヶ月で良くなれば儲けもん!!数年かかっても仕方ないと私は思っている。

漢方薬も、本場である中国でも決して安いものではないし、「益生菌」なども毎日飲み続けていると結構安くない代物である。
でも「病気治療」なのだから仕方ないと思っている。

まあ野菜を腹一杯食うのは肉を腹一杯食うよりは安いからいいか(笑)

しかしもしこの東洋医学と出会わなければ、ひょっとしたら数年間ずっとアレルギーを抑える薬を飲み続けていなければならなかったかも知れない・・・
そしてそれは数年かかっても「症状を抑える」だけで根本は何も変わっていない。
これが「西洋医学」・・・

このチャンスにもう少しこの「東洋医学」とやらと付き合ってみようと思う次第である。


6、まとめと余談

結局私がやったことは、漢方薬を飲みながら、

乳酸菌を毎日飲む
野菜中心の食生活
肉も主食も食うが、それ以上野菜を食う
小腹が空いたら果物、お菓子等の間食はしない
ジョギング等はせずにドラムの練習

ただこれだけで健康的に痩せられるなら楽なもんである。

アレルギーは目に見えてなくなって来て、副産物として痩せたのと共に、踵の角質がガサガサになるのがなくなった!(◎_◎;)

但し、これは「修脚」という角質取りに行って、毎週漢方薬に足を浸けるという治療をしたのもある。

きっと飲んでいる漢方薬で、潤いなどを末端まで運ぶ機能を上げて、足の方でも受け取る機能を上げたからではないかと思っている。

また副産物として、2回目のリモート問診の時、
「髪の毛が増えたという実感はありますか?」
と聞かれた。

そう言えば後頭部とてっぺんがちょっと薄くなって気になってたのよね〜
言われてみればちょっと目立たなくなったような気もする!(◎_◎;)

「そうですか、髪の毛を増やす漢方薬も調合しときましたから」
って何と余計なお世話(笑)・・・いや友人ならではのありがたい気遣いm(_ _)m

腹八分目にする方法も教わった・・・

①食事をするときに、ゆっくり食べる(よく噛む)
②食事をスタートしてから10分経過のタイミングで、一旦、食事の席から離れる。で、10分間別のことをやった後で、お腹が空いていたら残りを食べる。でも、そこである程度満足していたら、そこで食事を終了する。

どちらも出来ておらんが(涙)、②の方は、満腹を感じさせるホルモンが満腹中枢に働きかけるのは、食事開始から20分後だかららしい・・・
人と食事の時は難しいが、一人の時なら、10分ゆっくり食べて、10分後に他のことをして、また10分後に食べ始めるっつうのはいいかもね・・・

あとこの治療をどのくらい続けなければならないかはわからんが、健康維持のためにこの生活は数年続けてみようと思っている。

皆さんもよければやってみればどうでしょう〜


7、漢方薬の処方のご相談は・・・

最後に、ここからは興味のある人だけがお読み下さい。

中国で日本語で東洋医学の治療を受けられるというのは私にとっては非常にありがたいことだったわけですが、今は寧夏回族自治区という中国でもかなり辺鄙なところに住んでいるため上海まで毎月治療を受けるのは困難(>_<)

だからWeChatというアプリでリモート問診を毎月受けているわけですが、よく考えたらこれなら日本にいる人や、カンボジアなど中国以外に住んでいる日本人も受けられるのではないかと思って、先生と相談してみました。

脈を取るとか針を打つとか、いわゆる「医療行為」は物理的にリモートでは無理なわけですが、舌の状況を見たり話を聞いたりして漢方薬の処方をすることは可能だ、と・・・

中国から日本とかへ漢方薬を送るのは難しいので、処方だけして、現物はお近くの漢方薬局を探して、そこで購入するのが現実的だろう、と・・・

私も実は最初に漢方薬局で漢方を買ったのです。
アレルギーの症状を窓口で伝えて、そしたらまた高い漢方薬を勧められて、何も考えずにそれを買ったら、家に帰って中国人に
「Funkyさん、これアレルギーの時には飲まないで下さいって書いてますよ」と(>_<)

やっぱありものを買うのではなく、ちゃんと自分用に処方してもらった方がいいですわのう・・・(涙)

断っておきますが、漢方って結構高いです。
私は15種類ぐらい調合してもらってるので、それと乳酸菌も合わせたら毎月1万円ぐらい薬代として出費していることになります。

まあ病気治療のためならしゃーないなぁ〜・・・
そしてひょっとしてダイエットのためだとしたら、ダイエット業界は「1kg百万円」の世界だと言うので、2ヶ月たかだか2万円で10kg痩せたと考えると1kg2000円!!安い!!(笑)

先生のメアドをお伝えしますので、興味のある方は連絡してみて下さい〜

tuina555@icloud.com:古川先生

先生がいる中国ではFacebook等が使えないので、リモート問診にはWeChatZoomというアプリが必要です。
私は30分ぐらい時間割いてもらったお礼に200元(約3000円ぐらい)払ってますが、問診料については直接ご相談下さい。

断っておきますが、これ私も含めて誰も「儲け」ません!!
ただお近くの漢方薬局さんが儲かることとなると思います(笑)

興味のある方は是非〜

Posted by ファンキー末吉 at:02:27 | 固定リンク

2021年9月17日

クズ末吉が。返信くらいしやがれボケ。

皆さんはいきなりこんなメールをもらったらどう感じるでしょうか・・・

まあ不快なメールなのは間違いないのだが、心のどこかで
「私が誰か大切な人に不義理をしたのではないか」
と思う部分もあるかも・・・

なので私はとりあえずそのメールを開いた。

タイトル:Re: Newファンキー末吉様、很高兴见到你
本文:クズ末吉が。返信くらいしやがれボケ。

それだけである!(◎_◎;)

タイトルに「Re: 」が付いているということは何かのメールの返信であり、見てみるとそのメールの下に紐付いているメールがある・・・

そのメールには長々と、

どうやって爆風ファンになったのかとか、
八王子で居酒屋をやっていると聞いて今度仕事で行くので寄ってみたいとか、
カンボジアと縁があるので何かお手伝い出来ることがあったら言ってほしいとか・・・

が書かれている・・・知らんがな(>_<)

全く記憶にないということは、迷惑メールに振り分けられててこの「Re: 」で初めて受信トレイに入ったのか、それとも最悪一度開封したが読んでないか読んだけど忘れていたか?・・・

いや、内容を全く覚えてないのだからきっと読んではいないと思う・・・

なんて失礼なヤツだと思って即迷惑メールフォルダに入れたのだが、
改めて考えてみると、身も知らない人からこんな不快な思いにされて、そのまま何もせずに泣き寝入りするのも何か損した気分である。

かと言って
「何じゃそれは!!2度とメール送って来るなボケ!!」
と返信するのも、それはそれであまり気分のいいものではない・・・

まあ中野や河合に比べたら、私は「怖い人」と思われているのか、失礼な人との出会いは比較的少なかったとは言えよう・・・

それでも過去に何かイヤな目にあわされたりしたら、せめてこのブログに書き込んで笑いで消化して来たので、今回もそうしようと思い立った次第である。

もう若くないので全文ここに晒したり、相手を特定して糾弾したりはしないが、以前ここにちょっと本文を晒したことによって
「あ、それうちにも来ました」
というResをもらったこともある。

こういう人はきっと他にも同じようなことをしてるだろうから、そこから相手が特定されたりしたのだろう・・・

それにしても爆風のファンというと年齢的には「大人」である。
その「大人」が、メッセージを送って返事がもらえないだけで人を「クズ」呼ばわりするということが私には信じられない・・・(>_<)

まあ私は結構人との出会いは大切にしてる方で、知らない人からの一本のメールからいい「縁」が生まれたことも少なくはない。

でももしこの本文がちゃんと届いてたとして、それが「縁」でこの人と何か一緒にやることになったとしてたら、この人はきっと同じように何か面白いことがあると私をクズ呼ばわりしただろう・・・

自分がファンであったバンドの人はメッセを受けたら必ず返事をしないと「クズ」である。
という理論がまかり通るなら、「芸能人」と呼ばれる人たちはそれは大変だな、と思う・・・

実のところ私は今中国で、言ったら昔の爆風時代よりも影響力のある人間になっている。
しかし、こんな失礼なメッセージは中国人からもらったことはほとんどない。

たった一度だけ、尖閣問題で国同士が揉めている時に
「日本人とベトナム人は中国から出て行け!!」
というメッセをSNSでもらったことがある。

若気の至りで、
「中国ロックの為にこれだけやって来た人間が何で中国人にそんなことを言われなきゃなんないんだ!!」
と返信したら、それはもう大変!(笑)

当然引用されてその人のアカウントと書き込み内容も晒されるわけだから、即炎上!!
またそれに返信する私の友人等も、今や何十万人もフォロワーがいるロックスターなわけだから、おそらく彼のそのメッセージは中国ロックを愛する全ての人間何億人に晒されたということになる・・・

一瞬でアカウントは停止(もしくは削除した?)、相手は特定されているが、その後どうなったかは知らない(笑)

でも中国ではそれ以来一度もそういうことはない。

いやそう言えば一度、高知のひろめ市場で鯨肉を食ってる写真をアップしたら、
「日本人は鯨を食べるのか!!なんて野蛮なんだ!!」
と書き込みされて、
「お前ら中国人に言われたくないわ!!」
と思ったが、まあこれはアップした自分も悪いわなと思って削除した(笑)

まあ思い起こしてみると、中国人から攻撃されたことは30年の中国生活の中でこの2回しかないわけだから、やはりこれは日本人特有のメンタリティーなのでは?と思っている・・・

自分も含めて気をつけようと思うと共に、
Googleさん〜こんな人を「迷惑人」とかのフォルダに振り分けてくれるフィルターないのん?(笑)

AIがここまで進歩したら出来ると思うぞ〜・・・

Posted by ファンキー末吉 at:23:47 | 固定リンク