
2020年12月15日
カンボジア王国ラタナキリ州バンルン初日昼の部
このような経緯で旅に出て、最初の経由地であるクラチェに続いて、とりあえずの目的地であるラタナキリへ〜!!
地図で見るとなるほどカンボジアの最北東端に位置し、ベトナムとラオスに国境を接している。
今はコロナで国境は封鎖されているが、そうでなかったらここからラオスかベトナムに抜けて旅をしてたであろう、「国境好き」にはたまらない位置にある。
しかし今はコロナ、国境を抜けられないとするとつまりは「行き止まり」。
「世界の果て」まで来た感があるのう・・・
さて乗合バスっつうかバンに乗ってここまでやって来たのだが、
何やら検問のようなところに降ろされ、体温を測って手をアルコール消毒させられる・・・
末吉覚さんの投稿 2020年12月14日月曜日
なるほどコロナ患者のいないこの州ではこのように水際対策をやってるんだな、と感心してまた車に乗り込んだら。
乗客全員がこっちを向いて「降りろ」という目線!(◎_◎;)・・・
英語があんまり通じないが、どうやら「着いたから降りろ」と言ってるようだ。
ワシの他に誰も降りとらんやん!!(>_<)
まあ他の乗客はそれぞれに降りる場所まで連れてってくれるのだろうが、
馴染み客ではないこの外国人は規則通りここで降りろ・・・みたいなもんだろうか・・・
よくある話でこういうバスストップで降ろされるとトゥクトゥク運転手が寄って来て客引きをする・・・
ろくなことないのよねぇ〜それに引っかかっちゃうと(>_<)
まあぼられるだけならいいけれども、ある人は人気のないところに連れて行かれ、
「100ドル払え、さもなければここに置いてゆく」
とか、まあ「世界の果て」なんだから人気のないところは無尽蔵にあるわけで、そのまま殺されて埋められても誰もわからない((((;゚Д゚)))))))
上の写真の右の方に写っている帽子を被った伊達兄ちゃん、
彼の押しが一番強く、もう私の荷物をトゥクトゥクに乗せて、
「どこまで行くんだ?」
と流暢な英語で聞いて来る・・・
前回のクラチェみたいに降ろされたところが一番の繁華街だったら問題ないのだが、まあ何にもないところを歩いて何キロあるかわからん繁華街まで行くのも、それはそれでよくない気がする・・・
「繁華街」って英語で何て言うんやっけ?(>_<)
中国語だと「最热闹的地方(一番賑やかな場所)」とすぐ出て来るが、
英語が出ないならクメール語で言うしかない!!
確か中国語で習った先生からこの単語を教わったはずだ!!・・・と記憶を呼び返してみる・・・
そうそう、「កណ្តាលទីក្រុង」!!
「ទីក្រុង」は「街」で、「កណ្តាល」はセンター、つまり「街の中心部」、これで合ってるはずだ!!
覚えたての下手な発音で見事に通じ、値段交渉!!
「2ドル」ってこれ安いやん!!実はむっちゃ近かったりして?・・・
まあ近くてもこれ「入場料」だと思えば安いもんやん!!
実はこの辺、Google マップには何も情報がないのよ。
Google マップを見ただけではどこが一番繁華街なのかわからん(>_<)
行きの車ん中でも色んな人の旅行記とかチェックしたけど、郊外の観光スポットばっかりで誰も街中をレポートしとらん(>_<)
まあ往々にして一番大きなマーケットがあるところが一番栄えているので
「ផ្សារធំបំផុត(一番大きな市場)」
と言ってみたらこれも通じた!!\(^o^)/
ところがこの市場の周りってのがただゴミゴミしてるだけでゲストハウスとかもなく、ブッキングドットコムでもこの近くには何もヒットしない(>_<)
彼が「いいホテルあるよ、一泊25ドルだよ」と紹介してくれるのだが、客引きの話に乗っていい目に会ったことがないが仕方がない。
そのホテルまで連れてってもらったらこれがなかなかいいホテル!(◎_◎;)
末吉覚さんの投稿 2020年12月14日月曜日
ここで25ドルならいいか・・・とばかりここで降ろしてもらう。
ホテルのカウンターで何やら書き込んで、おそらくリベートを正式にもらうのだろうが、まあボラずに親切にここまで連れて来てくれたんだから大したもんである。
ちなみに今回の旅の最終目的地「ラオス村中国村」まで行ってくれるか聞いたら、
「あそこは遠いからなぁ・・・25ドル」
行って降ろされて帰られても困るから往復だといくらか聞くと
「往復だったら30ドル」
まあこいつのことだからボッてはおるまい。
じゃあ「今日一日ガイドしてくれたらいくら?」
と聞いてみたら「20ドル」ってそっちの方が安いやん!!(笑)
まあボラないわ親切だわ、英語上手いわワシの下手なクメール語も理解出来るわ(笑)で言うことない!!
というわけで1時間後にホテルロビー集合ということでチェックインしてシャワー浴びる・・・
これがまたいいホテルなのよ〜
末吉覚さんの投稿 2020年12月14日月曜日
末吉覚さんの投稿 2020年12月14日月曜日
シャワー浴びてちょっとゆっくりしてたら、これがまたちょうど時間通りに彼からメッセージが届く!(◎_◎;)
中国人もカンボジア人も「時間を守る」だけで逸材である(笑)
そのまま彼のトゥクトゥクに乗ってとりあえずATM!!
大金を持ち歩きたくないのでその日に必要な額だけを降ろすのだが、
まあ観光地だから色んなものが高かろうと100ドル、
いや100ドル札はお釣りがなくて使えないだろうから90ドル下ろして彼に20ドル渡す。
「今日はこの20ドルで夜の飲みまでガイドしてくれや。その代わりメシと酒は奢るから」
と言ったら彼大喜び!!(笑)
「じゃあラオス村中国村まで」
と言ったら、
「あそこは遠いのでトゥクトゥクでは行けない。バイクに乗り換えて明日行こう」
とかわけのわからないことを言っている・・・
まあ今日はトゥクトゥクで行ける近場で、
明日は彼でなくても何か車をチャーターすればいいか・・・
と思いつつ、「じゃあどこでも連れてってくれ」と言うと、
「まず湖に行ってメシを食おう」・・・と(笑)
まあメシもギャラのうちですから、と連れて来られたのが「ヤクロム湖(Yeak Loam Lake)」
「4000年前の火山活動により誕生した湖で、深さ約50m、直径約800mの円形の湖は、ラタナキリで一番きれいな湖とされる(byクロマーマガジン)」
ということで、なるほど水がほんとに綺麗!!
泳ぐ時には救命具をつけろ・・・って泳げるんかい!!(◎_◎;)
末吉覚さんの投稿 2020年12月14日月曜日
まあここで記念に泳ぐのもめんどくさいので却下!(笑)
売店では蜂蜜を蜂の巣と共に蜂付きで売っている(笑)
そして少数民族っぽい服がいっぱい・・・
末吉覚さんの投稿 2020年12月14日月曜日
聞けばこの州は
「人口の75%はもとからこの地域に住む少数民族で、おもにトンプーン、チュライ、クルン、プラゥ、カヴェット、カチョック、プノン、ルンの8部族が生活している。
残りの25%は外部から移り住んできたクメール人(Byニョニュム)」
だそうで、なんか中国の雲南省を思い出す・・・
こんな高床式の住居も・・・
末吉覚さんの投稿 2020年12月14日月曜日
「結婚適齢期の女性、男性の小屋。
少数民族の伝統では、15~16歳になった娘には両親が小屋を造ってやり、両親と離れて生活させる。
一方息子がいる家でも、15~16歳で両親と離れて生活させる。娘と違うのは、息子の家は背高のっぽの家となること。親元から遠い村へ本人が赴き、背の高い木のそばに自分の家を造る。日中は畑仕事や狩猟に出かけ、夕方この家に帰ってきてからは、村の番人として高いところから周囲を見張る役となる(Byニョニュム)」
それより何より私が一番気になっているのはこれ!!
末吉覚さんの投稿 2020年12月14日月曜日
何なん?これ・・・酒?
「酒」という英語がわからんので「ស្រា(スラー)」と言ってみると、なるほどこれは「ស្រា(スラー)」らしい・・・
早速頼んで飲もうとすると・・・
何これ?中には米糠みたいなんが入ってて、それに水入れてしばらく待てと?!(◎_◎;)
待つこと10分強、長い長い竹で出来たストローで飲む!!
味は、まあ雲南なんかにある「米酒(MiJiu)」みたいなもんね。
英語で「Rice Wine」、クメール語で「ស្រាពាង(壺酒)」と言うらしいが、
これが面白いのが、酒になっているのは下の方だけで、上はまだ水。
そしてどんどん水を足すので酒が全然減らん(>_<)
しかも休憩しようとしばらくほっとくと発酵が進んで酒がむっちゃキツくなる(笑)
いや〜パーティー酒やわ〜・・・
結局はペットボトル3本ぐらいの水入れて、最後にはやっぱなみなみ注がれた状態でギブアップ(>_<)
いや〜結構酔っ払うぞこれ・・・
というわけで、酔い覚ましに市内を見渡せる小高い丘へ連れてってくれた・・・
なんか雰囲気が前回行ったネパールによく似ている・・・
カンボジア最北東端の州の州都、
おそらく一番都会であるこの街でこんな感じ・・・
ここがどんどん開発されてプノンペンみたいになるのはちょっとのう・・・
そんなことを考えながら昼の部は終了!!
夜の部がこれがまた濃ゆい!!(笑)
続く・・・
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