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2019年10月29日

布衣2019年秋のツアー甘粛省

ウルムチから列車に乗って甘粛省まで〜

まるで勘違いやったけど、ウルムチの隣町が蘭州やと思ってて、
前回は高速鉄道で12時間かけて移動というのでびっくりしたけど、
今回はその途中の街でライブ!!

またそこまでが6時間の旅・・・2時間以上走って全く景色が変わらない(笑)

着いたところが「嘉峪关(JiaYuGuan)」という人工20万人の小さな街・・・

ウルムチから6時間かかってやっと「嘉峪关(JiaYuGuan)」に着いた〜!! ウルムチの隣町って12時間かかる蘭州かと思ったら途中にいっぱい街があるのね・・・ってか駅前みごとに何もないんですけど(笑) - Spherical Image - RICOH THETA

駅なんにもないし〜(笑)

着いてすぐさまセッティングしてライブ!!

ライブハウスのオーナーが打ち上げに連れて行ってくれたが、
これがなければ寂れた駅と何もないライブハウス近辺しか知らずに終わるところであった(笑)

銀川ライブ後の打ち上げ!! - Spherical Image - RICOH THETA

次の日は移動日!!前回では最後に追加公演として行った街「张掖(ZhangYe)」
実はこの辺だったのね・・・

地元の人からまたご馳走責め!!

宿泊はこんな素敵なところ・・・

移動日と来て次の日が現地オフなので朝から牛肉麺!!

夜もご馳走責め!!

そして食後にライブハウスのオーナーが箱バンやってるという店へ・・・
こうやって生活費を稼ぎながら地元でライブハウスやってるっつうのが非常に心温まる話である・・・

次の日やっとライブ!!(笑)
いや〜寒かった・・・(>_<)

打ち上げに連れて行ってくれたところがまた寒かった(>_<)

甘粛省张掖での打ち上げ - Spherical Image - RICOH THETA

暖房もないガラス張りの小さな部屋にぎゅうぎゅうで入って、人の温もりと料理の火だけで暖を取る・・・

甘粛省张掖での打ち上げ - Spherical Image - RICOH THETA

でも料理は美味かったぞ!!

羊の頭を焼いたヤツ!!

脳味噌と目玉を召す・・・

寒いのを除いてはなかなか楽しい数日間であった。
地元の方々、どうもありがとう!!
来年もまた来るであろう・・・(笑)


そして、次の日はちょっと青海省に抜けてライブをやるのだが、
それはまた別の項で書くとして、その次の日の蘭州!!

まあ着いたら蘭州ラーメンはいっときます!!

前の日の青海省西寧が空気が薄くて大変だったが、
高地トレーニングを終えた感じで身体が軽い!(◎_◎;)

次の朝も蘭州ラーメンを召して次の街「西安」へと向かふ〜

Posted by ファンキー末吉 at:11:15 | 固定リンク

2019年10月28日

布衣2019年秋のツアー新疆ウィグル自治区「ウルムチ」

ウィグル問題に関しては専門家でも「日本では報じづらい」と言うだけあって、
さすがにSNSにちょっと書き込むと香ばしいのが数人現れて来る・・・(>_<)

新疆ウィグル自治区が中国の火種であったり火薬庫であったり、
そういうことを書くと噛み付いて来るのだ(>_<)

まあ私とてウィグル問題の専門家ではないが、
30年ほぼ中国で暮らして来て、ウィグル族のミュージシャンとバンドをやったりレコーディングをやったりその他いろいろ付き合いが多い自分としては、この文中にある、

中国国家の少数民族政策・宗教政策やユーラシア史への理解
世界の民族問題への基本的なリテラシー、イスラム・トルコ文化への理解
中国語・英語・ウイグル語だけではなく、トルコ語やアラビア語などに精通している

とはとても思えない人から罵声を浴びせられるとカチンと来るのである(>_<)

もうね、フォロワーが数千人しかいない私のTwitterなんてそのぐらいのメディアなんだから、イヤならそちらがブロックして欲しい・・・

でもね、この書き込み(訂正済み)で私が言いたかったのは、
全中国色んなところにライブに行っている私が、
「たかだかライブハウスにこれだけのセキュリティーチェックがある街はここだけである」
ということである。

まあそれだけ「テロ」が多いということね・・・

訂正前の書き込みでは「漢民族に対するテロ」と書いたが、
「政府に対する」が正しいということでまるっぽ削って訂正した。
でも漢民族が政府やってるわかやからこの辺も書き方が難しいわのう・・・(>_<)

まあ色々書きづらい問題もあるが、ウィグル問題が中国の火薬庫のひとつであることは間違いなかろう・・・

特集:中国の火薬庫 ウイグル
中国の「火薬庫」は香港にあらず - ロイター

そんな中で「ロック」で平和を・・・などと思ってみても、いつも無力感に苛まれて落ち込んでしまう。

何せこの街で漢民族のバンド(メンバーには回族も日本人もいるが)を見に来るオーディエンスにはウィグル族はほとんどいないのだ(>_<)

内モンゴル自治区では明らかにモンゴル族というオーディエンスも多いのになぁ・・・

多民族国家マレーシアでは、Wingのコンサートなどでマレーシア行った時、マレー系の友人にそのコンサートのことを言っても、
「チャイニーズのコンサートの情報は全くわかんないからなぁ・・・」
と言われた。

中華系の人は中華系の音楽しか聞かないし、
マレー系の人はマレー系の音楽しか聞かないんだと・・・

まあおそらくここ新疆ウィグル自治区でも、ウィグル族はウィグル族の音楽しか聞かないのだろう・・・

その点、昔存在した「阿凡提(AFanTi)」というバンドは革新的だった。
北京のミュージシャンに連れられて彼らが演奏する新疆ウィグル料理屋に行ったのだが、
そのダンサブルなリズムと民族的なメロディー、そして心地よいウィグル語の響きが素晴らしくて何度もその店に通ったものだ。

特筆すべきは、漢民族である私の友人たちがみんなそのウィグル語の曲を覚えて歌っているのだ!(◎_◎;)

・・・ロックやなぁ・・・

沖縄の言葉で歌う喜納昌吉の歌を我々ヤマトンチュの人々が覚えて歌うみたいな・・・

(沖縄問題やアイヌ問題に触れるとまた香ばしいのが出て来るかもわからんが・・・もうあなた達私の書き込み見ないで!!(涙))

兎にも角にも、この私がどれだけ頑張ってドラムで世界平和を叫ぼうが、
そのウィグル族が見に来ないのだからどうやってもそこには届かない(>_<)

まあそれでも届け!!とばかりドラムを叩く!!

吐きぞうなのは出番前にこれを食ったから(笑)

「食い物は文化」と言うが、この辺の食い物もすこぶる美味い!!
ウィグル族の友人たちも私の知り合いだけのことだが非常にいいヤツばかりである。

まあそうではないテロ組織のウィグル人もいるのだろう・・・
実際に見たことはないけれども、中国政府もウィグル族相手に色んな無法なこともしているらしい・・・

こんなところでドラム叩いたってどうなるもんではないが、
まあ香港も含めて、火薬庫が爆発することなく平和になれることを心から祈りながら今日もドラムを叩くぞ・・・

Posted by ファンキー末吉 at:12:21 | 固定リンク

2019年10月22日

布衣2019年秋のツアー寧夏回族自治区

TOセッションの札幌イベントのため、
行きは北京ー札幌(直行便)、しかし帰りはそのまま寧夏回族自治区でのツアー再開となるので、なんとかその日のうちに銀川まで着かねばならぬ・・・

結局朝一番で大阪まで飛び、上海で乗り継いで「札幌ー大阪ー上海ー銀川」という大移動(笑)

なんとかその日の夜には着いたが、すぐにレコーディングだと!(◎_◎;)

まあ寧夏回族自治区にこれほどのスタジオが出来たつうことが興味深い・・・
これなら布衣のレコーディングは全部ここで出来るではないか・・・

終わって羊肉串!!・・・しかしやっぱ本場は美味い!!

翌日は「羊杂碎(羊のホルモンスープ)」を食ってこの日のライブ地「固原(GuYuan)」へ〜

見れば銀川と蘭州と西安の真ん中・・・
車で4時間もかかるのな・・・そりゃ前日には絶対銀川に着いとけと言われるはずじゃ・・・

そしてここでも羊責め!!

ついでにライブ!!(笑)

翌日は早起きしてまた車で4時間かけて銀川でレコーディング!!

X.Y.Z.→Aニューアルバムのギャングコーラスをここで録ったのじゃが、
以前は北京でやってた作業がここ銀川で出来るようになったというのもありがたいことである・・・

そして夜も羊!!(笑)

布衣のホームグランドである銀川でのライブ!!

打ち上げはそのまま楽屋で!!(ちなみにツマミは羊肉串を出前(笑))

銀川ライブ後の打ち上げ!! - Spherical Image - RICOH THETA

ホームグランドなのでやはり知り合いがいっぱい来る。
ワシはライブで死ぬほど暑くてぐったりじゃし、シンバルスタンドが倒れたショックで演奏にミスがあったので少々心情不好(日本語で何と言うのじゃ?)だったのでいちいち相手にするのがちょっと苦痛・・・(>_<)

対バンも地元のバンドが二つ、地元のロックを応援したいLaoWuの考えもよくわかる。
バンドのメンバーもあの伝説のドラマーFunkyと話がしたいのもわかる。
サインが欲しいのもわかる。

しかし
「じゃあ僕はFunkyさんの使いかけのスティックに・・・」
と言って太鼓のとこに置いてあるスティックを勝手に持って来るのはどうかと思うぞ!!

まあええわ!!疲れてるし・・・(笑)

というわけで次の日は新疆ウィグル自治区ウルムチへの大移動!!
新しいスティックで心機一転して頑張りましょう!!(笑)

Posted by ファンキー末吉 at:10:18 | 固定リンク

2019年10月 7日

くっくまバンド純カンボジア風新曲!!

中国でもそうだったが、「その国らしい曲やアレンジ」というのは「その国」に住んでないとなかなか難しいというのが私の持論である。

その国の人たちと一緒に暮らし、同じものを食べ、同じ空気を吸う(これ大事!!)、そうでなければ「それ風」のものは作れても、本当に現地の人の心を揺さぶる作品は出来ないと思っている。

かくいう私は別にカンボジアに住んでいるわけではないが、
この部屋を借りて以来、何やらバイオリズムが変わって来ているように思う。

地元ミュージシャンの知り合いも増え、密に連絡も取れるようになり、
今後のセッション活動にも大きな変化が現れるものと思われる。

そんな中、400ドルで買ったバイクに乗り、エンストと戦いながらふと降り立ったTuol Tompoung Marketでとあるメロディーが降りて来た。

まあその骨董品に囲まれた雰囲気、暑いので仕事せずに寝てるおばちゃん、
そこに場違いのように迷い込んだ金髪の変な男のコミカルさがメロディーになって出て来たのかも知れないし、単にその市場のどっかから流れて来たのを聞いただけかも知れない。

なんかそのメロディーを口ずさみながら市場の中を歩いていると楽しい・・・

そんな中で「サビ」をつけてみる。
しかし気がつくとまたそのメロディーに戻ってしまっている・・・

「まあいいや」とばかりそのメロディーを符号化して頭の中にメモしておく。

こうして符号化して置いてあるメロディーは多い。
家に帰ってからまだ残っていればそれを数字譜にでもして実際にメモして置いておくし、忘れてしまってたら「ああその程度の曲か」ということで忘れてしまうことにする。

ところがこのメロディーは、忘れるどころか、カンボジアのこのプノンペンの空気の中でまた突然頭の中に響いて来るのだ・・・

「じゃあちゃんと曲にでもしときますか〜」というわけでLogicで簡単に打ち込んでDEMOにしてみる。

私は自分のことを「天才」だとは思ってないので、「スッゲーいい曲出来た!!」みたいな時は、「どうせどこかでヒット曲かなんか聞いてそのメロディーが頭に残っていたのだろう」と信じて疑わない。
だから常に「どっかにあるメロディーなんじゃないか」と疑ってその「元曲」を数日間かかってでも探す。
この作業が私が「遅筆」である理由のひとつでもある。

運よく元曲が見つかれば、「雰囲気は似てるけどメロディーは違う」みたいに落ち着くように整理するし、「全く同じ」ならばもう諦める。

元曲が思いつかない場合は大変である。
どの曲とは言わないが、実際に発表した後にとある曲と全く同じだったということもあった・・・

ところがこの如何にもカンボジアっぽいメロディーは自分としては検証のしようがない(>_<)

そもそもそんなにカンボジアの曲をたくさん聞いたわけでもないし、
カンボジアのこれらの曲と似ているお隣のタイのルークトゥンだったりすると、
過去のアジアの番組をやってた時に紹介した曲のメロディーだったりするともうお手上げである。

まあこれは一度ちゃんとした曲のして、DEMOをくっくま孤児院に送りつけて、実際にカンボジアで住む人たちに聞いてもらえばと思った次第である。

サビの歌い出しは「サビ」なのだが、気がつけばそこからまたAメロと同じメロディーに戻っている・・・
こういう部分はわざとメロディーを違えて「サビ!!」という感じにするのだが、何やらメロディー自体がそれを変えられるのを嫌がっている感がある・・・

まあここカンボジアの「空気」が、「何しよるん?別にええやんこのままで」と言ってるように思われ、結局メロディー整理は断念(>_<)

曲の「掴み」として最後にブレイクして「何か言葉を乗せる」と文面では書いておくが、DEMOとしてはとりあえず不協和音の変なメロディーを打ち込んで「ここは言葉なんだよ」みたいなことを匂わせておく。
「ここに面白い詞を乗せたらウケると思うよ」と注釈も送っておく。

しばらくしたらそれを聞いたくっくまバンドの二人からメッセージが送られて来た。

現地の人が聞いたらやっぱこの曲はいい曲なのか!(◎_◎;)・・・というのが先月半ばのこと。

そして昨日、勝山に「居酒屋勝プノンペン店を出さんか〜」と言うてみたら「ほな一度行ってみましょうかねぇ〜」と言うので、私も南京のイベントの終了後、北京までの移動日を利用して(笑)ここプノンペンに降り立った。

勝山がタコパの準備をしている間、バンド部屋にてバンドのメンバーと会ったら、「もう歌詞は出来ました」と・・・
しかも今回はボーカルのスレイクォイが書いたのではなく、ドラムのダビッが書いたらしく、私がLogicをインストールして置いていったパソコンでちゃんとダビッの歌でDEMOまで作ってあった!(◎_◎;)

使い込んでおるのう・・・(嬉)

くっくまバンド新曲DEMO - Spherical Image - RICOH THETA

「この曲、ダビッが歌うの?」と聞くと「いえ、私が歌います」とスレイクォイ。
じゃあ実際に演奏してみようということでバンドでやってみる・・・

ところが最後の部分、「この部分はメロディーではなく言葉で」と書いていたのに、解釈が違ってて、私が打ち込んだ不協和音の変なメロディーを完璧にコピーしてキーボードで弾いている(笑)

いや、違うし〜・・・しょせん彼らが日本語を喋れると言っても生活言語程度、私が日本語と共に英語とクメール語でメールを送ったと言ってもしょせんGoogle翻訳(笑)

やはりコミュニケーションは実際に会ってやるには全く及ばない。

「この部分に面白い言葉を乗せるとむっちゃウケるよ!!」
いわゆる曲の「キモ」の部分である。

「みんなで考えて〜」

私が作ったのは5文字の言葉だった。
スネア1回叩いて1文字、また1回叩いて1文字、そして次に2回叩いて5文字。
この5文字が「キモ」、ここでウケればこの曲は大成功!!ウケなければ・・・まあ普通の曲(笑)

みんなゲラゲラ笑いながらあれがいいこれがいいと出して来る。
ちなみに私にはどんな意味か全くわからない(笑)

なんかひとつの言葉に落ち着きそうだったので助け舟を出す。
別に4文字だったらそれでもいいよ。その空間を短くするから・・・

結局4文字か5文字いうのではなく、何やら喋るような言葉を選んで来た。
ディレクションとしては「みんなウケてるかどうか」(笑)

拍数としては3拍、リズムとしては4分の2が入って・・・
と説明しようと思ったが、まだ彼らには難しいか・・・
「喋り終わったらスネア叩いて〜」
これで完成!!本人たちはきっと4分の2が入っていることはわかってないが、まあこれでいいのだ!!

こうして一応初めてこの曲が形になった!!!

おっ!!なかなか楽しいぞ!(◎_◎;)
「キモ」の言葉も何言ってるやらわからんが、ロックやヒップホップみたいな響きでかっこいいぞ!!

そもそもひとつの子音にひとつの母音がついてそれだけの発音である日本語と違って、カンボジアの「クメール語」というのは子音が複合子音で巻き舌音が入ったり、英語のように末尾子音がついたりするのでこのように「語感」が全く違うのだ。

はてさて、どんな内容を歌っているか全くわからんが(笑)、彼女たちが楽しくて、結婚式などで歌い継がれてゆく曲になると嬉いぞ〜!!

カンボジア希望の星プロジェクトまとめ

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Posted by ファンキー末吉 at:07:07 | 固定リンク

2019年10月 2日

布衣2019年秋のツアー江蘇省「徐州」

徐州徐州と人馬は進む〜・・・という歌があるように、
徐州というところは中国の交通の要地だと思っていたので、
何となく河北省からも近いのではと勘違いしてた私だが、
乗り打ちなのに何と当日5時起き!!(涙)

むくり・・・5時起きで今日の街、徐州へと向かふ・・・済南経由で8時間の乗り打ち(>_<) 我ながらようやるわと思ふ・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

朝飯は高速鉄道駅にてマクド!!
お粥と油条(揚げパン)のセットなど中国マクドならでは〜

朝メシは列車駅にてマクド!! お粥と油条(揚げパン)のセットなど中国マクドならでは〜 - Spherical Image - RICOH THETA

結構遠いのよ〜(>_<)
途中山東省済南で乗り換えて8時間!!

皆さんお疲れ・・・

乗り換え駅では一斉にマッサージ(笑)
駅に必ずマッサージチェアーがあるのも中国ならでは・・・

徐州はひとりドラムなどでは何度か来たことがあるが、
布衣としては初めての土地。

ライブハウスもどんなところかわからず、スタッフが色々と心配してやり取りをしている・・・

着いたら、ステージもその日に突貫で作ったような小屋・・・

そんな中でのドラムソロ!!

最後の曲終わってスネアが緩んでたから、ステージ降りる前に手前のネジを締めたのよね〜
でも叩いてみるとまだ緩んでるような音が・・・
そのままアンコールでドラムソロ!!

・・・ってかあーた!!よく見たらスネア破れてるやん!(◎_◎;)

何とか鳴る打点を探して叩く・・・
ところが裂け目が更に裂けて最後の方にはその打点も見つからない!(>_<)

幸い裂け目は中央に向かってるのではなく横に向かっているのでそのまま横に向かって裂けた。中央に向かってたらもうどうしようもなかったぞ・・・

あと2曲のバラードは何とかフロアタムとかの音を足しながら叩く!!

いや〜長くやってるといろんなことがあるもんです(笑)

Posted by ファンキー末吉 at:06:05 | 固定リンク

2019年10月 1日

香港ではもう既にこれ暴動?!(◎_◎;)

全くもって意味がわからない(>_<)
気がついたらこんなチケットを取っていた・・・

香港で乗り換え時間11時間(>_<)・・・
武漢夕方発の便もあったからそれを取ったつもりだが、何故だかこのチケットを取ってしまっている(笑)

しゃーないなぁ〜・・・香港で街にでも出て遊びますか〜
と友人にメッセージを送ってみると・・・


とかなり心配の様子・・・

「デモ隊は黒い服を着ているから黒は着ない方がいいよ」と言われても・・・
ファッションセンスのないワシは、コーディネートとやらがあまり必要でなかったり汚れが目立たないとかの理由で基本黒の服しか持ってない(>_<)

まあ彼が香港にいないというのだから、香港の別の友達であるMOMOさんにも連絡を取ってみる・・・

ところが・・・

空港エキスプレスも香港島なら行けるのか?・・・
ちなみにJamesが送って来たこの日のデモ予定地域は・・・

香港島のみならず九龍まであらゆるところでデモが行われてるではないか!!!(◎_◎;)

しゃーないなぁ〜・・・と思いながら武漢から香港に到着!!
そしたらフェイスブックで全く関係のない人からこんなメッセージが!!(◎_◎;)

まあ11時間もあるのである!!一杯ぐらいご馳走になるのもよかろう・・・
というわけでしばし空港で飲むことに決定!!!

香港空港にて - Spherical Image - RICOH THETA

このNIIOKAさんという人、マカオで住んでてベトナムでギターを作ってて、
その仕事のために今からベトナムに行くという変わり種・・・

いや〜類は友を呼ぶと言うか、変わった人んところには変わった人が集まって来るのな(笑)

ギターの話やたくさん面白い話をして盛り上がって、
さてNIIOKAさんはもう出発するというのでふと考えた。

ワシはどうして今香港にいるのだろう・・・
そしてどうしてあと7時間も時間があるのだろう・・・

これは神様がワシにデモの行われている市街地に行けと言っているのではないのか・・・

いや〜中国政府からビザを発給してもらって、
こうして中国で働かせて頂いて日々の飯を食っている私とすれば、
あまり大きな声で「香港頑張れ!!」とは言えない立場である。

それはまあワシがJASRACと戦った時も、
「いや自分はJASRACに世話になってるから」
とか、ヒドイ人になると、
「自分がビッグになった時に金をもらえないとイヤだから」
という的外れな人もいたが、みんながみんな色んな理由で声を大にして言えないことがあるのが「生活」である。

かく言う私も、自分のことだけで済むなら中国を捨てればそれでいいのだが、
そこから派生して色んな中国人に迷惑をかけることになるのは非常に困る(>_<)

しかし私のような性格の人間がこのように自分の気持ちを押さえ込んどくとこれがまた非常にストレスが溜まる(>_<)

というわけで酒なんか飲むとむくむくとこんな考えが頭をもたげて来るのだ・・・

自分が今香港にいるのは、
神様がわざわざこのチケットを取らせて、余った時間で市街地に行け、と。
そしてデモに参加するでもなく飯でも食って、
デモに巻き込まれたら香港警察に2、3発殴られて来い、と。

そしたら少しは気分がすっとするでしょ、と(笑)

まあ巻き込まれる分にはしゃーないなぁ〜・・・
とばかりMOMOさんに連絡する。

「じゃあ時間もあるし、香港島までは空港エキスプレスが出てるみたいなんでその辺でメシでも食いますか〜

ところがMOMOさんが慌てふためいて色んな情報を送って来る。




!(◎_◎;)・・・ナニコレ?!もうここまで来たら「暴動」やん!!
しかも発砲事件まで起きてるらしいやん!!(◎_◎;)

いや、自分が香港警察に撃たれて死ぬ分には構わん。
気持ちとしては香港人を応援したい、でも出来ない、
その結果がそういう「死」だったらそれも運命かも知れないとそう思う・・・

しかしデモ隊もどうして「非暴力」を通せなかったのかね・・・
これでは「暴動」と言われても仕方がない。

「暴動」ならば「鎮圧」されて当たり前!!
そしたら天安門事件の二の舞である・・・

深セン辺りに駐屯している軍隊が侵攻してきて、
ものの数分で綺麗に鎮圧されてしまうであろう・・・

多くの血が流れることと引き換えに・・・(>_<)

NIIOKAさん曰く、
「天安門事件が、自由に憧れてそれを手にするための戦いだったとすれば、
今の香港人は、手にした自由を奪われないようにするための戦いだ」

わかるなぁ・・・そっちの方が何倍か気持ちが強いし、
何倍も何倍も「切迫」している。

もしワシがヒロイズムに燃えてデモ隊に
「非暴力を通そう!!」
と最前列で説いて回ったところで彼らは聞く耳を持たないだろう。

去年布衣のツアーで深センに行った時
ちょっと足を伸ばして香港に入った途端に強く感じた。

ここは「外国」や・・・

同じ広東語圏でも、深センとは全く違う文化があり、
そこで育って来た全く違う「人種」がいる。

ましてや私のような外国人が本当の意味で彼らの気持ちを理解することは無理である。

中国共産党が中華人民共和国を建国してちょうど70年目の今日、
そのめでたい日にそれに泥を塗った香港人を、中国共産党は決して許さないだろう・・・

ヤクザ映画の、
「私らヤクザはな、ナメられたら生きていけんのじゃ、だから死んでもらう」
こんなセリフが頭をぐるぐる回る・・・

今日の大規模デモの参加人数は今の時点では正式に発表されてないが、
最大で香港の人口の半分が参加したとも言われているこの一連のデモ・・・

人口の半分が参加したっつうことは老人やお年寄りを除いてほぼ元気な人口全員が参加したということである。

中国共産党も、この「異民族」全員が、それほどまでに手にした自由を手放したくないと考えているということをもっと真摯に受け止めて欲しいもんじゃ・・・

とそんなことを考えてるうちにMOMOさんから返信が・・・
「いや〜とてもじゃないけど香港島まで行けません(>_<)」

しゃーないなぁ〜・・・ほな今日の食事会は中止!!
ワシはまた市街地に出ようなどと思わないように、さっさと出国して出国エリアで時間を潰すとしよう・・・

そしてこう考えるようにしよう。
神様は私がデモ隊のところに行かないように、このNIIOKAさんを差し向けたんだ、と・・・

そやな、香港の未来を憂いながら出国エリアで数時間酒でも飲んでますか〜・・・

しゃーないなぁ〜・・・

Posted by ファンキー末吉 at:18:13 | 固定リンク

怒るでホンマ武漢空港!!

怒るでホンマ武漢空港!!(怒)
そもそもが出国のパスポートチェックの時から・・・

「あんたどこ行くの?」
「チケット見たらわかるやろ、香港や。経由して日本に帰る」
「なんでわざわざ香港なの?」
「余計なお世話じゃ!!国慶節で直行便なんか取れんし取れてもむっちゃ高いがな」
「じゃあ香港から日本までのチケット見せて」
なんで出国するのにそこまでせないかんの?!(怒)
「仕事何やってんの?」
「音楽の仕事や」
「音楽?」
「そう、一応音楽関係の会社の総経理でんがな」
ジロジロ・・・なんで出国すんのにここまでジロジロ見られないかんの?!(怒)
「中国語うまいですね」

やかまし!!(>_<)・・・英語で通したらよかった・・・

そんなこんなの時に電話がなる。
「ええと・・・SATORU・・・ええと、KA835の乗客?」
ローマ字の日本語名が読めんかったんやな(笑)
「はい、そうですけど」
「お預けの荷物を税関が開けて検査したいとのこと・・・云々・・・」
こいつ、こちらが中国語喋れると思ったらいきなりネイティブ(武漢訛り)でまくし立てやがる(>_<)
まあ以前唐辛子爆弾
TougarashiBakudan.JPG
で同じようなことがあった時は、この後の手荷物検査の時に搭乗券スキャンしたらブザーが鳴って、別室に連れて行かれてそこに荷物があって開けさせられたので、
「まあ安全検査んとこで何か通知されるのね?」

ということで安全検査!!

搭乗券スキャンしても何も言われんし〜(>_<)
カバンもポシェットも全部開けられてもう一回レントゲンを通される・・・
むっちゃ厳しいの国慶節のせい?(>_<)
とりあえず誰も何も言うて来んので折り返し電話をする。

「誰にも何にも言われまへんがな・・・」
「税関に行って手荷物検査を受けて下さい」
「カギかけてないしあんたが勝手に開けて気の済むまで調べたらええやん!!」
「乗客本人の前で調べる規則になっておりますので」

(>_<)

ここでちょっと怒って口調が荒くなったのだろう、
「では330番搭乗口で係の者が案内しますので」
というわけで330番搭乗口に進む・・・

スタッフが数人ヒマそうにしてたので事情を説明すると、
「そうそう、税関に行けと説明しろと言われました」と・・・
???連れて行ってくれるんちゃうの?
「税関どこにあるん?」
「あなたが通って来た安全検査と、出国手続きのパスポートコントロールのその向こうにあります」
今通って来た道のりを逆に出てもう一度同じめんどくささを経て帰って来んの?!(◎_◎;)・・・勘弁してーな(>_<)

そもそも既に増補してあるパスポートにもう余白が少なくなっている。
こんな無駄な出国と入国のために貴重なパスポートページを無駄遣いしたくない・・・

ここでいきなり中国語がヘタなフリをする(笑)
「あんた達何言ってるのかわかりまへんがな〜連れて行っておくんなはれ〜」
渋々とひとりのスタッフがワシを連れて行ってくれることに〜
ワシは嫌な予感がしたので手荷物もポシェットも全部そこに置いて、搭乗券とパスポートだけを持ってそのスタッフについて行った。

スタッフはすいすいと安全検査の端っこの方にあるスタッフ用入口の脇をすり抜けて外に出てゆく・・・
ワシはちょこちょこと後をついてゆくわけだが、いやこれ、ワシ一人やったら絶対無理やて(>_<)

そして出国手続きを反対に通って入国するわけだが、
係員はパスを見せてそのまま通るが、ワシは出国管理官がパスポート写真と本人を照らし合わせて、パスポートはそこで預かり、搭乗券だけを渡されて入国・・・

「税関はどこにありまんの?」
パスポートコントロールを抜けたところに税関があり、そこに入ると5人の職員がヒマそうにしていて、見ればいくつかのトランクが転がっていてワシのトランクもそこにあった。

ワシは搭乗券を見せて、自分のトランクを指差すと、
「はい、そのトランクこの台の上に置いて!!」
ってあんたら5人が5人ともヒマなんやから呼び出したあんたが置けよ!!(怒)

「このトランクの何があかんの?中には何にもないでぇ」
ふてくされながらトランクを開ける。
「なんか金属のがありますよね?」
金属と言えば・・・ヤオヤオ君が買ってくれたドラム便利グッズ!!

日本用にひとつ持って帰流のに、こんなもん手荷物に入れてたらまた手荷物検査で何言われるかわからんからトランクに入れたのよ〜
「何ですか?これ?」
「ああ、これね、ドラムのチューニングキーやドライバーや色んなものが一緒になっている・・・そう工具(GongJu)よ、工具(GongJu)!!」
これを英語で説明するのも大変やなぁ・・・中国語喋っててよかった・・・と思っていると、
「これじゃない!!他に何か金属があるでしょ?」
金属?・・・・これか?お茶ポット、水壺(ShuiHu)?・・・ちゃうか・・・
あ、ひとりドラム用ケーブル類とか予備のハードディスクを入れたバッグがあった!!
「これか?ハードディスク、硬盤(YingPan)!!」
「あ、硬盤(YingPan)ね・・・じゃあもう没問題。行っていいよ」
カチン(>_<)
「こんなもん何がいかんの?!!毎回トランクに入れて問題になったことおまへんがな!!だいたいワシこれ入れて月に何回飛行機に乗ってると思ってんの?!!(怒)」
係員じーっとワシの顔見て・・・「中国語うまいね」

やかまし!!(>_<)

ふと見るとワシをここまで連れて来た係員がいない!(◎_◎;)
戻るのんまた同じルートで係員おらずに通してくれるん?(>_<)

まず出国のパスポートコントロール、これはパスポートを預けているので大丈夫!!
受け取ってそのまま係員用の安全検査を並ぼうとすると、
「ここは係員用なのであっちに並んで!!」
「え?!!ワシここを通ってこっちに来ましたが」
中国語でゴネる。ここは英語だとゴネるボキャブラリーがないのでやっぱ中国語やろ・・・

「ワシは普通の乗客と違って、呼び出されてここから出たの!!何でまた普通の乗客と一緒に長い列を並ばないかんの!!出た時と同じ扱いで入れてくれたらそれでええやん!!(怒)」
根負けして係員は、「じゃあ並ばなければそれでいいのね?」と、普通客の列の一番前に割り込ませてくれる。
「いや、そういう意味じゃないんだけど・・・まあそういう意味か・・・(笑)」
後ろの乗客に会釈をして搭乗券スキャン。まあ入る時と同じくここで何も反応もなく手荷物検査!!・・・ってか手荷物は全部置いて来てるので、そのままX線ゲートを通ろうとすると、
「手荷物何もないの?」
やかまし!!・・・とまあ説明するのもめんどくさいので、
「ないんですのよ、おほほ」とばかりボディーチェックを受けてやっと中に入る。

考えてみれば税関の職員5人とも何もせずにヒマそうにしてるんだから、ひとりかふたりこちらに派遣してここの別室で手荷物検査すればええんとちゃうん!!
少なくともトウガラシ爆弾の時の北京空港ではそうしてるぞ!!

330搭乗口は入って一番左の方、
荷物を取ってメシでも食おうとするとそれは反対側の一番右側(>_<)

とりあえずビールと牛肉麺を頼んでこのブログでも書こうとしたらネットに繋がらん(>_<)

「ちょっと〜フリーwi-fiっつうて全く繋がりまへんがな!!」
と今度は従業員に英語で文句を言う。

・・・全く通じん(>_<)

従業員の顔に明らかにこう書いてある。
「英語ヘタね」・・・やかまし!!(>_<)

結局ブログは香港に着いてからアップすることに〜・・・ぷんぷん!!

武漢空港でビールと牛肉麺!! - Spherical Image - RICOH THETA

Posted by ファンキー末吉 at:14:41 | 固定リンク