
2017年8月23日
Funky鼓校2017@中国山東省临沂
去年2016年から日中両国で開催されることになったFunky末吉のサマードラムスクール、去年の山西省太原に引き続いて、今年の中国のスクールは山東省临沂(LinYi)にて行われた。
メンバーは、佐々木隆さんとマッド大内さんのレギュラーと共に、
キーボードは八王子からHeyskeさん、
そして北京から通訳兼ギタリスト田端翔くん、
深センから通訳兼ベーシストのMasatoくんという顔ぶれ。
航空チケットは早く取った方が安いのでかなり前から取った!!
佐々木さん、Heyskeさん、
11日
8:40羽田発10:40上海浦東着MU576
13:25上海浦東発15:10临沂着MU5599
マッドさんは関空からなので、
11日
9:40関空発10:45上海浦東着MU730
13:25上海浦東発15:10临沂着MU5599
Masatoくん
11日
7:15深セン発9:35上海浦東着CZ9746(日本からの3人と合流)
13:25上海浦東発15:10临沂着MU5599
深センからのMasatoくんが少々早く着き、羽田組、関空組のお三方を出迎えて一緒に临沂(LinYi)行きに乗るという申し分のないブッキングである。
翔くんと私は北京からなので当日の朝いち便・・・
今日から始まる中国サマードラムスクールのために北京組は4時起きで滅多に使わない南苑空港へ〜 替えのパンツ忘れて来たしファブリーズは没収されたし一体どうなるのでしょう(>_<) ちなみに関空から向かうマッドさんの便が遅れていて上海で乗り換えが間に合わないかも〜 - Spherical Image - RICOH THETA
ちなみにこの時に替えのパンツは全部忘れて来てしまい、
常に持ち歩いているファブリーズは手荷物持ち込みの時に没収されてしまった(>_<)
まあパンツは現地で買えばいいやとばかり飛行機に乗って現地着!!
校長のために取ってくれたホテルがとても豪勢な点について・・・(笑)
校長のために取ってくれたホテルの部屋がえらく豪華な点について・・・ - Spherical Image - RICOH THETA
昼ご飯も豪勢です!!!
早よ来い日本組〜LinYiでの1食目〜 - Spherical Image - RICOH THETA
昼からビールを飲んでうだうだしていると・・・
「飛行機が90分遅れているとのことです!!」
とマッドさんから連絡が入る・・・
マッドさんは10:45に上海に着いて、13:25に临沂(LinYi)に出発する。
90分遅れたら、12:15に上海に着くことになるから、
入国審査して乗り換えが間に合うのか?・・・
そんな中、羽田組のお二人と深セン組のMasatoくんは、マッドさん待ってて全員乗り遅れるわけにはいかないので先に搭乗口に行く・・・
ひとつの期待としては、同じ航空会社のチケットなので、
ひとつが遅れれば後のも少々遅らせて待っててくれるのではないか・・・
しかし非情にもこんな時に限って临沂(LinYi)行きは定刻で離陸!!(>_<)
マッドさんは遅れて上海に着いている時間になっても連絡が来ない・・・
上海の空港には無料Wi-Fiがあるはずだし、
もしそれに繋げなくても海外パケ放題とかで日本に繋げば連絡ぐらい取れそうなものなのだが・・・
羽田組と深セン組を乗せた飛行機が临沂(LinYi)に着いた・・・
ひょっとして飛び込みでマッドさんを乗せてくれているかも知れないと乗客の中を探してもらうが見つからず・・・
何よりも連絡がないのが一番心配である。
パスポート番号で乗客を調べてもらうと、確かに上海行きの飛行機には乗っているようだ・・・
これは機内で倒れて病院にでも搬送されたのではないかと、病人の検索までしてもらうが見つからず・・・
そんな中、マッドさんの日本の番号から電話がかかって来た!!
「やっと荷物が出て来て、今ホテルに連れていかれてます〜」
あかんがな(>_<)
航空会社は翌日の同じ便に乗せるべく、乗客をホテルに運んでいるのだ・・・
当然ながら次の日の便だと次の日の昼の授業は全部飛んでしまう(>_<)
次の临沂(LinYi)行きの便は上海の別の空港「虹橋空港」からなら飛んでいる。
ちなみに御一行が着いた浦東空港というのは成田ぐらい遠く、
虹橋空港はさしずめ羽田空港見たいな感じ・・・
「すぐにそのホテルを出てタクシーに乗って虹橋空港まで行って下さい!!」
つまり成田から羽田までタクシーを飛ばしてもらおうということである。
そこからのやり取りは日本の携帯番号との間でショートメッセージによって行われる・・・
\(^o^)/・・・というわけでギリギリ飛び込みでマッドさんは临沂(LinYi)に着くことが出来た!!
ところがこちらはこちらで問題が起こってたのよねぇ・・・
何せ通訳の便利さで選んだ人選、ギターはメタル、ベースはパンクで、
佐々木さんの中国での課題曲、カシオペアのブラックジョークが弾けないのだ(>_<)
まあ悩んでもしゃーないのでメシ!!!
マッドさん着いた〜\(^o^)/ とりあえず開校式とセッションには間に合わなかったけど、泰山の生搾りビールが届くまで白酒で乾杯!! - Spherical Image - RICOH THETA
中国のサマドラ初参加のHeyskeさんも相当感激したようだ・・・
次の日からは授業!!
マッド教室
中国でのFunky鼓校サマードラムスクール2日の授業マッド大内クラスは盛り上がってます!! それに比べてうちはもう飽きちゃって大変(>_<) 叩けないヤツほど練習しないし馴れ馴れしい・・・やっぱ先生は「優しいオジサン」になっちゃダメですな(>_<) - Spherical Image - RICOH THETA
佐々木教室
高校生の頃一緒にこの活動で廻っていた中国の若き天才ドラマー王鹏(Wang Peng)は今年卒業するバークリー音楽院でのメソッドで教えます!!
それに比べてワシは今回は頭を抱えた・・・
できの悪い生徒ほど懐いて来て「いいおじさん」になってしまうのだ(>_<)
先生と遊んでいるだけだから全く練習をしないし、
逆に一番下手で真面目な生徒は一生懸命練習はするが、全く上手くならないのでそれにかかりっきりになってると他の生徒が飽きてしまう・・・(>_<)
「いい先生が必ずしもいいドラマーとは限らない、いいドラマーが必ずしもいい先生とは限らない」
とは言い得て妙な言葉であるが、
ワシももっと「いい先生」目指して頑張らないとなぁ・・・と心に誓った2日間であった・・・
さて、最終日の発表会の前に、「1分間にひとつ打ちが何発叩けるか選手権」というイベントが行われた。
この王鹏(Wang Peng)という若き天才ドラマーはこの2015年の世界記録を持っているのだ!!
個人的には音楽をスポーツとしか考えてないこのテの価値観には一切賛同はしないのだが、初めて見て見るとこれがこれで結構感激した(笑)
さてそうして最後の発表会!!
特にマッドさん教室の発表会は「ロックライブ」で大盛り上がり!!
マッド教室発表会盛り上がってます!!\(^o^)/ - Spherical Image - RICOH THETA
いや〜感激したなぁ・・・
色々ありましたが、中国ではちゃんと始まらなくてもちゃんと終わるんだと改めてそう思って解散・・・
同じく临沂(LinYi)から同じぐらいの時間の飛行機で、北京に帰る組と上海に飛ぶ組と・・・
マッドさんは体調を崩して実は大変だった・・・
中国でのFunky鼓校サマードラムスクールの全てが終了して空港にて怒涛の飲み会が始まる!(◎_◎;) 体調を崩したマッドさん以外、講師陣はもちろんのこと日本から同行取材の共同通信や北京からそのために来た女性カメラマンまで全員大酒飲み(>_<) このままマッドさん御一行は上海経由で帰国、ワシと取材陣は北京へ〜 - Spherical Image - RICOH THETA
ちなみに帰りの行程は、
佐々木さん、Heyskeさん、マッドさん、Masatoくんは
20:50临沂発22:10上海虹橋着FM9240
Live Bar X.Y.Z.→Aの姉妹店(というよりグループ本店)の居酒屋勝ででも飲んで頂いて一泊。
までは同じ。
体調を崩していたマッドさん以外は「被告勝山」の店でいっぱいご馳走になったようです・・・
翌日朝の行程がちょっとバラバラで、
マッドさんだけが虹橋空港で残り3人は浦東空港ということで、
浦東空港発の3人がマッドさんを虹橋に送って、
マッドさんは少々早いけど空港で時間を潰して・・・
という風に考えてたんだけど、
体調を崩しているマッドさんは
「ギリギリまで寝たい」
ということで一人でタクシーに乗って虹橋まで行くことに・・・
そして思いもしなかったこれが大きなトラブルを生むのでした・・・
北京に帰り着いて泥のように眠っていた私の電話が鳴る・・・Masatoくんである・・・
「大問題発生!!佐々木さんがマッドさんのパスポートを持って浦東まで来てしまいました!!!」
!(◎_◎;)・・・
「どうしましょう・・・」
って言うけどお前がタクシー乗って虹橋空港まで届けに行くしかないんちゃうん!!!(>_<)
ちなみに当然ながらMasatoくんが乗る予定だった便には乗れるはずがない・・・
実は深セン帰ってから面接だったらしいがそれにも間に合うはずはない・・・(>_<)
もちろん乗れなかった便は捨てて深センまでのチケットを買い直さねばならないのだが、マッドさんまで遅れたら日本行きの当日便買い直しでこのイベントの採算は大赤字になる・・・(>_<)
ちなみにMasatoくん、荷物を預けたままぶっちして虹橋に向かっているので、
その荷物が浦東から深センまで飛んでてくれたら、
自分としてはまたわざわざ浦東まで帰らなくてもすむということなのだが、
まあ受託荷物というのは搭乗券と紐付けされているので、
おそらく人間が乗ってなければ荷物は降ろされてしまうだろう・・・
さて間に合うのかMasatoくん!!!
間に合った!!!\(^o^)/
このあと、Masatoくんには上海の日式温泉を紹介して、その入場料も出してあげた・・・
本当にご苦労さま!!
色々あったけど、まあ何とか無事に(でもないけど)終えることが出来ました!!
来年は中国はきっと西安が徐州で、
日本は今年と同じこの会場で行います〜