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2017年5月25日

むっちゃ便利な中国のレンタル自転車サービス

先日、日本の「未来世紀ジパング」という番組で紹介されていたので私からもちょいとレポートしようと思う。

東京でこのようなサービスは見たことはある。
LuanShuのベイエリアの部屋の近くには江東区のレンタル自転車というサービスがあったを見たのだが、めんどくさそうだったので結局登録はしなかった・・・

実は中国にはもっと進んだサービスがあるのは聞いてはいたのだが、
存在こそは知っていたが使ったことはなかった。

前回上海に行った時にやたらこのレンタル自転車を多く見たので試しに登録してみた!!(ドキドキ)

Mobike.PNG

登録自体は非常に簡単!!
このアプリをDLして、デポジットを299元WeChatで支払って、電話番号やパスポート情報など個人情報を入力する・・・

入力してしばし待たされたが、しばらくしたらメッセージが来てもう使えるようになった!(◎_◎;)

あとは自転車の後部にあるQRコードをWeChatで読み取ったら自動的にカギがカチャンと開いてもう使えるようになる。

MobileKey.jpeg

最初に料金をチャージするように促されるが、
デポジットはデポジットで解約した時に戻って来るだけで、
料金は料金で別途チャージしとかなければならないのね・・・納得・・・とりあえず100元ほどチャージしとく・・・

1回30分1元(日本円で約15円)と格安なので、
100元(日本円で約1500円)もチャージしてたら100回乗れるぞ!!(100回も乗るんやろか・・・)


さて上海で登録したからと言って北京で乗れるかどうか・・・
実は上海だけのサービスで北京では使えないとなったら大損ではあるが、
見てみると駅などにいっぱいこの自転車が置かれてある!(◎_◎;)

MobikeRed.jpg

よしとばかり使ってみようとするとエラー!(◎_◎;)

なんとこのシステムには既にいろんな会社が参入していて、
ワシが登録したのはオレンジ色の自転車、これは赤・・・
その他、緑やら黄色やらいろんな会社の自転車があるようだ・・・

MobikeCoulor.jpg

とりあえず目の前にあった「黄色」もアプリをDLして登録してみた・・・

MobikeYellow.jpeg

まあ使い勝手は全く同じなのだが、
オレンジのはスマホをかざすとカチャっと鍵が解錠されるのに対して、
黄色のはスマホに番号鍵の番号が送られて来る。

どちらの自転車も基本的にどこに乗り捨ててもOK!!
これが実はむっちゃ便利なのである。

例えば自分の自転車でどっかまで行くとすると、
帰りも必ずそこを通らなければならない。

行きは自転車で行ったけど帰りは飲んだからタクシーで〜
とかいうと、翌日には自分でわざわざ自転車を取りに行かねばならないのだ。

タクシーを探しながらとりあえずモバイクで移動しつつ、
見つかったらそこで乗り捨ててタクシーに乗ってもよい。

至るところに自転車が乗り捨てられているので、
どんな辺鄙なところに行ってもアプリを開けばGPSで近くにある自転車を検索出来る。

MobikeKensaku.jpeg

当然ながら需要の多い地下鉄駅などではむっちゃたくさんの自転車が乗り捨てられてるということになるのだが、
見れば業者が定期的に回収に来ているようだ・・・!(◎_◎;)

MobikeKaishu.jpeg

うーむ・・・完璧なシステムではないか・・・
どうして日本ではこれが出来んのやろ・・・

まあ土地の広い中国と違ってどこにでも乗り捨てられたら困るというのはあるかも知れんが、
駅などでの駐輪場の設置とかここ数十年でも遅々として進まんし、
まあ何か新しく変わろうとすると遅々として進まんのが日本という国なのかも知れん・・・

中国ではこのシステムが出来たおかげで自転車泥棒がめっきり減ったというのと、
番組では中国の経済を活性化させるために車の渋滞の軽減、
そしてPM2.5に代表される環境問題に対して有効であるということで国家が推進している民間プロジェクトでもあるらしい・・・

日本でもこれが広まれば同様の効果はあるはずじゃぞ・・・

写真は江東区で実験的に行われているレンタル自転車サービスの駐輪場・・・

MobikeJapan.jpeg

中国と違って何と電動アシスト!!!(◎_◎;)

中国やったらいっぱつでバッテリーとか盗まれてしまうやろうなぁ・・・(笑)

Posted by ファンキー末吉 at:09:59 | 固定リンク

2017年5月11日

新疆ウイグル自治区ウルムチ爽子(Shuangz)ツアー最終日

ひとりドラムで中国各地を廻り始めてから、
まあおよそ日本人の行かないであろう土地とかもかなり行った。

自分の行ったところを地図に表示出来るようにしてみれば、
欲が出てひとりドラム以外で行ったところも順次記憶を辿って思い出しては加えてゆくことにした・・・

HitoriDrumMap2017.jpg

まだまだ加え終わってはいないが、ざっと見るに中国の西の端と北の端がぽっかりとアイコンが現れてない・・・
おそらくここ、新疆ウイグル自治区と黒竜江省以外はほぼ行ったということである!!(凄っ)

特に西の端、新疆ウイグル自治区は全中国の国土の6分の1を占めていて、ここがぽっかり空いてるととっても目立ってしまうので今回初めて行けてよかったと思っている(そこかい!!)

それを新たに加えた地図・・・こちら・・・うん、なかなか「座り」がよい(笑)


さて、こんな最果ての地に来れるチャンスはなかなかないので、
キルギスとの国境の近くの街「カシュガル」に帰ったという昔のバンド仲間を訪ねて遊びに行ったりしたかったのだが、
あいにくライブの翌日には北京で仕事が入っていたので、
せめてもということでライブの前々日に入ってちょっとばかし観光した。

天山大渓谷

天山大渓谷なう〜 - Spherical Image - RICOH THETA

新疆国際大バザール

新疆国际大巴扎!!新疆国際大バザールなう〜 - Spherical Image - RICOH THETA

いや、紫外線がキツいのはチベット雲南でもそうなのでいいのだが、
この警備の多さの異常さはいかなるものか・・・

空港や列車駅にセキュリティーチェックがあるのはわかるが、
ホテルや商店やレストランにも必ず設置されている!(◎_◎;)

軍人にカメラを向けると逮捕されるという噂も聞いたので写真は自粛したが、
街中の警官(しかも射殺することが認められているという「武装警察」)の数は、
厳戒態勢の時の北京よりも多いのではないかと思われてくる・・・

そもそもが「新疆に行く」と言うと、中国人の友人に
「気をつけた方がいいよ」
と言われたりもしたし、
「僕はまだ結婚してないし子供も作ってないから新疆には行きたくない」
などと意味深なことを言う人もいた・・・

そんなに危険なのか?!(◎_◎;)

まあ「暴動が多い」という話も聞くし、
独立運動の鎮圧でウィグル族に対する圧政の噂も聞く。

まあこの新疆ウイグル自治区もそうだが、
チベットやモンゴルまで独立してしまうと、
中国なんてほんまちっこいちっこい国になってしまうもんなぁ・・・

しかし武力でないとそれを押さえつけられないっつうのがそもそもが問題やな。

そもそもこんな辺境の地、
しかも白人みたいな顔した人々や青い目をした人々など明らかに漢民族じゃないルックスの人々もみんな中国人にしたかったっつうのが間違いやったんちゃうん・・・

よく行った寧夏回族自治区の漢民族と回族、
内モンゴル自治区での漢民族とモンゴル族なんかと違って、
「同化」してないというか、「全く違う」とワシなんかは感じてしまうのだ・・・

新疆国際大バザールの横の異国情緒豊かなレストラン街

WuLuMuQiRestaurant1.JPG

WuLuMuQiRestaurant2.JPG

WuLuMuQiRestaurant3.JPG

ウェイトレスの態度が悪いのは全中国同じだが(笑)
それはチベットなどでもそうだと聞いたことがあるが、
「中国語喋らない方がいいですよ」
という漢民族への悪感情のせいだったのかどうかは真偽のほどはわからない・・・

今となってみれば英語で通してみた方がよかったかなとちょっと後悔(笑)


しかしライブは大盛り上がり!!

爽子(Shuangz)の全国ツアー最終日新疆ウィグル自治区ウルムチ!!心なしかウィグル族が少なく漢族ばっかだった気がするけどむっちゃ大盛り上がりでツアー終了しました!!・・・暑い(>_<) - Spherical Image - RICOH THETA

歴代ライブの中で一番盛り上がったような気がしたのは「ツアー最終日」に対するノスタルジーであろうか・・・
会場が熱気もありとにかく暑かった(>_<)

それはそうと、ライブが終わって感じたちょっとした違和感・・・

例えば同じく他民族が一緒に暮らす多民族国家のマレーシアでのコンサートなどの場合、
まあマレーシアではマレー系の民族が多数民族で中華系は4分の1程度の少数民族なのであるが、
香港の大スターWINGがワールドツアーでマレーシアに行くと、
そのオーディエンスの全員は中華系で、マレー系などひとりとして見ることはない。

ワシがひとりドラムで行った時もブッキングが中華系だったので同様である。

マレー系のロックバンドと知り合いになったのでWINGのコンサートで行った時に連絡を取ったのだが、
「え?マレーシアに来てるの?中華系のコンサートの情報は全く入らないから知らなかったよ」
と言われた。

つまり同じ国に住んでいる他民族であっても、
マレーシアの場合はマレー系と中華系は全く違った世界で生活しているわけだ。

ところが中国は違う。

寧夏回族自治区でライブをやってもモンゴル族自治区でライブをやっても、
漢民族もいれば回族もいるし、モンゴル族中国人だって中国語(漢民族の言葉なので漢語と言ったりする)の音楽を一緒に聞いて楽しんでいる。

寧夏回族自治区の回族の割合は漢族の3分の1ほど、
対して内モンゴル自治区ではモンゴル族の割合は10パーセントほど、
ルックスがほとんど同じなので正しいデータかどうかはわからないが、
おそらくライブに来ているオーディエンスの割合もそれに準じていると思われる・・・

しかしここ新疆ウイグル自治区のライブでは、
街に出たらたくさん見かけるトルコ人のような顔つきの少数民族のオーディエンスはほとんど見られないのだ。

言わばマレーシアのように民族が完璧に「住み分け」を行なっているように感じる・・・

この違和感こそがこの中国が抱えている民族問題の一端なのかな・・・
とライブ終了後にのんびりとそんなことを考えていた・・・


ps...

ところでライブハウスにも他のレストランや商店と同じようにセキュリティーシステムが入り口にあったのだが、
何故かリハーサルの段階では警備をする武装警察の姿がなかったのでパチリ!!(笑)

テロの多発する新疆ウィグル自治区では、空港や列車駅のみならず、ホテルやショッピングモールやレストランまでセキュリティーチェックがあります!! 当然ながらライブハウスも・・・ 武装警察さんがいない隙を見てパチリ!(笑) - Spherical Image - RICOH THETA

本番になって客入れの時にはちゃんと来て仕事をしているのだろうが、
物々しいジュラルミン製の盾だとか、防弾チョッキだとか、
場所によっては爆弾処理箱などもあるのん写真に撮ってみたいよねぇ〜チャンスチャンス(笑)

そしてライブ終了後、その武装警察が車に機材積むのを手伝ってくれた!(◎_◎;)
(写真自粛)

最果ての街新疆ウイグル自治区・・・ここもやっぱ中国やなぁ・・・と感じた瞬間であった・・・

Posted by ファンキー末吉 at:08:34 | 固定リンク

2017年5月 9日

Funky末吉トリオin上海

中国で商売をなさってる日本人などが北京でのFunky末吉トリオのライブを見に来て下さって、終了後に一緒に飲んだりして恐る恐るこんなことを聞いて来たりすることがある。

「Funkyさんぐらいになると、このライブでお店からいくらぐらいのギャラをもらえたりするんですか?」

・・・(苦笑)

「自分が一生懸命毎日仕事をしているのと同じように末吉さんもこのように仕事をしている。
自分の収入と比べて一体その収入はどのぐらいなんだろう」
という素朴な疑問なのであろう・・・

そんな時にワシは分かり易くこのように答えることにしている。

「音楽の仕事には大きく分けて二つの種類というか方向性があります。
ひとつは人の音楽をお金をもらって演奏する、
もうひとつは自分の音楽をお金を払って演奏させてもらう。
どちらも音楽家として大切な活動なんです。
今日のライブは後者の方です」

まあ実際はお店にお金を払ってるわけではないが、
日本の数分の一の入場料を店が半分ほど取って残りを出演者に配分してくれる「チャージバック」というシステムでは、
それを各メンバーに均等に分配して残りでこうして酒でも飲んだら交通費も合わせて自分自身は完璧に「赤字」である。

しかしまあ、これだけ分かり易く説明しても首をかしげる人はいる。

「自分は今の仕事をお金を払ってまでは絶対にしようとは思わないのに、
なんでプロであるミュージシャンがお金を払ってまでここで演奏をせねばならないのか??」

という感覚なのであろうか・・・

実家のある高知に五星旗を連れて行って、親戚のおじさんに
「おまんはこれでいくら貰えるがよね?」
と聞かれたことがある。

同様に答えると、
「ほなぁ、それは仕事ではなく"趣味"いうことながやね」
と言われて、
「うーむ・・・それも違うのだが・・・」
と返答に困ったこともある。

要は「音楽家」なのであるから自分の音楽は追求しなければならない。

それがたまたま「金になる」音楽だったら言うことはないのだが、
往往にしてそんな音楽ほど金にはならない・・・

「自分の音楽以外はやらない」という高尚な音楽家の方々も多くいらっしゃるが、
ワシ程度(ぐらい?)の音楽家だと人の音楽を演奏することにさほど抵抗はない。

まあ元々が日本でも腕には自信があったのに爆風スランプの名前のせいでスタジオミュージシャンとして生きられなかった反動で、中国でこうしてスタジオミュージシャンとして暮らしていることは非常に幸せだと思っている。

が、まあそればかりをやっているのではだんだん「自分」というものがわからなくなってしまう。

音楽なんぞ「仕事」にした時点でいろんなストレスが生まれ、
「趣味」でやってた時の方がどれだけ幸せかと思っているので、
自分の中で常にそのバランスを取りながら一生やり続けたいと思ってるわけだな・・・


そんな中で「是非上海でこのトリオでライブをやって欲しい」というF夫妻の強い要望でこのライブが実現した。

蓋を開けてみるまで収入がいくらになるかわからない店のチャージバック方式に対して、
「宣伝頑張るから、最低100人入ったぐらいの金額は私たちが最低保証します」
と言ってくれた!(◎_◎;)

おまけにその前日に日本人関係のイベントを取ってきてくれて、
「そこで翌日の宣伝をすれば集客になる」
とか、
「よかったらうちで泊まって下されば宿泊代も浮くでしょ」
と色々考えて下さった。

いいことにワシと有希子(よーしーず)と張張(Zhang Zhang)は週末は爽子(Shuangz)のツアーなのだから、ツアー先から北京に帰る行程を上海に変えて貰えるだけで交通費も何とかなるだろうし、
前回のように結果赤字で自腹でメンバーにギャラを払わねばということもなさそうだ\(^o^)/

いいことにワシはちょうど上海で張嶺(Zhang Ling)の音楽フェス出演も入っているので、
ワシの移動はその主催者に出させればもう交通費に関しては確実であろう!!

・・・と思ったらそうは予定通りにいかないのがこのデブである(>_<)


そもそもがこいつも張嶺(Zhang Ling)ブルースバンドのメンバーだったのだ。

まあこんなスケジューリングをやってるのだから愛想もつかされるだろう、
いつの間にやら他のメンバーがキーボードを弾いていてWeChatのグループからはデブは外されている(笑)

今回のことで上海ではデブにこんこんと説教してやろうと思ったがやめた。

どうせこんなことをやってたらそのうち干されるだろうから、
そしたら現状デブが忙しくてあまり活動出来ないトリオのスケジュールがたくさん取れるようになって万々歳ではないか!!(笑)

まあそんなこんなで張嶺(Zhang Ling)側が張張(Zhang Zhang)のチケットを取ることはないわけだから爽子(Shuangz)側に取ってもらおうと思ったらまた
「僕そのツアー行けません・・・」
と言い出すではないか・・・(>_<)

「なら他の仕事をやるんだろ、そこの主催者に北京戻りではなく上海行きを取ってもらえ」
と指示、
上海からの戻りは、北京に戻るのではなく、そのまま一日早く新疆ウイグル自治区に行くチケットを爽子(Shuangz)側に取らせればよい・・・

と思ったらデブがまた、
「僕・・・新疆にも行きません」
と来た!(◎_◎;)

全くもってこいつのスケジューリングはもうどうしようもない(>_<)
まあワシの仕事は命がけでスケジュールを守るだろうから、
他のことはもうどうでもいい、
どうせこんなことを続けているときっと干されるだろうからそしたらトリオのスケジュールも入れやすくなるというものだ!!!\(^o^)/(笑)


というわけで、ワシは張嶺(Zhang Ling)のイベントの主催者にチケットを取って上海入り!!
有希子(よーしーず)のチケットは爽子(Shuangz)に取ってもらって上海入り!!

張張(Zhang Zhang)はここに至って、
「上海のイベントは夜ですよね、僕は前日貴州省の田舎町でイベントなので・・・」

おいおい、夜はワシは張嶺(Zhang Ling)のイベントなのでトリオの出演時間は昼間にしたと伝えたぞ!!
そのやり取りをスクショしてデブに送りつける。

「啊(あ)・・・」

そうそう、イベント終わったらお前が自分で車手配して貴州省の省都貴陽まで行くのだ!!
そうすれば始発の飛行機で上海まで飛んでイベントには間に合うじゃろ、
スケジュールを忘れてたお前が悪い!!それぐらいは自分でしろ!!(笑)


兎にも角にも当日、上海のスタッフ一同は張張(Zhang Zhang)が本当に上海に来るのか心配してたが、
なーに、来るだろう、さもなくば本人が親と慕うこのワシとは金輪際会うことも叶わなくなるのだから本人も命がけだろう・・・(笑)

ワシは朝から張嶺(Zhang Ling)のイベントのリハ!!

そしてワシ自身のサウンドチェックとなった頃にデブからメッセージが入る。
「Funkyさん、着きました〜僕はどこへ行けばいいんですか?・・・」

それも既にちゃんと送ってある!!(笑)

こちらのサウンドチェック終わって飛び込みでJapanフェスの本番!!

20170501JapanFesShanghai.jpg

この日のイベントの初っぱなに2曲だけの演奏だったが、
デブもちゃんと間に合って万々歳である・・・


翌日のライブはおかげさまで大盛況!!

打ち上げはいつものように居酒屋「勝」!!
言わずと知れた「被告勝山」の店(笑)Live Bar X.Y.Z.→Aのグループ本店である。

かくして色んな人にお世話になりながらFunky末吉トリオ上海公演は無事終了!!
上海の皆様、色々お世話になりました!!

おかげさまで「自分の音楽」を思う存分やることが出来ました!!

Posted by ファンキー末吉 at:09:33 | 固定リンク

作品は極上だけど人間は極悪ツアー終盤!!

さて南京から北京に戻って来て、張嶺(Zhang Ling)のリハなどをやっている時にLuanShuからグループメッセージが入る・・・

グループ名は「郑州的朋友」、つまり「鄭州のお友達」である・・・

まあ早い話、LuanShuのところに鄭州の友達が来て、
「週末Funkyさんが鄭州来るんだって?紹介してくれよ」
ということである(>_<)

つまり・・・「命懸けで接待するから任せとけ」ということなのである(涙)

もうね、全中国各地にパール倶楽部があり、
そこの老師たちにはなるだけワシがその土地に行くことは知らせないようにしているのだが、こうして現地の人が自分で調べて連絡して来た場合にはどうしようもない。

通常は「バンドと一緒に団体行動してるから抜け出るわけにはいかない」とか何とか、自分は団体行動が嫌いなくせにそんな言い訳をして断るのだが、
この爽子(Shuangz)というのはLuanShuにも世話になっている歌手なので、
「おう、Funkyは爽子(Shuangz)のツアーで行くのか、そりゃバンドのメンバーごと接待してやってくれや」
とでもなるのだろう・・・バンドのメンバーも全員LuanShu傘下のミュージシャンなんだからもう逃げられやしない(涙)

ワシに出来ることは、せいぜい体調を整えて着いたら命懸けで飲むぐらいのことである・・・(>_<)


ツアー初日以来車移動というのはもう懲りたようで(笑)今回は無事に列車移動!!

北京から鄭州までは新幹線で3時間ほど、
まあ東京ー大阪ぐらいであろうか・・・

前乗りということで前日の夕方に着いた。
当然ながら「鄭州のお友達」は手ぐすね引いて待ち構えている(>_<)

郑州!! - Spherical Image - RICOH THETA

実は刺青だらけのこのバンドメンバー、ワシ以外ほとんど酒が飲めないのよね!(◎_◎;)
しゃーないのでワシが頑張って飲む!!(>_<)


次の日の昼食のお誘いはさすがにお断りしてサウンドチェック!!

鄭州ライブ開始前 - Spherical Image - RICOH THETA

今回もデブは来てないのでワシはマニュピュレーターでもある・・・
開演前はクリックがちゃんと聞こえるか等チェックをしたり大忙しである(怒)

まあでも、他のマニピュレーターがプログラムを走らせるクリック音を緊張しながら待つのも考えたら同じようなもんである。

どこかの現場でクリックの頭が欠けていて聞こえず、
始まってみたら1拍ずれてたのでとっさにに変拍子を入れて直した(バンドがよくついて来たもんだ)トラブルなどはなくなるのでその分安心出来る・・・


終了後にはまた「鄭州のお友達」が待ち構えていてメシに連れて行かれるのだが、
バンドのメンバーは全員逃亡!!!(◎_◎;)

ワシは逃亡するわけにはいかんので集合時間にちゃんと降りて来たが、
事情がわからない有希子(よーしーず)だけがのこのこと降りて来て(笑)酒も飲めないのに地元の人たちに付き合う羽目となる・・・

地元の盲人ギタリストを紹介してくれて、彼が「許魏(Xu Wei)」の「故郷(GuXiang)」を歌ってくれた・・・

色んなことを思い出して涙が出て来た・・・
次の日はそんな「許魏(Xu Wei)」の生まれ故郷、西安!!

大盛り上がりで幕を閉めて鄭州、西安のツアー終了!!
残りは次の週の新疆ウイグル自治区で全行程終了である・・・

Posted by ファンキー末吉 at:05:53 | 固定リンク