ひとりドラムの軌跡
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2016年2月29日

ひとりドラム中国華南地方ツアーその2(連雲港・青島)

上海、無錫、蘇州はとても近い。

この3ライブが終わってそのまま北京に帰るのも芸がないので、
「途中どっかでライブをやりながらちょっとずつ北京に近づこう」
というわけで、前回行った连云港(LianYunGang)と青島をブッキングした。

位置関係は地図で見るとこんな感じである。

HuaNanTour2016Map.jpg

まあ海沿いに北上して行けば順調に拾って行けるツアールートだと思っていたのだが、実は蓋を開けてみたらこの「海沿いのルート」というのがなかったのだ・・・

飛行機は1日1本ほどだし、陸路だと徐州で乗り換えという10時間コース。
仕方ないので飛行機を取った。

上海朝7:50発连云港行き、
問題は蘇州のライブ終わってどうやって朝5時ぐらいまでに上海まで戻るかである。

最初は夜中の2時発の上海西駅行きの寝台車を取っていたのだが、
「その荷物持って上海西駅から紅橋空港行くのも大変でしょう」
ということで現地のチャッピーさんがタクシーを手配してくれた。

それもそうだ、物販満載の荷物抱えてまず蘇州駅までタクシーで行って、
寝台車まで荷物運んでたかだか1時間ちょい寝て、
起きたらまた荷物引きずって列車から降りて、
またタクシー乗って空港まで行くなら、
たかだか250元で済むなら直接タクシーで空港まで行った方がよい・・・

夜中の4時にお世話になってたチャッピーさん宅を出て、
呼んでもらったタクシーに乗って上海紅橋空港着!!
飛行機は時間通りに出発して予定通り9時10分に连云港に着いた。

わりあい近所である地方都市の移動が東京ー大阪よりも時間がかかるというのがさすが中国は広い・・・
とりあえずその日はホテルでゆっくり寝て夕方会場入り!!

いや〜この日のライブは熱かった!!
さすが地方都市のアンダーグラウンドライブハウス!!
もう「ロックコンサート」です!!!

HuaNanTour2016LianYunGang.jpg

日本人が50人ほどしかいないというこの街で日本人客などいるはずもなく、
客は全員中国人!!

いや、厳密にはこのライブをブッキングしてくれた地元の谷口さんがいた。

先月ここに来た時に
「もっといろんなロックの話とか語り合いたかったんだけど仕事で・・・」
と残念がっていたので、今回はツアーで是非!!と思ってお願いしたのだ。

ところが急に持病の痔ろうが悪化して入院(>_<)
なんとこの日は病院を抜け出してライブを見に来てくれた。

真ん中に穴の空いた座布団持って(涙)・・・

この病気は酒もダメだし辛いものなんか厳禁なのに、
そのまま打ち上げまで一緒に来てくれた(感謝)

しかし「痔ろうで中国の病院に入院」というレアな体験談を聞くばかりで、
気がついたら全然「ロック」の話などしなかった(笑)

谷口さん、次回こそはゆっくりロックを語りながら飲みましょう!!


さてこの連雲港から青島までの移動がまた大変である。
飛行機は出てないようで、列車も大回りなのでバスを取ってもらった。

LianYunGangQingDaoBusTicket.jpg

長距離バスなどもう数年乗ってなかったので知らなかったが、
最近はこのバーコードを読み取ってもらうだけでバスに乗れたりするらしい。

到着予定時間が書かれてないが、ナビで調べるとたかだか250km、
車だと3時間ぐらいだろうと思ってたら全然高速を走らずにいつまでたっても青島に着かない(>_<)

トドのつまりには18時に途中で乗客全員バスを下された!(◎_◎;)

全くもって意味がわからない。
アナウンスでは「飯を食う」とかなんとか単語が飛び込んで来たので、
「ワシ別に飯食わんし〜」
と車内に居残っていたら車掌のおばはんが
「何やってんのよ!!早く降りなさい!!キー!!」
とワシも外気温1度の寒空に放り出された。

手荷物は全部持って降りたが、
物販満載したトラックなどは載せたままバスはどっかに行ってしまう!(◎_◎;)

全くもってわけがわからないが、
他の乗客が誰も文句を言ったりしないのでワシも一緒に待ってたらしばらくしてバスが戻って来る。

何事もなかったようにバスに乗り込む乗客たち(笑)

QingDaoBusTrouble.jpg

再びバスに揺られながら考えていたのだが、
「飯を食う」はつまり「運転手が飯を食うから降りろ」ということだったのではないか・・・

「客乗せたままお前が降りろよ」と心の中で突っ込みながら19時半にやっと青島に着いた。

会場は打って変わって「ライブハウス」というよりは箱バンのお店。
「こんなとこでひとりドラムなんてやってもええんやろか」という雰囲気の店であるが、
やってみるとまあ大盛り上がり!!

HuaNanTour2016QingDao.jpg

このライブはLuanShuの親戚である梁棟がブッキングしてくれたのだが、
「Funkyさんが青島に来ますよ〜」というWeChatでのライブ宣伝の書き込みの時のLuan3兄弟の書き込みが凄かった。

「お前なぁ・・・わかってんだろうな!!」
「しっかり接待するんだぞ!!」
「命懸けでご馳走するんだぞ!!」

などプレッシャーを与える(笑)

本人も
「はいー!!命懸けで頑張りMAX!!」
とそれはそれは頑張ってご馳走してくれた。

HuaNanTourLiangDongThanks.jpg

ホテルなんぞどうせ酔い潰れて寝るだけなのに海沿いの高級ホテル(>_<)

「お前なぁ・・・いいんだよそこまでしなくて」
と言うのだが、音楽界の重鎮である親戚3人から山ほどのプレッシャーを受けているので命懸けである(笑)

「これじゃあ悪いなぁ・・・」
と思っていたのだが、ちょうど仲間内がスタジオでレコーディングしているというので遊びに行って一曲叩いて来た。

QingDaoRecording.jpg

昨日の店でギターを弾いているギタリストのフュージョンアルバムだったのだが、
いや〜喜ばれたねぇ・・・

「アルバム出たら名前公表させてもらっていいですか!!」
ってもちろんいいよ〜

「ではお礼に」というわけでまたご馳走!!
いや〜青島は何度も来ているがこの大鍋料理は凄かった!!

QingDaoOhnabe.jpg

これね、海鮮茹でてんじゃないのよ、蒸してるの!!

この大鍋の下には実は羊肉スープが入っていて、
その上に蒸し器でよくある仕切り蓋を置いて、
その上に山ほどの海鮮を打ち込んでいる!!

あのね、羊肉スープで蒸した新鮮な海鮮っつうのも凄いけど、
これ全部食べた後に、その海鮮の汁が全部落ちたその羊肉スープの味と来たら・・・

QingDaoOhnabeSoup.jpg

もうね・・・涙・・・

青島の全ての料理は全部青島ビールに合うように出来ている!!
またその新鮮な青島生ビールは1日でダメになってしまうので青島でしか飲めない!!

もう食えんもう飲めんで帰ろうと思ったら、
「え〜帰るんですか?もう一泊泊まって行って下さいよ」
と引き留めがもの凄い(>_<)

実際夜の9時の飛行機を取ってたんだけどあわや遅れそうだった・・・

「LuanShuが里帰りする時に一緒にまた来るから!!」
と言ってお暇したのだが、
「じゃあ一緒に行くか!!」
と今度はLuanShuが明後日の青島行きのチケットを取ってくれた・・・

旧正月は終わらない(笑)

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