
2014年11月25日
ひとりドラムin上田「王記茶屋」
こんないきさつで初めて訪れた上田。
今回は菅沼孝三に煽られてGETしたリズムトラベラーを持ち込んでのひとりドラム!!
伴奏音源再生用にベースアンプを王さんの中華料理屋に持ち込んで、
これで完璧に何も設備がない場所でもひとりドラムが出来ることが証明されました!!(凄)
何が凄いかと言うと、今後はライブハウスとかではなく、
街の片隅であろうが、一般家庭のリビングであろうが、
電源さえあればどこでもひとりドラムが出来るということです!!
お誕生日のプレゼントとかにファンキー末吉がお宅にお邪魔してドラム叩きますよ(笑)
はてさて、王さんとの20年ぶりの再会!!
(写真撮るの忘れた!!(>_<)
昔話に花が咲いたのぢゃが、
ワシは全然忘れてたんやけど、
あの頃黒豹の版権を買い取ろうとしてたのな・・・
王さんが「5万だっけ?」と言うから、
日本のみのライセンスだとしても5万円じゃ買えんじゃろ・・・
と思ったら「5万ドル」・・・!(◎_◎;)
当時のレートで800万・・・金持ってたんやなぁ・・・(−_−;)
もちろん金出してそれを元手に儲けようと思ってのことではない。
「彼らのためになれば」と思ってのことである。
何もなく金銭的な援助とかするわけにいかんからな、
日本でのライセンス権利買ってその金が彼らのところに行けばという考えだったのぢゃが、
よく考えたらその金は彼らんとこ行くんじゃなく台湾のレコード会社に行くからな・・・
まあ実現はせんかったけど、何とも自分らしいやり方だと笑ってしまった・・・
まあまだまだ自分が覚えていない当時のエピソードが出るかもな、
王さん、またチャンスがあったらお邪魔します〜
お世話になった地元の方々も本当にありがとう御座いました〜
ひとりドラムツアーの軌跡はこちら
Posted by ファンキー末吉 at:06:14 | 固定リンク
2014年11月20日
マグロ漁船出航決定!!
前回のマグロ漁船が出航しなかったため、声をかけた渋谷有希子さんには大きな迷惑をかけてしまった。
と思ったらまたすぐに大きな話が転がり込んで来るのがここ中国である。
ことの始めは青島コンサートのリハーサルの時、
歌手として参加する馬上又が小声で話しかけて来た。
「ファンキーさん、大きな仕事があるんだけど是非あなたにやってもらいたい」
小声で話しかけて来るのでまるで「悪だくみ」である。
「ここでは詳しく話せないが」ということでワシはリハ終わりに彼に電話をかけた。
まるで一緒に悪だくみをしてるようである(笑)
聞けば本番30本の上にリハーサルが60本入り、
その全てのギャラが日本より高い(驚)
あまりにも大きな企画なので中国の音楽界にはまだ秘密にしたいのだろう、
というわけで詳しい内容はまだここでは書けないが、
要はロックミュージカルみたいな仕事である。
但し、いつもみたいな音楽監督の仕事でもなく、演奏者としての仕事でもない。
いや、厳密に言うと「演奏者」なのぢゃが、むしろ「出演者」である。
「え?俺・・・演技なんか出来んよ・・・」
戸惑うワシに彼はこう説明する。
「演技をする必要はない!!
ファンキーさんはいつものようにドラムを叩いてくれればいい!!
ドラムを叩いてるだけでヘタな役者より表現している、そんなプレイヤーを探してるんだ」
というわけで同じぐらい存在感を持つプレイヤーとして彼から田川ヒロアキの名前が上がった。
どこかで会ったかな?・・・映像でも見たのかな・・・と思ったら、
何度か田川くんを北京に連れて来てライブをやったうちの1本を偶然見に来ていたそうだ。
いろんな人を北京に連れて来たが、
それがこうして「仕事」としてつながってゆくということはおせっかい冥利に尽きることである・・・。
ドラムとギターは決まった、じゃあベースは?・・・
ということで先日の北京ライブに監督はじめ関係者全員が渋谷有希子さんのプレイを見に来たというわけだ。
結果は満場一致で決定!!
ついでにその時に出演してた小畑秀光まで乗船決定となったオマケ付きである(笑)
ちなみに彼は終演後に送って来たメッセージの中でこう語った。
「監督たち飯に連れてくから先に出るよ。
みんなみんなあんたのこと大好きだって、ばっちしだよ!!」
このライブは彼にとっては「ファンキー末吉ありき」のこの作品を監督にプレゼンする大事なライブでもあったのだろう・・・。
彼は昔からワシに絶対的な信頼と尊敬の念を抱いてくれてる。
きっかけはこんな些細なことだった。
一緒にレコーディングとバックバンドをやって中国ロックの新しい時代を作った許義(XuWei)の最初のライブの時・・・
当時ワシはこちらのスタジオミュージシャンとして絶頂期で、
多い時にはヒットチャートのほとんどのドラムはワシが叩いているような状態だった。
中国ロックに憧れてこっちに移住して、
やっていることは音楽を金に変えるような毎日じゃ日本でいたって同じじゃないか・・・
そんな悩みを抱えていた頃で、
それを「神がかり」ということで解決しようとしていた。
エイトビートの4拍子の曲なんてもうどんな状態でも叩ける、
でもだったらそれで満足するんじゃなくもっと上に行こう・・・
楽屋で出番直前までひとり、譜面とにらめっこをしているワシに彼が声をかけた。
「ファンキーさんはいつもそうやって真面目に仕事しますけど、
それはやっぱ日本人特有の気質というものによるんですか?」
ワシは一瞬きょとんとしたが意味がわかって笑ってこう答えた。
「ほら、神業ってあるじゃん・・・
でも人間はいくら頑張っても神にはなれない。
偶然時々神が降りて来る時があるだけよ。
人間が出来ることは努力と準備だけだからね。
それしか出来ないならそれを出来るだけやっとかないともったいないだろ」
結果その許魏(Xu Wei)の北京ライブは伝説のライブとなった。
神が降りて来たのだ・・・
それ以来、彼はワシの「仕事」には絶対の信頼を置いている。
今回このマグロ漁船を出向させるために提出した数かぎりない資料、
それを監督、制作会社、投資方に見せる時に彼は胸を張ってこう言ったという・・・。
「ほら、ファンキーの仕事は完璧だからね」
ところが人間は神にはなれないのでその後いろいろミスが出て来るのだが・・・(>_<)
さて、そんな彼ももう偉くなった。
当時はいちキーボード奏者だったが、今では音楽プロデューサー、歌手として有名になった。
ワシが音楽をやって大ヒットした映画「疯狂的石头(クレイジーストーン)」の続編映画は、
ワシではなく彼がその音楽を担当したのだからもうワシなんかよりは「大御所」だろう(悔)。
何度も「一緒にバンドをやろう」と誘われた。
「三顧の礼」よろしく貧民街にも何度も足を運んでくれたが、
こちらのスケジュールは直前に決まり、日本は数ヶ月前に決まるので、
ライブ収入が全てのバンド活動で「その日は私は無理です」ではこちらでバンドなんかやっていけない・・・
そんな彼からの仕事なので間違っても前回のように「ドタキャン」はなかろうとは思うのだが、
自分だけならいざ知らず、日本人ミュージシャンを呼ぶんだったらやっぱ「前金」である。
スケジュール押さえるなら「まず前金」!!
というわけで9日間のツアー中ずーっと4人のスケジュール調整、仮契約書の作成、
等いろんなことをやってたのでいつものように旅先ブログ更新が出来なかったわけだ。
ちなみにこの「仕事」で一番キツいのが「中国語」(>_<)
ワシレベルの中国語で契約書クラスの翻訳は無理なのだが、
契約書の草案も全てワシが作った。
簡単な契約書である。
「これこれのスケジュールをいついつまで押さえさせてね〜お金いくら払うからさ〜」
本契約はまたちゃんとやるとして仮契約は簡単であるほどよい。
これにサインして前金さえもらっておけば、後は仕事が潰れようが友情は潰れない(笑)
というわけで田川くんは日本にいるので後回しとして、
末吉、ユッコ、小畑が中国にいるうちにそれぞれ契約をしてとっとと前金を受け取っておくことである。
誰かひとりでも前金を受け取って初めてマグロ漁船「出港!!」ということになる。
白羽の矢が立ったのが小畑秀光!!
彼の帰国スケジュールだけが二人より早く、
14日の10時から12時までなら北京空港でインターセプト出来る。
契約書の内容を何度かやり取りして最終的なものにして、
小畑に見せても中国語なんでどうせわからんし、とりあえずこう命じた。
「10時に北京の国内線に着いたら国際線の出発ロビーに行って、
ギターを抱えたまま時刻掲示板の下で待ってろ!!」
ただでさえ高所恐怖症で飛行機に乗れない男が、
格安航空券のせいで寧波ー北京ー上海ー東京(ちなみに寧夏と上海はすぐ近所)という3度も飛行機に乗らねばならないスケジュールの上にこんな大仕事を仰せつかったのだ、本人も気合を入れたのだろう・・・
ここなら見つけてくれるだろうと思ったのかこの大きなぼんぼりの下を選んで、
このギターをルパン三世の五右衛門よろしく抱きかかえて座っていたらしい(笑)。
さて音楽プロデューサーの馬上又、どうやって本人を見つけるのか不安でしょうがなかったが、
ワシが「絶対見つかるから」というので不安を抱えながら行ってみたらすぐ見つかった。
「まるで武士やなぁ・・・(笑)」と彼の弁・・・
しかし実はこの馬上又という男、ガタイがデカい上にロッカーなので全身刺青である。
そんな男に声をかけられ、全然言葉も通じない上にいきなり中国語の契約書を見せられ
「サインしろ」
と言われる・・・
やっぱ偉いな、小畑秀光・・・失うもんがないというのはホンマに強い!!
こいつはきっと臓器売買の契約書でもサインしてたやろうな・・・(笑)
というわけで前金ゲット!!!!!!!
よくやった小畑秀光!!これにてマグロ漁船出港決定!!!
日本のみなさん、来年は基本的に中国にいますので日本の仕事は・・・
企画がぽしゃれば喜んでやります!!(キッパリ)
これがあるから中国はまだまだ安心出来んな・・・(笑)
Posted by ファンキー末吉 at:17:24 | 固定リンク
2014年11月19日
全中国ひとりドラムツアー2014年 河北省「唐山」
9連チャン中国ツアーが寧波で終わってそのまま唐山に駆けつける。
唐山ってどこや?名前は聞いたことあるけど・・・
と思ってたらむしろ北京の近くやないの!!
担当者は当初寧波から北京まで飛行機で飛んで、そこから一緒に唐山に入ることも考えたが、
新幹線の出発駅は北京南駅、北京空港からこれまた遠いのよ(>_<)
というわけで7時間かかるけど列車の方が楽だろうということで新幹線を取ってくれた。
7時間って東京から鹿児島ぐらい?
中国ってやっぱ広いよなぁ・・・
唐山に着いて現地の人と話しててやっと思い出したのが、
唐山って映画にもなった唐山大地震の唐山かぁ・・・
この映画も見とかないかんなぁ・・・
というわけでこの日は現地の人と飯を食って就寝!!
いや〜9時ぐらいに酔いつぶれて翌日9時までぐっすり寝たなぁ・・・
12時間も寝るなんて数ヶ月ぶり。
やっぱ疲れとったんやなぁ・・・
翌日会場に行ってみると、まあいつもより小ぶりの会場・・・
出番前に担当者のShaがワシのこうつぶやいた。
「中国って凄いよなぁ・・・」
ワシはちょっと意味がわからない。
何を見てこの発言なのか・・・
「見てみろよ、この会場・・・」
またこの意味がわからない。
こんな地方都市にこんなに人が集まるんだよということか・・・
きょとんとしてると彼は続けた。
「俺たちはもうたくさんの都市を廻って来た。
覚えてるか?2008年に最初に廻った街を・・・
あの頃は大体がこんな規模の会場だったなぁ・・・」
そうかぁ・・・この会場はもう今のワシらが廻ってる会場からしてみたら小さいんだ・・・(驚)
「見ろよ、あんな発展して大都市になった街もあれば、まだこんな街もある。
これがあるから中国は凄いんだ。
これが全部大都市になって見ろ・・・もう発展は望めない」
一億総中流になって発展が止まってしまった国の人間であるワシは、
この言葉でなんとなくうんうんと言うしかない。
中国のバブルがもうすぐ崩壊すると言われながらもう20年。
このバブルが貧富の格差から来るものだとすれば、
(内陸に奴隷のように安い労働力がいくらでもある)
この国が13億総中流になる日はまだまだ来ないだろう。
この活動を始めた頃に行った、およそ日本人は行かないだろうなぁという小さな街が、
数年後には大都市になっているのをいくつも見た。
それでもこの国には学校にも通えない子供がいるような貧しい農村がまだまだあるのだ・・・
地方都市が発展する時に、「先に豊かになる者から豊かになれ」という鄧小平の教えの通り、
先に豊かになった者が後に続く者を搾取してもっと豊かになる。
それが「資本主義(この国では市場経済社会主義という名の資本主義)」である。
豊かになれば一人っ子の子供に習い事をさせたくなる。
ピアノ?バイオリン?いややっぱドラムだろう・・・
北京でバンドをやろうとして夢破れた青年は故郷に帰ってドラム教室をやる。
ここの講師の鄭老師も北京でワシのこのクリニックを見に来ていたドラム少年だったという。
(写真の中にいるかな?)
いろんな「連鎖」の中でワシがこうして呼ばれてドラムを叩いている。
あと10年この活動を続けられたら、
きっと各地方でワシのドラムを見た少年少女がまたドラム教室を開いて、
そこにワシを呼んでくれることもあるかも知れない。
長生きせにゃぁのう・・・(笑)
ひとりドラムツアーの軌跡はこちら
Posted by ファンキー末吉 at:14:18 | 固定リンク
9連チャンの中国ツアー後半は江南地区5本
前半の寧夏回族自治区の3本も無事に終わり、
大高さんは北京経由で日本に帰り、残りは上海に飛ぶ。
とりあえずはここでワシはLive Bar X.Y.Z.→Aのオーナーである被告勝山(もう伏字めんどくさいからやめた)に頼んで購入してもらってたiPadをゲット!!
ここからOS8へのアップデート地獄、
メモリー不足によるデータ同期の不具合解決地獄と戦いながらツアーをやることとなる・・・
江南地区の初日は上海。
ここからは大高さんの代わりに張張(ZhangZhang)が加わるのぢゃが、
店に貼り出しているチラシを見るとなんとワシの名前しかない(驚)
「Funky〜上海はきっと赤字だぜ、ホテルから移動の車からメシから全部高いからな」
と老呉(LaoWu)が心配してたが、
蓋を開けてみたら寧夏ほどではないがそこそこ入っていた・・・。
やっぱアンダーグラウンドでは既にスターになっている老呉(LaoWu)の名前は大きいが、
武漢でもそうだったが、ワシの名前だけでも全中国そこそこ客が集まるようになっているのかも知れん・・・
まあひとりドラムで廻るならいざ知らず、このツアーは大所帯。
ドラム(ワシ)、ベース(ユッコちゃん)、ピアノ(デブ)のトリオに小畑と老呉(LaoWu)が加わっての5人編成、しかも次の日からはコーラスで参加するデブの彼女も加わって6人編成・・・
彼女がいっぱい写真撮ってくれたのでここからは写真が豊富です。
まずはここから移動は新幹線!!
裸ギターの小畑もこのように写真を撮ればカッコイイ!!
江南地区2本目は常州!!
常州は20数年前にイベントで一度来たことがある。
あの頃は新幹線もなく上海から出演者みんなでバスで移動したのに時代が変わるのは早いなぁと実感・・・
ライブハウスはかなり大きな小屋だったがここも見事に満席!!
3本目は蘇州!!ワシの大好きな街である。
前回は日本人ストリートしか出歩かなかったが、
さすがは「水の街」、こんな素敵なところで名物カニ小籠包を食べました!!
ライブも盛り上がりました!!
ここまでは順調に来たのだが、次の4本目杭州で問題発生!!
ワシは確かに杭州の場所を酒球会という前回ひとりドラムでやったライブハウスだと聞いていた。
自分のスケジュールにもそうUPしてたし、
そこのスタッフからも個人的に「今度また来るんだね、嬉しいよ」とメッセージが来てた。
ところが着いてみたら小屋が変わっていて老舗のJazzクラブになっていた。
もちろん生ピアノなので「音量的に大変だなぁ・・・」と張張(ZhangZhang)、
まあ「叩き方をJazzに変えて何とかしよう・・・」とワシ・・・
ところが一番困ったのが小畑である。
「こ、ここでヘビーメタルやるんですか?!!!」
見れば出番前は相当緊張しているようだ。
「死んで来い!!小畑秀光!!!」
「はいっ!!!」
というわけで玉砕覚悟でここでメタルやったらむっちゃウケた・・・(笑)
北京の路上でもやったし無錫の広場でもやったし、あいつもう怖いもんなしやな(笑)
どこでもメタルが出来ます!!求む!!もっと過酷なところ!!(笑)
さて長いようでやっぱ長かった9連チャンの中国ツアー最終日は寧波!!
ここもひとりドラムで何度か来たことがあります。
ライブも盛り上がって打ち上げ!!
いや〜よく食った(笑)
これではライブツアーというよりは、
移動して各地の美味いもん食って合間にちょっとだけライブをやったという感じである(笑)
翌日はユッコちゃんはみんなとゆっくり最後の美食を楽しんで北京戻り、
小畑はひとり朝いちの便で一度北京まで飛んで、
格安航空券ゆえすぐ近所の上海で乗り換えて日本戻り。
ワシはそのまま新幹線に7時間乗ってひとりドラムの唐山へ向かうのであった・・・
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Posted by ファンキー末吉 at:02:18 | 固定リンク
9連チャンの中国ツアー序盤は寧夏
ツアー2本目は寧夏回族自治区の大武口。
出発前に発覚するのだが、小畑がこんな格好で飛行機に乗ろうとしている・・・
「お前、WINGさんが見るに見かねて香港で作ってくれたギターケースは?!!」
「はいっ!!あまりにもでかくて重すぎて重量オーバーだったので捨てて来ました!!」
「そ、そのビニール袋は?!!!」
「はいっ!!ギターケースの中に詰めてたのを出してたら航空会社のお姉さんが見かねてこれをくれました!!」
というわけでギター裸で持ち込みはともかくゴミ袋で8日間は廻れんじゃろうということでトランクをひとつ貸してやった(>_<)
さて早起きして飛行機に乗って銀川に着き、
迎えに来たライブハウスのオーナーと共に車で隣町の大武口まで走る。
1〜2時間走った頃には腹も空いて、待望の羊肉焼きそば!!
ワシはもうこれが食えるだけでいいのよ・・・(感涙)
というわけで大武口のライブが始まるが・・・
蓋を開けてみたら超満員!!(驚)
この店に来るのは3回目かな・・・
ポスターを見ると3月にも小畑連れて来ているから既に認知度も増しているのかも知れない・・・
次の日は銀川も満員!!
そして次の日も満員!!
・・・っておいおいオーナーさん、客に花火を配るのやめなさい!!
・・・っておいおいオーナーさん、ステージに花火仕掛けるのやめなさい!!
同行取材している寧夏電視台の人が死んでしまいます!!!
続く
ひとりドラムツアーの軌跡はこちら
Posted by ファンキー末吉 at:01:46 | 固定リンク
9連チャンの中国ツアー始まりは波乱・・・
いや、別に中国では定例ライブやらツアーやらいろいろやっとるけど、
よく考えたら自分名義で9本連続でツアーが組めるって凄いな・・・
別にライブはライフワークなんで軽く考えてたら大変やった・・・(飲み食いが)笑
毎日移動っつうのも結構大変やな。
ホテルの連泊がなければ洗濯が出来ん(>_<)
あと、よく考えたらワシは前回の青島終わってから1ヶ月以上ほぼ毎日移動しながらライブやってたんやな!(◎_◎;)
ドラム上手くなったかな(笑)
いや、叩いてる時間なんか1日2時間足らずなんやから毎日がこれ「移動」である。
腰に悪いのよね・・・(>_<)
まあ寄る年波か蓄積疲労か、
はたまたこれから小出しにするいろんな原因で毎日ブログを更新出来なかったので、
ここにずどどどんとダイジェストでまとめてみたい。
まず今回始まりの波乱ぶりをまとめてみたい・・・
一緒に回ったユッコちゃんのブログにあるように、
ワシは名古屋空港から夜中着の便で北京入りしたが、
まあ言葉も通じずに村の連中と仲良くしてたようぢゃ。
翌日の取材日を経て大高さんが北京入り。
小畑は激安上海乗り換え便なので本番ギリギリ着。
老呉(LaoWu)の奥さんに迎えに行ってもらってほっといて北京のライブハウス江湖に入る。
ライブの模様は毎日新聞の大高さんの記事を〜
ここで実は私は大きな仕事をいくつも並行している。
その中でも一番大きなのが「マグロ漁船」こと来年の大きなロックミュージカルの仕事、
この音楽プロデューサーと監督がこのライブを見に来るのね。
まあワシありきで話は進んでいるということぢゃが、
ここでユッコちゃんが目に留まれば前回のマグロ漁船出航せずの穴埋めが出来るだろうということでワシも必死なのぢゃよ・・・
結果、初めてワシのドラムを見る監督も、その他スタッフもワシのことは気に入り、
「聞いた通りだろ」と音楽プロデューサーも鼻が高い。
そしてベーシストは・・・一発OK!!
さすがユッコちゃん、腕だけじゃなく華もあるからな・・・
と思ったら意外なところから
「あのギタリストも呼べないかなぁ・・・」
と意外なところから小畑が・・・(>_<)
いやね、呼ぶ前からイヤな予感がしてたのよ・・・
呼んだらこれがあるやろ?そしたらまたこいつがオイシイとこかっさらっていくんじゃないかと・・・
家に帰ってもこいつがおるし、ツアーに出たら同じ部屋やし、
いい加減面倒見てるんやからもうええやろと思ってたら嫁が「呼んだげなよ、喜ぶよ」と言うので渋々飛行機代を出してやったのだが、案の定こいつばかりが喜ぶことになるのがもういい加減・・・飽きた!!!(笑)
この日は昼間WINGと一緒に取材だったので小畑とも久しぶりということでライブにも来てくれたのだが、
この日しか北京にいないという時に限って電話がかかって来る。
a href="https://www.funkyblog.jp/2014/10/post_1012.html">青島コンサートの立役者でもあるLaoLuanは、
まあ今では一番仕事を振ってくれてる人間だし引っ越しやスタジオ作りにお金を借りてたりするし、
いろんな話もあるので今日会っとかねばということで一緒にした。
WINGも小畑と久しぶりということで関係ないけど小畑も・・・(>_<)
というわけで言葉が通じないのでただ美味しいものを食ってるだけの小畑をほっといてビジネスミーティング・・・
・・・って小畑くん、写真ぐらいちゃんと撮ろうよ・・・(涙)
男前のWINGだけが写っておらず、オッサンふたりですんませんという感じである(笑)
WINGはWINGで、「来年こそは世界ツアー廻ろうぜ〜」と決意を新たにするし、
LaoLuanはLaoLuanで「青島のコンサートがむっちゃ評判でFunkyに音楽監督頼みたいという歌手が何人か来てるんだけど・・・』
・・・って無理!!!マグロ漁船だけでいっぱいいっぱいです!!!!
・・・というわけで既にいっぱいいっぱいなのか、
実はこの時にライブハウスにiPadを忘れて来てしまっているのです。
このiPadはひとりドラム等の伴奏を再生させるための大事なもので、
Live Bar X.Y.Z.→Aの常連さんが紹介してくれたiRiffPortという特殊なケーブルで再生させている。
これが古いタイプのiPadにしか対応してなく、
iPadMiniだの新しい小さなコネクターはアダプターをつけて変換しても認識しない。
仕方がないので現地現地で古いiPadの購入手配とデータ復帰、
そして小畑が新たに加わったマグロ漁船の詰めをしながら9本廻る羽目になってしまったのだ・・・
続く
ひとりドラムツアーの軌跡はこちら
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2014年11月 2日
JASRAC問題江川ほーじんの戦い方
周りがわさわさと騒がしいので見てみたら、江川ほーじんがどえらいことをやり出した!(◎_◎;)
これ・・・江川ほーじんブログ「革命前夜」
まず、江川ほーじんという人間はワシの知る限り「血の気が多い」とか「好戦的」とかいうイメージしかないが、
本人が大人になったのか周りのブレインが素晴らしいのか、
何とびっくりするほどのこのやり方!!
これはもう「戦う」とかいうレベルではない!!
本来ならばJASRACが当然構築せねばならないシステムを、
このいちベーシストが代わりに構築してしまったという話である(凄)
今まで数多くのミュージシャンが、
「ライブハウスで自分の曲を演奏して印税もらったことがないんだよな」
と言って来たが、
この入力システムにちゃんと演奏曲目を入力していればそれがちゃんと既成事実として証明出来る。
支援の会のページの説明によると、
バックに弁護士の先生がついていて、録音さえしていればそれを証拠にその「当然もらうべきお金」を取り返すお手伝いまでしてくれるらしいではないか(驚)。
ワシが最初にJASRACと面談した時に、
「過去にライブハウスで演奏した著作権料を遡って支払うシステムはない」
とはっきり言われたが、
全てのミュージシャンが「ほらもらってないよ」と言いだしたら、本当に遡って分配するシステムを構築せねばならなくなって来るかも知れない。
「ライブハウスで演奏されたすべての曲を特定するのは利用者にとっても大きな負担となるため」
という理由の下に
「誰にも公開しないモニター店で誰にも公開しないサンプリング結果に基づいて分配しますよ」
と言ってる現状のシステムが、
そもそも「大きな負担になんかなりませんよ」ということになれば、その「包括契約」自体が崩壊してしまうかも知れない。
まさに「革命」・・・
現在その文化庁のお役人さんが言う「曲の特定」とかいう行為は、
演奏者がJASRACの楽曲検索ページを見て自分が演奏した楽曲の作曲者などを調べ、
それをJASRACが指定した用紙に「手書き」で書き込んで、
それをJASRACは職員が「手打ち」でそれを入力して集計しているのであるが、
そもそもJASRACがそこにこの入力システムさえ導入すれば「大きな負担」もへったくれもないのだ。
まだJASRACと契約してないライブハウスは、
予め毎日の演奏曲目を入力しておけば、実際に自分とこが支払うべき金額がいくらであるか、
そして大事なのは分配されるべき相手までが一目瞭然と言う。
江川ほーじんの後ろにいる弁護団の先生が「訴訟を起こされた時に有利」と言うんならきっとそうなのだろう。
JASRACも今までみたいに
「席数がいくつで面積がいくつだから毎月いくら支払いなさい」
とも言えなくなるかも知れん・・・
現在包括契約で支払っているライブハウスも、
その額が実は高過ぎやしないかも一目瞭然と言うので料金の見直しにもいいかも知れんな。
それよりこれ、データを印字やメール送信出来るとしたらかなり便利やなぁ・・・
最近ひとりドラムでアマチュアバンドイベントなんかに出ると、
PA用に一枚、照明用に一枚、まあJASRAC用に書かされた店はまだないが、
曲順って結構何回も手書きで書かないかんのよね・・・
スマホでちょちょいと入力したらそれで済むではないか・・・(便利)
何より現在Live Bar X.Y.Z.→Aの出演者が毎回毎回手書きで書いている曲目リストがスマホで入力出来ることになったらそれはそれでみんな助かるなぁ・・・
12月1日のベータ版公開を楽しみに待つとしよう・・・