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2014年10月27日

朝鮮学校のイベント

日本の至る所に朝鮮学校が存在していることは知っているが、
普通に日本人社会だけで暮らしていたら、そこに足を踏み入れたり、
ましてやこうしてそのイベントに出演する機会などは滅多にない。

ワシの場合この辺のおっちゃんおばちゃん達の知り合いが増え、
北朝鮮ロックプロジェクトがきっかけになってこのようなチャンスが増えて来た。

朝9時に学校に入ってみたら校庭には何とも立派なステージが組まれていた・・・

ChosengakkouKouteiStage.JPG

しかも客席にはテーブルまで並べられていて、
「飲むのか?飲むのだな!!」
という雰囲気満載である(笑)

ちなみにテーブルの高さがあまりにも低すぎるのではという疑問が頭をかすめたが、
この時点では「普通のテーブルの数が足りなかったのね」ぐらいにしか思わなかったのだ。

後にこれには長年のイベントによって培われた大きな理由があることが判明する・・・

テーブルには今日のプログラムと屋台で売られている食品等のメニューが貼られている。

ChosenGakkouMenu.JPG

食うのか?食うのだな!!(笑)

とりあえず屋台の営業が始まるまでに自分の物販売り場を確保!!
客も多いだろうということで全てのアイテムを大量に持って来た。

ChosenGakkouBuppan.JPG

ちなみにワシは知っている。
このイベントで立ち並ぶ屋台には実は朝鮮学校存続の大きな役割があることを・・・

前回この学校を訪問した時に、あまりの生徒数の少なさにびっくりした。
6年生などは生徒がおらず、人数の少ない学年は他の学年と一緒に授業をする。

まるで過疎地の学校のようだが、
これも在日が5世6世の時代となり、民族教育の必要性が薄れて来たためなのか、
それよりも気になるのは、そうなると学費による収入がなくなるわけだから当然ながら学校自体の運営が厳しくなるわのう・・・という余計な心配が頭をかすめる。

ちなみに先生は朝鮮語で授業をするので、
少なくともネイティブに近い朝鮮語を喋れる在日の人とかに限られる。

決して本国北朝鮮から教師が派遣されるわけはないのだから、
「さぞかし人材不足やろうなぁ・・・」とまた心配もしてみる・・・

学校の3階にある資料館にはこの学校の歴史が写真と共に綴られているが、
それを見るとまさに「日朝間の政治に振り回されて来た学校」である。

歴代の大阪府知事の歴史の中ではこの学校に多額の援助をした時代もあったし、
ご存知のように橋下知事はその援助を一切カットした。
横山ノックの写真もあったので横山知事の時代は援助をしていた方なのだろう・・・

ここで日本国の税金を使って朝鮮学校を維持するべきかどうかの議論をするつもりはない。
大阪府民が選んだ代表者が自分たちの民意を反映すればそれでいいだけの話である。

ただおっちゃんおばちゃん達は何とか自分たちの母校を存続させようと思っている。

そこで考えついた・・・というか自然発生的なのかどうかはわからんが、
父兄や卒業生たちが自分とこの食材などを持ち込んでそれをここで売って、
そのお金を学校に寄付して存続して来たのだと言う・・・

アジア的というか大阪的というか、その発想の面白さや、
おっちゃんおばちゃん達の母校も大変なんやなぁという思いもあって、
ワシも仕入れ値がかからないいくつかの物販の売り上げは寄付することにした。

ChosenGakkouBuppanKifu.JPG

本当は一番ピンポイントであるこの本をそうしたかったのだが、
本の場合はお金を払って出版社から仕入れるので、
この学校の運営のみならずうちの家計も大変なのでそれは通常に売らせて頂いた・・・

昼頃になると会場にはいい匂いが満載して腹が減る・・・

朝鮮独特のメニューで言うと、まず代表的なチジミ!!

ChosenGakkouChijimi.JPG

日本ではちょっと珍しい(沖縄ではあるそうだが)豚足のおでん!!

ChosenGakkouOden.JPG

定番のキムチ・・・

ChosenGakkouKimchi.JPG

やはり定番の焼肉・・・

ChosenGakkouYakiniku.JPG

え?焼肉?・・・焼肉ってどうやって焼くの?売店で焼いてくれるの?・・・と思ったら・・・

ChosenGakkouShichilin.JPG

何とこの低すぎると思ったテーブルは七輪を置いてちょうどよい高さなのだ!!(驚)

さすがは何十年の間に培われたこのシステム・・・
ちなみに七輪には学校の名前が書かれている七輪もあり、
長年のこのイベントの歴史が伺える・・・

・・・ってか焼肉焼きながら見るイベントって珍し過ぎるやろ!!(笑)

ChosenGakkouEventKaishi.JPG

生徒たちの出し物に続いて焼肉の煙の中でワシの出番!!
叩く前は飲めないからこの匂いが大変なのよ・・・(笑)

そうそう、ワシのつぶやきFacebookの投稿を見て、たまたま大阪にいた落合みつを君がかけつけてくれた。

いや〜勇気あるなぁ・・・
「朝鮮学校」と聞いただけで「怖い」という人や、
ワシがこんなおっちゃんおばちゃんと仲良くしてただけで反感を感じる日本人もいる中で、
わざわざこうして自分から飛び込んでくる歌手もいるんやなぁ・・・

というわけで、せっかくなので一緒に1曲歌ってもらう!!

ChosenGakkouOchiaiMitsuo.JPG

一緒に連れて来たベースの浅田くんは多少ビビってたらしいが(笑)、
いや、みんな来てみたらええんやと思うよ。

実際自分の目で見てからいろんなことを自分で考えればいい。
見えてない部分が多くて論じることがいろんな問題を生んでいるというのも事実やしな・・・

ちなみにベースの浅田くん、新潟から大阪に引っ越して来てまだ1ヶ月で友達もまだ出来てないと言うが、日本人の友達より朝鮮人の友達の方がいっぱい先に出来たな(笑)

そしてこのイベントでワシが一番やりたかったこと。
平壌6月9日高等中学校軽音楽部のみんなと作ったムルムピョをこの朝鮮学校の子供たちとコラボして歌ってもらうことである!!

ChosenGakkouMurumpyo.jpg

あれからもう7年・・・彼女たちとまた会ってこの曲を演奏することは叶わないけど、
海を越えてその同胞たちに歌ってもらうのは感慨深い・・・

次には是非軽音楽部とかと一緒に演奏も生でやってみたいね。
他の朝鮮学校の人からも声かけて頂いたし、来年には是非!!

というわけでライブ終了!!食うぞ!!!

ChosenGakkouKuuzo.JPG

おっちゃんおばちゃん達、いろいろお世話になりました。
7時には酔いつぶれて終了致しました!!

この辺にはしょっちゅう来ますんでまた飲みましょう!!!


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北朝鮮ロックプロジェクトまとめはこちら

Posted by ファンキー末吉 at:05:10 | 固定リンク

2014年10月23日

さようならSoftBank!!もう貴方とは付き合いません!!

iPhone6plusをゲットした。
もちろんSIMフリーである。

ワシのように海外に多く行く人間は日本のキャリアに縛られるわけにはいかんのよね〜
中国に行ったら中国のSIM、香港に行ったら香港のSIM、
タイやマレーシア、最近ではミャンマーでも手軽にSIMをゲット出来るようになったのでそれを挿せば現地で快適にネットや電話生活を送ることが出来る・・・

ところがワシはiPhone4sのまま5には行かなかったので、SIMはまだmicroSIMである。

中国の携帯電話機がmicroで、iPadも古いiPadなのでmicroだし、
ひとつだけnanoになってもややこしいなぁと思ってそのままにしておいたのだ・・・

ところがご存知のようにiPhone6はnanoSIMである。

中国では至る所でSIMをぱっちんと切ってくれるが、
日本では一応その行為は違法とされているようだ。

アホな法律ではあるが、
だから日本ではそれをサービスとしてやっているところはなく、
でもAmazonなんかではSIMカッターが堂々と売られてたりする。

ところがSIMカッターって買ってもその一回きりしか使わないので、
家を探してみると「通常SIM→microSIM」のカッターがごろごろ転がっていた(>_<)

これでまた「microSIM→nanoSIM」カッターを買って、
しばらく使わなくてそれがゴロゴロしてるのも悔しい。

何よりも一応日本国民として違法である行為をするより、
堂々とSoftBankに行ってSIMをnanoに変えてもらった方が早いと思って出向いて行った。

ところがSoftBank八王子の店員さんが言うには、
「ではプランがスマホーダイになります」
と抜かしやがる(怒)

「ワシ・・・別にネット要らんし、電話だけかけられたらええし・・・」

ちなみにワシのSIMは電話だけしかかけられないようにしているプランで、
月々980円である(安い!!)

ネットはWiFiルーターで接続する。
これがSoftBankのやつで、最初の頃は「速い」と喜んでいたが、
使ってるうちにやはり「つながらない」「パケ詰まりする」など不満が続出(>_<)

そうなると月々3880円は高いなと思いつつ、
2年縛りという恐ろしいシステムのおかげで今では娘に使ってもらっている・・・

今ではiijというdocomo回線を利用するSIMで月々1000円ちょいである。

2年縛りが解けたらこんな糞ルーターなどぶち捨ててしまってこれ一本にすれば月々の通信費がどれだけ安く収まるか・・・

まあここでSoftBankにまた月々5000円だの、
安いプランでも月々3000円だののプランに強制的に変更されたのではたまったもんじゃない。

「プランを変えずにSIMのサイズだけ変えてくれたらそれでいいんですが・・・」

ところがこんな簡単なことが日本という国では出来ないのである。
「いえ、必ずスマホーダイのプランになってしまいます」

激怒!!!!!

ネットで調べたらこれは代理店が儲けるために嘘を言ってるという話も出たが、
実はMNPでSoftBankのオペレーターに聞いてみてもそういうことらしい。

上に政策あれば下に対策あり(中国の諺)でいろいろ考えてみる・・・

「ではしばらくその3000円だののプランを使ってみて、
ダメだったらまた元の大きさのSIMで元のプランに戻してもらえますか?」

ワシのこのシステムの唯一の欠点はこの980円プランでは携帯回線から添付ファイル(例えば現在地情報とか)を送れないことである。
ちょっと使ってみてよかったらずーっとそのプランでもよいかもと思ってのことである・・・

ところが店員さんの返事は凄まじかった。

「プランを変えたら最低でも2年間はそのプランになってしまいます」
まあそれは2年縛りなので仕方がないかとも思うが、
「ホワイトプラン自体が今年で終わってしまうので、来年からは全ての契約はスマホーダイとなってしまいます」

まあ今ホワイトプランの人は何も変更しなければ継続のままでいいと言うが、
これにはワシは心底頭に来た!!

これって例えて言うとこういうことではないのか・・・

ワシはここのラーメンが好きでずーっとこのラーメン屋に通っていた。
ラーメンの値段は980円である。

ところがこのラーメン屋がいきなりこう言いだした。

「ラーメンだけのメニューはありません!!
必ず餃子とラーメンとビールのセットになってしまいます!!
値段は合わせて3000円です、お得でしょ!!」

お得でも何でもない!!
ワシはお前んとこにラーメンを食べに来ているのだ。
餃子とかビールとか要らんし!!

同様にSoftBankには万が一かかってくる時のために電話番号だけが必要で、
その他の繋がりにくいネットとか要らんし!!

餃子とビールが飲みたかったらワシは他の店に行く!!
お前んとこにはラーメンだけを食べに来てるんじゃ!!

お前んとこも電話会社やったら電話回線だけを売れ!!っつうこってある。

SIMカッター買って来て、
もしくは次に中国に行った時にカットしてもらえば今まで通り使えるのであるが、
このままこんな会社と付き合うのがほとほと嫌になったのでMNPでiijに乗り換えることにした。

音声付きSIMで月々1600円!!

来月には今のiijのSIMを解約して、
SoftBankのルーターも解約すればデザリングも出来るしこれだけでよいではないか!!

ネットで注文したらSIMが届くまで電話が不通になってしまうので、
即日乗り換えが出来る都内のビックカメラに行ってきた。

案内のお姉さんがもの凄い親切で好感が持てる。

いろいろ手続きをして30分後にはSIMを渡してくれるというので飯を食ってまたビックカメラに戻って来た。
もらったSIMをiPhone6に挿してちゃんと通話やネットが出来るか確認・・・

「APN設定はお済みですか?」
さすがプロ、iijのSIMは自分でAPNを設定せねばならないのだ。

「済んでますよ〜OS8から手動で出来なくなったんですよね〜
プロファイルをDLしてやりましたよ〜」

など無駄話を叩く。

「あら、お詳しいですねぇ・・・」
に答えて、なぜこんな発言をしたのか自分でも不思議なのだが・・・

「はい、週刊アスキーに連載してたりもして、デジタルにはちょっとウルサいんです」

そこでその店員さんが思わぬ発言をした。

「そうだったんですか・・・八王子のお店には一度伺ったことがあります」

え?!!!
呆然とするワシに店員さんがちょっと慌ててこう答えた。

「はい、私・・・渡辺英樹さんが大好きで一度ライブを見に伺ったんです・・・」

おいおい、昨日の夕方まで一緒におったがな・・・

というわけで今日のライブには仕事のため来れないそうだが、
今月のライブには是非どこかで見に来て欲しい!!


ツアーお疲れさんライブ

10/23(木)八王子Live Bar X.Y.Z.→A
http://www.livebarxyz.com
開場:18:30 開演:19:30 当日のみ4000円(+ミニマム1000円の飲食代が必要です)


都内近郊ツアー

10/28(火)さいたま新都心Heaven's Rock
http://www.heavensrock.com/index.html
開場:18:30 開演:19:00
前売3500円当日4000円

10/29(水)新宿Wild Side Tokyo
http://ws-tokyo.com/
開場:18:00 開演:18:30
前売3500円当日4000円

10/30(木)柏Thumb Up
http://www.kashiwa-thumbup.com/
開場:17:00 開演:17:30
前売3500円当日4000円

10/31(金)熊谷Heaven's Rock
http://www.heavensrock.com/index.html
開場:18:00 開演:18:30
前売3500円当日4000円

Posted by ファンキー末吉 at:14:35 | 固定リンク

2014年10月16日

上田ライブ決定!!

こんないきさつがあって上田でひとりドラム出来るところを探していたのだが、
さすがはFacebook、地元の人がライブハウスを紹介してくれて11月23日にまずライブハウスでひとりドラムが決定した!!


ひとりドラムin上田

場所:上田Loft

17時半開場18時開演
チャージ:2000円(ドリンク別)

地元の対バン大募集!!(こちらへメールを)
30分ぐらいの演奏で、ノルマはありませんが10人ぐらいのお客さんは呼んでくれるバンド求む!!
アマチュアコピーバンド、おっさんバンド大歓迎!!

終演後はファンキー末吉と飲みましょう〜


そしてこれだけではない!!
やはり当の王さんところでライブが出来ないものか・・・

地元の人にどんなところかリサーチに行ってもらった。
その結果がこんな感じ・・・

王さんとお話ししてきました。
「おっきなホールでライブ出来るヒトが、なんでこんな所で叩かなきゃいけないんだろうねぇ」
って言ってましたよ(笑)。
「うちは狭いから、この角にドラムをセットしたら、20人くらいがやっとかな。」
「この店で大音量でロックは無理よ・・・」

そこでもっと詳しく近所の状況を調べてもらう・・・

所謂、"閑静な住宅街"です。
でも、敷地は広いし、お隣とはそれなりに距離もあるし、
「この位の音なら大丈夫。」って掛けてくれた音源はそこそこの音量でしたけどね。

というわけで「じゃあやっちゃえ〜やっちゃえ〜」ということに相成った!!(笑)


ひとりドラムと中国のお話in王さんのお店

場所:上田市上田1483の4「中国家庭料理 王記茶屋

時間:15時頃から
チャージ:無料(数千円程度の飲食をお願い致します)

終演後夕方から中華料理を食いながら中国のお話を〜


中国のお話は最近はひとりドラムのフルメニューでも触れたりしているが、
そりゃ25年間あればいろいろ面白い話はある(笑)

特に王さんと私の共通の友人たち、
中国ロックの創始者たちのお話が盛り上がると思うな・・・

Posted by ファンキー末吉 at:19:31 | 固定リンク

2014年10月15日

尾道城2000万円で売ります?!

VoThMツアーが始まった・・・

初っ端は尾道!!
何故かと言うと渡辺英樹、丸山正剛のお二人が前の日に松山なので、
そこから近いところでということでブッキングした・・・

いや、早い話がワシ・・・この街が大好きなのぢゃよ・・・

ツアー経費の中で一番経済的に圧迫するのがホテル代なので、
四国や岡山などは無理してでも高知の実家まで帰り、
関西圏は大村はんとこに泊めてもらうというスケジューリングにするが、
尾道だけはゆっくりしたいということでホテルを取った。

安いところを探していたのだが、
何と偶然この尾道城の隣・・・

HitoriDrumOnomichiOnomichieki.JPG

この白いビルがそのホテルなのぢゃが、
奥さんがタイ人であるというオーナーさんが建てたというこのホテル・・・

こんな山の中に素敵なタイレストランもあり、
残念ながら平日はランチをやってないということから今回は食べることが出来なかったが、
次回は移動日にでもここで泊まってタイ料理を食いたいなと思うような素敵なホテル・・・

OnomichiVieHotelSeizan.JPG

部屋からは尾道の街が一望出来る・・・

OnomichiViewHotelView.JPG

素敵だぁ・・・

そしてお隣は尾道城・・・こんなに近くで初めて見たぁ・・・

OnomichijouNearView.JPG

聞くところによるとこのお城、2000万円で売りに出されているらしい(驚)

水道と下水は引かれてないらしいが、
そんなものは何とかなる!!誰か買わんか?!!!

ワシだったらガラス張りの天守閣の真ん中にジャグジーを置いて、
四方八方見下ろせる風呂場にするぞ!!(笑)

毎日タイ料理食えるし・・・2000万誰か貸してくれんかのう・・・返せんけど・・・(笑)

Posted by ファンキー末吉 at:09:40 | 固定リンク

2014年10月 9日

青島プレイベント

LuanShuが「青島には車で行こうよ、近いし」ということで、
言われるままに迎えに来た車に乗り込んだら遠い遠い・・・(>_<)

QingDao-Beijing.jpg

そもそもスタッフはワシの飛行機のチケットを押さえていた。
しかしLuanShuはそれを見て「これじゃ間に合わないだろ」ということでキャンセルさせたのだ。

何に間に合わないのかよくわからない・・・(笑)

そう言えば
「青島の若者たちはこんな凄いドラムを聞いたことはないだろうから、
前の日に是非ドラムを叩いてくれ」
と言ってた。

青島には彼の表弟(BiaoDi:母方の従兄弟で歳が下の意味)である梁棟(Liang Dong)がいる。
彼のドラムセットを借りるようにいろいろ連絡を取っていた。

昼の3時過ぎ、LuanShuのコンサート会場である青島大劇場の中にあるホテルに着いた。

「じゃあ俺はミーティングがあるから」
と出かける彼に、
「ワシはどうすればいいの?どこで何をやるの?」
と聞く。

「この大劇場の中の音乐厅(YinYueTing)で18時から活動(HuoDong)だから。
梁棟(Liang Dong)はもう着いてドラムセッティングしてるはずだから」
と言い残してさっさと出かけてゆく。

まあ大劇場にもたくさんのホールがあって、
その中の小さなホールなのか、
いやひょっとしたらよくあるリハーサルスタジオみたいなところで地元の若いミュージシャンを集めてクリニックでもするのだろうと思ってたら・・・

LuanShuQingdaoPreEventHall.JPG

アカンやろ・・・こんな大きなホール・・・(>_<)

「什么情况?(どんな状況なの?)」と梁棟(Liang Dong)に聞いてみるが、
大げさに首を横に振って両手を上げる・・・

「そもそもが誰が来んの?お前の友達?地元のミュージシャン連中?」
大げさに首を横に振って両手を上げる・・・

こいつもLuanShuから「ドラム用意しとけ!!」と言われて一生懸命セッティングしただけなのだろうから、ワシとしてももう両手を上げて「お手上げ」状態である・・・

このホールもクラシックとか生楽器で演奏するために設計されているのか、
ドラムを叩くと小屋じゅうに反響して大変(>_<)

とりあえず地元の若い衆が来たらステージにでも上げて近くで見させればいいか・・・
と思いながら、今度は「伴奏の音をどうやって出したらええねん!!」ということに気付く(>_<)

ベースアンプでもあればそれを使って鳴らせるので手配したがGET出来ず、
結局はこのホールのPAエンジニアまで呼び出してホールのシステムで鳴らすことになった・・・

何じゃかんじゃでもうすぐ18時である。
観客が集まって来る気配は皆無!!(笑)

しゃーないので10月10日の本番が行われる大ホールに視察に行ってみる・・・

LuanShuがいたので「什么情况?(どんな状況なの?)」と聞いてみる・・・
「何が?」と聞き返されるので、「そもそも客が来るのか?」と聞いてみると、
「来るのか?って・・・」と苦笑いしながらスタッフを呼びつける。

「今日のチケットは何枚出てる?ファンキーが客の入りを心配してるぞ・・・」

スタッフは神妙な顔でこう言った。
「600枚ぐらいは出てますが・・・」

おいおい!!ドラムクリニックで数日前に告知して600枚も出るって什么情况?・・・!(◎_◎;)

・・・と思ったら何のこっちゃない・・・この日は突然決まったLuanShuの講演会「音楽と私」であった(>_<)
しかも開演は19時半・・・情報が交錯している・・・

ワシはそのゲストでドラムを叩いてくれということらしい・・・

しかし数日前に思い付いて600もチケットが出るってこいつの知名度も凄いのう・・・
というわけで30分ほど彼が音楽について語った後にステージに呼び出される・・・

LuanShuQingdaoPreEventTalking.JPG

恥ずかしいのう・・・完璧に「場違い」である(涙)

一言二言会話をした後にドラムを叩かされる・・・
人の講演会に来て「ひとりドラム」するって何なのかなぁ・・・
と思いながらVisionRocksを思いっきりぶっ叩いたらこれが結構ウケた(笑)

LuanShuQingdaoPreEventDruming.JPG

そして張張(ZhangZhang)も呼び出されて二人でセッション・・・

LuanShuQingdaoPreEventSession.JPG

いや、ほぼ生音やし、ピアノの位置が遠過ぎて何も聞こえん・・・(涙)

しかしまあ長年のJazzセッションで「音がでかい!!」と怒られながら培ったノウハウで何とか無事にセッションを終えた。
叩き足りないので梁棟(Liang Dong)がハコバンしてるBarに行ってひとりドラムをワンステージやって来たぞ・・・

というわけで夕べはいろいろあったが楽しかった。
本番は明日!!今日は夕方から地元のオーケストラが来て戦いが始まる!!!

今日さえ乗り越えれば明日はきっと楽しくコンサートが楽しめることだろう・・・


ひとりドラムツアーの軌跡はこちら

Posted by ファンキー末吉 at:12:06 | 固定リンク

2014年10月 3日

風呂桶

北京の緯度は盛岡と同じくらい・・・
冬は当然ながらマイナス15度を下回る寒さになるが、
その代わり(?)夏は40度を超える暑さとなる(>_<)

春は黄砂が吹き荒れ、一年のうちで「いい季節」というのは秋だけなのだが、
これがまた秋っつうのがあっという間に終わる(>_<)

今回北京に来たのが9月20日、
ちょうどひとりドラムの盛岡からやって来たのであまり違いは感じない・・・

短パンとTシャツで降り立ったのだが、
まあ「過ごし易い」といういい季節である。

院子に着いて生活を始めるに、「暑くも寒くもない」という感じではなく、
どちらかというと「暑かったり寒かったり」で、
それでもマイナス15度の冬や40度の夏とは比べ物にならないほど「過ごし易い」。

ところがリハの前半が一段落する9月末ぐらいになると今度は突然寒くなった(>_<)
雨なんかが降るともう上着なしでは外を歩けないぐらいである・・・

昔の院子からコタツを持って来たので引っ張り出して来た。

Kotatsu2014.JPG

いや、言うは簡単だがこれが大作業である。
何せまだ全ての荷物は段ボールに入ったままなので、
まずそれを収納する棚を準備して、
ひとつずつ開けては中身を取り出して収納しながらコタツ布団と電源ケーブルを探す・・・

ちなみにタタミは昔特注したものをそのまま持って来た。

タタミなんぞ中国では超高級品で、
日本料理屋か、もしくはよっぽど金持ちが日本式の部屋を作ろうという時にしか発注されない・・・

日本のように「京間の一畳」とか決まった単位はなく、寸法を指定して作ってもらう。
昔の院子の寸法で作ってもらったが、まあ新しい院子の部屋でもちゃんと使えている・・・

コタツは上海のKさんの伝手で上海の業者から買って送ってもらった。
いくらだったか忘れたが、まあ日本に比べたら決して安くない・・・

まあ何じゃかんじゃ言ってワシの北京の暮らしぶりなんて結構贅沢なのねぇ・・・
と思いつつ、それならばということでやはり「風呂」がないとということで頑張った!!

中国人はもともと湯船に浸かるという習慣がなく、
シャワー文化なのでこれがなかなか同居する方言(FangYan)や老呉(LaoWu)などに「風呂桶」への執着が理解してもらえない。

「いいじゃん、ちゃんとお湯出るんだからシャワーで・・・」
という感じで
「何でそんなものを苦労して手に入れなければならないのだ」
という感じである(>_<)

まあワシとて方言(FangYan)によく
「金がないんだからそんな贅沢な音響設備よりもまず絶対に必要なものから少しずつ買え」
と口を酸っぱくして言ってるのに、何故こんな「風呂桶」のような無駄なものを買わねばならないのかが理解に苦しむようだ・・・

嫌がる彼らを無理矢理説き伏せて「垃圾天堂(直訳:ゴミ天国)」、
まあワシが「泥棒市場」と呼んでいる中古家具市場に行こうと車に乗り込んだが、
前の村が開発のためお取り潰しになってるんだからそんなところが残っているわけがない。

探しに探して別の泥棒市場を見つけたが、
トイレはたくさん転がっていたが風呂桶なんかはやはり売っていない。

泥棒市場は壊されたマンションとかからドアやら家具やら拾って来て売っているところなのだが、
シャワー文化の中国人に風呂桶なんか売れないし、
それ以前に貧乏人の住むところにはそんなものを置くスペースなどないので拾ってこないのだろう・・・

しゃーないので高級家具売り場にやって来た。
イオンぐらいの敷地にドでかいビルいっぱい家具を売っているところがたくさんあるのだ・・・

そこには風呂桶がいっぱい売られているが、
浴槽からシャワーが生えてたり、
ただの瀬戸物の桶をそうやって高級化して何千元も取っている(>_<)

何千元って・・・日本円で何万円の上の方・・・払えんな!!(キッパリ)

前回買ったヤツが木製の桶で800元(日本円で2万円弱・・・今円安のため)
今回も木製を選んだのだが最安で1300円(2万円越したな)涙・・・

しかし考えてみたら10年前から物価が2倍近く上がってるんやな・・・(驚)

これじゃあ庶民は生きてゆくのも大変やし、
そしたら暴動起こしたり政府に煽られて反日運動で暴れたりもするわなぁ・・・

ちなみにこの木製風呂桶売り場には木製のサウナ室が売られている・・・

「誰がそんな高級品買うんじゃ?・・・」
とは当然の疑問なのだが、実はこれは決して「一部の金持ち」が買うものではない!1

これを理解するには中国のマンションの売り方を知らねばならないのだが、
日本と違って中国のマンションは買う時に「内装」を買い手がやる。

間仕切りやら埋め込み家具やら、当然ながら風呂桶も自分で選んで「設計」するのだ。

想像に難くないが、庶民がやっと「マイホーム(死語)」を手に入れるのだ。
そこにどんな家具を入れますか?どんな風呂桶を入れますか?

どうせそれ込みで銀行にローンを組むのだ。
どうせなら最高級の家具で埋めたいと思うのが人情であろう・・・

これで中国のバブルが成り立ってるんだなぁ・・・としばし感心・・・

そしてやっと我が家に風呂桶が来た!!

NewYuanzBathRoom.JPG

まあタイル張りに木製の風呂桶が浮いていると言えば浮いているが・・・
本当はここにジャグジー付の瀬戸物の・・・

とか思いつつも金がない・・・(>_<)

いいのよ、風呂なんて、入れれば・・・
というわけで初入浴・・・日本人にはやっぱ風呂ですなぁ・・・

Posted by ファンキー末吉 at:06:37 | 固定リンク