
2014年6月11日
ひとりドラム亜洲巡演最終地マレーシアクアラルンプール終了!!
マレーシアには3年前にもペナン島でのWingのカウントダウンライブで来たのだが、
首都であるクアラルンプールには14年前にビジネスミーティングで一度来たっきりである。
ミャンマーからAirAsiaに乗ってマレーシアに着いたら少し緊張した。
何故ならタイもミャンマーもLive Bar X.Y.Z.→Aの系列店である居酒屋「勝」があるのだが、
今回の渡航先の中でマレーシアだけは私にとって「地盤」がない国なのだ。
今回のマレーシアは、先日手数セッションと五星旗3rdとのジョイントの時に一緒に出たマレーシアのニューメタルバンド「ESTRANGED」のスタッフのMCちゃんにブッキングしてもらったものである。
この日のライブの時に、
「今日みなさんが彼らを盛り上げてくれたらもしかしたらワシらをマレーシアに呼んでもらえるかも知れない」
とMCしたが、その先駆けとしてひとりでやって来たというものである。
今回のひとりドラムツアーは対バン形式の「ライブ」が多かったが、
ここマレーシアでは純粋な「ドラムクリニック」。
対バンもないので終わるのも早いし、終了後に夜の街を探索出来るのは非常に珍しい。
(特にタイでは戒厳令やったしね)
取ってくれたホテルはダウンタウンのど真ん中で、
有名な屋台街もあったし、
街角では絵描きが似顔絵を書いているストリートもあったし、
ストリートミュージシャンが本格的にライブをしたりしてて面白かった。
またねぇ、このバンドで楽しそうにタンバリンを叩くマレー系の少女が可愛かったのよ・・・
演奏が終わったらその少女がお金を集めに来る。
いや、ワシやのうてもそりゃ投げ銭入れるで・・・
この少女は誰かバンドメンバーの娘なのか・・・などと想像してみる。
バンドメンバーに話しかけたら
「明日も夜10時からやってるからおいで」
と言われたが、ひょっとしたらバンドでストリートで生活している家族なのか・・・などと想像してみる。
ワシは若い頃ストリートミュージシャンになりたかった。
ニューヨークに行ってジャズをやるか東京に行ってジャズをやるか、
迷った挙げ句その時の判断で今がある。
だからその時に成し遂げられなかった「夢」を追い求めて「ひとりドラムツアー」などで世界中を廻っているのかも知れない・・・などと思ってもみる。
職業がドラムなのでどうしても担いで世界中というわけにはいかんからな・・・
さて時間軸が前後しましたがドラムクリニック!!
今回ブッキングしてくれたのが郊外の楽器屋さん。
ちなみにブッキングしてくれたMCちゃんは仕事で来れない。
ESTRANGEDのメンバーも来れない。
でも着いてみてここのスタッフが中華系だったので試しに中国語喋ってみたら見事に通じた!!\(^o^)/
これだけでもう気持ちが全然違うな・・・
知らない人んとこ放り込まれるのって中国でも一緒やし(笑)
音楽教室もやっていて小さなステージも用意されていた。
ワシの提言でドラムの後ろにも椅子を置いてもらった。
ドラムって後ろから見るチャンスはほとんどないので興味のある人にはヨダレもんの位置である。
しかし始まってみると誰もそこには座らない。
1曲目のVision Rocksが終わって初のMCの時にここに座るよう煽ってみる。
ちなみに今回のMCは客層を見て中国語を中心に、
一部の中華系ではない人達のために英語も混ぜた。
日本語ネイティブなワシが学習言語である中国語と英語の両方でMCをするのは非常に困難なのではあるが、
これは今後の課題として頑張らないかんな!!
何とかMCも通じて大盛況のうちにドラムクリニックは膜を閉じた。
ドラムクリニックなのでVision Rocksのレコーディング映像と譜面のセットが一番売れると思ってたら、
意外とCDがいっぱい売れて、中には全作大人買いしてくれる青年もいて助かったぞよ!!\(^o^)/
会場の1階にある「肉骨茶(バックテー)」の店で打ち上げ!!
お世話になったGuitar Storeの方々、どうもありがとう!!
そしてブッキングしてくれたMCちゃんどうもありがとう!!
また来るよ〜!!きっと来る!!全世界に友達さえいればきっと何とかなる!!!