
2014年5月 5日
同窓生
先日のブログで書いた我らがヒーロー「エロ本屋の亀井くん」、
このブログを見て同窓生が電話番号を調べてくれました。
今回のライブは「同窓会」がメインなので、
まずオープニングは各同窓生とマイクを使って昔話、
そこで亀井くんに電話をかける。
「ほな今から」
ということで亀井くんの到着を待たずにライブ開始!!
まずはひとりドラム、そして「ファンキーぱんと大村はん」、
MCでは初恋の人の話とかいろいろしてたらいろんなことを思い出した。
同窓生で泉本圭介という男がいて、
彼んちが自分ちにでっかいオーディオシステムがあって、
そこでガンガンにロックを聞かせてくれた。
レッドツェッペリンもディープパープルも、
いわゆるワシらの時代が通らねばならなかったクラシックロックの全てのレコードがあった。
後に彼とバンドをやることになるのだが、
彼がいなければワシはロックなんてものと縁なく別の職業を選んでたかも知れんな・・・
あとニチイの中にレコード店があって、
そこの店員さんも若かりしワシに大きな影響を与えたひとりである。
当時レコード店のジャンルには、クラシック、演歌、ニューミュージックぐらいしかなかった時代である。
店員さんとしてはロックを仕入れたいのだが、売れないレコードを入荷したのでは店長に怒られてしまう。
そこでこのロック好きのこの高校生に目を付けた。
ミュージックマガジンという音楽雑誌のページを開いて、
「お前ロック聞くんやったらこのレコードを聞かないかん!!」
と言ってそのレコードを注文させるのだ。
そうすればその店員が聞きたくて仕方なかったそのレコードを入荷出来る。
注文なのだから必ずこいつに売れるし店長にも怒られない。
そしてレコードが入荷したらそれを店でヘビーローテーションして、
ワシが店に来たら感想と共にワシに売り付けるというシステムである。
ワシは小遣いもらったら必ずここに行って何かレコードを買わされてたなぁ・・・
店員さん、名前忘れたけど、おかげであの高校生はこんな道を歩んでおります!!(ぺこり)
人生どんなことでどんな風に人に影響を与えるかわからんからなぁ・・・
店員さん、あなたのロックへの思い(?)は間接的に日本の、いや世界の(大き過ぎるか?)、
まあ少なくとも中国のロック界には大きな影響を与えました(笑)
そんなこんなで「ファンキーぱんと大村はん」で何曲か歌って、
その後は同窓生と飲んでこの日はお開き。
久しぶりに会う亀井くんはまるで変わってなくて嬉しかった。
次は泉本圭介とイオンのレコード店の店員さんに辿り着くまで定期的にこのライブやろうかな・・・
ファンキー末吉ひとりドラムツアーの軌跡(こちら)