
2014年5月28日
ひとりドラム亜洲巡演が始まりました!!
それにしてもちょっと思い付いただけで4カ国10カ所のライブがすぐに決まるんだから我ながら大したもんだと思う(笑)
これもひとえに全世界にいる私の友達と、その友達の友達の輪のおかげです!!
どうもありがとう御座います!!
さて初めて茨城空港とやらに行って、初めて春秋航空とやらに乗ったが、
初ピーチの印象は「荷物あるなら大手航空会社にしろ!!」というものであった。
機内持ち込み手荷物込みで15kgまでってあかんやろ(>_<)
結局山ほど積み込んだ物販の半分を自宅に送り返し、
それでも超過料金4万円(涙)
いや、これぐらいですんでよかったというべきだろう。
次からは手ぶらの時以外乗らん!!(キッパリ)
上海に着いてすぐにライブハウス育音堂に飛び込む。
ブログで対バンを募集したら地元の日本人バンドがたくさん出てくれて、
その対バンの方が物販たくさん買ってくれて、
結局ギャラと共に超過料金が出ました(凄!!)
打ち上げも盛り上がって結局朝の4時まで大騒ぎ(笑)
でも客席には中国人が多かったなぁ・・・
「ファンキー末吉ひとりドラム」で告知して、
それを見たい中国人って結構たくさんいるんやなとびっくり・・・
次の日は午後に迎えの車が来るということでそれに乗って初めての土地「南通」に向かった。
初めて名前を聞くこんな街がどれだけ田舎だろうと思ってたら大都会で、
人口も700万人以上いるというから驚きである。
改めて中国はデカいなぁと実感・・・
ところが迎えの車の運転手の運転が乱暴で、
常に前後左右上下にGがかかる無謀運転に揺られながら2時間、
吐きそうになりながらやっと着いた(涙)
南通のライブハウスのオーナーは芸術家で、
自分の絵を飾ったり内装はかなりオシャレな店であった・・・。
ところがサウンドチェックを聞いていたオーナーが
「この店はJAZZとか民謡とかの店で、そんなハードな演奏では客が引いてしまう」
と言い出した。
ワシの場合、音がデカいのはもう仕方がないのだ(笑)
せめていつもやっているX.Y.Z.→Aのナンバーは外して、
今回初披露、北朝鮮の少女たちと作り上げたアコーディオンとドラムのための曲「豊年の春」をやってみる。
客席の反応はなかなかである。
調子に乗ってどんどん音量を上げて、いつものように五星旗の「天界への7番目の扉」と「炎の靴」で締めくくった。
ウケたぞ!!!もうロックもジャズも超越してるな。「芸」の域まで来たと実感(笑)
その後、地元のギタリストによるフラメンコの演奏に乱入!!
知らない曲でも反射神経でついてゆくのももう慣れたな(笑)
そして最後に一緒に上海から車に乗って来たジャズシンガー「飛宇(フェイユィー)」ちゃんの歌がもの凄くよかった!!
その昔、北京でジャズシンガーを探していた時、
「ジャズが歌えて、出来ればルックスもいい歌手いないかなぁ」
と言ったら仲間内で大笑いされた。
「お前なぁ、歌もうまくてルックスもよかったら金にもならないジャズなんか歌うわけないだろ?」
全世界どの国でも金になる音楽は流行歌。
だから中国ではジャズやロックを歌ってる女性歌手はみんなブサイクなんだと(笑)
時代は変わった・・・
ギターも上手いし歌も最高!!それでいて可愛い(照)
こんな歌手が好き好んで金にもならないジャズなんかを歌う時代になったのね・・・
今度店で中国WEEKやる時は是非彼女を呼ぼうかな・・・(笑)
ひとりドラムの軌跡はこちら
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2014年5月16日
ひとりドラムアジアツアー進捗状況
友達の〜友達は〜みな友達さ〜
というならワシはやっぱ世界中に友達がいる!!
いろんな現地の知り合いのツテで、
ひとりドラムアジアツアーは現状下記のように決まって来てます〜
5月26日(月)上海「育音堂」
上海市长宁区凯旋路851号(近延安西路口)
5月27日(火)南通「無二酒吧」
南通青年中路173号173广场院内宏鼎公馆门口西侧大红门
5月28日(水)蘇州「Eleven酒吧」
蘇州市新区商業街11号(本色会所一楼)
5月29日(木)杭州「酒球会」
杭州市西湖區万塘路262號
5月31日(土)南京「パール倶楽部」
6月3日(火)北京「两个好朋友酒吧」
6月5日(水)タイバンコク「Fatty's bar」(Rama9世通り)
6月7日(土)タイバンコク「HARMONICA」(Sukhumvit Soi39)
6月8日(日)ミャンマーヤンゴン(場所未定)
6月10日(火)マレーシアKL(場所未定)
6月13日(金)には前日KLから関空に飛んで大阪にて朝鮮学校のイベントに参加します。
客席には日本人は皆無なのでこれもアジアツアーの一環?(笑)
兎にも角にもこれだけ組めたって凄い!!
世界各国の友達、そして友達の友達の皆様どうもありがとう!!
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2014年5月14日
歌うということ
ひとりドラムツアーで対バンになったドラマーからいい質問も受けて、
久しぶりにこの「ドラムの叩き方」でテクニック的なことを書けると思っていたが、
昨日渡辺英樹さんの歌入れをしてて感じたことがあったのでまた精神論をひとつ〜
基本的にワシは歌入れが嫌いである。
自分が歌えんからっつうのもあるし、
歌をディレクションするっつうのはこれがむっちゃパワーいるのな。
ほんと歌い手さんと一緒に命削ってるっつう感じ・・・
ちなみに中国では歌のディレクション料はヘタしたらアレンジ料よりも高い。
そりゃそうやわのう・・・いい歌録れたらそれで歌手は大儲け出来るわけやから・・・
歌のディレクションにも大きくわけて2種類あって、
ひとつはどんな歌手でも自分の歌い方にディレクションする人と、
その歌手の持ち味を引き出してあげる人。
ワシは「自分の歌い方」っつうのを持ってないから必然的に後者。
もう「お好きに歌って下さい」っつう感じ・・・
初めてディレクションをしたのは李慧珍(Li HuiZhen)という女性歌手で、
彼女は「自由に歌いなさいなんてプロデューサー初めてです」と言ってたが、
結局そのCDは大ヒットして、後にワシに歌をディレクションしてくれという話も来たが、やっぱ無理!!っつうわけで断っている。
中国のプロデューサーで歌をディレクションしないってワシぐらいちゃうか・・・
二井原実がX.Y.Z.→Aのデモでワシが歌ったのを聞いて、
「いや、リズムはもちろんのこと、音程も全然外してないんやけど・・・お前のは歌じゃない!!」
と断言して下さった(笑)
さてここからが本題であるが、じゃあ「歌」というのは何なのか。
すなわち「歌う」ということは何なのかということである。
渡辺英樹さんの歌を今からエディットして・・・
(というより、もうそのままでOKなのぢゃが)
田川ヒロアキという恐ろしく耳のいいアレンジャーのところに送る。
ワシも英樹も緊張するのよね・・・田川くんのところに送るのん・・・(笑)
ちなみに田川くん、ギター入れしてる時に、
アンプのスピーカーのすぐ近くにマイクを置いて、
大音量でアンプ鳴らしてそのマイクの音を聞いているのにも関わらず、
「スネアのスナッピーが外れてませんよ」
と、ブースの隅っこに置いてあるスネアのスナッピーの音が聞こえて注意するという耳の持ち主。
ワシと英樹と、
「クーラーの音ってさぁ・・・普通問題ないよねぇ・・・」
と言いつつ、
「やっぱり消しときましょう」
と気を使う始末。
あ、また話が逸れたが、「歌う」という話・・・
英樹さんの歌がいいのよ・・・
何がいいと言うと、ちゃんと「歌ってる」のね。
何を歌ってもC-C-Bになる・・・(笑)
これはどういうことかと言うと、
「どんなジャンルを叩いててもファンキー末吉のドラムだね」
と言うぐらい凄いことなのですよ。
最近よく一緒にライブをやってるのでわかるが、
英樹さんの歌い方には大きくわけてふたつあって、
ひとつはロック的にガナる歌い方。
もうひとつはC-C-Bのヒット曲のように、
ちょっと甘ったるく歌う歌い方・・・
「お前50も過ぎて何甘えてんだよ!!」
と冗談では言うが、これが大きな個性となって「C-C-Bらしさ」を醸し出しておる。
つまり「武器」やな。
ドラムで言うとフレーズとか叩き方とか、いわゆる「テクニック」。
ワシの歌で言うと、この「テクニック」を一切持ち合わせてないので、
いわゆる「棒歌い」、ただリズムと音程が合っているだけでしかないから、
「これは歌ではない」と言われるのである。
いわゆる「表現」である。
これがないと「音楽」にならん・・・
英樹さんの場合、ある時はガナって歌い、語尾になるとちょっと力を抜いて甘ったるくシメたりする。
まあもちろんこのふたつの武器だけではなく、
ある部分は息を多く吐いて歌ったり、
またある部分は喉をシメて歪んだ感じで歌ったりする。
これがやっぱ「歌手」それぞれの「歌い方」であって、
これを構築することによって「その人らしい」という「個性」にまで昇華するわけだ。
昔、嫁が花嫁道具として持って来た「関西ブルースCD」とか何とかいうコンピレーションアルバム。
中に入ってた優歌団の木村さんが歌うポップス調の曲・・・
いや〜・・・恐れ入った・・・
ひとつとして正しい音程がない(笑)
それでいてひとつとしてイヤな音程でない。
歌手の上手い下手はワシにはようわからんが、
「こいつ下手!!(>_<)」と思う歌手は、その音程に対して「責任」を持ってない。
こんな歌手は「嫌い」だなといつも感じる・・・
ドラムのリズムとは「戦いの連続」という話を書いたことがあるが、
歌とはもっと高度な戦いの連続なのだ。
木村さんはその戦いを「天使のダミ声」という「飛び道具」を使って命がけで戦ってらっしゃる。
Auto-Tune的に全然正しくないこの音程の全てに木村さんの「ドラマ」があり、
それは強いて言えば木村さんの「人生」である。
だから木村さんの歌を聞いて涙が出るのである。
「木村さん・・・あんたはやっぱ凄いわ」と泣くのである。
もともと「喉」という楽器はピアノなんかと違って、
「ド」の鍵盤を押したら必ず正しい「ド」の音程が出るものではない。
どのぐらいの喉の絞め方をしたらだいたいどのぐらいの音程かを経験則で習得しているだけの話なのだ。
だからいざ歌い出したらその歌い始めの音程がちょっとずれてるなんて当然のことで、
それをコンマ何秒の間に命がけで修正する。
これをあからさまにやると「音程を探ってる」となってブーイングを食らう。
そんなレベルではない。
木村さんのような飛び道具でなくても、
歌手はみんなご自身の武器を持っていて、
それを縦横無尽に使いながら命がけで音程をどこかに帰着させる。
本当に機械のような経験則で何の苦労もなく正しい音程が出せる喉があったとしても、それで歌を歌って人を感動させるとは限らない。
いろんな声色を使い分けれて、何オクターブの声域を持ってたとしても、
それで歌を歌って人を感動させるとは限らない。
まあドラムで言うと、どれだけ手足が早く動いて、
どれだけフレーズをたくさん持ってて何でも叩けたとしても、
それで人を感動させるプレイが出来るかというのは全然違う問題なのである。
武器が少なくたって、それを使って命がけで戦ってる人の方が人を感動させられたりするから音楽は面白い。
英樹さんの場合、まあ武器はたくさんあるのだろうが、
ワシはあの語尾でちょっと力を抜いて50も過ぎて甘えた感じでシメる落とし方に胸キュン(死語)となる。
人に歴史あり!!その歴史が形になるのが音楽なのである。
ドラマーの諸君、毎日メトロノームで練習してても上手くならんよ。
世の中に出て泣いたり笑ったりいろんなことを経験して、
それを自分なりに戦って乗り越えて来て初めて、音楽の中での戦いがわかる。
歌の話ばっかになったのでドラムの例でシメさせて頂こうと思う。
中国に許魏というシンガーソングライターがいて、
彼の復帰作である「時光・慢歩(ShiGuan ManBu)」というアルバムのドラムを叩かせて頂いた。
このアルバムが中国ロックの金字塔を打ち立てて、
それを叩いているドラマーであるということからファンキー末吉の名は中国でまた伝説化した。
何も有名アルバムに参加したからということではない。
ワシは許魏の「歌」をドラムで「歌った」のである。
彼が西安から出て来てレコード会社と契約して、
一番貧乏だった頃、彼の部屋でそのデビューアルバムのデモを聞かせてもらった。
中国ロックに新しい時代が来たと感じた。
その後デビュー、そこそこヒットはするがしょせんはロック、
大金を稼ぐことも出来ず、彼は傷心して田舎に帰ってゆく。
一説によるとそこから麻薬に手を出して、
禁断症状から抜け出すためにドアや窓を全部打ち付けて、
自分を椅子に縛り付けて耐えた(そんなことが出来るのか?)
それを救いに行ったのがこのアルバムのプロデューサーの栾树(Luan Shu)で、
そのドアを開けて彼を縛っている縄を解いて、
そしてその時に「こんな曲が出来たんだ」と言って歌って聞かせたのが「蓝莲花(蓮の花の意)」という曲であるという都市伝説。
聞き終わった栾树は彼を抱きしめてこう言った。
「お前はもう大丈夫だ。一緒に北京に帰ろう」
そしてこの復帰アルバムを作ることとなり、
許魏が指名したドラマーがワシだったというわけだ。
今ではもう彼のバックはやっていないが、
ある日イベントで許魏が出演していて他のドラマーが叩いてるこの曲を聞いた。
ワシはそのドラマーを呼び出して説教した。
「お前は何も分かっていない!!」
「没有什么能够阻挡(何もこれを阻止出来るものはない)」という歌い出しで始まるこの曲・・・
その歌に続いてドラムが入るのだが、そのシンバルが彼は少し強かった。
「アホか!!あんなんじゃ許魏のメッセージをぶち壊しだろ!!」
強く叩けばこのメッセージは「おりゃー!!誰にも邪魔させんぞー!!」というメッセージとなり、
弱く叩けば「もう無理なんです。誰にも邪魔させないなんて・・・」みたいな意味になる。
許魏のメッセージというのは「絶望の中に一筋の光を見た」というものだとワシは思ってる。
北京での初ライブを終えた時の打ち上げで本人にこのことを言ったら、
「それ以上言わないでくれ、泣いちゃう・・・」
と笑った。
ちょうどいいある強さのシンバルだけが唯一「絶望の中の一筋の光」を表現出来るのだ。
その強さで叩いてこそ客は号泣するのだ。
その歌い手の人生に・・・
リズムとは「初恋」のようなものとよくワシは言う。
「オッサンが何をまあロマンチックな」と笑われることもある。
弱く叩けば失ってしまう、強く叩けば壊してしまう、
そんな一発を命がけで叩くことこそが「歌う」ということなのだ。
音程なんてどうでもいい、外れているのもわからないような人にはこの戦いはわかるまい・・・
英樹さん素敵な歌をどうもありがとう。
オマケ:2万人が泣いた許魏伝説の北京ライブ
中国に行けば今だに初対面の人に「このコンサート行きました」とか「DVDで見ました」とか言われることが多い。
Posted by ファンキー末吉 at:09:07 | 固定リンク
2014年5月12日
上海ひとりドラムの対バン求む!!
今月末からひとりドラムでアジアツアーを廻ります!!(凄っ)
安いチケットにより5月26日に上海入りで、
5月31日:南京
6月3日:北京
6月7日:タイバンコク
6月10日:マレーシアKL
まではだいたい決まっているのですが、
どうせ上海にいるのならということで、
5月26日(月)に育音堂というライブハウスを押さえました。
(28日から26日に変更)
地址:上海市长宁区凯旋路851号(近延安西路口)
电话18621738839(育音堂老张),021-52378662(公司)
ひとりだけでやるのも寂しいので上海の友達のバンド誘ったら全滅(>_<)
聞けば上海は一番日本人が多いとのことではないですか。
ならば現地の日本人バンドの方一緒にライブやりませんか〜
我ぞと思う方、バンドを紹介出来る方こちらにメール下さい〜
Posted by ファンキー末吉 at:19:13 | 固定リンク
2014年5月 5日
同窓生
先日のブログで書いた我らがヒーロー「エロ本屋の亀井くん」、
このブログを見て同窓生が電話番号を調べてくれました。
今回のライブは「同窓会」がメインなので、
まずオープニングは各同窓生とマイクを使って昔話、
そこで亀井くんに電話をかける。
「ほな今から」
ということで亀井くんの到着を待たずにライブ開始!!
まずはひとりドラム、そして「ファンキーぱんと大村はん」、
MCでは初恋の人の話とかいろいろしてたらいろんなことを思い出した。
同窓生で泉本圭介という男がいて、
彼んちが自分ちにでっかいオーディオシステムがあって、
そこでガンガンにロックを聞かせてくれた。
レッドツェッペリンもディープパープルも、
いわゆるワシらの時代が通らねばならなかったクラシックロックの全てのレコードがあった。
後に彼とバンドをやることになるのだが、
彼がいなければワシはロックなんてものと縁なく別の職業を選んでたかも知れんな・・・
あとニチイの中にレコード店があって、
そこの店員さんも若かりしワシに大きな影響を与えたひとりである。
当時レコード店のジャンルには、クラシック、演歌、ニューミュージックぐらいしかなかった時代である。
店員さんとしてはロックを仕入れたいのだが、売れないレコードを入荷したのでは店長に怒られてしまう。
そこでこのロック好きのこの高校生に目を付けた。
ミュージックマガジンという音楽雑誌のページを開いて、
「お前ロック聞くんやったらこのレコードを聞かないかん!!」
と言ってそのレコードを注文させるのだ。
そうすればその店員が聞きたくて仕方なかったそのレコードを入荷出来る。
注文なのだから必ずこいつに売れるし店長にも怒られない。
そしてレコードが入荷したらそれを店でヘビーローテーションして、
ワシが店に来たら感想と共にワシに売り付けるというシステムである。
ワシは小遣いもらったら必ずここに行って何かレコードを買わされてたなぁ・・・
店員さん、名前忘れたけど、おかげであの高校生はこんな道を歩んでおります!!(ぺこり)
人生どんなことでどんな風に人に影響を与えるかわからんからなぁ・・・
店員さん、あなたのロックへの思い(?)は間接的に日本の、いや世界の(大き過ぎるか?)、
まあ少なくとも中国のロック界には大きな影響を与えました(笑)
そんなこんなで「ファンキーぱんと大村はん」で何曲か歌って、
その後は同窓生と飲んでこの日はお開き。
久しぶりに会う亀井くんはまるで変わってなくて嬉しかった。
次は泉本圭介とイオンのレコード店の店員さんに辿り着くまで定期的にこのライブやろうかな・・・
ファンキー末吉ひとりドラムツアーの軌跡(こちら)
Posted by ファンキー末吉 at:22:10 | 固定リンク
KINGDOMでファンキー末吉を応援しNgiht
岡山在住の方の呼びかけで、ここCRAZYMAMA KINGDOMで開催されたこのイベント、
いろいろ動いて下さった関係者の皆様どうもありがとう御座いました。
みなさんよくして頂いて、着いたらまず楽屋にワシ専用の冷蔵庫がある(驚)
中に入っている「ドリンク」とはすなわち「酒」である(驚)
その他オードブルとか寿司まで入っておった(感涙)
そして楽屋にはこんな貼り紙も・・・
これ・・・全ての出演者がMCで言うんか?(驚)
おかげで募金箱んところは酒ばっか・・・
いや、飲めませんってこんな・・・飲んだけど・・・
さてライブですが、オープニングアクトのオープニングアクトとして
地元ちびっ子ドラマーYukiちゃんのひとりドラム(写真撮り忘れた)
に続いてワシのひとりドラム。
これは客席に2台のドラムを向かい合わせにセッティングして行われた。
(写真撮り忘れた)
その後ドラムバトル。
今日出演するD-Driveのドラマーちーこちゃん(ワシの初恋の人と同じ名前やん)も加わってバトル。
それが終わったら客席のドラムは片付けてステージ上で地元のバンド。
VOWWOWのカバーバンドと、ジューダスプリーストのカバーバンド、
笑かせて頂きました。
まあこのぐらいの時間になって来るとワシは既にべろんべろん(笑)
しかし最後のD-Driveでいっぺんに酒が醒めた。
もの凄いバンドじゃったぞ・・・
まず女性ギターが真ん中なのでギター弾きながら歌うのかと思ってたら、
超絶テクニックでインストナンバー!!
これはイントロダクションで2曲目から歌うのかと思ってたらやっぱインスト!!
いや〜最後までロックインストだったのぢゃが、
これが超絶でもの凄かった。
特にツインリード!!上下のハモりがニュアンスまで全く同じ(驚)
リズム隊も完璧で、ワシは思わず
「北京に来い!!ライブをブッキングしてやる!!」
と言ってしまった。
実現すれば一ヶ月以内には北京で一緒にライブやるぞ!!(ホンマ)
いや〜北京のワシの音楽仲間に見せてやりたい。
日本にはこんな素晴らしい「ロック」があるんだぞ、と。
こいつらもまたひとつの日本のロックの「宝」じゃ!!
最後まで歌わずにステージを降りたフロントギターのYukiちゃん、
ルックスも可愛いので「歌えばいいじゃん」と言うのは簡単だろう。
いや、その方が手っ取り早いからワシもそう思う。
でもやりたいことをやっていけばいいんじゃないかな、と最後にはそう思った。
人生はやりたいことをやるにはあまりにも短いけど
やりたくないことを我慢してやるにはあまりにも長過ぎる。
頑張れ日本の若いロッカー達!!
応援するぞ!!
ファンキー末吉ひとりドラムツアーの軌跡(こちら)
Posted by ファンキー末吉 at:04:52 | 固定リンク
2014年5月 4日
高槻ジャズストリート
こんな素敵なイベントが開催されてるなんて知らなかった!!
前日は私を高槻に呼んでくれた米倉さんの自宅に泊まる予定だったが、
おめでたいことに奥さんがお子さんを出産し、夜泣きがひどいということでホテルをとってくれた。
朝起きてホテル周辺を散歩してるだけでもうだんだん街がジャズに変わっていっている・・・
ワシは18時半からの出演なので、
ホテルのチェックアウトを16時まで延長しようと思ったら満室(>_<)
だったらどっかでドラムを叩こうと米倉さんと交渉に廻る。
知り合いの店がよかろうということで、
まずBirth Actという店に行って店長さんにご挨拶。
しかしドラムの乱入は店が決めるわけではないので出演者さんに聞かないととのこと。
そりゃそうやわなぁ・・・
「じゃあ乱入させてもいいという出演者がいたら連絡下さい」
と次の店に行く。
エルカフェというお店、なんと
「14時から1時間枠が空いてますよ」
とのこと・・・
ついでに13時からの枠に出演のThe Double Bogeyというバンドにはドラムがいないということで乱入!!フルステージドラムを叩く!!
その後14時からの枠ではTwitter、Facebookで
「ミュージシャン集まれ!!セッションしよう」
と呼びかけていたぢゃが、誰も来なかったのでひとりドラム!!
まあゆるーく普段やらない曲などやってればいいかと思ってたら、
大音量なのでどんどん人が集まって来て最後には満席!!
命がけの1時間越えひとりドラム・・・死ぬかと思いました・・・
「今日はこのぐらいにしといたろ〜♪」
と思って夜の会場の下見に行こうと街を歩いてたら、
今からまさにライブをやるよというバンドが米倉さんの知り合いということで乱入!!
このバンドはストレートなスタンダードJazzのバンドだったので、
久々にスウィング叩いて楽しかったぞ〜
そして最後にT-Trueという店でひとりドラム!!
4ステージ目!!死ぬか?!死ぬのだな!!!!
死んだ・・・(笑)
お客さんから奢って頂いたハイボール(ビールは通風予防のため控えてます)を飲みながら物販を売る。
基本的に全ての店はノーチャージなので当然ノーギャラ。
収入を得ようとすると物販を売るしかない。
しかしノーチャージなのでお客さんは自由にどの店に行ってもいい。
街中が音楽という素晴らしいイベントです!!
来年も来ます!!必ず来ますので4ステージと言わずずーっと叩き続けてられるようブッキングして下さい〜
ファンキー末吉ひとりドラムツアーの軌跡(こちら)
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2014年5月 3日
エロ本屋の亀井く〜ん!!!
5月5日に香川県宇多津市のKeseraという店でひとりドラムをやる。
前回は同窓生も何人か集まったので、
今回は「同窓会ライブ」ということでもっと集まってもらおうと思いながら、
今になるまでこの告知を回せんかった(>_<)
これを見た方〜是非ワシの同窓生、知り合いの皆様に回して下さい〜
香川県に来たらやはり「坂出マイラブ」を歌わないかんやろうということで、
今回はギタリストとしてザビエル大村をブッキングした。
「ひとりドラム」と「ファンキーぱんと大村はん」の2ステージでやりたいと思うのぢゃが、
この日のメインはやはり昔話・・・
前回はS君の童貞喪失話を長々と喋ったが、
今回は何を喋ろうかなぁ・・・と考えてたら、
ひょんなことから「エロ本屋の亀井くん」の話を思い出した。
インターネットのなかった時代、
ワシらの性教育は「エロ本」だけやった・・・シミジミ
その中で本屋の息子「亀井くん」が、
自分ちの本屋からエロ本を盗み出して来て学校に持って来てくれた。
もうヒーローやったな・・・(涙)
それから決して実家は「エロ本屋」ではないのぢゃが、
あだ名が「エロ本屋の亀井」(笑)
ワシらのヒーローに会いたいなぁ・・・シミジミ・・・
もしどなたかが亀井くんを探し出して連れて来てくれたら、
ワシは彼をステージに上げてひとしきり当時の話をした後、
「青春りっしんべん」を歌いたいと思う!!
歌うことが決して好きではないワシが、
自分からこうして「歌を歌いたい」と思うことは10年に一度やぞ!!(キッパリ)
みんな〜この情報を同窓生に回して亀井くんを連れて来てくれ〜!!!
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財産の〜食い潰すことの簡単さよ〜増やすことの難しさよ〜
ひとりドラムでツアーを廻っている。
毎回知らない人のお誘いメールを受けてひとりで行き、
「初めまして」でライブをやって飲む・・・
思い起こすのは中国でのひとりドラム。
「何時何分の何々に乗れ」
とSMSを受け取ってeチケットで飛行機に乗り、
着いても誰も迎えに来ずに、担当のShaに電話しても出ない。
ぼーっと待ってたら知らない人がやって来て、
「ファンキーさんですか?迎えに来ました」
聞けばその土地のドラム教室の、
先生の友人のまた友人の誰々・・・
全然関係ない人やん!!(笑)
「そいでその先生とうちの担当は何やってんねん!!」
と聞くと、
「いや〜夕べ飲み過ぎて二人とも酔い潰れてます」
「そいでワシがドラム叩くのは今日なん?明日なん?」
明日だと言うので
「ほなもう今日は飲むだけやな、行こう!!」
と知らない人達と飲みに行く(笑)
まあ中国語でこんなことやって来たんやから、
日本語通じるところでなんてロイチョロイチョ!!である。
昨日の高槻では、
「一緒に爆風スランプの曲をセッションしたいんですけどいいですか?」
というメールが来てたので二つ返事で、
「何でもやりまっせ〜ほな当日〜」
と返事をしていた。
オープニングアクトとしてひとりドラムが終わって、
ドラムのセッティングの関係もありすぐにそのセッション。
1、週刊東京少女A
2、リゾ・ラバ
3、Runner
譜面もないし音源も聞いてないのでうろ覚えだったのぢゃが、
やっぱ身体が覚えてたな・・・ちゃんと叩けた。
譜面見て叩いてる曲は何年やってようが絶対譜面なしでは叩けんが、
最初っから譜面見ずに叩いてる曲ってやっぱ身体が覚えてるんやな・・・(感心)
いや、感心している場合ではない。
ワシはRunnerを叩いてる頃にはちょっと不思議な気分になってきた。
何故かこうしてリクエストに答えてRunnerなどを叩いている自分に何の抵抗もないのだ・・・
北京でJazzのライブをやった時、日本人のお客さんから
「楽しみにしてます。もちろんRunnerはやってくれるんでしょ?」
と言われてショックを受けた話は書いた。
別にRunnerを嫌がっているわけでも何でもない。
世界中でドラムを叩いてて、日本人だけがこんな考えを持つということが不思議でたまらないのだ。
でも昨日ここでRunnerを叩きながら何も抵抗がなかった。
どうしてなのか・・・
それは地元の人と2軒目に飲みに行った時の一言で理解出来た。
その人はライブ終わって他のところに飲みに行ってたが、
是非ということで合流して乾杯したところ開口一番にこう言ったのだ。
「いや〜ドラム凄かったっす!!
あんなに上手いとは思ってもいませんでした。
はっきし言って爆風スランプなめてました!!」
思わずぷっと笑ってしまったが、
「そうなのか・・・この国の人はそうなのね・・・」
と何か納得した。
結論から言うと、ワシはひとりドラムをやりに来ているのであって、
Runnerを叩くことが決してメインではなかった。
だからなのである。
過去のバンドのヒット曲を
「地元の人と一緒に演奏しませんか」
で金もらって全国廻ってたら、こんなミジメな人生はない。
そして大きく言えば、
そんな行為は「爆風スランプの財産」を食いつぶしている行為だと思う。
手数セッションと五星旗3rdのジョイントツアーファイナルで、
お恥ずかしながらワシが歌ってほーじんと「えらいこっちゃ」を演奏したが、
あれだってそれぞれの超絶な演目があっての「余興」だからこそ、
決して爆風を円満退社したわけではないほーじんがワシと笑って「遊び」であれをやれるのだ。
もしあれがメインだったらワシもほーじんもやらんだろう・・・
まあ昨日のこの一言はほんの小さなことだったけど、
「ああ自分は決して財産を食いつぶしてない、むしろそれを増やしているではないか」
と思えたから非常に嬉しかったし、
改めて自分のこの活動「ひとりドラム」っつうのを見直した。
音楽なんぞしょせん「どう生きてどう死んだか」を表現するだけのものだと思っている。
オケを流してそれに合わせてドラムを叩くなんてのは
所詮は「テクニックの品評会」である。
ところがワシの場合、その演奏する楽曲はそのほとんどがワシの楽曲であり、
その自分の生み出した楽曲を
「ひとりドラム」という「演奏形態」を使って「表現」している
というところがこの「芸」が他と違うところである。
またそれで中国全土を廻っている。
「芸」なんて所詮は「経験値」なのだから、
2008年から足掛け7年、何の財産もない外国でドラムひとつで作り上げた「芸」なんだからそりゃ磨かれてるわ・・・(笑)
前回のブログで募集したらさっそく盛岡と尾道からオファーが来た〜
もう自信持ってどこにでも行けるな。
ひとりドラムで来て欲しい方〜
遠慮なくこちらにメール下さい〜
そんなこんなで飲み過ぎで早起きして今日は高槻Jazzストリート。
街じゅうでJazzをやってるらしい。
乱入するで〜
まさか「Runnerやりましょうよ」とは言われないだろうが(笑)
この国でのセッションだけは8ビート系の曲をやらされることが多い。
一度
「だったらローリングストーンズのブラウンシュガーやりましょう」
と言われてガクっとなったことがある。
Jazzやりに来たんやで、Swingやろや〜ブルースやろや〜
まだまだ貯金が足りんなとシミジミ思う・・・(涙)
おヒマな方は高槻Jazzストリートに来て下さい〜
その辺でJazz叩いてます〜
叩く時にはTwitterでつぶやきます〜
ファンキー末吉ひとりドラムツアーの軌跡(こちら)
Posted by ファンキー末吉 at:05:28 | 固定リンク
2014年5月 1日
大自然の中でひとりドラム
いや〜三重県というのがこんなに大きな県だとは知らなかった・・・
同じ三重県でも四日市とかは行ったことがあるのでその辺かと漠然と思ってたら、
三重県度会郡大紀町滝原870-4・・・
なんと松阪よりもっと南なのな(驚)
でも地元の人が松阪駅まで迎えに来てくれると言うので、
まあ鶴橋から90分というとまあまあではないか・・・
そこから車で1時間、
ワシのSoftBankのWi-Fiはとっくに県外となってしまう山の中にそこはあった・・・
薪ストーブを売っている店だと聞いていたが、入り口にはちゃんと楽器みたいなオブジェも・・・
こんな会場・・・
もちろんストーブも売ってます!!
奥には楽器屋も・・・
何とこの方が抱えているのは1800年代に作られたギターケース。
ちなみにここの在庫は趣味が高じて自身で集めたコレクションのギターを売っている。
つまり仕入れなしでギターショップが開けたと言う(驚)
地元の檜で作った手作りギターもあるし、
メンテもちゃんとしてくれると言う。
そして何と地元の檜で作ったカホン!!!
凄いわ・・・
そして宿泊先は親戚が経営している山小屋。
道が細く、大きな車は入って来れないところで、
この周りの檜を切って、その檜で20年前に自身で建てたというロッジ!!
今日はライブ終わったらここにご近所に人が集まって一緒に飲む予定である\(^o^)/
凄いぞ凄いぞ!!
地元の人は「こんな田舎に・・・」と悪そうに言うが、むしろ逆!!(キッパリ)
この活動がなかったらこんな素晴らしいところに来るチャンスなんかなかったわけやから、
むしろ全国の田舎の方〜是非ワシを呼んで下さい〜!!!
ドラムセットと伴奏を大音量で再生させる装置さえあればどんな田舎にも行きます!!
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