
2014年4月13日
全中国ひとりドラムツアー2014年 山東省「泰安」
日本に富士山があるように中国には泰山がある。
歴代皇帝が即位すると必ず封禅の儀式が行われる山として名高い。
その霊山のある街、泰安で初めてのひとりドラム。
今回は写真を撮ってくれるスタッフがいたので、
いつもこのひとりドラムツアーってどんな感じなのかを写真で綴ってゆきたいと思う。
まずは着いたら歓迎の宴会!!
まあ毎度豪勢なレストランで接待を受けることが多いが、
今回もまあこんな広いお部屋で、もちろんこの円卓は料理で埋まることとなる・・・
手前左には赤ワイン、その右側には白酒のグラスがあり、
その右側の急須みたいなのは白酒を注ぐための急須。
50度の酒なので本来ならば瓶からここに注いで、
そこから白酒用の小さなグラスに注いで飲むのだが、
往々にしてこの急須でイッキが始まるので怖い・・・
右側のグラスは白ワインではなくお茶。
誰も飲まんけど・・・
さて翌日は会場入り!!
この会場は歴代ひとりドラムツアーの中ではまあまあ大きい方だが、
もっと大きいところでは1200人の会場もあった。
(こちら)
このステージにずらりとドラムセットが並ぶ!!
地元のパール倶楽部の生徒たちの演奏の後にワシの演奏!!
やっていることは伴奏データを流してドラムを叩くという、
現在日本で廻っているひとりドラムツアーと同じであるが、
違うのはMCが中国語であることと、
時々地元のドラマーをステージに上げて交流コーナー。
まあワンポイントアドバイスを与えるぐらいだが、
今回は「リズムに合わせて頭振るといいよ」という内容。
まあいつも笑いを取れるネタを考える。
ステージが終わるとサイン会になるのだが、
この日は地元のテレビ局のインタビューを受ける。
まあこういうこともよくある。
まあ中国語で喋るので緊張するが、
喋るネタは決まっているので大丈夫。
この時点で写真を撮ったりサインをねだったりされるが、
振り切ってとりあえずサイン会場に向かう。
中国人は並ばないから大変!!(>_<)
多い時には1000枚ぐらいサインする。
スネアとかTシャツとか、チケットの半券とはまだいいのだが、
ノートを破った紙とかどうでもいいものもたくさんある(笑)
ここのパール倶楽部ではワシの顔をプリントしたシャツを作ってくれてた。
みんなワシの顔背負ってドラム叩いてるのね・・・(笑)
サインが終わったらステージに戻ってスタッフ等参加者と記念撮影!!
これで終了!!打ち上げ!!
今回はこのまま北京に戻って翌日朝いち便で日本に帰ったが、
通常この後に地元観光が入ったりする。
地元の人にとっては「せっかくここまで来られたんですから」というわけだが、
そこにも必ず「飲み」が入るので結構辛い(笑)
でもそのおかげで友情がはぐくまれて、
別れる時に泣いてくれる人もいたし、
ワシの名前を使ったオレオレ詐欺にひっかかりそうになった人もいる。
ありがたい話である。
この活動はワシがタイコ叩けなくなるまで死ぬまで続けようということになっているので、
死ぬまでにはこのカテゴリーにも記事が一杯になることであろう。
ファンキー末吉ひとりドラムツアーの軌跡(こちら)