
2013年7月 4日
全中国ドラムクリニックツアー2013年 江蘇省「無錫」
無錫には一度韓紅のツアーで行ったことがある。
それだけかと思ってたら、担当のShaの言うことには
「靖江の時に無錫の飛行場にお前を迎えに行ったから今回は3回目だ」
ということらしい。
イベントは2日に渡って行われているらしく、
送られて来たスケジュールはこんな感じだった。
29日
讲座:
上午:10:00-11:30 地点:珍珠鼓俱乐部(王鹏李浩)
下午:13:30-15:00地点:珍珠鼓俱乐部(王鹏李浩)
晚上:19:00-21:00地点:户外广场(王鹏李浩演奏时间40分钟)
30日:
演出:
下午:13:30-16:00地点:少年宫室内(funky,王鹏,李浩共计演奏时间120分钟)
晚上:19:00-21:00地点:户外广场(funky,王鹏,李浩共计演奏时间60分钟)
29日は講座と言いながら、着いたら野外でライブをやっている。
ワシはスケジュールが入ってたので前乗り出来なかったが、
間に合ってればこれにも出てたことだろう・・・
今回は初めて「見るだけ」の参加である。
地元の黄酒(紹興酒)飲んで名物のザリガニ食ってこてん・・・
翌日はスケジュールによると2本ある。
まずは昼間の会場に向かう。
ドラムセットはツーフロアタムのセットなのだが、
ワシは身体が固いので大きなフロアまで身体が回せない(涙)
まあ右手でちょいと叩くぐらいのフレーズでちょこっとだけ叩かせて頂いた(笑)
さて夜の部なのだが、ここでShaがおかしなことを言い出した。
「一緒に来てるお前の友達、メタルギタリストだろ?
ちょこっとステージに上がってギター弾いてもらえないかなぁ・・・」
そうそう、今回はこのまま上海トランジットで香港に行ってWingのコンサートなので、
Wingバンドのギタリストである小畑秀光も一緒に連れて行ってたのだ。
まあ中国は「何でもあり」。
プログラムに入ってないギタリストが飛び入りしようが誰も何も言わない。
ロック好きのShaのこと、おそらく彼自身が小畑秀光のギターを聞いてみたかっただけなのであろう・・・
「喜んでやらせて頂きましょう!!」
小畑秀光本人に確認もせずにOKを出す。
「じゃあオケとかあるならちょうだい」
まさかひとりメタルとは誰も思わない。
「オケなんかないよ。アンプとシールドさえあればどこででも出来るから」
こうして小畑秀光の出演が決まった。
出番はトリであるワシの後、つまり大トリである。
いきなり見知らぬ土地の見知らぬ野外ステージに放り出された小畑秀光、
頑張れど頑張れど客はあっけに取られて撮っているワシは笑いをこらえるのに一生懸命であった。
とくに真ん中で子供が遊んでいるのはシュールで笑ったぞ・・・
小畑秀光、世界はお前を待っている!!
頑張ってひとりでメタルをやるのぢゃ!!