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2013年7月 5日

Funky末吉中国定例ライブ上海編

7月1日午前9時、ワシと小畑秀光は無錫のホテルを出発した。

上海までの列車は10時半出発なのぢゃが、
無錫の朝飯は有名らしいので地元の人がどうしてもということで、
9時集合でその地元の人と一緒に飯を食ってから出かけることになったのだ。

ところがこれが大間違い!!

無錫駅に着いたのが10時。
30分あるので余裕だろうと思ったら切符売り場が長蛇の列(>_<)

WuXiStation.JPG

ワシらの切符はネットで予約してあるのだが、
自動で発券してくれる機械のID読み取り装置は中国人のIDカードにしか対応していないので必然的に窓口に並ばねばならないのだ。

当然ながら間に合わない・・・

ワシは小畑をその列に並ばせておいて自分は「チケット変更」の窓口に並んだ。
乗り遅れた時点でそのチケットは無効になってしまうので、
二股かけて発車時間までにチケットを変更せねばならないのだ。

結局変更出来たチケットは何本か後の13時発。
上海の入り時間は13時。

これでは間に合うわけはない(>_<)

テロなどが多い中国では駅の中に入るのも厳しい検閲があるが、
それを抜けて中に入ると、
待合室からホームに入るのにも検札がある。

列車が入って来て初めてそのゲートは開けられ、
それまでは乗客はホームに降りることも出来ない。

ワシは考えた・・・

次に来る11時半の列車に乗れば何とか13時入りに間に合うかも知れない。
しかしそのためにはこの自動改札を突破しなければならない。

ふと見ると自動改札の横に人が改札している列もあるではないか・・・

中国の税関とか思い出した時しか仕事をしてないように、
この改札の人もひょっとしたら別に切符をちゃんと確認するとかちゃんと仕事をしてない可能性もある・・・

「小畑!!行くぞ!!」

事情がわからない小畑は不安そうに後を着いて来る。
ワシは小畑より先に切符を出して、
せっかちを装って切符を切ったらすぐにそれを奪い取るようにして中に入る。

少し遅れて小畑が切符を出した。
駅員は今度はそれを食い入るように見ている。

終わった・・・

さようなら小畑・・・
ここで捕まっても別にこの列車に乗れないだけぢゃ。
改札を追い出されたら自力で13時の列車に乗って上海まで来るのぢゃ!!

ワシは先に行ってドラムをセッティングして、
ガチャピン以外の全てのリハーサルをしておくからな!!
頑張って自力で来いよ・・・

と思ったら食い入るように見た振りをしてるだけなのかあっさりと中に入れてしまった(>_<)

話の種には面白かったのじゃが、
まあ彼も今日は中国語の曲を歌うのでやはり早く会場に入れるに越したことはない。

新幹線の通路で座り込んで1時間ちょい。
二人はかろうじて上海に着くことが出来た。


ライブハウスに着いてセッティング。

毎月北京で行われているファンキー末吉主催のオムニバスライブ、
今回の出演者はたくさんいて大変である。

日本からはガチャリックスピンが来るのだが、
飛行機が夕方着なので出番は一番最初にしてある。

彼女たちが先にやって、
セッティングを変えたら後は全部ワシがドラムを叩くのでほぼセッティングを変えなくてよい。

1、ガチャリックスピン
2、小畑秀光
3、張張、韓陽、ファンキー末吉のトリオ
4、詩音
5、布衣

と続く・・・

リハーサルも順調に終わり、
ガチャンピンが到着してリハーサル。

こうして本番が始まるのぢゃが、
これがガチャピンのステージがもの凄かった。

その話はまた改めてするとして、
「この次に出るバンド・・・イヤやろうなぁ・・・」
という感じの中、小畑秀光のひとりメタル!!

まあ「場違い」には慣れっこなので適度に客が引き(笑)、
2曲目からバンドが入って徐々に盛り上がっていった。

最後の曲が中国語の「没收你的一切」。
「お前の全てを没収する」という危険な歌である。

大もとはX.Y.Z.→Aの「Initiation」という曲なのぢゃが、
こんないきさつでこれを小畑に歌ってもらって、
もしヤツが共産党に殺されなければX.Y.Z.→Aの中国語版を作ろうという計画である(笑)

ワシはもう中国のロック界は長いので、
これをちゃんと中国語で歌えさえすれば絶対にウケることはわかっていたが、
いやぁ・・・やっぱりウケた(ドヤ顔)

日本人が外国語で歌を歌うというのは大変なことなのじゃが、
アメリカで久保田利伸もドリカムも松田聖子も目立った成績を上げられてないのにLOUDNESSだけが大成功したのは、それが「メタル」だったからだという話を聞いたことがある。

なるほどこうやって字幕を入れてみるとそのように歌っているように聞こえるぞ・・・(笑)

それに比べて詩音ちゃんがトライしている中国語のバラードなどは、
言ってみればフィリピン人が演歌を歌うみたいな、
まあ日本人がアメリカにR&Bで進出するぐらい難しいことなのだけれど、
この日の詩音ちゃんの歌もとてもよかった。

最後の老呉(LaoWu)ももう既に大歌手の貫禄やったな。

ワシはまあまた2時間半連続でドラム叩いて終わった後のビールがまたすこぶる美味かったぞ!!

ガチャピンさん、
小畑くん、
詩音ちゃん、
張張、韓陽、老呉、みんなお疲れさま!!

次は8月7日北京で行います。
はてさて次はどんなライブになりますことやら・・・乞うご期待!!

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