
2013年2月15日
本の即売飲み会アジアツアーを終えて
今回は上海、タイ、ミャンマー、ソウルと現地で暮らすいろんな人達と出会えて、その人達のいろんな話が聞けて非常に興味深かった。
ワシ自身2000年から北京で暮らしてたし、八王子に拠点を移したと言っても相変わらず仕事は北京が中心なのであるが、なにぶん中国の音楽界の中に身を投じているもんで日本人と出会うことはほぼない。
外国で暮らすワシ以外の日本人がどんなことを考えてどんな苦労をしながらどのように楽しく暮らしているかなどまるで想像も出来ないのだ。
輸送業の人やIT関係の人、建築業の人や自分で商売をしている人など職種は様々なのだが、
共通して言えるのはみんな「たくましい」ということだ。
ワシも時々「講演会」なるものに呼ばれて「倭僑のススメ」と称して持論を喋ることがある。
日本人は「島国根性」と言うか、「親方日の丸」と言うか、
「お上の言うことを聞いてればそれが一番間違いない」
と潜在的に考えているようだ。
ところが中国という国は日本のように長く平定されたことがないので、
戦乱などで「自国が住みにくい」と思ったら、
どんどんと外国に出て行ってそこを新天地にする。
「華僑」に対抗して我々も「倭僑」となってどんどん世界に出てゆこうではないか!!
そんな話をしてたのももう一昔前、
今ではこんなにたくさんの人達が外国に根を張って頑張っている。
「華僑通れば草木も生えぬ」と言われてたのはもう既に大昔。
倭僑通ればインフラが整備され、技術が向上し、マナーが上がって民度が上がる。
日本人とはなんと素晴らしい民族よ〜(絶賛!!)
まだ「倭僑」という言葉が今ほど定着してなかった頃から、
日本人ビジネスマンに関わるこんな都市伝説がまことしやかに伝えられている。
エスキモーに最初に冷蔵庫をセールスしたのはどこの国のビジネスマンか知ってるか?
中国人は「あんなところに冷蔵庫なんて必要ない」と誰も開拓しなかったのに、
ある日本人ビジネスマンはエスキモーのところに行ってこう言ってセールスしたんだ。
「この箱があれば今までみたいに肉がカチカチに凍ることはありません
ん」
すげー!!!
頑張れ日本人ビジネスマン!!
全ての国でその国民に愛されながら、
自国の世界一優秀なモノと技術を売って酒を飲むのぢゃ!!!
また何か理由つけてそっちに行くからまた面白い話を聞かせてや〜