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2012年12月24日

セネガルのモハメッド君

先日、電車で都内に・・・と言っても八王子も一応都内なのだが・・・行ってた時、
八王子駅で黒人のお兄ちゃんに片言の日本語で声をかけられた。

聞けばバス乗り場を探しているらしい。
手には住所を書いた紙を持っている。

漢字書けるんか?・・・いやどうも別の日本人が書いてあげた住所らしい・・・

八王子駅にはバス路線が多く、
住所を見て路線を探すのも非常に骨が折れる。

聞けばその場所にある「ヤマト運輸」にバイトに行くらしい。
見ればその下に電話番号が書いてあるではないか。

電話してバス乗り場の場所を聞く。

どうも路線バスではなく、
ヤマト運輸専用のバスが運行しているらしい・・・

またその場所が駅からえらい遠いのである・・・
仕方がないのでそこまで連れて行ってあげる・・・

いや、親切ですねとかそういう問題ではない。
聞けばセネガルから来た留学生、
知り合えば何かとオモロいことに遭遇するかも知れないではないか・・・

道々片言の日本語と英語でコミュニケイションを取る。

名前はモハメッド・・・ほなイスラム教か?・・・

「バイトやったらうちの店でやってもろてもええで」
と言おうと思ったが、うちは豚肉を扱うので調理場はちょっとなぁ・・・

いや、それ以前に基本的にイスラム教は酒は飲まんのでBarでバイトっつうのもなぁ・・・

バス停はなかなか見つからず、
と言うよりバス停などなく、
「時間が来たらこの辺に迎えのバスが来る」
というだけなのでこりゃ非常に難しい。

乗る予定だった2時の便はとっくに出てしまい、
次の3時の便に乗れるようにその場所に案内して写真を撮って別れた。

Mouhamed.jpeg

メアドを交換して、
「ワシは実はむっちゃ有名なドラマーなんじゃぞ」
と言ったが信じているのかいないのか・・・

3時を過ぎて
「バスに乗れました。どうもありがとう」
というメールをもらってそれ以来やりとりはしてなかったのだが、
今日になっていきなりメールが来た。

「メリークリスマス!!」

あかんやろ・・・

昔NHKのアジア番組のクリスマス特番の収録でシンガポールに行った時、
最後に「メリークリスマス!!」と言ってシャンパンで乾杯するシーンで、
「私はイスラム教徒なのでメリークリスマスは言えません」
という歌手が現れて大変だった(笑)

「ほなメリークリスマス言わんでもええからせめて乾杯だけでも・・・」
と言うと、
「イスラム教徒はお酒は飲みませんので乾杯は出来ません」

ぎゃふん・・・

まあ宗派によって戒律は様々で、
全中国ひとりドラムツアーで一緒に廻っているShaは中国の回族で、
生まれながらに回教(イスラム教)なのだが、
豚肉は御法度だが酒はガンガン飲む。

イスラム教は一夫多妻が認められてるという噂を聞いて、
別のイスラム教の友人に聞いてみたことがある。

「お前はガンガンに酒飲むし、俺も豚肉だけやめたら一夫多妻出来るんか?」

その時の彼の答えが深かった!!!!

彼:「ファンキーさんは奥さんはいますか?」
ワシ:「はい、ひとりいますよ」
彼:「それがふたりになるんですよ。欲しいですか?」

ぎゃふん・・・

まあホント、宗派によっていろいろだろうが、
厳しい人はホントに厳しい戒律を守る。

昔バンドをやってたABUDUという新彊ウィグル自治区の友人は、
最後には音楽をやめて「和尚になる」つまり宗教の伝道師となるべく田舎に帰って行った。

まあ音楽も「人を救おう」という部分が大きくなると宗教と変わらんわのう・・・

まあホントにホントに宗派によっていろいろなのだが、
ゆるい宗派では酒やタバコも許されているし、
でも豚肉だけは食べないというのと、
アラーの神への一神教なので他の宗教行事を祝うというのはあり得んと思う・・・

だからこそモハメッド君の「メリークリスマス」には非常に衝撃を受けたのだ。

ワシはさっそく返事を書いた。
「今日は家族で店で食事をしてるし、ヒマやったらおいで〜な」

すぐさま返事が来た。
「ごめんなさい。今日は友達とパーティーがあるんです」

クリスマスパーティーか?・・・あかんやろ・・・

ワシ・・・がぜんとモハメッド君に興味津々なんですけど・・・
この分やと別にBarでバイトもええんとちゃうか?・・・(笑)

来年あたり、店で背の高い黒人がバイトをしてたらそれはモハメッド君です(笑)

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