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2011年7月25日

全中国ドラムクリニックツアー2011年 吉林省「吉林」

吉林に来るのはもう3度目である。

一度目はまだこのツアーが始まった初期の頃、
確か2本目の場所がここだった。

一度目は列車で来たのだが、二度目はスケジュールの関係で飛行機で。
今回はそれと同じく最寄りの飛行場「長春」に降り立った。

Vision2011JiLinMap.PNG

長春から車で吉林まで1時間ほど。
あまりに夜が遅かったのでこの日は飲まず、
次の日も終わったらすぐに帰るというスケジュール。

毎回ここに来たら死ぬほど飲むのにと思ったら後で落とし穴が待ち受けているのだが・・・

会場は地元のテレビ局のホール。
よくある話でワシらの前に別の演目が入っており、
それがまあ終わるのが押すであろうということ。

もうこの辺は慣れたもんである。

客の入ってる状態でセッティング・・・

Vision2011JiLinSetting.JPG

満席の中で組み終わり・・・

Vision2011JiLinDrums.JPG

合間に地元テレビ局のインタビュー・・・

Vision2011JiLinInterview.JPG

まあこの辺は慣れたもんである。

終演後にまた山ほどのサインをして、
用意された車に飛び乗ってその中で服を着替える。

ワシはアイドル歌手か?!!

と突っ込んでみたりするが、
開演が押しているのだからこうでもしなければ飛行機に間に合わない。
飛行機に間に合わなければこの日に北京にたどり着けない。
たどり着けなければ次の日の朝いちの日本行きに乗れない。
乗れなければその日のライブに間に合わないのだ・・・

北京に着いたら1本打ち合わせを入れていたが、
その相手から不吉なメールが・・・

「北京は今晩豪雨らしいよ。帰って来れるの?」

慌てて北京に電話をするがまだ降ってはいないらしい。
ワシは数日前の機内に5時間缶詰事件を思い出した。

まあいい、乗ってしまえば5時間待とうがどうしようが、
明日の朝までに北京に飛んでくれればいいのだ。

しかし長春空港に着く頃に北京からメールが来て、
予想通り北京が豪雨になったと言う。
カウンターでチェックインを行うが、
あいにくワシが乗る便は欠航となってしまった。

欠航ならばやりようがない。
そうこうしているうちに全ての北京行きが欠航となってしまった。

「天津行きの便はないのか?!!」
見送りに来た若い衆に探させるがあいにくそんな航路はないと言う。

「沈陽でも大連でも、北京に近いどこかの空港まで飛べないのか」
とにかく今晩中に近くまで行けば陸路で朝までに北京に着けるかも知れない。

しかしあいにく北京近辺の空港への便は全て欠航であるだけでなく、
また北京からの情報では、
豪雨のため空港だけでなく高速道路も全て閉鎖されているので
例えどこかに着いたとしても北京空港までたどり着けないのだ。

ならば空以外の手段はないのか?!!

今夜中に陸路で沈陽でも大連でもどこか最寄りの国際空港まで行って、
そこから朝いちの日本行きに乗ればライブに間に合うではないか。

クリニックツアー担当者のShaがいろいろ調べてくれるが、
結局列車も夜行バスも全滅。
今からではチケットは取れないし、
取れたとしても、
こんな北の外れの街から朝いちにそこまで行けるほど中国は狭くないのだ。

あきらめてまた吉林まで引き返して飲む!!

Vision2011JiLinDrink.jpg

そうなのだ。
ここに来たら飲まずに帰るわけにはいかないのだ!!

地元のバーへも繰り出す。

そこは革命の頃のコンセプトバーで、
「日本人禁入(日本人入るべからず)」と書かれていたが、
バンドの連中がワシを見るや否やその看板を取り外し丁重に中に入れてくれた。

Vision2011JiLinBar.JPG

反日感情もどこ吹く風である。

楽しく飲んでたら上海の友人からメールが来た。
「上海経由で日本に帰る便が取れましたよ」

持つべきものは和僑仲間である。
中国人がこれだけ血眼になって探しても取れなかったチケットを、
上海の日本人がいとも簡単に取ってしまった。

帰り着くのは成田に17時。
(まあそれも順調に飛べばの話だが)

ライブに間に合うかどうかは神のみぞ知るである。

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