
2008年12月27日
デブと共に関西ツアー初日神戸
よく考えたらワシらは関西ツアーの曲をコピーしてなかったので、
福生チキンシャックから帰って朝までしこしこ譜面を書く。
「あんたは鉄人か!」
とデブに言われつつ、
そのまま新幹線に飛び乗って神戸まで!!
和佐田主催のライブであり、
ワシとデブとは「さんにーご」というおアホブルースユニットで参加。
「にー」の二井原さんは北京でも会ってるし、
「さん」の三井はんも北京で会ってて知ってるけど、
「ごー」の後藤ゆーぞーさんは・・・ま、ええじゃろ・・・という感じで、
まあデブも緊張感なくリハーサル。
しかし
「せっかく北京から来たんやからたくさん弾かせてあげてね」
と和佐田に言ってあったので、
小林エミ&西野やすしユニットでも参加。
小林エミさん。
ワシは高校だか若いころに一度ライブを見たことがある。
まあ言ってみればワシのアイドルでもある。
西野やすしさんとは初対面。
既に関西ブルース界の重鎮である。
そんな凄い人たちに囲まれて演奏することもワシや和佐田はもう慣れた。
しかしデブは初めてである。
音楽もおもろい感じの「さんにーご」とは全然違う。
リハ終って本番までの時間に南京町に連れていったデブ、
この日はナーバスになって一日ふさぎこんでいる。
初対面の人間に譜面を渡され、
「ほなやりまひょか」
と1回だけ合わせて
「ほな本番よろしゅう」
で音楽が出来るのか・・・
北京なんかではありえんよ・・・
でも他の人たちはみんな出来る。
ボクだけ出来ないなんてボクはなんてレベルが低いんだ・・・
落ち込むデブ。
デブよ・・・みんな最初はそうなのじゃ。
譜面なんて外国語と一緒。
慣れたらアホでも出来るようになる。
そんなプレッシャーを吹き飛ばすように顔でソロを弾くデブ。
そのソロに三井はんが感激してこう言った。
「アホじゃ!こいつも大アホじゃ!」
アホとは関西では最上級の褒め言葉。
デブよ!喜べ!!お前も既にアホの仲間入りじゃ!