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2018年4月20日

布衣春のツアー2018福建省

福建省への思い入れに関してはここに書いたのでまずそれを読んで頂きたい。

福建省はここ一本だったので、今回は布衣の先進的なツアーシステムについて書きたいと思う。

もともと
「バンドはやっぱライブだよ」
というのは私がLaoWuと出会った頃から言い続けていたことであるが、
売れない頃から彼らはそれをずーっと実践してきた。

今ではアンダーグラウンドながら年間に100本以上のツアー(しかもそれが全てペイされているというのだから驚かされる)をこなすバンドとなった。

まずずーっとツアーを廻っているので組み方が絶妙である。

基本的に電車移動!!
1時間ぐらいで移動できる近いところを繋げてゆくので移動が非常に楽である。

そしてホテルを会場の近くに取るので、
現地に着いてスタッフがセッティングをやっている間、
そしてリハが終わって本番までの間はメンバーはホテルで休むことができる。
(ワシなんかはここでちゃんと睡眠まで取る)

そして特筆すべきところは彼らの持ち込むPAシステムである!(◎_◎;)

もともとはメンバー4人とマネージャーだけで廻っていたのだが、
すぐにPAエンジニアを連れてゆくようになった。

中国のLive Houseは「酒吧(JiuBa:バーの意)」と言われているぐらいで、
そのほとんどがバー営業をメインとしていて毎日ライブが行われているわけではなかったりする。

ご大層なPAシステムがあったとしてもそれを操れるエンジニアが常駐していなかったり、
ひどいところになるといざ蓋を開けてみたらPAから音が出なかったり・・・

そんな状況に嫌気がさしたのだろう・・・
また時代が進歩して高性能な機材が安価で手に入るようになって、
彼らはなんとPAシステム自体を持ち込んでいる!(◎_◎;)

BuYiPASystem1.jpg

これが彼らが持ち歩いているシステム。
最近ではあのどデカイPAコンソールがこんなコンパクトなラック式になってるのねぇ・・・!(◎_◎;)

ラック式なので卓自体はなく、
パソコンやiPadなどでコントロールする。

つまりPAエンジニアはもうPA卓に張り付いている必要はなく、
パソコンやiPadを持って会場のどこででも仕事が出来るわけだ。

モニターに関してはスタッフがiPadを持って小畑のところにやって来て、
ほいとiPadを差し出せば小畑が自分でフェイダーを上げ下げするので「言葉の壁」とやらが全くない!(◎_◎;)

このシステム、日本でも安価で売られているので見てみると、
「Wi-Fiによってこの機材とiPadなどの遠隔機材とを接続する」
らしいが、中国の小屋に必ずしもWi-Fiがあるとは限らない。

どうしてるのかと思ったら・・・

BuYiPASystem2.jpg

Wi-Fiルーターそのものをマウントして持ち歩いているのだ!(◎_◎;)

なるほど・・・これらの機材が同じWi-Fiに繋がっていることが大事であって、
必ずしもそのWi-Fiが外部のインターネットに繋がっている必要はない(驚)

そしてこのラック上部にマウントされているのは2台のワイアレスモニターシステム。

それぞれがステレオなので全部で4ch、
つまりメンバー全員がイヤモニでモニターが出来るので、
小屋のモニターが使えないものである場合は最悪イヤモニだけでモニターシステムを構築することが出来る!(◎_◎;)

ちなみに私自身はイヤモニを使わないのでこのツアーでは3chしか稼働していない。
(マイケルジャクソン風に言うと、「俺の時代にはこんなものはなかったので違和感がある」(笑))

つまりは、PAエンジニアは会場に着いたらまずパワー・アンプの位置を探し、
そのシールドを全部引っこ抜いてこの卓に直接繋ぎ直す。

これでこの小屋のシステムは全部このシステムで乗っ取ることが出来るというわけだ!(◎_◎;)

パワー・アンプは大体メインスピーカーの近く、すなわちステージの近くにあるので、必然的にこのミキサーシステム自体はステージ近くに置かれることとなる。

つまりはマイクがたくさん必要なドラムなどから、長い長いケーブルを卓まで引っ張ってゆく必要がない!(◎_◎;)

しかしケーブル自体を小屋のモノを使うとすると、
ケーブルの断線とかによってトラブルが発生する可能性も高い。

そこでこのチームはケーブル一切、スネークケーブルまで全部持ち込んでいるのである!(◎_◎;)

BuYiPASystem3.jpg

もちろんマイクも全部持ち込んでいるので、小屋のものを使うのはマイクスタンドぐらいである。
(ドラムのマイクはタム等にそのまま取り付けられるものなのでオーバーヘッド以外はスタンドは必要ない)

これだけの機材、運ぶのが大変じゃないですか?
と思ったのだが、実際はラックひとつとケーブルのスーツケースだけなのでそうでもなさそうだ・・・

ツアーメンバーは総勢8人。
メンバー4人とチーフマネージャー、ロードマネージャー、PAエンジニアと2軍ベーシスト(笑)

チーフマネージャーは各小屋との連絡やお金のやり取り、そして物販を抱えて、
(それも手持ちぐらいの小さいバッグで、大きな物販は各小屋に郵送されて送られて来る)
PAエンジニアはケーブルの入ったスーツケースと自分の荷物をバックパックで、
前説もやり(笑)PAエンジニアの助手もやるロードマネージャーは一番重いこのPAシステムのラックと私のシンバル、
(中国の小屋はシンバルを常備してないところが多い)
あともうひとりは、よーしーずが来れない現場でベースを弾く2軍(笑)
よーしーずがいる場合はスタッフとして荷物持ち・・・

こいつが自分のベースも持って、よーしーずの重いベースも持って私の物販満載したスーツケースも引こずってくれる・・・

私のツインペダルはLaoWuかPAエンジニアが持ってくれるので、
私は結局いつものキャスター付きリュックひとつを引こずって移動するのみである!(◎_◎;)

まことに敬老精神(笑)旺盛なツアーメンバーで非常に助かっている。
感謝感謝・・・

というわけでツアーは続く・・・

福建省アモイでのドラムソロ・・・

次はもっと南下して広東省を廻ります!!

Posted by ファンキー末吉 at:05:20 | 固定リンク

2018年4月19日

布衣春のツアー2018浙江省と上海

布衣のツアーは続く・・・

江蘇省を廻ったところで2日の移動日、
ここで北京にて仕事を入れていたために、
北京の寒さでやられて完璧に風邪をひいた(>_<)

いや、兆候はあったのだ・・・この時!!

いや〜日本人ライブバーのオープニングパーティーに乱入して、
投げ銭でドラム叩いてしこたま飲み過ぎたのよねぇ・・・

次の日にはちょっとお腹がゆるかった(>_<)・・・

まあ単なる飲み過ぎだろうと思ってそのまま北京に行って寒さにやられて風邪・・・というよりもう風邪の兆候はあったんやろうな・・・

今年の入ってからキャンピングカーで70本日本ツアーとか結局毎日飲んでたわけやから、身体がいいかげん
「風邪でもひかせて休みましょうや」
と主張してたのかも知れない・・・


そして北京から紹興に着いたらいきなり気温が30度(>_<)
これじゃあ身体も悲鳴をあげるわのう・・・

それでもドラムは叩く!!

いや〜腹がゆるいと踏ん張りがきかんからドラム叩くん大変やけど、
風邪ぐらいじゃあリングに上がるボクサーと一緒で、命がけのテンションで鼻水なんか止まってしまうから大丈夫と思ってたら、
そんな命がけのテンションなんて1ステージずーっと続いてるわけじゃないから、
ある曲でいきなり大きなくしゃみが出てスネアが一発抜けてしまったことはナイショ(笑)

まあでも暖かくなったら体調もだいぶ良くなったので、
やはり紹興に来たら紹興酒!!!

実はこれが悪かった・・・

通常ひき始めの風邪ぐらいだったらドラム叩いて大汗かいて、
酒でも飲んでこてんと寝ればすぐ治るのだが、
やっぱり無錫からずーっと続いている風邪なのでここで一気に悪化(>_<)

次の日の寧波でも風邪を吹っ飛ばすべく叩きまくる!!

次の日は上海への移動日!!
居酒屋勝でバンドみんなにご馳走してくれるというのでここで逆療法で飲む!!

シメの皿うどん!!

ちゃんぽん!!

そして満腹へべれげのまま上海の極楽湯日本の極楽湯のチェーン店)に直行!!岩盤浴で汗を流す!!

2018GokurakuyuGanbanyoku.JPG

ビタミンを補給!!

2018GokurakuyuPafe.jpg

これで風邪は撃退!!ここから次第によくなってゆくというのが末吉式(笑)

次の日には体調も改善し、上海ライブ!!
またこの会場がデカかった・・・・!(◎_◎;)


客もよう入ったなぁ・・・知り合った頃は北京でも10人も入らんかったバンドが・・・(笑)

ドラムソロ!!

ところで上海での毎度のサイン会の時に、
ある人が「これにサインして下さい」というのでびっくり!!

AsianDream1.JPG

AsianDream2.JPG

なんと五星旗の香港で発売されたCD!(◎_◎;)
返還前の香港では「五星旗」という名前が中国共産党をイメージしてよくないということで、「Asian Dream」というバンド名で発売されたのよねぇ・・・シミジミ・・・

ワシ自身初めて見たしぃ〜(笑)

でももしこれをワシが入手して日本でライブの物販で売ってたら、
JASRACはまた
「末吉は海賊版を売るようなひどい人間である」
と裁判所に提出するのかな・・・

ほんまヒドい話であった・・・詳しくはこちらで・・・


さて次の日は義烏(YiWu)という街。
体調もよくなったので買い物に行く・・・

iPad Proのスマートキーボードがまた認識されなくなったのよ〜
前回も同じ症状で日本のApple Storeに持って行ったら新品に交換してくれたばかりなのに〜(>_<)

これってワシの使い方が悪いんやろか・・・凹むわ・・・

YiWuShuMaCheng.JPG

見るからに怪しげな電脳城・・・ここで探しに探してゲットしたiPhone用のキーボード!!

YiWuKeyboard.jpg

日本に戻ってまたApple Storeで交換してもらうまではとりあえずこれを使っておこう・・・

というわけでドラムソロ!!

もうね、人が一生懸命ドラムソロやってる間に客はダイブ(跳水(TiaoShui):飛び込みとこちらでは言う)をやりよるし(>_<)

こちら

ホテルの朝食の環境が豪華だったのでゆっくりさせて頂いて杭州へ移動!!

珍しくホテルの朝食バイキングの環境が素晴らしかった件について・・・ 食ったら杭州へ移動!! - Spherical Image - RICOH THETA

杭州では映像のシューティングも入り、音もマルチで録ると言うので、
スネアの裏のヘッドを交換しようとしたのだがいいヘッドがなく、
思えばここにはパール楽器の中国工場があるではないか!!

というわけでいきなり連絡をとってみたのだが、
総経理の玉造さんは本社に帰ってしまい、
ドラムと中国をこよなく愛する深井くんも帰ってしまったということで断念(>_<)

でも玉造さんから連絡をもらったということで、田中さんと大塚さんがライブを見に来てくれた\(^o^)/

今後は直接連絡致します〜今後ともよろしくお願い致します〜

というわけでドラムソロ!!


そして浙江省最終地の温州!!

「温州みかん」というのが日本では有名だが、
実はこれは名前だかここ温州から取っただけで日本産のみかんである!(◎_◎;)

Wikiより

じゃあ当時有名だったという温州の柑橘類って何なん?
・・・というわけで地元の人に探してもらったが・・・

UnshuMikan.JPG

何のこっちゃないネーブルね・・・って別に大して美味しくないし(笑)

というわけでライブ!!
・・・って実はこの会場がとてつもなく狭い(>_<)

12畳ぐらいのスペースで、ステージも狭いのでドラムを端っこに置くしかないというぐらいである・・・

今日の会場は歴代で一番狭い・・・ だいたい12畳ぐらいでステージも狭いのでドラムを真ん中に置けない(>_<) しかしこのツアーの今までの経験では会場の大きさに関係なく同じ人数が来るのよな・・・ 聞くところによると予約だけで200人!(◎_◎;) だからPA席に金網???(笑) - Spherical Image - RICOH THETA

そこでのドラムソロ!!

打ち上げで海鮮!!

明日も早いし福建省まで大移動やし疲れてるから寝ようと思ったんやけど海鮮で打ち上げやったらしゃーないなぁ〜 - Spherical Image - RICOH THETA

ここの酢がむっちゃ美味かった〜・・・(涙)

というわけで福建省アモイへ向かふ〜

Posted by ファンキー末吉 at:09:30 | 固定リンク

2018年4月10日

若きアレンジャーにお説教

中国での本職は「スタジオミュージシャン」なので、長い長いツアーに出ててもやはりレコーディングの呼び出しを食らう・・・

まあスタジオ仕事なんてある時には寝るヒマないぐらい来るが、
ない時には全くないので必然的にある時にどんな無理してもやっとかねばならない・・・

というわけでツアーの合間にひとり北京に戻ってレコーディングをする!!

レコーディングはもともとは1曲だったんだけど「北京におるんか?ほなうちのも〜」「ほなついでにうちのも〜」で結局3曲に〜・・・ いやありがたいことです〜仕事のあるうちにやれるだけやっとかんと、ない時には全くないのがこの商売ですからなぁ・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

いや〜足掛け4ヶ月ぶりに院子に帰って来て、
バカ犬どもが相変わらずのバカだったのと、
バカ鶏がまだ生きてたのに癒される・・・

セッティング終わってプロデューサー待ち〜足掛け4ヶ月ぶりの院子だがバカ犬も元気だったようぢゃな、バカ鶏も老衰で死なず食われもしなかったようぢゃな・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

この院子も壊されてビルになってしまうためまた立ち退きである(>_<)

昔ながらの北京の長屋風情ももう今の北京にはどんどんなくなって来て、
貧乏なミュージシャンは住むところを追われた天然記念物のトキのように(?)どんどんと人里離れたところに移り住まなければならないのだな・・・シミジミ・・・


さて、感傷に浸っているヒマはない。
1曲目の依頼はBeyondのドラマーWingさんから、
元Beyondの敏腕プロデューサーLeslieんとこの歌手のレコーディングだそうである・・・

1曲目はWingさんからの依頼で元BEYOND敏腕プロデューサーLeslieんとこの歌手!!なんとシャッフルの2バスでした!(◎_◎;) 続いて香港のJamesさんのお仕事・・・って友達ばっかやな(笑) いや、どんな仕事も基本そんなもんです。中国は友達からしか仕事は来ません!!友達いないと生きてゆけません!! - Spherical Image - RICOH THETA

敏腕プロデューサー、オーストラリアで隠居してたと思ったら業界に復帰するのな!(◎_◎;)

それでWingがそれを助けて、大スターでありながらこうしてレコーディングを手伝っていると・・・相変わらずやな(笑)

2曲は香港のJamesさん!!

「1曲ドラムレコーディングして欲しいんだけど」
と言われても
「この日しかスケジュールないよ」
と言うしかない。

それならばということでこの日に一緒にレコーディングしてしまおうとなった・・・

1曲目のレコーディングで音もモニターも決まってしまっているので、
それならば同じ日に何曲でも録った方がよい。

・・・というわけでそれも順調に録り終わり、
3曲目は若きプロデューサーWangWeiの仕事!!

他のスタジオでレコーディングだとまたゼロからセッティングと音作りとシステムを組み直さねばならないのでわざわざうちの院子まで来てもらうことにした。


ところでこのWangWeiからは実は旅先でこんな仕事の依頼もあった。

「アコースティックギターのレコーディングをしたいんだけど・・・」
ということで、前回北京に呼んだ三好3吉さんを紹介してくれと言うのだ。

私はイヤな予感がして、3吉さんではなく、キョンマのライブで一緒になった長谷川くんを紹介した。

3吉さんは自宅にレコーディング設備を持ってないので、
プロデューサー本人が立ち会わないこのようなレコーディング形式では、
わざわざ外のスタジオを借りてレコーディングすることになる。

「イヤな予感」とはそこである・・・

そもそもが「紹介してくれ」なんて言いながら、結局やり取りは全部私を介して本人同士は直接やり取りはしない。
つまりは通訳業務からディレクション、スタジオなんか借りてたらそのブッキングからエンジニアとのやり取り、料金の支払いまで全部私がやらねばならないのだ(>_<)

長谷川くんなら腕は確かだし、自宅にスタジオがあるなら対処出来るかもと思ったのである・・・


このような日中の間のディレクション作業はもう既に何本もやっているが、
蓋を開けてみたら今回が今までの中で一番トラブった(>_<)

仕事の内容は、ギタリストにDEMO音源を送って、
「押尾コータローのように弾いて下さい」
というもので、
まあ押尾コータローじゃない人に「押尾コータローみたいに弾け」というのがそもそも失礼なのだが、まあそれは中国なので大目に見てそのように長谷川くんにお願いした。

ところが出来上がってみたら、
「これだとDEMOの弾き方と同じじゃないですか、押尾コータローみたいに弾いて欲しいんです!!」
って・・・(>_<)

あのねぇ・・・コイン入れたらジュースが出て来る自動販売機じゃないんだから、
参考音源送って自分の思い描く音がすぐに出来上がって来るわけないじゃろ!!

「わかりました、こちらのレコーディング終わったらそちらに行きますので、その時にFunkyさんに詳しく説明します」
・・・って俺に説明してどないすんねん!!
お前もアレンジャーやったら譜面でも何でも用意して、出してもらいたい「音」をギタリストに伝えんかい!!

こんなギター一本だけの曲やったらそりゃギタリストにアレンジさせてるのと同じやないかい!!一曲ぶんのアレンジ料払いやがれ!!


あちらのレコーディングとやらが終わって夜の11時に院子に着いたWangWeiは、
とりあえず私に平謝りに謝って、最後に長谷川くんとやり取りをしてこの件は一件落着・・・
こんこんと説教してからドラムのレコーディングを開始する・・・

「今から3曲って大丈夫ですか?」

夜中の11時から3曲ドラムかぁ・・・まあ10年前はよくやってたなぁ・・・(笑)

思えばあの頃はひと握りの有名アレンジャーと、私を含むひと握りのミュージシャンが中国国内の全ての仕事をやっていた・・・

その後、彼のような若いプレイヤーが台頭して来て、
第一線だったミュージシャン達は「高過ぎるから」と言って敬遠されるようになって来る。

彼はもともと、いつもバンドメンバーが揃わない布衣のベースのトラとしてLaoWuが連れて来てワシに紹介した。

「Funkyさんと一緒にプレイ出来て光栄です。とても勉強になりました。
安い仕事でよかったら僕の仕事もやってもらえませんか」
というわけで、今では一流どころよりも彼のような世代のミュージシャンの仕事が多い。

「お前、一体いくつ仕事受けてんの?」

彼のノートの中のメモ書きを見たら、それこそ1ページが真っ黒になるほどのプロジェクトが詰め込まれている!(◎_◎;)

無理じゃろ・・・(笑)


昔、日本がバブルだった頃、
私の師匠に当たるN氏が同様に手当たり次第に仕事を受けては、それを片っ端から若い衆に振っているのを見ている・・・

「Nくん、何よあの仕事は!!そんなことやってたらもうこの世界から干されちゃうわよ」

怖〜い怖〜いスタジオミュージシャンのトッププレイヤーがN氏にクレームを言ってるのを聞いたことがある・・・

干されるも何もその後バブルは数年で弾け散ってしまった日本と違って、
私が中国でスタジオミュージシャンとして一番忙しかった10年前のあの時代と同じく、
今も世代を超えたミュージシャンが同じように寝るヒマもなく仕事をしている・・・

中国のバブルは長く、そしてはじけない・・・いやこうなってくると、単にこれは中国の音楽ビジネスの「普通の姿」かも知れんな・・・

日本のあの頃と同じく、10年前のあの頃は毎日徹夜・・・
というより2日間寝ずにぶっ続けに仕事をして数時間仮眠をして・・・
そんな生活をしてて学んだことがある。

「おい、徹夜はなぁ・・・結局効率が悪いぞ!!」

2日間寝なかったらミスも多くなり能率も下がり・・・
結局夜はちゃんと寝て朝早く起きて仕事をする方が効率がいいのだ。

リズムが全くアレンジされてない曲のドラムを手探りであーでもないこーでもないと一緒に考えて2曲録り終わった頃、彼がため息をついてこう言った。

「もう今日は2曲で終わりにして、あとはまた後日叩いてもらえますか?」

・・・それがいいそれがいい。
ツアー先からまた帰って来てレコーディングしてやるからとにかく寝ろ!!
そして頭の中をクリアにしてもっと「準備」をちゃんとしておけ!!

その方がよっぽど効率よく仕事が出来るぞ!!
(つまりもっと仕事が受けられるぞ)

いやいや、お前の場合は仕事の量はもっと減らした方がいい!!
・・・と言っても減らさんやろうなぁ・・・

日本がバブルの頃にそう言われて仕事減らした人はおらんかったもんな(笑)

Posted by ファンキー末吉 at:06:54 | 固定リンク

2018年4月 9日

布衣春のツアー2018江蘇省

江蘇省は安徽省の隣である。

布衣のツアーはまことに効率よく組まれている。
初日の稲毛ー淮南の大移動(笑)以外は、
新幹線で1時間程度の移動ですむ街をうまくつないでいる。

淮南ー合肥:33分
合肥ー安慶:45分
安慶ー黄山:57分と乗り換えて更に56分
黄山ー銅陵:62分

そして
銅陵ー南京:83分
と来てこの日・・・さすが江蘇省の省都、客が600人はいたんじゃないかな!(◎_◎;)

よーしーずが日本かどっかで仕事だということで、
ここから数本はローディーをしてたDaWeiがベース!!

南京だおら〜 今日はよーしーずがいないのでベースは2軍が弾きます(笑) ええなぁ〜このシステム・・・ 秋のツアーは何本か日本のJazzツアーとぶつかっているのでドラムも2軍を養成しておこう(笑) - Spherical Image - RICOH THETA

この日は打ち上げはザリガニ!!

打ち上げでは小龍蝦(中国語で「小さな伊勢海老」を召す)!! - Spherical Image - RICOH THETA

次の日は移動日なので昼から「烤鱼(KaoYu)」を食ってビール!!

昼メシは烤鱼(KaoYu)!!魚をパリッパリに焼いたあと辛いタレで煮るという四川料理(今は全中国で流行)〜 ニンニク味とマーラー味と2種類頼んだけどやっぱマーラー味でしょ!!ビールが進む・・・ 今日は移動日やからしゃーないなぁ〜・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

この「烤鱼(KaoYu)」という料理、
魚をパリッパリに焼いたあと辛いタレで煮るという四川料理(今は全中国で流行)で、こんなにビールが進む料理も珍しい!!

ほろ酔いで新幹線に乗って55分、無錫に着いて移動日。

無錫と言えばひとりドラムアジアツアーでお世話になったチャッピーさんがお隣の蘇州にいるので連絡してみたら、何やら日本人バーのリニュアルオープンに携わっているということで訪ねて行った(物販持って(笑))。

今日は移動日でライブがないので無錫の日本人街に来てドラムを叩きます!! 日本人の皆さん物販買ってや〜!!! - Spherical Image - RICOH THETA

いや〜物販が売れた売れた(笑)

日本人駐在員おそるべし!!
・・・というわけで皆さんと一緒にバカやって深酒し過ぎて翌日から体調を崩してしまう(>_<)

飲み過ぎ二日酔い腹下しで無錫ライブ!!

翌日は20分だけ新幹線乗ってお隣の蘇州でライブ!!

ここの楽屋でLaoWuが私にこんなことを言う・・・

「DaWeiが緊張してんだよ。ほら、あのウーゴンの話をしてやってくれよ」

・・・と言うのだが何の話か全くわからない。
よくよく聞いてみるとWuGong、つまり蜈蚣,中国語でムカデのことである。

どこで聞いた話か忘れたがいい話で、
布衣が最初のレコ発ライブの時に緊張しているLaoWuに私が話してやった話らしい・・・(すっかり忘れている(笑))

こんな話である。

ムカデが相変わらずたくさんの足を動かして歩いている。
それを見たアリさんはムカデにこう言った。
「ムカデさん凄いですねぇ。。。そんなたくさんの足をコントロールしてちゃんと歩いてるなんてホント凄い!!」

ムカデをそれを聞いて、
「はて、俺はどうやってこんなにたくさんの足をコントロールしてるんだろう」
と思った瞬間に足がもつれて歩けなくなってしまいましたとさ・・・

「お前は虫けらと同じだよ。虫けらが頭使って考えてどうする?
いつも歩いてるように道を歩いたらそれでいいんだよ」

吹っ切れたのかDaWeiはこの日はいいプレイをしていたように思う。

一行はそのまま蘇州に残って移動日、
私は移動日を利用して北京にトンボ帰りします〜

Posted by ファンキー末吉 at:11:11 | 固定リンク

2018年4月 4日

布衣春のツアー2018安徽省

70日近くにも及ぶ日本ツアーを終え、最終地の稲毛から終電で羽田へ向かふ・・・
成田ならよかったのに上海行きの夜中便は羽田なのよね〜(>_<)

羽田でチェックインした後はお決まりの寿司!!
しかし「掃除のため休業」!(◎_◎;)

板前さんに頼み込んで何とか開けてもらう・・・

羽田に来たら必ずバッテラと大トロを頼む寿司屋のフードコートが清掃のため休み(>_<) もうね、寿司屋の職人さんに泣いて頼みましたよ・・・ そしたら特別に開店準備してこれだけ握ってくれました\(^o^)/ 日本万歳〜でも2ヶ月中国ツアーです!! http://funkyblog.jp/s/2018/03/post.html - Spherical Image - RICOH THETA

朝5時に上海浦東空港に着いて、タクシーで虹橋へ向かふ・・・

上海は浦東が成田、虹橋が羽田みたいなもんか?
浦東がむっちゃ遠いのよ・・・この移動が何気に辛い(>_<)

途中中国第二の物販倉庫(笑)勝山邸に物販の補充に行き、
結局虹橋に着いたのは8時前・・・

11時10分発の列車まで待つこと3時間半・・・これがまた辛い(>_<)

3時間半も待つんやったらしゃーないなぁ〜・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

やっと新幹線に乗り込んでそこから4時間・・・これがまた辛い(>_<)

ふう・・・やっと新幹線乗り込んだ頃にはへとへとです・・・こてん - Spherical Image - RICOH THETA

稲毛を出発して20時間後にやっと淮南東駅(どこや?笑)に着き、
迎えに来てくれた地元の人の車で30分、
ホテルに着いたらもうヘロヘロでした・・・

疲れた身体にムチ打って稲毛ライブで腐っている洗濯モンを洗濯!!

久しぶりにゆっくり寝て、洗濯して今日のリハの譜面起こし〜 ひとり部屋万歳!!ゆっくり仕事が出来る\(^o^)/ 小畑はワシと同部屋になってもいつもタバコを吸いにユッコちゃんの部屋でいるので「ほなお前ら二人部屋でええやん!!間違いが起きたらその方が面白いし」と言ってたが、どうやら中国人と同部屋になったようだ・・・残念(笑) - Spherical Image - RICOH THETA

ひとり部屋万歳!!\(^o^)/
このツアーは行く先々のホテルが私の仕事部屋となります・・・

北京から着いたLaoWuグループと合流してメシ!!
「酒肉店」というお碗で飲む酒と肉の塊をかぶりつく店で肉食ってバタンQ(死語)、
寧夏から来るスタッフチームを待たずにこの日はもう寝ました・・・

長い長い移動も終わり、北京から来たLaoWu達と合流してメシ!! 「酒肉店」お碗で飲む酒と肉の塊をかぶりつく店なう〜 食うだけ食って飲むだけ飲んだら寝る〜 - Spherical Image - RICOH THETA


今回この移動になったのは、
このツアーの演奏曲には最新アルバムからの新曲が多く、
やはり当日リハでは無理だろう、でも一度北京まで飛んでからではロスがあるだろう・・・

・・・ということで翌日の会場を借りてリハーサル!!

ツアー初日のライブハウスを借りてゲネプロ、いやニューアルバムの曲は初めて演奏するのでリハーサル〜(笑) 中国のライブハウスはシンバルを常備してないところが多いので持ち込むならクラッシュ2枚の軽装備、タムも1タムでやりまする!! - Spherical Image - RICOH THETA

これ、サウンドチェックにもなって助かるのよね〜
日本だとライブハウスに毎日ライブが入っていてそうもいかないけど、
中国ではバー営業が常で、この日は夜はライブが入ってないので機材もセッティングもそのままに出来るので助かります・・・

ところでこの辺の名物は「牛肉湯」!!
「湯」は「スープ」という意味なので、いわゆる「牛肉スープ」です。

昼メシは淮南名物の牛肉湯!! - Spherical Image - RICOH THETA

スープと言っても中に春雨や豆腐麺が入っていてこれだけで結構満腹になる。

聞くところによるとこの辺は世界で最初に「豆腐」というものが発明された場所でもあるらしく、夜は豆腐料理の店!!(肉料理もあるけど・・・)

まだツアーが始まってもないのにこの宴会!!(笑) 淮南は世界で初めて豆腐が発明された場所らしく、(肉料理もあるけど)豆腐料理!! 向こう側の料理はトンカツかと思ったら豆腐カツでした!(◎_◎;) - Spherical Image - RICOH THETA

ちなみにぐるりと回して向こう側の料理はトンカツかと思ったら豆腐カツでした!(◎_◎;)


ツアー初日!!大盛り上がりのまま終わりました!!
日本では借金で首が回らないらしいがステージでは首が回りまくる日本人ギタリスト(笑)

この日のドラムソロ!!


さて次の日は安徽省の省都、合肥へ移動!!
ひと月ぶんのチケットの量がハンパないのよ・・・!(◎_◎;)

失くしたら終わるな・・・(笑)

さてと隣町の合肥まで移動〜総勢8名全員グリーン車!(◎_◎;) いや何よりひと月分渡された新幹線チケットの量がハンパない!!(◎_◎;)・・・失くしたら終わるな(笑) - Spherical Image - RICOH THETA

合肥でのドラムソロ!!

ライブ終了後には同じ経営者が経営しているJazzクラブにて飛び入りセッション!!

いや〜片田舎だと思っていた安徽省でこんな店があって、
Jamセッションが出来るJazzミュージシャンがいるっつうことがびっくりやね・・・

安徽省は10数年前には中国で一番貧しい省だったのに、
ひょっとしたら今は開発が一番目覚ましいところかも知れんね・・・

その後ツアーはこの店の系列店ばっかりです!(◎_◎;)

次の街「安慶」では若者がダイブやモッシュや大変(>_<)
決してそんなタイプの音楽じゃないんやけどなぁ・・・(笑)

安慶でのドラムソロ!!

毎回ドラムソロをアップしてると「今日は違ったフレーズにしよう」と欲が働くのでだんだん辛くなって来る〜(笑)

ところで今回のツアースタッフは、チーフマネージャー、現場マネージャー、PAエンジニア、そしてよーしーずが他の現場に行く日に代わりにベースを弾くベーシスト兼荷物持ち楽器等何でもスタッフがこいつ!!

いや〜楽しいヤツで、小屋によって回線が余ってる時は客席からはちゃんと見えてる場所に影マイクを設置してこいつがコーラスを取る。

言ったらX.Y.Z.→Aでローディーのみーやんがステージでコーラスを取るみたいなもんで、日本だったら何やら不思議な感じだろうけど、何でもありの中国では全然OK!!

盛り上がったら現場マネージャーも出て来て一緒にコーラスを取る。
こういうところがまた中国らしくていいと思うな・・・

黄山ドラムソロ

はい、だんだんネタがなくなって来ました(笑)

翌日は移動日ということで、昼メシは元の時代から営業しているという老舗のレストラン!!

元の時代から営業しているという「南山巷3号」というレストランで地元料理をご馳走になります!! いや、ひとりで食うわけではないんですけどね・・・(笑) - Spherical Image - RICOH THETA

名物は「臭鳜鱼(ChouJueYu)」という、まあくさやの干物の新鮮なやつみたいな・・・臭い!!(>_<)

安徽省最終地は銅陵という街!!

こいつが現場マネージャー!!

ある時はPAエンジニアの助手をしたり、もちろんメインマネージャーの助手もしたり、
何よりライブが始まる前は「前説」までして客を煽る(笑)

こんなん(笑)

昨日はこいつライブ終了後に物販売り場まで来て
「FunkyさんのTシャツなんかどうですか?あなただったらLぐらいで」
とか物販売りまで手伝ってくれた(笑)

思うに中国は日本ほど「役割分担」っつうのが厳密ではなく、
「出来ることを何でもやろう」、
まあ悪く言うと「仕事」よりは「遊び」、
いや、これはこれでいいと思うぞ・・・楽しい(笑)

銅陵でのドラムソロ!!

毎日アップしてるので今日は違うことをやろうとタム回しから入ってみたが、
やはりバスドラがないと客がよくわからないらしく、
急遽いつものバスドラ4分→8分→16分→右手と6連に戻す(笑)

右手だけ奏法で拍手を取ってからキメぐらいは別のフレーズにして納めてみた・・・

でもまあ客が盛り上がることが大事なんだから、
やっぱ欲かかずに今日からは定番フレーズでまとめよう・・・

南京へ移動して今日から江蘇省ツアー!!

Posted by ファンキー末吉 at:07:18 | 固定リンク

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