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2016年6月20日

中国共産党の歌?・・・

LuanShuからの仕事で「国際歌(インターナショナル)」という曲のアレンジを頼まれた。

もちろんこの曲は中国ロックの大御所「唐朝(Tang Dinasitey)」が演奏してアルバムにも入ってたのでよく知っているし、「中国ロック30年の歴史コンサート」でも自分自身演奏したことも記憶に新しい。

でも調べてみるとこれって中国共産党の曲だと思ってたら、
「インターナショナル」というぐらいでパリで生まれた共産思想を讃える国際的な歌なのな!(◎_◎;)

こちら(Wikipedia)

日本語バージョンもあったのな!(◎_◎;)

歌声喫茶で歌われていた?!(◎_◎;)

いや〜誤解のないように最初に言っておくが、
ワシは別に共産主義者でもないし、
このブログで共産思想を讃えたいわけでも何でもない。

ただこの国では中国共産党とのつながりを一切断ち切って生きてゆくことは不可能なのでこのような話になるだけで、世が世ならワシ自身も特高か何かにしょっ引かれかねないようなことを書いているわけで・・・(笑)

実際、もうだいぶボケてワシとあまり話も出来なくなったうちのおふくろの年ぐらいになると、
「アカ」だとかいう今や死語となった言葉が差別用語として平気で使われたりしてたし、
それが部落差別や朝鮮差別とごっちゃになってわけのわからん貶し言葉になって息子に話してたり・・・(笑)

今になって思ってみると、
ここ中国ではそれが日本と比べたらもっと違った「ねじれ方」をしてたわけで、
この「唐朝(Tang Dinasitey)」のドキュメント映像なんかを見ると色んなことを考えさせられたりする・・・


(個人的には旧友のひとりであるベースの張炬が生きてて動いているなんて久しぶりに見たのでうるうる・・・涙)

歌詞を見ると
「飢餓に苦しんだ人民たちよ一緒に立ち上がって革命を起こそう」
みたいな感じだが、
もちろんのことこのバンドのメンバーはもう飢餓に苦しんだ時代の人間ではない。

ただ、この国ではこの時代、この共産党の曲を「ロック」にして歌うことには大きな意味があった。

まず「共産党の歌を歌う」ということで、明らかに「共産党と敵対してない」ということがアピール出来るわけで、こうして彼らのデビューアルバムにも収録されているわけだから「許可」という点では有利であるという「計算」はあったのかも知れない。

でも「仕方なくこれでも演奏しておくか」というのでも決してない。
それは今回のアレンジの仕事でのLuanShuのダメ出しの中のこんな言葉にも表されている。

「Funky、このアレンジの方向性は違うよ。
俺たちの世代の人間にとっては、この曲はもっと厳粛で荘厳なものなんだ」

唐朝(Tang Dinasitey)」の連中にしたって決してこの曲をバカにしたりしてたわけではなく、
きっと同様に厳粛で荘厳なものとして捉えていたのだろうと思う。

ところがそれを「ロック」で演奏する・・・それがまずひとつの大きな「ねじれ」である。

実のところ自分がこのイベントで演奏してみて、
この曲のワシの印象としては「なんて覚えにくいメロディーなんだ」と思った。

決してポップなメロディーでもないし、
途中でキーが転調しているのにベースがルートを弾いてなかったりするとトーナリティーがぐちゃぐちゃで、
歌い出しが同じなのに後半は違うメロディーなのでそれに合わせてコード進行も全くもってポップになりようがない・・・

しかし今回アレンジしてみて、
もう朝から晩までこのメロディーが頭にこびりついて離れないのだ・・・(>_<)

曲というものはそれ自体に「命」があり、
それを生み出した人、歌い継いだ人の思いが「魂」として乗り移るものなのかも知れない・・・

実際、世界じゅうで
「いつか素晴らしい未来が来る」
と信じて共産革命に身を投じ、
その夢をこの曲に託して歌いながら弾圧と戦い、
そして命を落としていった人たちがたくさんいたのだろう・・・

あいにく未来はその人たちの想像したような世界ではなかった。
しかしその「気持ち」は時代がどれだけ変わっても同じである。

唐朝(Tang Dinasitey)」がこの曲を歌いながら夢みた未来は決してそんな「赤い」世界なんかではない。

「いつか俺たちが自由にロックをやれる時代が来る!!」
そんな未来だったのではないのか・・・

今ではこの国でも当たり前に自由にロックが出来る。
でもあの時代にそんな「未来」なんてそれこそ・・・

世界じゅうの労働者が団結して世界じゅうの飢えた人々を解放して、
誰からも搾取されることのない平等で明るい未来

と同じぐらいの難しい・・・それこそ「荘厳な」夢だったのではないのか・・・

この曲を聞いて感動している娘たち(今はもういいおばちゃんだろうが笑)とて、
これを聞いて決してそんな世界を想像してるわけではない。

「何よこれ・・・かっこいい・・・こんな音楽初めて聞いた・・・(呆然)」

若者たちだって、
「スゲー!!ロックだぜ!!牛逼(NiuBi:ファッキングレートの意)!!」

拳を挙げるのだって決して中国共産党に対して挙げてるのではない。
見たこともない素晴らしい世界・・・
「ロック」という世界に対して挙げているだけなのである。

そこがもう完全にねじれ切っているのだ・・・


さて長い長い前置き(笑)は置いといて、
そんな曲のアレンジを発注された日本人・・・(笑)

ワシとて国際歌は「唐朝(Tang Dinasitey)」のバージョンしか聞いたことがない日本人というだけで相当ねじれている・・・

まず感覚をニュートラルにするためにねじれを解くべくオリジナルバージョンを聞いてみる・・・

いや〜何層にもねじれているものを全部解くと・・・笑えるな・・・(笑)
まあ笑を押し堪えて心をニュートラルにしてアレンジに臨む・・・

オーケストラのアレンジはバンドアレンジの数倍大変なので、
打ち込み機材をフル動員して何とかストリングスオーケストラだけで第一部を構成・・・
(これだけでほぼ一晩の重労働・・・)

ちなみにこの部分は女性歌手がフランス語で粛々と歌うんだと・・・
(オリジナルはフランス語やしね)

そして転調して一気にロックに!!

この部分は男性歌手が歌い、
それからが難しいのが90人の共産党員が入党宣言をするのでそれをバックでオーケストラ使って盛り上げてくれ、と・・・

入党宣言?・・・ピンと来んなぁ・・・
と思ったらこんなんを渡された。

KyousantouNyutousengen.jpg

・・・いや、こんなん見たってピンと来んし・・・(笑)

とりあえず丸々24時間かかってDEMOを完成させてLuanShuに聞かせるが、
なんと数日後には共産党の偉い人に聞かせなきゃならないということで、
「このレベルのDEMOじゃダメなんだよね・・・」

まあどの国でも「クライアント」というものは音楽的「耳」を持ってない場合が多い。

例えばシンセでピロピロ鳴っている音源から
「これがあの歌手が歌っていると想像して下さい」
とか、打ち込みのオーケストラから
「これが本物になるんですよ」
と言ったって想像出来るわけがない。

もう「仕事」もこの辺のレベルになって来ると、

リズムセクションはもうDEMO段階から本物を録音!!
オーケストラは本物そっくりに打ち込み!!
出来れば本チャンと同じレベルの仮歌・・・

・・・というわけでワシひとりではもう手が回らなくなり助っ人を発注した。

実は前回の映画音楽の仕事で日本からアレンジャーを募集したら、
本当に才能あふれる日本人アレンジャーがいっぱい応募してくれた!(◎_◎;)

まあ事情が事情なので、返事が遅い人や、
「あれ?締め切りが言われなかったので来週やろうと思ってました」
という人とは縁がなかったが、
中でも堀田くんというアレンジャーはいっぱい仕事を手伝ってくれて、
自分が書いた弦のレコーディングに立ち会いたいと自腹で北京までやって来たりもした。

早速連絡を取ってまた「仕事」として発注する・・・

「まずワシの打ち込んだMIDIを送るんで、
それを本物そっくりな弦にして送り直して〜」

から始まって、

「ついでに全編木管も入れといて〜」
「ロックの部分のリズムも直しといて〜」
「つなぎの部分も一考しといて〜」

・・・ってほぼ丸投げやん!!(笑)

まあ説明するんが難しいな・・・
「共産党の曲やねん」
「・・・はぁ・・・」
「最初は女性歌手がフランス語、真ん中は男性歌手が中国語」
「・・・はぁ・・・」
「その後は90人の入党宣言」
「・・・何なんですか?それ?・・・」

「ワシもようわからん・・・(笑)」

まあね、ええのよ!!
とにかく老百姓(LaoBaiXing:庶民の意)」が聞いて感激して涙して、
最後に曲が終わったら全員スタンディングオベーションして
「共産党!!牛逼(NiuBi:ファッキングレートの意)!!」
になればそれでいいのよ!!

「・・・」
わからんか?・・・いや、わからんやろうなぁ・・・(笑)

けどこれが堀田くんの作ったオーケストラがかなりいい!!
そのままLuanShuに送って、LuanShuはLuanShuでそれに仮歌と入党宣言の朗読を録音して送りつけて来る・・・

ワシもう面倒くさいのでそれそのまま堀田くんに送ったりして、
とりあえず打ち込み段階のDEMOは完成!!

今日は朝からそれに生ドラムを入れ、
ベースを入れてギターを入れて・・・
堀田くんは堀田くんで並行して更にちゃんとしたデータとなったフルオーケストラを製作・・・
仮歌を入れて最終的に仮ミックスして共産党のお偉い方に聞かせて・・・

・・・まああとは知らん(笑)

ところがドラムを録れ終わって、
全体像聞いてみたらこれが結構いいのよな・・・

入党宣言の朗読部分は本当に感激して涙が出て来たし、
最後のかき回し叩き終わったら両手でロックピース挙げて叫んでもーたがな・・・

「共産党!!牛逼(NiuBi:ファッキングレートの意)!!」

音楽って偉大やな(笑)

まあ7月1日の式典ではこれが流されて老若男女の共産党員が聴き終わったら全員ロックピース挙げて「共産党!!牛逼(NiuBi:ファッキングレートの意)!!」・・・

せんやろ(笑)

現場で見たいなぁ・・・でもその日は浜松でライブやな・・・
映像が入手されたらUPします〜

Posted by ファンキー末吉 at:05:04 | 固定リンク

2016年6月15日

豆豉鲮鱼油麦菜(DouChiLingYuYouMaiCai)と涮羊肉(ShuanYangRou)

油麦菜(YouMaiCai)という野菜はどうも中国にしかないようだ・・・

2003年にWyn Davisが初めて北京に来た時
「美味いなぁ、これ。何て言うんだい?」
と聞かれて辞書で調べたら適当なものがない・・・

「Chinese Lettuce」というのがあったので取り敢えず「中国のレタスだよ」と説明したことを覚えている。

中国語で料理の名前はそのまま材料を並べたり調理法と併記したりしてわかり易いが、
豆豉(DouChi)というのは黒豆の調味料
鲮鱼(LingYu)というのも調味料というか、塩魚を小さくちぎったようなものである。

まあ要約すると
「中国のレタスみたいな野菜を塩魚と一緒に黒豆で料理したもの」
である。

こんなん・・・

DouChiLingYuYouMaiCai.jpg

決して高級料理でも何でもない。
これを最初に食ったのは2000年の頃、本格的に北京に拠点を移して間もない頃かな・・・
王暁旭(Wang XiaoXu)という男に奢ってもらって以来大好きになって、
それから今に至るまで野菜を食うというとこれを注文する・・・

この王暁旭(Wang XiaoXu)という男、ワシのことが大好きなのだろう(笑)
しばらく会ってないと思ったら「最近ヒマか?メシ食いに行こう」と誘って来る・・・

数年会わないこともあるが、そんなこんなで結構連絡だけは取るような友人のひとりである。

先日、彼に呼び出されて久しぶりにベロンベロンになるまで飲んだ。
今回はその時の思い出話から「人と人の付き合いはどうあるべきか」という話を書いてみたい・・・


まず、この映像が最近中国人の間で多く廻されている。



(スマホ等で映像が見られない方はこちらを〜)

ワシのことを知ってる人は「Funkyらしいな」と思うだろうし、
知らない人は「何だこの日本人スゲー!!」という感じらしい。

何よりも今や中国でベストプロデューサー賞をもらうような大プロデューサーになったLuanShuが手放しで絶賛しているのだ、「誰この日本人?」みたいな感じなのだろう(笑)

彼とはもう26年の付き合いになるが、
それこそどん底の頃から大成功の頃までずーっと一緒にいる「家族」のような間柄である。

ワシにはその他有名人の友人も非常に多く、
そのほとんどの人間はペーペーの頃からの付き合いなので、会えば
「久しぶりだなぁ!!偉くなりよってオメー」
ってな仲である(笑)

そんなワシの交友関係を見て小畑秀光はとても驚いて
「ファンキーさん、この国で一体何人の人間を助けて来たんですか?」
と聞くのだが、どうもこの
「助けて来た」
というニュアンスがあまりピンと来ない。

「僕なんか"こいつは助けてやんなきゃ"と思ったってひとりも成功してないんですよ。
こんなたくさんの人間が大成功してるってことはそれだけもの凄いたくさんの人間を助けて来たってことでしょ」
と小畑秀光・・・

まあ「確率論」としてはそうなのかも知れないがニュアンスがどうも違う・・・
その違いが今回この王暁旭(Wang XiaoXu)と飲んでて明確にわかったのだ。


ところで最近この王暁旭(Wang XiaoXu)の会社が羽振りがいいようだ。

中国大陸のプロデューサーと香港のプロデューサー、
台湾と韓国と、そして日本のプロデューサーでチームを組んで国際的なプロデューサー集団を作るんだと(笑)

まあ当然ながら日本人プロデューサーとしてワシの名前を使っていいかということで呼び出されたのだが、
(というよりその時点でもう名前を使っとる笑)
何やら会社の人間にどんどん昔の知り合いが増えとるようだ!(◎_◎;)

WangXiaoXuGongSi.jpg

ワシの隣のDongLinと呼ばれる片手のない怪しい男は同じ会社であることは知ってたが、
真ん中の林峰(Lin Feng)という男は久しぶりにこの日会ってびっくりした。

張張(Zhang Zhang)が酒場でピアノを弾いてた時そこで一緒に歌を歌ってた。
ワシもその後映画音楽の仕事で1曲500元というタダみたいに値段で歌をレコーディングしてもらったことがある(笑)

今はもう歌は歌ってないらしいが、不動産を4軒も所有してて、嫁も子供もいてこの会社で働きながら幸せに暮らしているらしい・・・

実はあの頃、当時のワシの同居人だった森本くんという日本人が作って一晩大事に寝かしてたカレーをこいつら若いミュージシャン達が全部食ってしまって怒って大変だったのだ。

もちろん久しぶりの再会なのでたっぷりとそのネタで苛めてやった(笑)

そしたら罪滅ぼしか何なのか後に1曲アレンジの仕事をくれた!(◎_◎;)
まあ彼も彼で偉くなったということか・・・(笑)


そしてそれから王暁旭(Wang XiaoXu)の知り合いの店へとハシゴ・・・
そこで相変わらず見栄っ張りの王暁旭(Wang XiaoXu)は高級バーのその店長を呼び出してこんなことを言う。

「こいつは俺のマブダチでFunkyっていうんだ。
Funky、こいつはこの店の店長。
もう面通ししたからな!!
今後はいつでもこの店で俺のツケでいくらでも飲んでいい!!」

「いいよ、いいよ。酒ぐらい自分の金で飲むよ」
と遠慮するのだが許してくれない。

「バカ、絶対遠慮なんかすんなよ!!
お前は今後この店で一銭も払わず好きなものを飲み食いしていい!!
友達だって何人連れて来たっていい!!
絶対遠慮なんかすんな!!」

本当に遠慮なんかしたら殴られそうな勢いである(笑)

そこで彼はこんなことを言ったのだ。

「あの時、お前に奢ってやった豆豉鲮鱼油麦菜(DouChiLingYuYouMaiCai)、覚えてるか?
あれからお前は必ずあの料理を頼むよな。
実はあの頃、俺の給料は500元しかなかったんだ。
だからお前に奢ってやれるのはあの豆豉鲮鱼油麦菜(DouChiLingYuYouMaiCai)ぐらいが精一杯だった。
でも今の俺はお前が友達と毎日この店でどんちゃん騒ぎをするぐらいの金は払ってやれる。
だから絶対に遠慮なんかすんな!!俺のツケで飲みに来い!!」

ここで頭の中で何か「なるほどな」と思った部分がある。


北京に来て間もない頃、
LuanShuをはじめ、北京の若いロッカー達がなけなしの金でワシに涮羊肉(ShuanYangRou:ラムしゃぶ)を奢ってくれる・・・

「いいか、Funky、野菜なんか食うなよ。まず肉を食うんだ!!
そして肉で腹一杯になったらその隙間に野菜を食え!!」

今にして思えば当時貧乏だったロッカー達は、
精一杯の「気持ち」としてワシに「肉」をいっぱい食ってもらいたかったのだろう。

ワシはそれが「ロック」だと思って今だに涮羊肉(ShuanYangRou)を食う時には肉しか食わん!!(笑)

ある時、お袋を連れて北京に行った時、
「お礼に今日はお袋が日本料理を作ってご馳走するよ」
と選んだ料理は「天ぷら」・・・

市場に行って海老とか高級食材を買う分にはいい。
「天ぷら油ある?」

今では笑い話である。
「Funky 、実はあの時俺たちは貧乏でなぁ。
そんなにたくさんの油なんか手に入らないからご近所さんに借りに廻ってさぁ・・・(笑)」

そんなLuanShuもワシの結婚祝いに中古だが車を一台プレゼントしてくれるまでになったし、
今度日本に会社を作るらしいが、ワシもその株主に入れてくれてると言う・・・

要はその時にお互いに自分が出来る精一杯のことをお互いにやってあげている、
そしてその付き合いが当時よりも偉くなっても今も並行して同じように行われてるだけの話なのだ。

あの頃は楽器の買えない中国のロッカー達に機材や教材や音源などを買って持って来てやる財力がいくらでもあったが、今は金はないのでドラム叩いたりアレンジしたり、音楽で何かやってやるしかない。

今でも一緒に暮らしているが、
貧民街から今ではロックスターになった布衣(BuYi)老呉(LaoWu)にもいつもこう言っている。

「いいか、遠慮なんかすんなよ!!
俺はお前らの音楽を助ける!!お前らは俺の北京での生活を助けろ!!(笑)」

ヤツらにとってはワシは確かに「恩人」ではあるが、
関係としては共に酒を酌み交わして夢を語る「友人」であり、
助けたり助けられたり、それこそ「対等」な関係なのである。


王暁旭(Wang XiaoXu)はこの日、とあるチベット族の歌手を連れて来た。

「こいつはちょっと難しいヤツでなぁ・・・漢民族に対しては俺以外には全然心を開かないんだよ」
などと言いながらワシを紹介した。

WangXiaoXuTibetanSinger.jpg

「Funky、こいつのアルバム手伝ってやってくんないか」

まあワシにとってはもう「金ならない」のだが、
幸い人に助けてやれる「音楽」だったらまだまだいくらでもある。

ふたつ返事で引き受けた。

ちょっとポーカーフェイスなヤツなのでワシに対して心を開いてるかどうかはわからない。
ただワシも中国ではプロデューサーとして有名なので非常に緊張していることはうかがい知れた。

そんなシャイな彼が別れ際に突然こんなことを言う・・・
「Funkyさん、僕、あなたのために1曲歌います」

酒場の前の道路に立って、通行人に見られるのも気にせず彼はワシの顔を見すえながらチベット語の歌を歌ってくれた・・・

そこで考える・・・
彼はワシに自分の歌の実力をプロモーションするために歌ったのか?

いや違う!!

身に余るほどの光栄のお礼に、貧乏な彼がワシにやってあげられることは「歌うこと」しかなかったのではないか・・・

今やワシのために車のみならず家の一軒ぐらい買ってくれるだろう「友達」もいる。
歌ぐらいしかワシにしてあげられない新しい「友達」もいる。

「大きなものをもらったからありがたい」のではない。
「自分の精一杯のものをくれた」ということがありがたいのである。

もしワシが「何だこれだけか」みたいに思うような人間だったとしたら・・・
きっと今のワシはないだろう。

同じように
「こんだけしたげたんだからFunkyさんはこんだけしてくれるだろう」
などと思っている人間だったとしたら・・・


人を利用する人間は所詮は人に利用されるのだ・・・


小畑秀光の質問に対する正しい答え・・・
ワシの周りに成功した人間が多いのは・・・

そんな素敵なヤツらが多かったからみんな成功したんですよ、きっと・・・


王暁旭(Wang XiaoXu)は次に飲んだ時にワシにこんなことを言ってた。

「あのチベット人歌手がさあ、まだ遠慮してんだよな。
遠慮なんかすんな!!Funkyは俺のマブダチだ!!
俺が頼んでんだからお前のアルバムぐらい喜んで作ってくれるさ」

おい!!(笑)

まあお前のためではなく、彼が一生懸命歌ってくれたその「心」に対して、
ワシが彼に出来ることは何でもやってやるよ・・・

お前には・・・じゃあその高級バーでお前のツケでガンガンに飲んでやるよ(笑)

・・・てなこと言いながらワシはきっとこいつに奢ってもらった豆豉鲮鱼油麦菜(DouChiLingYuYouMaiCai)のことをいつまでも忘れないのだ。

あの頃はみんな貧しかった・・・
でもそんな連中に奢ってもらった中華料理の味は今だに忘れない。

みんながみんな成功した・・・
今ではもっともっと高級な中華料理をいつでも奢ってくれる。

でもあの時の500元の給料の中から奢ってもらったあの豆豉鲮鱼油麦菜(DouChiLingYuYouMaiCai)や、ロッカー達がなけなしの金で奢ってくれた涮羊肉(ShuanYangRou)の味にはどんな高級な中華料理だって決して敵いはしないのだ・・・

Posted by ファンキー末吉 at:18:04 | 固定リンク

2016年6月14日

丸亀製麺北京店・・・あかんやろ(>_<)

丸亀製麺と言えばこの訴訟を思い出す。

ワシも香川県出身の人間として、正直言ってこれにはちょっと「カチン」と来た。
そもそもが丸亀製麺は香川県のうどん屋ではないのだ!!

同じくカチンときているうどん県人が多いのか、
丸亀製麺の本場高松への出店は大失敗に終わっている・・・

「競合店が多すぎて・・・って何言いよるんかのう、
香川県なんかどこ言ってもうどん屋あるんやきん競合店のない場所なんかあらへんがな」
というのがワシの聞いた地元筋の情報である。

かと言って、ワシ個人としては丸亀製麺は香川県のうどんチェーン「はなまるうどん」より美味いのではないかと思っている。

まあいくらチェーン店と言っても人間が作るので店によって微妙に味が違い、
八王子の自宅近所で言うとあきる野店八王子店より断然美味いと思ってるし、
逆に本場高松のはなまるうどん田町店はこれらのレベルなど足元にも及ばないほど美味かった・・・

日本に来日して八王子に泊まった中国人には必ず丸亀製麺をご馳走して大喜びされ、
そんな丸亀製麺が北京にも出店していると聞いて足を運んで見た。

丸亀製麺王府井apm店

MarugameseimenMenu.jpg

まあ吉野家もそうだが、中国独自のメニューを置いているぶんにはワシとしては別に構わない。
吉野家がその命である「牛丼」の味を世界共通にしてくれているならそれでいいと思っている。

まあワシとしては必ず頼むのが「醤油うどん」!!

香川県に住んでいる頃には全く食べたことがなかったのだが、
この食い方が本当にうどん独自の味が味わえるのでうどん屋では必ずこれを注文するのだ・・・

しかし北京の丸亀製麺にはメニューにない(>_<)

まあな、あれは醤油自体も名物である「香川県の醤油」でしかあの味にならんやろうからな・・・
というわけで次にいつも頼むのが「ざる」と「釜揚げ」である。

有希子(よーしーず)は「ぶっかけ」を頼み、二人分の注文はこんな感じ・・・

MarugameseimenUdon.jpg

日本だとこれに揚げたての天ぷらを白ご飯に乗せて「天丼」が加わるのだが、
あいにく北京では「天ぷら」のメニューはこのかき揚げとエビぐらいで、
後は全てが「フライ」なのだ(>_<)

MarugameseimenTopping.jpg

まあ白ご飯というメニューはないが、
中国独自の丼ものはあるのだから頼めば白ご飯だけでも注文出来そうなものだが、
日本だとご丁寧に「天つゆ」まで用意してくれているところが中国ではそれがない(>_<)

MarugameseimenChoumiryo.jpg

って言うか、なんで酢やら香菜やら・・・おろし生ニンニクなんてうどんに入れるか?!(◎_◎;)

老呉(LaoWu)は日本でワシが選びに選んでやった純うどんメニューには目もくれず、
中国独特のメニューである「とんこつうどん」・・・

MarugameseimenTonkotsu.jpg

あかんやろ・・・(>_<)

食ってみたがとんこつスープだったら麺はやっぱラーメンでしょ・・・
うどんって基本的にそんなにスープが絡まんし、
とんこつである必要性が全くない!!

かと言ってざるや釜揚げのつけ汁は醤油が違うのか全くダメで、
有希子(よーしーず)が頼んだぶっかけに至っては、
「ああだからおろし生ニンニクとか香菜とか色んな調味料を加えんといかんのやな」
と思わせる味・・・

うどん自体もまあ「腰」はあるのだが、
「麺」というよりは「小麦粉」を食ってる感じで「味」自体がそんなにない(>_<)

考えてみたら遣唐使で派遣された空海が中国で学んで、
生まれ故郷の香川県に伝えたこの「うどん」たるモノ・・・

ただ小麦粉を練ってお湯で茹でただけのモノが相当「深い」食い物に進化しとるんやな・・・

坂出の昔の実家の向かいに「おか泉」といううどん屋があって、
全然チェーン店でもない小さなその店のうどんが好きでよく通ってたら、
今や宇多津に自社ビル建てて超有名店になってしまっている。

ココ

メシ時には必ず1時間以上並ばなければ入れないほどだが、
大将はまだワシの事を覚えてて、
「お母さんは元気なん?」
とか言ってお土産を包んでくれたりした。

知り合いの中で唯一「白い粉売って大成功した人」である(笑)

北京のこのうどんと何が違うのかわからんが、
粉が違うんか?水が違うんか?・・・

噂に聞くと、この丸亀製麺の中国でのチェーン、
中国側に乗っ取られてるというか、日本側は撤退しているという噂もある。

吉野家はその命である「牛丼」の味は中国でも守り続けているのに、
この「うどん」自体の味を失ってしまったうどんチェーン店というのも何かなぁ・・・

そう言えば10年以上前にSOHO現代城というところに看板も出さずにやっていた「川福」、
あの味はしっかりと「うどんの心」を守ってたような気がしたなぁ・・・

音楽も一緒やろうけど「チェーン店化」したらなかなか難しいな・・・
「おか泉」の大将みたいにどこまで大きくなっても最終的には自分で味を見ていかないかんのやろうなぁ・・・

Posted by ファンキー末吉 at:06:06 | 固定リンク

2016年6月12日

「いい買い物」と「どうしようもない買い物」

まず「どうしようもない買い物」から・・・

もともと人生がバックパッカーのようなこのワシは、
いつもリュックにパソコンとiPad等電子機器を入れて、
基本全てをデータ化しているのでそれとちょっとした着替えだけを入れておけば世界中どこででもそれだけで暮らしてゆける・・・

ところがパソコンは老眼のため17インチのMacBook Proで、
iPadもiPad Proにしたので背負うにはもう重くて仕方がない(>_<)

そこで目をつけたのがこれ!!

KaimonoSukeboSuitesCase.jpg

・・・しかし値段が微妙よねぇ・・・・5万円近くする(>_<)

結局周りの反対にあって挫折し、
ネットで調べたら何と!!・・・

スケボー付きのリュックが5000円で売られているではないか!!!

KaimonoBad.jpg

というわけで迷わず購入!!

実はこの写真、X.Y.Z.→Aのツアーの時のホテルで撮ったのよね〜
つまりネットで買ってホテルに配達してもらった・・・

もちろん日本のネットよ!!
なのに梱包を見たらこれ!!(>_<)

KaimonoBadBox.jpg

中国製やん!!(号泣)

もうね・・・センスからして中国(涙)
中国で住んでるのに日本のネットで買って届いたら中国製(>_<)

ご多分に違わず不具合続出!!(笑)

まずはハンドルの位置が最大に伸ばしても低過ぎ!!
これでは背筋が曲がって腰が痛くなって長くは運転出来ません!!(>_<)

そして底!!!

KaimonoBadSoko.jpg

スーツケース型の5万円のはスーツケース部分にふたつの車輪が付いていて3輪スケボになっているのに、これは2輪スケボにそのまま底版を取り付けてある・・・

つまり曲がるために傾けたら道路に底版を擦ってしまう(涙)

KaimonoBadShuft.jpg

そしてスケボ部分を折りたたむ蝶番の部分だが、
このどでかいネジをせっせこ緩めて畳んでまたせっせこ締める・・・

全然「ワンタッチ」じゃないし・・・(涙)

まあね、中国製でこの部分「ワンタッチ」になんかこだわられた日にゃ逆に「強度」の問題で危なっかしくて乗れないし・・・(>_<)

KaimonoBadHikizuru.jpg

でもね、スケボを折り畳んだままハンドルを伸ばせば、
これキャリングケースとしてズルズル引きずって使えるなぁ・・・

今までは重たい17インチのMacBook Proと、
最近になって更にiPad Proまで加わって重たくて仕方ないリュックを背負って、
空港内はカートに乗せて、シャトルとかに乗る時にいちいち下ろして・・・

みたいな手間が省けるぞ!!

・・・と言いながら実はこの状態では車輪がひとつしかないわけで、
底版を床にズルズル引きずりながら引っ張ってる形になる・・・

・・・というわけで車輪を購入!!

KaimonoBadNeji.jpg

小田原のライブの時にぱんちょマンさんに付けて頂きました!!

めでたしめでたし・・・ちゃうがな!!結局あれから一度も使ってないがな!!

・・・というわけでずーっと北京で埃かぶってますから、
もし「欲しい」という方がおられましたら、
次の来日の時にLive Bar X.Y.Z.→Aに持って行って置いときますのでメール下さい。

お値段は取り敢えず5000円!!
そのまま熊本にでも募金して下さい。

まあこれでこのリュックも日中を何度も往復してやっと少しは世のため人のためになるじゃろう・・・(笑)


・・・というわけで今度は「いい買い物」!!

先日WINGの香港リハーサルの時に女人街をぶらついてたらあったのよねぇ・・・これ!!

KaimonoGood.jpg

ちなみに女人街というのはこんなところ・・・

KaimonoNvRenJie.jpg

まあ得てしてこんなところは値段があってないようなもので、
最初に吹っかけられた値段の半分ぐらいが落としどころとよく言うが、
ワシがこれが実は「値切り」というのが非常に苦手である。

そこで強い味方!!香港在住のももさんが値切ってくれた。

GekitetxuMomosan.jpg

写真真ん中の人ですが、いや〜人相悪いですねぇ。。。(笑)

実はももさん、この激鉄MAXの撮影のために、
「香港で一番人相の悪い人紹介して〜」
と言ったら紹介された人で、本当は笑顔の素敵な優しいオジサマです。

まあでもバトルのような香港の値切りでこの人相で本気で立ち向かって行ったら勝つわのう・・・(笑)

店員「500元!!」
ももさん「200元!!」
店員「300元!!」
ももさん「200元!!」
店員「250元!!」
ももさん「200元!!」
店員「230元!!」
ももさん「じゃあ230元!!」

と、この値切りが魚市場のセリのように物凄いスピードで一瞬で決まるのだ(驚)

まあそんなわけで結局この便利なキャスター付きリュックが日本円で5000円以下で手に入った・・・

現在はこれさえあれば、昔のリュックに着替えなどを満載して、
電気機器はこれに入れて引きずって何日でも旅が出来る。

今回のこの怒涛のスケジュールでも非常に助かったぞ・・・

何せリュックふたつとも機内持ち込みの荷物に出来るので、
預けた手荷物を待つ時間が短縮されてこの分刻みのスケジュールを無事にこなすことが出来た。

ももさんありがとう!!!
また香港行ったら飲みましょう〜

Posted by ファンキー末吉 at:08:08 | 固定リンク

2016年6月 9日

頑張れアイドル!!

年末にファーストコンサートで故郷に錦を飾った邵雨涵(Shao YuHan)......

もうね、可愛いの・・・(笑)

いや別にルックスが好みでもないのにワシが心を奪われてしまった理由、
それは実はこのブログに書いてたと思ったら書いてなかったんだけど、
彼女がこの打ち上げの時にワシにこんなことを言ったのよね・・・

「私はこの辺の農民の家から出て来た歌手なんです。田舎者ですがよろしくお願いします」

実はこの言葉で心を鷲掴み・・・

中国で「農民」というと実は最大の侮辱の言葉で、
カースト制度のように金持ちは永遠に貧乏人を搾取し続けて大きくなって来たこの国で、
永遠に抜け出せないはずのカーストの最下級から、
この娘が大スターになろうとしている・・・

それがワシの心をくすぐるのよね・・・

怒涛のスケジュールでこなした2回のリハの時も、
彼女は本当によくワシと接してくれた。

アイドルのバックもやるチャンスは多いが、
「なんか偉いドラムの人が来た」
と緊張するだけの歌手やら
「どうでもいい」
とばかり全く普通の歌手やらいろいろいる。

彼女は「超級女声」という社会現象にもなったコンテスト番組で、
それこそ社会現象になるほど大成功したZと同期だったと言うが、
実は「プロデュースしてくれ」と言って紹介されて会った時のZの印象は最悪だった。

スタッフがワシをプロデューサーとして押して、
本人にも紹介しようということで会議室で会うことになったのだが、
「何よこのおっさん」
という態度で取り付く島もなかった。

「Zの方が先にブレイクしちゃってねぇ・・・」

そうやって笑うこの農民の娘は、
いきなりとんとん拍子に大ブレイクしたZと比べたら、
「何とか私に力を貸して下さい」
でなければここまで来れなかったのだろう。

アイドルなんだから周りのいろんな才能を自分のために集めて、
それで初めて大きな「商品」となる。

だからなのか何なのか、この農民の娘には
「彼女のためなら何でもやってやりたい」
と思わせるような何かがあるのだ・・・

年末の初コンサートから半年あまりで、
湖南大劇場という大きなところでソロコンサート、
そしてこれを皮切りに全国をツアーで廻るという・・・

なんかそんな「大きな渦」を感じるのよね・・・


コンサートは大成功!!

ShaoYuHanHuNanDaJuYuan.jpg

特筆すべきは毎回メニューにドラムソロがあるのな。

前回はオープニングがドラムソロで、
ドラムソロ終わりからロック調のオープニング曲に入るという構成だったからいいものの、
今回は・・・

ShaoYuHanHuNanDaJuYuanMenu.JPG

全く何も関係のないところにぽこんと鼓Solo !(◎_◎;)

しかも「着替えがあるから5分ドラムソロやってね」って5分って長いよ・・・
やるけど(笑)

有名人のコメントVが流れて、
その後ダンサーだけで1曲踊って、
「じゃあ始めてください」
っていきなり何の脈略もなくドラムソロ!(◎_◎;)

着替えが終わったらキューマイクでそれを知らされ、
適当に締めてドラムソロを終える。

メタルバンドみたいに終わったらバンドのみんなでかき回し入れて・・・
などない!!(キッパリ)

勝手に始まって勝手に終わる(笑)
終わったら歌手が出て来て何事もなかったかのようにMCを喋り始める(爆)

まあ世界広しと言えどもこんなドラムソロを叩く(叩かされる)ドラマーはワシぐらいしかおらんわのう・・・

でも彼女が喜ぶのだ。

着替え終わってステージに戻って来たら何か金髪獅子王みたいなのがもの凄い形相で何かもの凄いかも知れないことをやっとる・・・

好きなんだと・・・(照)

「ずっと私のバンドでこのもの凄いドラム叩いて下さいな」
ってあーた!!(赤面)

でも彼女のスタイルはと言うとこんな感じのB級ディスコで、
基本「ドチタチ」しかやってないんやからワシでなくても誰でも、
いや機械でも立派にこのステージはこなせるぞ!!(涙)

でも客には相当ウケているようだ。

会場を出たらワシの事が誰とも知らない客に捕まって写真攻めにあうし、
打ち上げでも歌手の次に写真攻めにあう・・・

金髪獅子王、モテ期か?(笑)

JinMaoShiWang.JPG
(オリジナルはこんなキャラらしい)

さてそんな中、打ち上げ会場でサイン攻めにあいながら、彼女が何やらふっと鬱陶しそうな表情をしたのを見逃さなかった。

B級ディスコが売りのB級アイドル(失礼)である。
打ち上げに集まる湖南省の田舎者(失礼)も所詮はB級(失礼)のファンかも知れない。
それこそ「農民(むっちゃ失礼)」と陰口を言われる人たちかも知れない。

でもその人たちがお前を支えてくれている。
お前はその人たちと一緒に大きくなるんじゃないのか?

ワシが出会った香港のアイドル達は人前では絶対に笑顔以外は見せない。
WINGだって人生で一番辛い時にもマスコミには笑顔で接していた。

アイドルであるお前がそれが出来なくてどうする!!

「よし、今度会ったら説教でもしてやるか!!」
と思ったらいきなり「ザリガニを食いに行こう」ということになった。

LaoChangSha.JPG

昨夜バンドのメンバーと「老長沙(LaoChangSha)」という有名な店でザリガニ食った写真をWeChatにUPしてたら、
「何よ〜みんなで美味しいもの食べて〜明日本番だから私だけ食べられないじゃない」
と拗ねてた(可愛いのだ)ので、
今日は地元の人との打ち上げもそこそこにどうしてもザリガニを食いたかったのだろう・・・
(それもアイドルとしては問題なのじゃが・・・)

スポンサーなどと一緒のテーブルからバンドのテーブルに逃げて来て、
「今日は絶対ザリガニ行くからね」
とみんなに耳打ちしていた。

そして打ち上げを早めに切り上げてバンドのみんなとザリガニ!!

LaoChangShaXiaoLongXia.JPG

いや〜これだけの量のザリガニを食ったのも初めてやなぁ・・・(笑)

彼女はと言えば綺麗な衣装をジャージに着替え、
でもそのジャージやシャツ自体がかなりのブランド物なんやろな、
ワシなんかが着ているどうでもいいようなジャージとは全然違う・・・

その真っ白な高級シャツにザリガニの染みが・・・

ShaoYuHan2016ChangShaYiFu.JPG

ステージのメイクのまま、それとアンバランスなジャージ姿、
そしてその白いシャツもザリガニの汁で汚れている・・・

なんかこのアンバランスな艶めかしさが彼女なのかも知れんなと思う。

全員とイッキしてしこたま飲んだ彼女は、
また傍の事務所に社長(おっさん)のほっぺにChuってしてた。

まあキス魔と言って酔うとキスする女性はいるが、
彼女もそうなのかも知れないし、それがセクシー派で売ってる彼女ののし上がってゆく方法論なのかも知れない。

でも田舎生まれのさっぱりとした性格の彼女がやるとまるで嫌味がない。

頑張れ、農民の娘!!出来る手段は何でも使ってお前はお前のやり方でのし上がってゆくのだ。
そしていつか同期のZを見返してやれ!!

ps...

「君の曲は中毒性が高くてメロディーが頭にこびりついて数日仕事にならないのよ〜」
そう言うと彼女は面白い言葉を使った。

「そうなのよ〜私の音楽は"洗脳音楽"って言われてるの〜」

そうか「洗脳音楽(XiNaoYinYue)」かぁ・・・面白い中国語だなぁ・・・
などと考えながらしこたま酔っ払ってホテルに帰る。

朝起きて鏡を見てびっくりした。
何故ワシはこんなTシャツを着ておる!(◎_◎;)

ShaoYuHanTshurt.JPG

スタッフが着てたのを「ワシもこれが欲しい」と言って奪い取って着てるのぢゃな・・・
これでは最前列で野太い声で応援している気持ち悪いアイドルお宅と全く変わらんではないか!!(>_<)

完璧に「洗脳」されとる・・・

まあTシャツの着心地もなかなかいいので、
彼女の曲がまた頭の中をリフレインしている日にはこのシャツ着て街を歩いてやるか・・・

Posted by ファンキー末吉 at:17:14 | 固定リンク

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