ひとりドラムの軌跡
ドラムセットと伴奏をPA設備さえあれば全世界どこにでも行きます!!
呼んで下さい!!こちら


ファンキー末吉BLOG モバイル版はこちら
最新のひとりごと
江川ほーじん募金
カテゴリー
JASRACとの戦い
Live Bar X.Y.Z.→A
Pさんの話
おもろい話
おもろい話(中国のその他の地方)
おもろい話(北京)
おもろい話(日本)
おもろい話(最優秀作品)
おもろい話(香港とその他の外国)
アウェーインザライフの素敵な仲間たち
カテゴリを追加
カンボジア希望の星プロジェクト
キャンピングカーにて国内ツアー!!
デブが来りてピアノ弾く
ドラムの叩き方
ファンキースタジオ八王子
全中国Pairのツアー
全中国ドラムクリニックツアー
北朝鮮ロックプロジェクト
布衣全中国ツアー
日本人なのに教育を受けられない問題について
李漠(LiMo)の話
筋肉少女帯
重慶雑技団
零点(ゼロポイント)復活計画
バックナンバー
バックナンバーを表示

このブログのフィードを取得

powered by ウィズダム

X.Y.Z.→A オフィシャルサイト 八王子 ライブバーX.Y.Z.→A 爆風スランプトリビュートアルバム WeLoveBakufuSlump
今回新録された楽曲のみを
おまけComplete」
としてCD化しました。
OmakeCompleteJacket.jpeg 爆風スランプトリビュート盤を既にご購入されている方は、このCDを買えば「完全版」となり、更には他のCDには収録されていないファンキー末吉の「坂出マイラブ」も収録されてます。
「完全版」としてセットで買うと500円お得な2枚で3500円のセット販売もあります!!
ファンキー末吉関連グッズ
(書籍)











ファンキー末吉関連グッズ
(CD、DVD)


















ファンキー末吉関連グッズ
(その他)

ファンキー末吉楽曲配信サイト

2019年2月 9日

このイベントはSold Outしました

たくさんの申し込みどうもありがとう御座いました。
このイベントはSold Outしました。
2月9日24時(2月10日0時)このイベントの予約を終了致します。
引き続き他のイベントもよろしくお願い致します。
https://www.facebook.com/events/536308256876683/

Posted by ファンキー末吉 at:22:36 | 固定リンク

2019年2月 8日

江川ほーじん募金

江川ほーじんが、2018年12月上旬に交通事故に遭いました。懸命の治療を続け、少しずつ回復の兆しは有るものの現在も意識は戻っていません。


この度、募金を集めてご家族にお渡しし、少しでも役立てて頂きたいという気持ちと共に、より良い治療環境により一日も早い復帰をと願う気持ちを込めて、ファンキー末吉/西野やすし/西村ヒロ/の3名を発起人として「江川ほーじん募金」を開設致しました。

(振替口座を現在申請中。承認待ちです。承認され次第ここに募金口座の詳細を発表致します)

この3名が「連絡委員会」として、募金の状況や病状の報告などもさせて頂きます。

なおこの会は、あくまでもご家族からの報告を皆様にお伝えする立場ですので、ご質問頂いても回答が難しいことをご理解願います。
また、ご家族や病院などへの問い合わせも治療の妨げになりますのでどうかご遠慮下さい。
 
心配でしょうが、ここは本人の「生命力」を信じて一緒に良い知らせを待ちましょう!
専用のメールアドレスを作りましたので、励ましのメッセージ等あればこちらにお送り下さい。
ほーじんの意識が戻ったら、真っ先に見せてやりたいと思います!


egawahojinbokin@gmail.com

江川ほーじん募金連絡委員会

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
つきましては緊急告知!!
病床にある江川ほーじんを救済するために、ゆかりのあるミュージシャンがチャリティーライブを立ち上げました。

2月24日(日):浜松アブホール
〒430-0805 静岡県浜松市中区相生町21−8
電話:0534637966
「江川ほーじん応援イベントin浜松」
出演:ファンキー末吉、お色気の秘宝館、KCS、ビートルーズ、ももクロZZ(スペシャルボーカルとっち)、Mariabella、他
スタート:12時頃
料金:2000円
予約の方はこちら〜toshihiko.ishizuka002@gmail.com

25日(月):学芸大学メイプルハウス
http://www.maplehouse.jp
「帰ってきて手数セッション」
出演:Gt.田川ヒロアキ、Ds.菅沼孝三、Ds.ファンキー末吉、Ba.江川ほーじん(音源のみで参加)
開場:19:00、開演:19:30
予約:3000円、当日:3500円(学割各1000円引き)
予約はこちらからお願い致します。
info@maplehouse.jp

26日(火):目黒ライブステーション
http://livestation.co.jp
「江川ほーじんチャリティーミニライブ」
(このイベントはSold Outしました。どうもありがとうございました)

27日(水):目黒ライブステーション「ほーじん早よ帰って来いJamセッション(参加自由)」
http://livestation.co.jp
出演:
ドラム:ファンキー末吉、岡地曙裕、石田一郎、小野秀夫、他
ベース:江口弘史、のぶた、他
ギター:西野やすし、他
ブルースハープ:西村ヒロ、他
ボーカル:木村直樹、チャカ、他
開場:19:00、開演:19:30
予約:3000、当日:3500
予約はhttp://livestation.co.jpの下にある予約フォームからご予約下さい。

3月2日(土):高円寺Club Roots
http://www.muribushi.jp
「爆風銃、MEN-SOUL+ビデオ上映オールナイトパーティー」
爆風銃:Ds.ファンキー末吉、Ba.江川ほーじん(音源のみで参加)、Perc.スティーブ衛藤(音源のみで参加)、Gt.ドゥワップかんじ、Kb.ホッピー神山、Vo.マーシー松本
MEN-SOUL:Vo.谷津 直行、Gt.谷本 英樹、Key.石川 洋、Ba.仮谷 克之、Ds.佐藤雅康
開場:23:30、開演:24:00
予約:4000、当日:5000
予約はこちらからお願い致します。
http://www.muribushi.jp/contact18.html

Posted by ファンキー末吉 at:14:18 | 固定リンク

2019年1月17日

キーボードという「楽器」

「縁」というものは不思議なもので、
中国でのツアー先から「一番安く行ける暖かい国」でチケットを検索したらそれがカンボジアだった。
やることもないのでデスメタルバンドでも探そうとSNSに書き込んだら
くっくま孤児院にバンドがあるよ」
という情報が流れて来て、
全く興味がなかったのだけれどもヒマだったから行ってみたら・・・

この演奏に心を鷲掴み!(◎_◎;)
そしてこの子たちをカンボジアで一番のスターにするプロジェクトが始まったのです。

そしていろいろ試行錯誤しながらやり始めてみたら・・・

なに、この子・・・逸材!!!(◎_◎;)
もうね、この歌を聞いてるだけで涙が出て来た・・・


そしていろいろわかって来るのだが、
この子はやっぱこの「バンド」でやっていきたいのだと・・・

まあね、一緒に孤児院で育った「兄弟」みたいなもんやからね、それはとてもいいこと・・・

・・・というわけで、ボーカルだけではなく各楽器のこともいろいろ考えてアドバイスをする・・・

まあドラムは教えることはいっぱいあるからいいとして、
ベースはスラップ奏法などやってみようかとか、
キーボードは・・・

と、ここで大きくつまづいた。

キーボード奏者ほどスタートラインに差がつく楽器はない。
「昔ピアノを習ってた」とかがスタートラインになるので、
当然ながらピアノを習えるような状況ではなかったこのキーボードの子は「奏者」としては全くスタートラインが違い過ぎるのである(>_<)

でもね、最近のキーボード奏者って、「弾く」というよりは「アレンジ」、
コンピュータを使ったDTMがこれだけ発達した昨今、
全く鍵盤が弾けないキーボード奏者とかもゴロゴロしていて、
そんな「キーボーディスト」がヒット曲を連発出来る世の中になった。

ところがこのキーボードの子はそのDTMを持っていない。
つまり「楽器」を持ってない・・・
「ドラムを叩きたいのだけれどもドラムセットを持ってない」のと同じである。

そこで非力なマシンではあるが使ってないMacBook Airがあったので、
それをまっさらにしてLogicだけを入れて彼専用の「楽器」にしようと思い立った。

DTMソフトは最近は「Studio One」を使ってる人が多いと聞くが、
まだ私はマスタリングのISRCコードを書き込むだけにしか使ったことがないので、
現在よく使っているLogicの方が何かあった時に教えやすいと思ったのだ。

全然使ってない古いMIDIキーボードもあったので、
「誰か日本からカンボジアに行く人いませんか〜」
と募ったら、
この「くっくま孤児院」を運営するNPO法人の代表の方が今月カンボジアに行く(帰る?笑)というので、池袋に停めたのキャンピングカーの中で(笑)使い方をレクチャーしたというわけだ。

いっぺんにいろんなことを教えてもパンクするので、
今回はオーディオ録音は省いてMIDI録音だけをレクチャーすることにした。

オーディオ録音は3月にまた行くのでその時にして、
その時までにMIDIキーボードで多重録音が出来るようになってて欲しい・・・

とか考えながらレクチャーしてたらふとこんな事が頭をよぎった・・・

これ、別にキーボード奏者だけじゃなく、
ドラマーでも誰でも興味がある人がこれを使いこなしたらそれでええんとちゃうん!(◎_◎;)・・・

そう、こうして日本のおじさんドラマーもこれを使いこなしてそれで立派に「商売」しているではないか・・・

時代が変わって、「ピアノが上手い」のが「才能」ではなく、
むしろ「機械が好き」なのが才能みたいな時代になっている。

このおじさんはテレビゲームはやった事ないので、
何やらのゲームでゴールまで行くって、それはそれは遠い遠い物凄い事だと思うけど、
子供たちは毎日遊んでるだけでこのおじさんが考えられないようなところに行ってしまう・・・

それと同じで、このDTMを使いこなすのもゲーム感覚でやれば早いだろう・・・

子供は何でも早いからなぁ・・・
次に行った時には立派にこれを使いこなせている事を楽しみにしとくぞ〜


Posted by ファンキー末吉 at:02:37 | 固定リンク

2019年1月15日

中国のスケジューリングもう無理!!(>_<)

去年から参加している布衣の全中国ツアー
春と秋には毎年数ヶ月に渡って全中国を廻る・・・

まあこれがあると他の歌手のツアーはスケジュールがぶつかるのは仕方ない。
「Funkyのスケジュールに合わせるよ」
と言ってくれてるので、
去年の秋にはど真ん中にX.Y.Z.→Aのライブがあったのでついでに「おすし」のレコーディングツアーも入れて、結局布衣は秋の前半と後半という風に2回に分けてツアーを廻ることにしてくれた。

毎年冬にはジェイル大橋のTOセッションが入るのだが、
今回は東阪名のツアー!!・・・まあ布衣のツアーは終わっているので大丈夫!!

・・・と思ったら突然WingとPaulのワールドツアーのオファーが来た!!

リハーサルが香港で3回もあり、最初のリハーサルは布衣のツアー中(>_<)

だがよくよく見ると、甘粛省张掖からツアーファイナルの北京までのぽっかり空いた数日にぴったりスケジュールが入る!(◎_◎;)

同様に2回目のリハはその北京からTOセッションの間、
本番も含めた3回目のリハはTOセッションのツアーの隙間にぴったり入った!(◎_◎;)

もうね、「奇跡」である。
これは黄家駒が私に是非彼の遺作を叩いて欲しいのだろうとそう思えて仕方ない・・・

しかし「ワールドツアー」である。
そこから後のブッキングが絶対にぶつかるに違いないと思ってたら・・・

2月16日広東省佛山・・・無理(>_<)
2月は旧正月があって毎年中国では仕事がないので日本でツアー入れてるのよ〜(涙)

まああちらはスタジアムクラスのワールドツアー、こちらはライブハウスの小さなツアー、
先方にしたら「それキャンセルしてこっちやってよ」と言わんばかりであるが、
これはフリーのミュージシャンにとっては「生き様」に関する問題で、
私はやはり「こちらの仕事が大事」とかいう考えを持っていない。

先に決まっているものは自分の「責任」として「キャンセル」はしない!!

さすがの黄家駒もそこまではやってくれんかったんやなぁ・・・
と諦めていたら・・・

「佛山のスケジュール動きました!!」・・・(◎_◎;)

しかしその日は仮でスケジュールが入っている(涙)
しかし無茶な移動をすれば本番飛び込みで行けないことはない・・・

「リハとサウンドチェック参加出来ないかも・・・」
恐る恐るそうそう伝えて見ると・・・

「お前はそれだけ上手いんだからリハはいいよ。他のドラマーでやっとく」

!(◎_◎;)・・・

それはありがたい!!
・・・というわけで飛び込みで行く覚悟を決めてたら・・・

「佛山のスケジュール、また動きました!!」・・・(◎_◎;)

後ろに動いてくれる分にはむしろ都合が良い\(^o^)/
これなら楽しい楽しい香港でのリハーサルにも参加出来るではないか!\(^o^)/

というわけでこれは決定!!
しばらくしたらタイのスケジュールが上がって来た・・・

4月かぁ・・・布衣のツアーのど真ん中やなぁ・・・
まあまた迷惑をかけることになるが布衣に言ってスケジュール空けてもらう・・・

5月に四川省のスケジュールが上がって来る・・・
日本で高田馬場音楽室一週間が入ってるがな・・・(>_<)

でもこれはまだ大決定ではないので関係者全てにお願いして一週間前倒しにしてもらう・・・

その後、6月にマレーシアとシンガポール・・・
うん、もうそこまで来ると何もぶつかるスケジュールはない\(^o^)/

もうね、思わず天を見上げて黄家駒に手ぇ合わせましたがな・・・


さて何事もなく平穏に暮らしていた数日間・・・そこでは実は大きな戦いがあった・・・

アメリカがトランプ大統領でビザ申請が厳しくなったのと同様で、
ここ中国でも就労ビザの取得がどんどん難しくなっている。

音楽の道を志して以来、
「学歴なんかどうでもええ!!」
とばかりに生きて来たが、
今や中国では大卒や博士号とかないと就労ビザの取得も難しい!(◎_◎;)

これもアフリカから不法就労で出稼ぎに来て中国の労働者の仕事を奪うという、まあアメリカと同じような理由によるものだが・・・

60歳になるともう就労ビザ申請も受け付けん!(◎_◎;)

つまりこうだ。
中国政府としては、大学も出てない60歳の年寄りみたいな人材は必要ない!!
我が国に来ないで頂きたい・・・

ぐらいの勢いである(涙)

59歳のうちに申請しとかないと大変なことになるとばかり、
それはそれは煩雑なビザ申請をやっているのだが、
日本の中国大使館でビザが下りて、
次に中国に入国したら居留証の申請とかでパスポートを預けるので1ヶ月から1ヶ月半国外には出られない(>_<)

まあ布衣のツアーでずーっと中国にいるからいいか・・・
と思ってたら4月のタイのスケジュール・・・

佛山が後ろに動いたから、もっと早く中国に入国して申請しとけばタイには間に合うか・・・
と思ったらリハが香港・・・

香港は返還されたからもう「中国」でしょ?
・・・と思ったら、移動手続きとしては「出国」になるのでパスポートが必要(>_<)

つまりタイに合わせてビザを申請したら香港のリハには参加出来ない。
香港のリハに参加したら佛山終わってからの居留証等の申請になるのでタイの頃にはパスポートがないので出国出来ない(>_<)

そんなこんなのうちにまたタイのスケジュールが動いた・・・
しかも前倒しになったのでもう絶対に出国出来ない(涙)

布衣の方ももうスケジューリングで悲鳴を上げる。

「こんなにころころ変わってたらブッキング出来ないじゃない!!」
女性マネージャーにキーキー言われる(涙)

おまけに香港側からは今度は5月の四川省のために前にずらしたスケジュールと全くバッティングするスケジュールで遼寧省のツアーが入る・・・

もう・・・無理!!(>_<)

本番スケジュールが決まったら容赦なく香港でのリハーサルスケジュールが組まれるのだが、
香港に住んでるみんなはいいけど、こちらはそんなに何日も香港におれまへんがな・・・(涙)

「え?リハーサル参加出来ないの?」
お前は上手いからいいよと言ってたマネージャーももうピリピリし始めている(>_<)

畳み掛けるようにワールドツアーのグループでこんなメッセージが廻る・・・
「7月6日南京、7月20日深セン、みんなスケジュール大丈夫?」

そもそもこのグループのメンバーが、私を除いて全員この無茶なスケジュールに合わせられるっつうのが不思議で仕方がない。

キーボード奏者のバンマスなんかかなりの売れっ子プロデューサーのはずなのだが・・・

考えてみれば「レコーディング」というスケジュールだとコンサートと擦り合わせが簡単なのだ。
北京でスタジオミュージシャンしてた頃はこんなにぐちゃぐちゃになったことはない。
ツアーとツアーだからぶつかるのだ(>_<)

私はもう諦めた。
「大決定になったら連絡ちょうだい!!」
それまではメッセージも見んし、返事もせん!!

ツアーの仕事は1本参加出来なければ全部を失うのが常である。
「腕のいいドラマー」より「全部参加出来るドラマー」の方が重宝されるのだ。


「ワールドツアー」・・・この甘美な言葉の裏にこんなぐちゃぐちゃなスケジュールブッキングがある。
スタジアムクラスのコンサートが直前でころころスケジュールが変わる。

それもそのはず、東南アジアでやろうがアメリカでやろうが、
その主催者や現地スタッフやブッキングしてる人も含めて全てのスタッフは「中国人」なのだ・・・(涙)

Posted by ファンキー末吉 at:11:13 | 固定リンク

2018年12月31日

SING THE BLUES FOR YOUライナーノーツ

01:最後までよろしく
 (作詞:ザビエル大村・三井雅弘 / 作曲:ザビエル大村)

私が大村はんと出会ったのは2000年春のこと。
X.Y.Z.→A (エックス・ワイ・ズィー・トゥ・エー:Vo 二井原実、 G 橘高文彦、B 和佐田達彦、Ds ファンキー末吉)というバンドで「100本ツアー」と銘打って日本全国をくまなくツアーで廻っていた。
二井原実が喉の不調により関西方面のライブが何本かキャンセルになってしまい、共通の友人"三井はん"の紹介で大村はんのマンションに初めて泊まりに来た。
マンションには「ギター部屋」があり、見たこともないようなギターがいっぱい並んでいた。
その中から一本を取り出して弾いてくれたのがこの曲。
ギター1本でベースラインから伴奏、メロディーまで奏でる「ラグタイムギター」という奏法に度肝を抜かれた。


02:淀川リバーサイドBlues
(作詞作曲:ファンキー末吉)

谷町線「守口」駅からほど近い、淀川を見下ろせる
大村はんのマンションにあるCDはそのほとんどがブルース。
大村はんがギターを爪弾いてもその全てはブルース。
朝起きてからそんなブルースばかり聞いていたら、ついつい酒を飲みたくなる。
昼間っからウィスキーの水割りを飲みながら「ええなぁ」とブルースに酔いしれる。
当時このマンションの近所に「へんこつや」というホルモン屋があり、夕方にはそこに行ってホルモンを食う。
そんな数日間の生活でだんだんわかって来たのだが、このマンションにはちょっと前まで「嫁」がいたらしいが出て行ってしまったらしい。
「歌になるなぁ...」ということで出来上がったのがこの曲。


03:ハゲでよう見たら背もちっちゃいからずんぐりむっくりやけどそれでも今日からあたいの大事なだんな様(仮)
(作詞作曲:ファンキー末吉)

「髪」、いや「神」というのはいるもんなんですなぁ・・・
そんな大村はんにも「二人目の嫁」がやって来た。
爆風スランプの追っかけの双子姉妹のひとり。
双子というのは面白いことに二人でいつも一緒にいる。
学校も同じ、卒業して職場も同じ、趣味も同じ爆風スランプ、妹はサンプラザ中野、姉はファンキー末吉のファン。
また面白いことに双子というのは二人を一緒くたにされるのが嫌らしい。
「だったら一緒におるな!!」という話なのであるが、姉は姉、妹は妹、ちゃんと一人して区別してくれる相手じゃないと、結婚どころか恋愛とかも絶対にダメらしい。
そこで「髪」ならぬ「神」が登場!!
ある日、同じ大阪でサンプラザ中野のライブとファンキー末吉のライブが同じ日に行われたのである。
双子の姉妹はここで初めて別々に別れてライブを見に行くことになり、私のライブにひとりで来た姉を大村はんに紹介し、トントン拍子に結婚と相成った。
私は新郎新婦の紹介者として結婚式の仲人となり、披露宴で歌うこの曲を作ってプレゼントした。
思えばこの結婚式以来誰も歌うことがなかったこの曲を、私自身が歌い継ごうと思い今回アルバムに収録した。
タイトルは今だに仮タイトルのままである。


04:おお BEIJING
 (作詞:サンプラザ中野、作曲:ファンキー末吉)

爆風スランプが「Runner」「リゾ・ラバ」などヒット曲を連発していた頃、実は私の精神状態は一番よくない状態であった。
毎日テレビの娯楽番組などで忙殺され、「芸能界」というところが大嫌いになり、「自分は何をやっているんだろう」という思いがピークになって来たある日、友人の鍼治療に同行して初めて中国に旅行に行った。
その時偶然地下活動をしている中国のロックバンドのライブを見た。
血が逆流するほどの感動の中で「俺は中国人になる!!」と言って今に至る。
若かりし頃、黒人音楽を初めて聞いて「俺は黒人になる!」と言ってアフロヘアーにし「ファンキー末吉」と名乗って以来の人生の大転換である。
頃は1990年、前の年に起こった天安門事件以来、一番締め付けが厳しい時代の中国で、地下活動としてロックをやっている若者たちのことを思ってこの曲を作った。
サンプラザ中野はこの曲に天安門事件の民主化のリーダーの一人とその恋人をモチーフにしてこの詞を書いた。


05:ママの初恋
(作詞作曲:ファンキー末吉)

北京から帰った私は「心ここに在らず」でいつも中国ロックのことばかり考えていた。
爆風スランプが活動停止となったのもこれがひとつの大きな原因である。
そんな中、私は中国ロックを題材に小説を書き、それが「小説現代」に掲載され文壇デビューすることとなる。
この「天安門にロックが響く」という小説は、その後「北京の夏」という漫画の原作となり、それが翻訳されて香港、台湾で発売された。
中国共産党が支配する中国大陸ではもちろんご法度である。
私の嫁(当時)は中国人で、その両親が初めて日本に来てこの漫画を見つけた時、私にそれはそれはこんこんと説教をした。
「中国では絶対にやってはいけないことが二つある。
ひとつはエッチ系、そしてもうひとつは政府批判」
そしてこう強く念を押した。
「家族のうち誰かがそんなことをしていただけで、ひょっとしたら一族郎党殺されていまうかもわからないのよ」
そんな時代である。
だが私は当時、天安門事件で恋人を殺されるこの小説の主人公である女性ロッカーをモデルにしたこんな曲まで作っていた。
これは当時作ったコンセプトアルバム「ある愛の唄」の主人公(この女性ロッカーの子供)が、子守唄として母親から恋人との恋物語を聞くというお話である。

(小説はこちら、コンセプトアルバムの詳細はこちら、別バージョンのこの曲のMTVはこちらにあります)


06:あんた好みの女
(作詞作曲:ファンキー末吉)

その時代、私はよくオカマバーに飲みに行ってた。
年老いた化け物のようなオカマが経営する小さなスナックに行くと、「ようこそお化け屋敷に〜」とそのママさんがドスの効いた声で言うのが好きだった。
そこのメグちゃんという筋肉隆々のオカマ。
彼氏に振られたらしく私が一生懸命慰めていた。
「それでね、彼ったらね、腹いせに女なんか連れて来たのよ〜」
さめざめと泣きながら涙を流すメグちゃん。
「それで?どうなったの?」
「もちろん半殺しにしてやったわよ」
心は女、でも身体は筋肉隆々のメグちゃんが好きだった。
後に化け物のようなママさんが私にこう言った。
「あんたあの娘のこと好きでしょ、ダメよ〜あんたは女ともすぐに友達になっちゃうでしょ、そんな男はオカマにはモテないの。オカマはね、ち○ち○好きで人間捨てたのよ〜オカマ好きになるならすぐにやっちゃわないと」
オカマの世界も深い・・・
私もいつかこんなオカマと手を繋いで街を歩いてみたいものである、という曲。


07:あたいの100$の恋
(作詞作曲:ファンキー末吉)

売春婦に本気で恋をした男がいた。
貧乏なミュージシャンなのであるが、金が入ると彼女に全部使っていた。
無口な男なのだが、ツアー中に電話がかかって珍しく長話をしているのでついつい聞いてしまった。
「だからツアーなんだよ。仕事なんだ。帰ったらすぐに会いに行くから」。
女性と縁遠かった彼がやっと恋人が出来たのかと思ったらその売春婦だった。
「え?でも普通に一緒に食事したりしてるんだったらもう恋人じゃん」
私なんかは単純にそう思ったのだが、
「だって、やったらお金払わなくちゃなんないし・・・」。
私は彼にこう聞いた。
「でも・・・君は彼女のこと好きなんでしょ?」
これはちょっと困った顔でこう言った。
「いや、そんなにお金ないですから」
返答に困っているのか質問と答えが微妙に食い違っている。
「じゃあお金あったら結婚したいとか思う?」
「いや、お金ないっすから・・・」
また質問と答えが微妙に食い違う。
「もしあったらの話だよ。結婚したいと思う?って聞いてるの」
彼はちょっと間を置いて小さく頷いた。
涙なしでは歌えないBluesである・・・


08:Merry Christmas Blues
(作詞作曲:ファンキー末吉)

2000年ぐらいに北京に居を移した私に飛び込んで来た色んな世界情勢のニュースの数々。
アメリカの同時多発テロ、その対テロ戦争としてのアフガン侵攻・・・
そんな北京である日、ギターを爪弾いてたらふと浮かんだこのメロディーと歌詞。
遅筆な私には珍しく、最後まですらすらと歌詞が出来上がった。
そこでは生きていてもどうしようもないというほど悲しみに満ちた女性が世界平和を祈る。

その後とある中国の有名歌手がこの曲を歌ってくれて、その歌手が愛してやまないこの曲を作ったのが私だと聞いて涙を流して抱きついて来た。
(その時の話はこちら
この歌手にこんなにも愛されて、この曲はなんて幸せなんだろう、そして作った私もなんて幸せなんだろうと思った。
この曲はそうやって世界平和を願う多くのシンガーに歌い継いでもらいたいと、心からそう思う。


09:Star
(詞:渡辺英樹、作曲:丸山正剛)

一世を風靡したバンド「C.C.B.」のベーシストでありリーダーでボーカリストの渡辺英樹さん、
彼の最後のバンドとなった「VoThM」のレコーディングが北京で行われ、それが最後のアルバムとなって彼は帰らぬ人となった。
この曲は、その時にレコーディングされた曲である。
基本的に自分の作った曲しか歌えない私が、それからこの曲を歌い継ごうと決意した。
毎回毎回ライブの時に、
「あんたほど上手くは歌えないけどね」
と天国の英樹さんに言い訳しながら歌う。
「かっかっかっ」・・・生きてる頃の高笑いが聞こえてきそうである。
ところが北京の自宅でひとりで真夜中にこのテイクを録音している時に、いつもは絶対出ないようなこんな声や歌い方が突然出来た。
どうしてなのかわからない。
こんなテイクはもう二度と録れないだろう。
「かっかっかっ・・・その後のライブでは頑張ってこんな風に歌いなはれや!!」
天国で英樹さんがそう言って笑っているような気がした。


10:What a Wonderfull Night
(作詞作曲:ファンキー末吉)

私は、はすっぱな女が好きである。
まだ会ったことはないが自分のことを「あたい」と言い、相手のことを「あんた」と呼ぶ・・・
そんな女が本当に絶望したらどんな気持ちなのか・・・
そんなことを考えながら多くのBluesの曲を作ってきた。
しかしこの曲の主人公は珍しく男性である。
同様に人生に絶望し、この相手こそはと思った相手が、朝になったらいなくなってしまうことを知っている。
それでも「なんて素敵な夜なんだ」と歌う・・・
男性版Bluesの決定版である。


11:キーキー言われてもーたBlues
(作詞作曲:ファンキー末吉)

「世の女性という生き物は、どうしてあんなにキーキー言うのだろう」
世の男性は、口には出さないもののみんなこのように思っているに違いない。
ある時にアマチュアミュージシャンのジャムセッションでとあるベーシストに会った。
彼は本当に楽しそうにベースを弾き、そして本当に美味しそうに酒を飲む。
そしてこんなことを言うのだ。
「幸せだなぁ...ほんっと、金がないのと嫁がキツいのを除けば人生はほんっと楽しい!!」
この話を題材に、詞だけ書いてツアーに持って行った。
曲なんかは
「キーはDの3コードのブルース。手ぇ挙げたらブレイク!」
これだけでBluesの曲なんかすぐに出来てしまうのだ。
ライブの度に歌い回しやメロディーなどを変えてゆき、キーがDからEに、そして最後には金切り声のGまで上がり、ギターもオープンチューニングのスライドギターになって完成されたライブバージョン。
こうして全世界の男性の心の叫びを代弁するBluesが 出来上がった。


12:人は何で酒を飲むのでしょう
(作詞作曲:ファンキー末吉)

2000年に私がプロデュースしてデビューした「三井はんと大村はん」の代表曲。
当時のレコード会社にはJazzのレーベルがあり、そこで私のJazz系のユニットがレコードを出させて頂いていたためにそのレコード会社から発売させて頂くことになった。
ところがそのJazzのプロデューサーのトップの方が私の事務所に打ち合わせに来た時に、出来上がったばかりのこの曲が事務所で流れていた。
そのプロデューサーは打ち合わせを中断してこの曲に聞き入り、そしてこう言った。
「末吉くん、この曲は・・・哲学だよ!!」
ライブバージョンなので途中の間奏に喋りが入っている。
「結婚は判断力の欠如!離婚は忍耐力の欠如!!そして再婚は記憶力の欠如!!!」
哲学である・・・


13:65歳の地図
(作詞作曲:ファンキー末吉)

1989年にリリースされた爆風スランプの楽曲に「45歳の地図」という曲がある。
奇しくもちょうど20年後にこの「65歳の地図」という楽曲がリリースされることになるのだが、残念ながらアンサーソングではない。
「45歳の地図」は主人公が息子に、中学校の文集で「親父のようにはなりたくない」と発表されるお話だが、こちらの設定は息子ではなく娘。
定年退職を目前に控えて熟年離婚されるサラリーマンの悲哀と娘への愛情を歌った曲である。
私の友人にモリタカシという人間は存在するのだが、そこの家庭の物語ではない。
別の友人「E」の家庭が、実際に自分の部屋に食事を運んでもらってひとりで食べてたところからこのストーリーを思いついた。
もっとも「E」は同じ家にいながらご飯のお代わりが欲しい時は嫁にメールしていたのだが・・・

この曲のMTVはこちら

これら楽曲はこちらからダウンロード購入出来ます。
(視聴も出来ます)

Posted by ファンキー末吉 at:11:54 | 固定リンク

前の記事»
裏おすし