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2018/05/20

布衣春のツアー2018山東省その2

さて、済南駅を降りたらダッシュで走って、日照駅までの鈍行に間に合うか!!?
いっぱいの器材を抱えてデッキで待機する御一行・・・

駅員さんに
「乗り換えホームはどこ?近いの?」
と聞いてもよくわからない。

席なしで乗車しているおじさんが、
「ホームは近いけどねぇ・・・」
と知った顔・・・

「間に合わねえよ」

話好きの中国人は何でもずけずけとモノを言うので、
デッキの降り口付近ではさながら「討論会」である(笑)

「無理だ!!やっぱもうひとつ向こうの駅で降りよう!!」
LaoWoがそう判断してWeChatでみんなに連絡を回す。

降りてダッシュするつもりで待ち構えているスタッフも全員器材を置いて席に戻る。

当初の計画通り、次の「曲阜東」駅で降りて、
タクシーで「曲阜」駅まで走って、
乗れなかった日照行きの列車を待ち伏せするという作戦を遂行する。

いざやってみると実際は時間的には余裕!!
そやから言うたやろ〜(笑)

QuFuStation.JPG

駅ちっちゃ!!(笑)

QuFuHaragonashi.JPG

駅前で名物らしい中華クレープで腹ごなし、待合室へ入る・・・

済南駅で乗り換えられず、次の曲阜東駅まで行ってそこからタクシーで乗るはずの列車が停まる曲阜駅まで来て間に合った〜!\(^o^)/駅ちっちゃ!(笑) ここは孔子の故郷やと!(◎_◎;) 「子曰く」から始まる有名なお言葉がいっぱい書かれているがさすがに原文は難し過ぎてわからん(>_<) - Spherical Image - RICOH THETA

至る所に「子曰く」で始まる「論語」の原文が貼られているが、
聞くところによるとこの街は孔子の生まれ故郷なんだと・・・!(◎_◎;)

今度はゆっくり旅行で来たいもんじゃのう・・・
(田舎過ぎてさすがにライブハウスはないやろ・・・(笑))

待合室では小畑が切符を取り出して不思議そうな顔してスタッフに身振り手振りで何やら質問をしている・・・

あ、こいつだけ今何が起こっているのかわかってないのね(笑)

すまんすまん、よーしーずがいたら逐一説明してくれただろうが、
ずーっと中国語で話してて小畑に説明すんの忘れてた(>_<)

まあこういうこと(このブログ後半)ですよと説明してやっと納得(笑)

中国の鈍行列車は
「软卧(コンパートメント寝台)」
「硬卧(普通寝台)」
「软座(グリーン席)」
「硬座(普通座席)」
「无座(席なし)」
に分かれていて、
今回は昼間の移動なのだけれども「硬卧(普通寝台)」を取ってくれている!(◎_◎;)

曲阜から日照までの寝台車 - Spherical Image - RICOH THETA

6人部屋・・・知らないおっさんも一緒だけど取り敢えず横になったらすぐこてん・・・
5時間熟睡したらもう終点の日照でした〜

いや〜遠かった(涙)・・・いや距離じゃなく一番大変な移動やったな・・・ 日照って素敵な名前やのに雨(>_<) 海沿いなので海鮮なう〜 - Spherical Image - RICOH THETA

「日照」という素敵な名前なのにあいにくの雨(>_<)
海沿いなので海鮮を頂いてまたこてん・・・

ライブハウスはホテルの斜め前という絶好のロケーション!!
しかしこのライブハウスも暑かった〜(>_<)

いっぱい汗をかいたので冷たいビールを飲みたいところなのだが、
昼間っから気になっていたホテルの隣のお店!!

打ち上げはここしかないでしょう!!
ということで何故日本人こんなにこの店にこだわるのか全く理解出来ない中国人を説得してここで打ち上げ!!

次の日はお隣の临沂(LinYi)へ向かふ・・・

去年の中国でのサマードラムスクールを行った場所である。

次のツアー先「临沂」へごー!! 高速鉄道が通ってないので鈍行ですが1時間半でも敢えて寝台車!!・・・楽しい(笑) - Spherical Image - RICOH THETA

寝台車で食すインスタントラーメンは格別なのだ〜

寝台車で食うインスタントラーメンは格別なのです!! ほんとならビールも欲しいところだけど乗り打ちで本番だから我慢・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

瀬戸大橋がまだ出来てなかった頃の宇高連絡船で食す「うどん」と同じやね・・・(笑)


さて、
「今日やるライブハウスは昔院子に住んでたWenZi(ウェンズ)の店だよ」
と言われていたのだが誰だか全く思い出せない・・・

しかし会ってみると「あ、こいつか!!」と一瞬で思い出した。

LinYiWenZi.jpg

ステージ裏には簡単なレコーディングスタジオも作られていて、
その入り口にはワシの写真が貼られていた・・・

LinYiWenZiStudio.jpg

いや〜嬉しいねぇ・・・昔貧民街で一緒に暮らしてた連中がこうやって地元に帰って一国一城の主となって、
今一緒に廻っているエンジニアの海龍もそうだが、
こうやってお互いの「縁」が切れずにまた何かで一緒になれるというのは非常に嬉しいことである・・・

けどなぁ、WenZi、ひと言だけ言わせてもらってもええか〜
「アンダーグラウンドなのはええけど、掃除ぐらいせぇよ!!(笑)」

この日のドラムソロ!!

そしてこのまま夜中の1時半発の夜行列車に乗って次のツアー先「煙台」に向かうのだが・・・

今日のライブハウスは昔一緒に院子で暮らしてた仲間が開いた店だった!(◎_◎;) 積もる話もマウンテンなのだが、1時半の夜汽車で煙台に向かわねばならん(>_<) 1時間だけ打ち上げなう〜 - Spherical Image - RICOH THETA

1時間しか時間ないけど打ち上げ!!(笑)

寝台車は「软卧(コンパートメント寝台)」の4人部屋なのだが、
部屋割りでずーっと揉めている・・・

「デブほどイビキがうるさい」と言うが、
「幸福三大人」と呼ばれているこの3人は同じ部屋に放り込まれるとして、
あとひとり誰もその部屋に入りたくないのだ(笑)

無理やり2軍ベースの亀仙が押し込まれて、
「早く寝たもん勝ち!!」
のバトルが始まる・・・(笑)

次のツアー先「煙台」まで6時間半の夜行列車〜 「幸福三大人」と呼ばれてるイビキの大きい3人が同じ部屋に押し込まれ、今日は睡眠を賭けた命がけの戦いが始まります!!(笑) - Spherical Image - RICOH THETA

まあバトルの結果は・・・着いた瞬間のこの表情で想像してみて下さい(笑)

煙台着いた〜\(^o^)/ 誰が一番寝れたかはその表情にて(笑) やっぱ鈍行の旅は風情があるな・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

この一連のドキュメンタリー映像〜

「煙台(YanTai)」は渤海に面した素敵な港町。

そこで見つけた素敵な名前のギターショップ!!

YanTaiMetalGuitar.JPG

入らんかったけど(笑)

去年のツアーでは海が見える小さなライブハウスで、
100人ぐらいしかキャパがないのに200人客が来て、
結局100人ぐらいはライブを見れなかったそうなのだが、
そこがリニュアルオープンして立派なコンサートホールに!(◎_◎;)

クーラーも効いていて、久しぶりに冷静なドラムソロ(笑)

さて一行は今から渤海を越えて遼寧省大連へと向かふ・・・

YanTaiDaLianMap.PNG

「大連のこの小屋は歴代3番目に暑い小屋ですからね」
とスタッフは言うが・・・はてさてどんなことになりますやら・・・

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